さてさて、





たびガエルは

介護の業界で仕事をしてきました。




介護保険の

要介護認定が

どうしようもなく嫌いでした。










93歳の初枝さんに

訪問調査員が質問をするのです。











「おいくつですか?」と。









唐突な質問に、

初枝さんは自分の年齢が

頭から出てきません。







初枝さんは、
間違いなくはイライラしていてる!






自分の年齢がが分からない「自分」に。









そして






そんな質問をしてくる「わたしたち」に。









初枝さんの答えは、









「明日答えます。」





人に〇と×をつける

この調査の在り方が嫌いでした。






ただ、

同時にすげーなと思うのが、
正解か不正解かという

二元論ではかろうとする調査を前に、






いつも「頭の中の想像」を
軽ーーーく
超えてくるゆるく柔軟な返答。






「今の季節はなんですか?」





「いまの時期は白菜と大根じゃろーなぁ。」








季節を聞かれ、
部屋の中からみた太陽の角度で
その時期に植える野菜を即答する初枝さん。






「何かができることが〇

・何かを得ることが○」





そのために頑張りと努力を
惜しまなかった

たびガエルの中の
正しさの呪縛が

ゆるりとゆるんでいく瞬間。






お年寄りの寛容さに惹かれ、
自分の思考の枠が広がる瞬間。
当たり前のことに改めて気づく。






「正解はひとつじゃない」



そして





「答えはその人の中に在る」













たびガエルは介護の講師もするんだが、






公式LINEで










いい介護
いい子育て
いいパートナーシップ
いい教育







なんでもだけど、






「あなた」と「わたし」で

「いい○○」が







つくられていくんだと

たびガエルは思う。




親は子どもを育てるけど、子どもも親を育てるし、








パートナーシップは
「わたしの気持ち」を大事にするから
「あなたの気持ち」を大事にできる
「わたしの気持ち」を大事にしてくれるから
「あなたの気持ち」を大事にできる








学校だって、
先生は勉強を教えるけども
生徒は先生を成長させてくれるし、




先生から勉強を教わるけども
生徒から教わることだってあるし。









介護には、
「わたしたち」が「何ができるか」と
「お年寄り」が「どう在りたいか」があるよね。








「いい○○」をきづこうとしたら、

どちらが欠けても

うまくいかなかったりする。








「あなた」と
「わたし」で
「いい○○」ができる。







共同作業ね。
シェアね。








 

 

 

 

 

 

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