子宮筋腫のため4月5日に山梨大学医学部附属病院で子宮+卵巣+卵管を摘出した富士子です。
本日術後8日目
昨日のブログで術後の経過絶好調と書いたのですが、昨晩からお腹が痛みロキソニンにお世話になってます。
いつもは朝ドラ見たらすぐテレビ消すのですが、体調が優れずそのままにしてゴロゴロしてたら「あさイチ」が子宮特集だったので観ました。
生理や子宮の病気で苦しんでいる女性は年齢問わず多いのだと改めて痛感しつつ、自分の子宮との黒歴史(?)振り返ってました。
小学6年で初潮迎え、数年は周期不安定ながらも痛くも痒くもなかったのに、周期が整い出した大学生から生理が重くなり、ひどい時には救急車で運ばれたことも・・・。
産婦人科の診察台を恐れて行かない人も多い中、私の診察台デビュー20歳です。
恥ずかしいよりもこの苦痛から逃れられる方が重要で、いい産婦人科があると聞けばせっせと通ってました。
20歳代の頃は子宮内膜症を疑い色んなところで検査受けたけど問題無し。
生理痛のつらさを一生懸命に医師(男性)に伝えるも、妊婦で混んでいる病院で検査で異常のない若い娘の話に熱心に耳を傾けてくれる人はいませんでした。
今ならピルとか処方してもらえるのでしょうけどね。
生理の時以外にも寝ていたら突然お腹に激痛が走ったことも何度かあります。
今思うとアレは卵管が一瞬捻れたのかと思うのですが、痛み止めを飲んで収まる間の間、布団の上で「痛い痛い」とわめきながらじぐるっていることしか出来ませんでした。
※「じぐるう」は静岡の方言らしいのですが、痛みにのたうち回ることを言います。
その後30歳代中盤で生理痛は落ち着いてきたのですが、排卵痛があったり、子宮筋腫が着々と成長して先日のオペに至ったわけです。
こんな感じで若い頃から子宮の不調があったので、私はがんになるなら子宮だろうと思って検査は真面目に受けてました。
そしたらノーマークの乳がんになってアレって感じでしたが。
子宮とともに卵巣をとるのは50歳では当たり前かと思っていたのですが、今はそんな事はないようです。私の場合は乳がんやっているので、卵巣がんになるリスクをなくすためにも取りました。
もう子宮がんも卵巣がんも心配する事はなく、痛い検査が必要でなくなるのは喜ばしいのですが、
女性ホルモンが出なくなると更年期障害が一気に進む恐れもあるので新たな不安は出てきます。
(卵巣摘出後のトラブルとか苦をつける事とかあさイチでもっと取り上げて欲しかった)
一度も妊娠して使う事なく、どちらかと言えば不調を起こす原因として心よく思っていなかった子宮ですが、女性ホルモンの事を思うと今までだいぶ助けられてきたのだと思います。
先日お別れした子宮に改めて今までありがとう、お疲れ様でしたと言いたいです。