こんにちは、みきゆきです。
今日は私の持病、双極性障害の話です。
ある日、母が
この人の本を読んでみようと思う。ゆきと同じ病気の人。
とメッセージとともに坂口恭平氏を紹介してくれました。
紹介されたのはこの本。
その時はさして心が動かず(母が自分の病気に関心を持ったらしいことに驚きはしましたけどね)、「ふーん」ぐらいで終わりました。
母の意を汲んで(?)Twitterのフォローだけしておきました。
ですが先日、母は読み終わったその本をうちへ送ってきたのです。
本のタイトルを見てなるほどね、と思いました。
→「まとまらない人」
これ、私の自分評です。笑
坂口恭平という人に興味を持つのにはそれで十分でした。
そして昨日、たまたま覗いたTwitterで、坂口氏が5月1日からnoteで連載?していた『躁鬱大学』がついに最終回を迎えたと知りました。
最終回は第17回です。
『躁鬱大学』は、神田橋條治という精神科医が躁うつ病(双極性障害)について説いた『神田橋語録』という文書を教科書と位置付けた坂口氏の講義です。
坂口氏は『躁鬱大学』の中で双極性障害の人を『躁鬱人』と呼び、躁鬱は性格ではなく体質だとして、その特徴や行動様式を分析しています。
分析と言っても、坂口氏が自分の経験則に則り我々『躁鬱人』に対し生き方を説いてる、みたいな感じです。
独特の語り口は、立て板に水。
でも、ちっともうるさくないし、読みやすい。不思議な感覚です。
一般的には『病的』とか『病気の症状』と称されている我々の特有の感覚や行動様式が、たくさんの人に読まれ共感を集める記事になっているなんて、という新鮮な驚きがあります。
私は、双極の当事者はもちろん、すべての精神疾患を抱える人に読んでほしいと思いました。
私の感覚ですが、もしぢんさんが双極性障害に特化してお話されたらこんな感じになるのではないかと思います。
さて、双極性障害の治療が始まって1年が経ちました。
薬効があるうちで最低限量の服薬(リーマス)と月イチのカウンセリングですが、効いているのかいないのか正直わからない、というのが素直な感想です。
でも、再発がわかる以前よりはラクになったので、効いているのだと思います。
薬だけではなくて、いろんな人との関わりにより物事の見方が変わってきたことも大いに影響していると思います。
新型コロナウイルス感染症に関して、
withコロナ
などと言われていますが、正直「何を今さら」感がある人がこのブログ読者さんには多い気がしています。
なぜなら、病気と共に生きるなど、我々には当たり前の話だからです。
確かに我々は一生治らない脳の病気を抱えています。
『治ろう』『よくなろう』としている時は、病気を『悪』だと見なして排除しようとしている時なので、しんどいはずです。
ですが、『躁鬱大学』や『神田橋語録』にあるように、
躁鬱病は体質です
と受けとめれば、『治す』『よくなる』に関しては諦めようと思えそうです。
先日Google検索で「双極性障害」を検索したら、Googleサジェストにこんなキーワードが出てきてひとり心を痛めました。
双極性障害 性格悪い
躁うつ ウザい
まぁ…そうかもしれないな、とも思いますが、これって
貧血 性格悪い
歯周病 ウザい
みたいな違和感があるよな、と思いました。
変な一般化はやめてほしいなぁ。
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