できる女性の朝時間活用法④ 朝食を科学する!メリット5つ | +Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

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おはようございます。
Sleep 女性と子どもの眠育サロン
代表 鶴田名緒子です。

昨日は、できる女性たちとのランチ会でした。
みなさん、ご活躍中の女性起業家の方ばかりの集まりでした。
もともと2人だったのに、どんどん人が集まっていて、プチ交流会状態に。

なんとなく、最近落ち込み気味の私。
親友に元気がないところを見抜かれていて、「大丈夫?元気なの?」って心配されました。
さ、さすが・・・。
そこからは、私のお悩み相談室みたいになってしまって。
大変なときはどう乗り切ったのかとか、こういうこともあったよ!!と励まされました。
またある女性からは、「辛いときも楽しいときもみーんなシェアしよう 」って言葉をいただいて、じーんとしました。
帰ってからも、いっぱいメッセージいただいたり。本当に元気になってきました。
同じ思いをしている女性たちに元気をいただいたのでした。
ハンサム女子、素敵すぎます!!
本当にありがとうございます。

長い前置きですみません。
今日は、朝活の締めくくりとして、朝食について書いてみたいと思います。

朝食、みなさん食べていますか?

 

良い機会なので、朝食を考えるきっかけになればと思い書いてみますね。

朝食のメリット5つ!

1. 1日のエネルギー源の補給(ブドウ糖→脳)
2. 体温をしっかり上げて目覚めを促す
3. 体内時計をリセット
4. 腸の蠕動運動を促し、デトックス習慣をつける
5. ダイエット効果を上げ、メタボ対策

みなさんは、1や2、4はなんとなく耳にしたことがあるかもしれません。
でも、3や5って、どうでしょうか?

子どもの「早寝早起き朝ごはん」というフレーズを聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは政府が提唱しているものですが、1日の活動に必要なエネルギーを朝食で補給して、体温をしっかり上げて目覚めを促進させようというものです。

「早寝早起き朝ごはん」全国協議会

1についてですが、ちゃんと1日活発に動けるためのエネルギー源を補給するのはもちろんのこと、脳にブドウ糖を届けるために朝食は必要です。
ブドウ糖、つまり炭水化物(ごはん、パン)をとることがポイント。
ただ、具のないおにぎり、パンのみだと、うまくブドウ糖が脳に届きません。

ビタミンB1の含まれた食材を合わせてとる必要があります。
卵、豚肉、ぬか漬けなどと取ると、効率よくブドウ糖を摂取することができます。
ちゃんと、脳を働かせるために、「ブドウ糖+ビタミンB1」の組み合わせはマスト。

もし抜いてしまうと、ブドウ糖を筋肉から取り崩して補おうとするので、筋肉量が減ってしまいます。すると、どうなるのか。
基礎代謝量が落ちてしまいます。また、筋肉量が減ると、運動しても燃焼できずにカロリー消費量が減ってしまうんですね。
そうすると、効率的なダイエット効果も得られませんので、代謝の悪い体になってしまうという訳です。

2ですが、人の1日の体温のリズムと関係しています。
人は体温が上がると目覚めます。
活動して覚醒している日中の体温は高いという特徴があります。
そして、夜眠くなるときに、人の体温は下がるというリズムを持っています。
朝食を食べることにより、この体温のリズムがうまく働いてくれるんですね。
そうすると、自然な目覚めにもつながっていきます。
朝食を抜いて、登園、登校、出勤すると、なんとなく頭がぼーっとしたり、眠気があるのは、そのためです。

3の体内時計について。
人はサーカディアンリズムというリズムがあり、1日の24時間のリズムより少し長い約25時間のリズムがあります。
メイン時計は脳の視交叉上核にあり、光によってリセットされます。
ところが、サブ時計は体の末梢系、つまり各細胞、遺伝子にバラバラのリズムがあると言われています。
サブ時計をリセットするのが、朝食なんです。
朝食を食べることによって、人のリズムを24時間に時計合わせをします。

ママの胎内にいる赤ちゃんは、光を感じることができませんので、ママの3食のリズムや睡眠のリズムなどで、体内時計の手がかりを得ます。
また、視力に障害を持っていらっしゃる方は、光を感じることができませんが、体内時計が完全に狂うことはありません。
それは、食事を手掛かりに体内時計を作っているからなんですね。

私たちが何気にとっている3度の食事、とくに朝食は、大きく時計遺伝子をリセットするのに重要な役割があるんです。

とくに、青魚の魚油は、体内時計を大きく動かすことが、研究でわかっていますので、朝食にアジの干物や、イワシ、マグロツナなどを取り入れてみるのもおすすめです。

4の蠕動運動は、老廃物を排出し、腸内環境を正常化させるのにみなさんもよくご存知でしょう。
日本人には植物性の乳酸菌が合うそうです。
納豆やキムチなど、上手に取り入れてみましょう。
洋食の場合は、ヨーグルトもおすすめです。

5はダイエット効果やメタボに関することです。
朝食を抜くと、その分1日のカロリーが落ちると思っている方も多いのではないでしょうか。
これ、全く逆の発想です。
朝食を抜くと、前述のとおり、筋肉量が落ちてしまいます。
燃焼しづらい体にしているのと同じで代謝が落ちて、とても非効率的です。

そして、前の日の夕食から昼食まですごく時間が空きすぎてしまうので、昼食と夕食にそのぶんカロリー過多の食事をしてしまいます。
人の体は危機的状況にセンサーが働くようになっていますので、飢餓状態と錯覚した体が、脂肪を溜め込むように働いてしまうんですね。
そうすると、さらに肥満が加速してしまう・・・。

ダイエットしたい女子、メタボが怖い中高年のみなさん、3度の食事はきっちりとってみてくださいね!

あと、朝食のメニューには、トリプトファンの含まれたメニューを取り入れてみてください。
トリプトファンは、体内で合成できない、必須アミノ酸。
食事からとりいれるしかないんです。
トリプトファンは、日中は「セロトニン」というホルモンで、幸せホルモンとも呼ばれていますが、気持ちが前向きになったり、目覚めや覚醒に関与しています。
そして、この「セロトニン」は夜になると、ぐっすりホルモン「メラトニン」に変化していきます。
「メラトニン」は睡眠のホルモンなので、分泌されると眠くなってきます。

この、ホルモンのリズムを整えるためにも、朝食に取り入れてみましょう。
たんぱく質をとるのがおすすめ。
豆類(味噌、納豆、豆腐)。
乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ、バター)。
鶏肉などにも含まれます。

朝食は科学的にも検証されています。
朝食は他の食事に比べて高カロリーでも太りにくいことがわかっていますので、朝食のメニューを考えることも楽しみに、楽しい朝活を実践してみてくださいね。

 「できる女性の朝時間活用方法」の過去記事はこちらです。

できる女性の朝時間活用方法① 体内時計を整える
できる女性の朝時間活用方法② 朝時間の楽しみ方
できる女性の朝時間活用方法③ ストップウォッチで行動をゲーム化してみよう

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 定員7名

●講座代: 4,000円
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