数日前、仕事帰りの地下鉄の中での出来事。
最高気温5℃というこの地方にしては極寒の日で、当然車内の乗客の服装は真冬仕様だった。この私もダウンジャケットにコーデュロイのパンツ、ショートブーツという重装備で、更に風邪予防にマスクをかけていた。

とある駅で若い女性が乗り込んで来て、私の真向かいに座った。私はその女性の着ているものを、見るともなしに見た。

厚手のダッフルコートにマフラーと手袋まで着けているのに、脚は何故か素足で夏物のつっかけを履いていた。その上半身と下半身のアンバランスさに、思わず目が釘付けになった。

女性は無表情で座っている。何か深い事情を感じ取れる風情でもない。ただ見事にちぐはぐなファッションで、黙って電車に揺られている。

他の乗客が上から下まで防寒第一の格好であるのに対し、彼女の服装は異様と言っても良かった。きっと私以外の人も、いぶかしく思っていたことだろう。
やがてその女性は降りて行った。夏物のつっかけの謎は、謎のままとなった。

彼女がああいう格好をしていた訳は、蓋を開けてみれば大したことではないのかも知れない。しかし妙に気になっている…。

 フランシーヌ(仮名 日本人)は、短大を出てすぐに派遣会社に登録した。本当は四大に行きたかったのだが、母子家庭である家の経済状況がそれを許さなかった。派遣会社から中堅企業に派遣され、そこで事務員として働いた。


 時給1200円で一ヶ月働いて20万をやや切るくらいの給料。そこから年金、保険料、交通費などを差し引くと15万程度しか残らない。3人いる弟の学費のため、家に6万入れていた。そうすると自分の手元には9万しか残らない。ボーナスなどはもちろん無く、フランシーヌの年収は200万未満だった。


 派手に遊ぶことも、着飾ることもなく黙々と働き続け、末の弟が大学を卒業する頃にはフランシーヌは29歳になっていた。家に入れるお金も減額され、時給も若干上がっていたので、これからは少し貯金して1年くらい留学しよう、と思っていた矢先、派遣会社をリストラされた。


 ファストフード店でしばらくアルバイトをしていたが、収入が大幅に下がり、貯金も思うようにできない中で、フランシーヌはだんだん焦りを感じるようになった。しかし家の経済状態は相変わらず悪く、最近体の調子の良くない母から「早く結婚を」とせっつかれるようになった。


 紹介してくれる人があって、同じ年のサラリーマンとお見合いをした。人柄が良さそうだったので結婚を決めた。母はたいそう喜んだ。


 夫の実家にほど近い公団住宅に新居を決め、フランシーヌの新婚生活が始まった。夫は優しかったが給料は安く、生活のため、近所のスーパーにパートに出ることにした。10時から6時まで週5日間、レジを打った。派遣時代よりも仕事はきつかったが、時給は700円に下がった。結婚して主婦になったことで、自分の労働力の値段が大幅に下がったことに、フランシーヌは理不尽さを感じた。


 仕事の忙しい夫は家事を手伝う余裕など無く、フランシーヌはパートも家事も全部一人でこなした。そうすることに疑問をさしはさむ余地など無かった。夫は毎日深夜、くたびれ果てて帰宅する。パート先で仕事が終わってから買い物を済ませ、夕食を作って自分は先に食べてから夫を待つのが、フランシーヌの日課になっていた。夫と二人の生活はそこそこ楽しかったが、どこか虚しかった。


 結婚して3年過ぎた頃から、実家の母と姑から「子供はまだ?」と折に触れ、催促されるようになった。正直フランシーヌは子供はまだ欲しくなかったのだ。短大を卒業してからずっと、自分のやりたいことより周りの都合を優先して生きて来たような気がする。まだ32だし、やっと生活も軌道に乗って来たのだから、もう少し自由でいたかった。夫は子供のことに関しては何も言わなかった。しかし長男であるため、子供がいないことに、何となく負い目を感じているようにも見えた。母親思いの夫は、親孝行がしたいのに違いない。


 それから更に2年過ぎ、さすがに周囲の催促をかわすことに疲れ始めたフランシーヌは、そろそろ子供を持ってもいいかなと思うようになった。しかしいざそう思って作ってみると、なかなかできない。1年ほど経ってもできず、ついに病院に通うことにした。このままでは婚家に居づらいからだ。


 1年不妊治療をして、3回目の体外受精でやっと双子を授かった。高額な治療のため貯金は底をつき、フランシーヌは精神的にも肉体的にも疲れ切っていた。妊娠が分かった時も、子供を授かった喜びよりも、もう治療をしなくて良い喜びが先に立った。しかし母と姑は、そんなフランシーヌの心には無頓着な様子で、「やっと目鼻がついた」と喜んでいた。


 今フランシーヌは、3歳になった男の子の双子に毎日振り回されている。育児は思っていたよりはるかに大変だった。相変わらず夫は薄給で、仕事は忙しい。39歳になったフランシーヌは、寝不足で朦朧とした頭で、ぼんやり考えた。「私の人生これでよかったの?今まで一つでも『自分が心から望んで』実現したことがあっただろうか?死んでもいいくらい幸せだと思えた瞬間があっただろうか?やりたい勉強も仕事もできず、周りに気を遣い続け、一生懸命その場をやり過ごしている内に、こんな年齢になってしまった。まだ何者にもなっていない自分が情けなく思える。結婚して子供にも恵まれて、傍目には幸せな人生かもしれないけど、私から夫と子供を取ったら何も残らない・・・これって本当に幸せ?」しかしそんな感傷も、ふざけて花瓶を倒して大騒ぎをしている息子たちを叱るために、一瞬で忘れた。


 女性は産む機械だと言った人がいる。もちろんそれは間違った見解だ。女性にもまず「市民」としての幸せ、役目があるのが本来であり、子供を産む産まないは人生のオプションの一つに過ぎないと思う。しかし現実には、「産む機械」になることでしか自分の居場所を確保できない女性はたくさんいると思う。このフランシーヌのように。

最近買ったちび金魚たち。今のとこ、元気で泳いでる。大きいのとも仲良しです。
今日は母方の祖母の命日。5年前の今日、84歳で亡くなった。

波乱に満ちた生涯を送った人だった。その人生はドラマチック過ぎて、小説の題材になりそうなくらい。いつかブログのネタにしようと思う。

決して優しいおばあちゃんではなく、むしろ性格はきつく厳しい人だったが、気丈で頭の回転が早く働き者で、5人の子供をほぼ女手一つで育てた女丈夫だった。

大変情の深い人で、どんなに貧乏しても子供は自分の手で育てると決め、養子の話が来ても全部断ったらしい。(昔は貧困ゆえに子供を他家へ養子に出すのが案外普通のことだった)

また自分も貧乏しているのに、優秀な甥の学費を援助してやったりもした。その甥は今は弁護士として活躍している。『叔母さんが居なかったら今の僕はない』祖母の葬儀の席で、その人は言った。
とにかく一言で言えば『偉大な祖母』だったのだ。孫を甘やかすタイプの人ではなく、私は余り祖母から優しい言葉をかけてもらった記憶がないのだが、苦労した体験談やそれに裏打ちされた人生訓は、子供の頃の私の体に沁み、今も私を形作る大切な要素となっている。私だけではなく、他の大勢のいとこたちもきっとそうだろう。祖母からもらったものはたくさんあると思う。

考えてみれば私も母も母のきょうだいも、その子供たちもみんな祖母から生まれたのだ。私たちはみんな、祖母のDNAを受け継いでいる。血が繋がっているとはこういう事なのだなぁ。 『血の繋がり』を意識する時、自分は一人ではないのだと感じる。

本当は今日墓参りに行くべきなのだろうが…寒すぎて断念した。(-.-;)代わりにこうしてブログに書いた。…供養になっているだろうか?

おばあちゃん、ごめん。今月中に必ず行くから…。f^_^;

 親友のSちゃんと、「将来どんな女性になりたいか」という話をしていた。


 Sちゃんは、同性にモテモテな女性になりたいという。若い女の子から、「知的で上品な女性」として憧れの眼差しで見られ、賞賛されたいそうだ。


 私はこの気持ち、よく分からない。女にモテたってしょうがないと思うからだ。┐( ̄ヘ ̄)┌


 「私はやっぱ男にモテたいな~ 女はどうでもいいや」と言ったら、「そこが私と夏ばちゃんの違うところだね」と言われた。


 Sちゃんに言わせると、男は所詮若い女に行ってしまうし、すぐに下心を持つし・・・だから「男にモテたってしょうがない」のだそうだ。それよりも、自分より若い女の子たちから「素敵な女性」として憧れの目で見られたい、と。


 所詮若い女に行ってしまいそうな男が自分をエロい目で見るから面白いんじゃないか(笑)


 若い女から「素敵なお姉さま」としてあがめられるなんてまっぴらだ。何か色々めんどくさそうだし(爆)女同士ってのは賞賛し合っているように見えて裏で嫉妬してるし、褒めつつ利用するようなしたたかさもあるしで、あんまり楽しい関係が築けそうにない。(そう思うのは私だけ?)やっぱり異性同士の方が気を遣い合って適度な緊張感もあるし、断然楽しそうだ。


 それに・・・男の下心はあっけらかんとしている。せいぜい「この女とヤレたらいいな」と思うくらいだが、女の下心は下手するととことん面倒みてもらおうと思ってたりするから、始末が悪い。実際私は年下の友人から、頼られて振り回されて疲れ切ったことがある。「妹キャラ」の女ほどたちの悪いもんはないと、その時思った。


 Sちゃんはきっと私のような体験はないんだろうなぁ・・・だから女同士の関係を過剰に美化して捉えているんだと思う。私は、実を言うと女の集団が苦手で、付き合うにしても一対一が原則だから、あんまり大勢の女と一度に付き合うなんてことはしたくない。女同士でする話って(特に大勢だと)とりとめのないことが多くて、うるさいばっかりで結局何を話したんだっけ、というような徒労感が残りがちだ。だから女の集団はイヤなのだ。


 私は、「みんなの人気者」でなくてもいいなぁ・・・気が合って信頼できる女友達が少数いれば。Sちゃんはその中の貴重な一人だったのだが、意外なところで差異を感じてしまった。( ̄_ ̄ i) やっぱり人は一人ひとり違うなぁ・・・


 Sちゃんも女を捨てきったビジュアルというわけではなく、けっこうキレイなのだから、まだまだ若い年齢で、現役引退しなくてもいいような気がする。エロスを忘れたら女は一気に老ける(と思う)。80を過ぎたら同じ年頃の男はみんないなくなるのだから、女同士でつるむのはその時まで取っておいて、それまでは異性の目をビミョーに意識しながら生きて行きたいな、私は。( ´艸`)

買っていた金魚が死んだ。

8月に縁日で3匹すくった。1匹はすぐに死んだが残りの2匹は強くてその後も元気で生き延び、かなり大きくなった。

この2匹は本当に仲良しでいつも寄り添って泳ぎ、時に体をつつきあってじゃれあい、眠る時も一緒だった。餌の時間になると揃って口をパクパクさせ、餌を催促した。

ここ2週間くらいで青藻が大量発生し、水がかなり濁ったので取り替えてやった。水槽をきれいに洗い、新しい水を入れた。

どうも、それがいけなかったらしい。仕事から帰って来たら、1匹水面に浮いていた。
水が冷たすぎたのかも知れない。半分は昨日からのぬるい汲み置きを使ったのに。ぬるま湯を足してやれば良かったのかも知れない。

残された1匹は相棒の姿を探すように、水槽の中を右往左往している。その姿が不憫で、泣けた。2匹仲良く並んで漂っている姿が思い出された。もうあのかわいらしい光景は見られない。

たかが金魚が1匹死んだくらいで、どうしてこんなに悲しいのだろう。

…幼稚園児か、私は。
魚と言えども情が移るってあるのだなぁ。イタイ記事ですみません。σ(^◇^;)。。。
ブログを始めてもうすぐ2年…今更こんなこと聞くのは恥ずかしいんですが…

どなたか…


プロフィール画像の作り方を教えて下さい!

いつまでもプロフィール欄がアメーバ人形じゃイヤ。(T-T)

 この間、とても素敵な女性に会った。


 仕事帰りにたまたま担当になったタクシーの運転手さんなのだが。偶然だが彼女はちょっと前、変な男に睨まれて困っていた時に乗せてくれた人だった。50年配の、水前寺清子か宝塚の男役のようなイメージのマニッシュな女性で、声も低く喋り方もさばさばしている。あまり「女性」を感じさせない人だった。


 今日は寒いですねぇというようなんでもない話から、運転手さんの前職の話になり、次第にプライベートな話題になった。彼女はタクシーの運転手になる前は、観光土産の会社の営業を10年ほどやっていたという。更にその営業になる前、22歳の頃から17年ほどタクシーに乗っていたそうだ。


結局古巣に帰って来ちゃったんですよ。向いてるんでしょうね、この仕事が。営業の仕事も面白かったけど、不景気でね。先が見えなくなったもんだから。タクシーなら食いっぱぐれないしね。他にも違う仕事を少ししたけど、一番長いのがタクシーかな。気楽なんですよ。お客さんと色んな話もできるし。


 彼女はさらりと言う。どうやらずっと一人で生きて来た人らしい。


あたしは結婚もしてないし子供もいないから、子育ての苦労は分かんないけど・・・でも一人で生きる苦労も楽しさも知ってますよ。一人だと自分の羽で行きたいところに自由に行けるんです。・・・羽が折れたこともありましたけど。

 

 笑いながらそう言った。


 「羽が折れたこともありましたけど」何気ない一言だが心に響いた。彼女はずっと一人でやって来て、普通に結婚して子育てしている女性よりも、波乱に富んだ人生を送ってきたのだろう。そうして50近くになって、あんな爽やかな笑顔ができる人になったのだから、おそらく今までの人生、背筋をシャンと伸ばして凛として過ごして来たのだと思う。たとえ何があったとしても、自分の芯がブレない人は素敵だ。


 当たり前だが、人の生き方は一つではない。幸せも不幸せも、結局はその人の姿勢次第、裁量次第・・・。こんな単純なことに、彼女と話をして改めて気づいた。家庭に収まって主婦やってると、どうしても世界が狭くなる。もっと広い視野を待たなくちゃなぁ。


 


 


ラジオで、『正しいうがいの仕方』を紹介していた。

ちゃんとうがいすれば、ただの水でもしっかり殺菌できて、風邪の予防になるんだそうだ。

さてそのやり方とは?

まず、コップ一杯の水を用意し、最初の一口は口に含む。そして口の中を洗浄し、食べかすなどをきれいに洗い流す。

次に二口目を口に含み、上を向いて水を喉の奥まで入れ、ガラガラと15秒程うがいをする。

三口目も同じようにする。これで完了。30秒たっぷりとうがいをすれば、バイ菌の繁殖を促すたんぱく質が、きれいに洗い流されるのだそうだ。

普通の水でもそれほどの効果なら、うがい薬入りなら鬼に金棒だろうと、イソジンを使ってやってみた。

最初のステップでかなり口の中がさっぱりし、次のステップで喉の奥までイソジンの味が浸透し、最後のうがいが終わる頃にはもうバイ菌なんか体内に一つも残っていないかのような、爽快な気分になった。これはいい。
但し15秒間うがいし続けるのは意外と大変だ。途中でどうしても飲み込んでしまいそうになる。5秒くらいずつ3回に分けてやらなければならない。
浦安市は成人式を東京ディズニーランドでやったらしい。


新成人たちはディズニーキャラクターたちと合唱し、大人になる誓いをしたと言う。


ディズニーキャラクターたちと合唱し大人の誓い…


何か根本的なことが間違ってないかい?┐('~`;)┌


それともギャグ?(・ω・;)