こんにちは富士子です。
一つ前のブログ記事(乳がん術後4年の定期健診のため先週静岡がんセンターに行った)話の続きです。
この日はエコー検査も通常より待ち時間が長かったのですが、
その後のマンモグラフィ検査でも待たされました。
やっと名前が呼ばれて行ってみるといつもと勝手が違う。
いつもは検査着に着替える更衣室にまず案内されるのだけどいきなり検査室に入れられたことと、
対応も女性スタッフでなく男性でした。
その男性は「乳腺画像診断科の植松です、今日は最初にお話ししたいことがあります」と言いました。
乳腺画像診断科の部長である植松医師の存在は病院HP
で知っていましたし、多分私の画像もお世話になっていたと思いますが、お目にかかるのは初めてでした。
画像診断の医師がお出ましとは、エッ私悪いところ見つかった?と一瞬ドキッとましたが、まだ検査してないのでそんな訳ありません。
何だと思ったら、今日撮影した画像を富士フィルムが開発している新しい合成マンモグラフィーのための開発に使わせて欲しいとの事でした。
そういうことならどうぞどうぞと二つ返事で同意書にサインしました。
その後は女性スタッフにバトンタッチされていつもの流れで健側の左胸を上からと横からの二方向挟んで撮影しました。
挟まれるのも痛いのですが、撮影の間息を止めておかないとならないのが大変です。
静岡がんセンターのマンモグラフィーの機械は精密に撮影するため、
一般的なものより撮影時間が1分程度長いらしいのですが、
もうこれ以上息止められませんと言うギブアップ直前でオッケーが出るのですよ。
今回の検査結果は18日に聞きに行きます。
気にならない訳ではないけど、気を揉んだところで結果が変わる訳でもないので、それまでは考えないようにしてます。
さて、私はマンモグラフィーでは腫瘍が発見しにくいと言われる高密度乳房でしたが、運良くマンモで発見できたのです。
健康診断で引っかかって再検査に行った専門クリニックでも改めてマンモやりましたが、その画像では腫瘍が写ってなくてエコー検査で確定しました。
それだけ乳がんの画像診断は難しいみたいなので、今回の開発が進んで画像診断の精度が上がる事に協力できたらうれしい限りです。