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foo-d 風土

自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

 小さな頃 料理学校に行きたいと親に言うと、そんなところへ行く金があったら旨い店で食べなさい。と貧乏だった親がよく言いました。

 実際、目で勉強しても手の勉強になっても舌の勉強にはなりません。10代の頃からおいしいお店に行くと、気に入った料理は時々自宅で再現しようと真似て作っていました。

 似た食材はあっても同じものはありません。ある材料であのように美味しくするには、どう作れば良いか組み合わせを様々考え作ります。

これが面白いのです。

器はどうするか、セッティングもコーディネートも

これも面白い。

油絵のように絵の具を重ねるのに似ていているが、そんな単純なものではない、同じ食材でも味が異なり、部位でかわり、一滴でも変化します。ここに時間と言う要素が更に加わり変化します。

加えた順番によっても味が変わり、潮時 塩梅 エトセトラ

面白い世界。

良いお店の料理を口に入れることこそ最大の勉強になりますから、貧乏でもお金を貯めて時々食べに行くようにしていました。

だから、ファミレスや回る寿司、一般的なチェーンのお店、特に化学調味料を使っているような店は健康にも?ですから、味の勉強にならないし、お金がもったいないので、自分では全くいきませんでした。

その金があれば数回分貯めればおいしい店に行けますからサラリーマンの少ない小遣いでも年に数回は食という美を楽しむことができます。

 今も自分磨き、新しい発見を求め、毎年数回はおいしいと言われる様々なお店に行って勉強しています。

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懐石やレストランのコース料理はオーケストラによる交響曲と同じ。

コンサートホールに入る前のトキメキと、コンサートホールの静けさ、時々チューニングなどの音も。演奏の始めまで徐々に高揚していく。

 コンダクターの一振りではじまる演奏は それぞれの楽器がその特性を最大に生かしながらある時は激しく、ある時は優しく流れていく交響曲の旋律に乗せて 終盤のフィニッシュへと盛り上げていく、

レストランの前から入り口を入りダイニングルームのコーディネートを楽しみ テーブルへと誘われセッティングを観る。

お皿や食材のレベル、使い方。

盛り方、コーディネート。

様々な食材の組み合わせ、考えたこともなかった組み合わせや調理法。

味の組み合わせの妙

それぞれの料理とコースの順番、強く弱くメロディのような味のハーモニー、

各々の料理にきちんと合うワインやお酒。

最後にエスプレッソダブルをいただきながら料理全体の余韻を懐かしむ。

これこそ食の楽しみです。

どんな料理にもそれぞれの歴史があり物語があります。

食材や料理、食空間や器にも、更に亭主にも客人にもそれぞれ生まれてきてからの歴史が有り、それらが一堂に介して 新しい物語が生まれます。

 食とはあらゆる芸術を包含した総合芸術。

味覚.嗅覚.視覚.触覚.聴覚 五感の全てを使って表現する芸術は食だけしかありません。

 更にその魅力は、出来た瞬間から食べられて無へとつながり、余韻だけ残すという「時間」までも包含した至高の刹那的芸術です。

懐石料理は茶事の中から生まれ、「おもてなし」の心と

   今 この時を感謝する「一期一会」の心の世界。

料理、食空間すべてと 本日来られたお客様との出会いこそ人生最大のすばらしい出来事となりますように。

コース料理や懐石料理は沢山の楽章をもつ交響曲

アプローチから演奏会場(ダイニング空間)へ、 そこは様々な調度品、夫々の楽曲それぞれの楽器(食材・器)のハーモニー。

更に演奏会場に来られたお客様まで すべてが自然に調和してこそ 初めて完成するものです。 

 どんな食材にも心があり生きています。

  料理にも

   器にも

    食空間にも

   すべて心があり生きています。

 彼らを人のように思い、人と同じように接してその心を引き出して上げると皆が自分の魅力を最大限に出して食の場が完成し美味しくなります。

 食材の心がわからないで料理するから不味くなり、

食材の心を無視して余分なことをし過ぎるから料理は不味くなると思います

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食とはあらゆる芸術を包含した総合芸術です。

いいお店に行くと毎回必ず何かしら新しい発見があり、何よりもすばらしい勉強になります。

だからカウンターのあるお店では極力カウンター席に取ります。

昨年も素晴らしいお店に行きました。それが私の拙い「野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石」にも活力を入れてくれ、知の欲求は更に強くなります。

食の美は料理ができてから消滅へと向かい

   記憶の中にしか残らない。

 記憶を作り続け重ねていくもの。

 知り続けなければ、お客様へあたらしい満足を提供し続けられません

  2023年もまた可能な限り 

    素晴らしいお店へ食というすばらしい美の勉強へいきましょう。

御所を拝観して次は仙洞御所へ。

 仙洞御所は参観は無料だが、宮内庁へネットで事前予約。

空いているのが12月22日しかなく。13時30分 京都大宮御所 北門へ集合した。

コロナのため、1回あたり参観者の定数を10数名に縮小し、1時間毎に係員と皇宮警察官1名づつが引率して説明をしながら御所内を回っていく。

 

 

 

 ゾロゾロと団体で歩いていくのだが、僕は子供なので、つまらない所は足が勝手に動いて先に歩いてしまったり、きれいなものや変わったものを見つけると勝手に足が止まってしまって皆が随分先に行ってしまうことが多い。

それでも殿(しんがり)を歩く 人の良い皇宮警官は嫌がりもせず待っていてくれる。

家では 良いお父さんなのだろうな。

冬枯れでも 雄大な いいお庭。桜や紅葉の頃 ぜひ再訪しよう。

 

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後水尾天皇が上皇となられた際に後水尾上皇の御所として17世紀の初め1630年(寛永7)に完成。御殿は1854年(嘉永7)に焼失したのを最後に再建されませんでしたが、現在は醒花亭と又新亭の2つの茶屋と雄大な庭園が残り往時の面影を残しています。庭園は、二条城二の丸庭園なども手がけた、幕府の作事奉行、小堀遠州が寛永13年(1636年)に作庭し、28年後の寛文4年(1664年)に後水尾上皇が手を加えたものと言われています。回遊式庭園となっており、北池と南池をめぐりながら、季節折々の変化に富んだ風景が楽しめます。

 また、京都仙洞御所の北側に隣接する京都大宮御所は、後水尾天皇の皇后であり、徳川秀忠の娘である東福門院和子の御所として建てられたものです。その後は、皇太后などの女院御所として使われましたが、仙洞御所同様再三の火災で焼失し、現在の建物は孝明天皇の皇后である英照皇太后の御所として建てられたものです。天皇陛下や皇太子殿下、また、国賓が入洛された時の宿泊等に利用されています。

 京都仙洞・大宮御所は宮内庁京都事務所が管理しています。
「仙洞御所」は,令和元年(2019)5月1日から,「京都仙洞御所」と改称されました。

長年行こうと思っていた仙洞御所の拝観予約が取れた。

理想的には春や紅葉の時に拝見したかったのだが、いつも予約が取れなかったので冬枯れの仙洞御所拝見に、また京都へ。

昼前に手打ちそば 花ももで蕎麦を食べ、仙洞御所の予約時間の前に、まず京都御所参観へ、

先回来たのはいつだったろう

  あまり昔で忘れている。

ここは自由観覧となっていた。

約1時間で見て周った。

敷地内はおおらかな建物主体で、玉砂利 庭などあまり細やかなものは少ない。

権力を見せつけるキンキラキンの日光東照宮や

武力の象徴という城でもなく

神社仏閣の様々な魍魎もなく

大きな存在というだけの

あっけらかん という感じ

 近くにできた蕎麦屋さん。昨年11月オープンで 便利でちょくちょく食べに行っている。

自販機でチケット購入し、カウンターに行き番号札をもらい、自分で席に行きその後、お茶機械の所に行ってお茶を出し、番号を呼ばれるのを待ち、呼ばれたら蕎麦を取りに行く。

ちょっと面倒だが仕方ない。

 蕎麦粉は地元阿木地区の「安岐そば」という良いそばの実を使用しているが、手打ちではなく、ところてんの様なノズル式の機械抽出。

 私は蕎麦探求をしているので、基本的に手打ちの蕎麦しか食べないのですが、ここは味が良い阿木産のそば粉であり、機械打ちでも許せる味に仕上がっていたので普段使いに良しですね。

 

今回は

 おろしそば880円・かき揚げ200円を注文。

(かき揚げはカウンターの所にいつも揚げて置いてあるのを忘れていた。)

 

 

 

 

 話は変わりますが、作り置き天ぷらで思い出しました。

10年以上前 多治見市に「すなは」という「天ころうどん」が売りのいつも混んでいる超有名なうどん屋があり、一度行ったことがあります。店内に入ると海老天が沢山積まれていました。こんなに沢山だと冷めて不味くなるのに、この冷たい海老を食べるのか?っと思いましたが、人気店だからいいのかな?とも思い、食べてみると案の定 冷たい天ぷらは油が回ってベトベトで食べられたものじゃなかった。油も良くない。良い油なら冷めてもまだいいのですが、何故こんな天ぷらのうどんが名物なのかと驚きました。

 数年前も丸亀製麺(東京が本社)というセルフのうどんチェーン店(讃岐うどんほど腰は無く讃岐うどん風でした)で、天ぷらを食べたら胸焼けをして油のゲップが何度も出ました。油の質が良くないのですね。それ以降トラウマになりもう行かないですが、天ぷらは要注意ですね。

 

さて元に戻って

 蕎麦屋でかき揚げを頼むと、当然揚げたてを出されて、箸で崩すとサクサクっと音がするが、 ここは揚げおきだというのを思い出した。

案の定

箸で崩しても音がしない。

 

揚げてからの時間経過でサクサクが消えてる。

でも 食べてみると、油が回っていない。セーフ。

後の胸焼けもなし。 良かった。

 

 しかし 天ぷらはやっぱりサクサクで食べたいね。

 

 揚げ置きするなら、食べる直前にもう一度サッと高温の油に潜らせればいいのにね。

 

 おろしそばには大根おろしと大根おろしのしぼり汁の両方が別々にいれてあり、これはとても好感もてる。

大根のしぼり汁と蕎麦の相性は凄く良いから。

 

(蕎麦屋ではワサビがつきものなのだが、本来は辛味大根であり、辛味大根の無い時期の代用品として江戸時代末期に始まったのが、山葵であり、江戸に船で運びやすい伊豆に沢山あるという利点があり、急速に広まった。)

 蕎麦で大根を使う場合 辛さを求めてわざわざ高価な辛味大根を使うことが多く、大根の辛味で蕎麦を甘くし、味を絞めるのだが、

所が こちらの大根は全く辛味が無かった。

 骨折り損とは言わないけどちょっと残念。

 

さて、本筋の蕎麦であるが、阿木で製粉した「安岐そば」で、粒子は50メッシュの中挽き粉。

機械打ちなので、麺の幅は統一されているが1.8mmと3.6mmの2種類あった。

 

 先月食べた時は旨味も甘さもあり結構良かったが、今回はそれが弱い。

 一応確認のため「安岐そば」ですよねと聞いたら、やはりそうだと言われた。

 製粉所は同じだし、同じ阿木地区産のものだから同じだと思って製粉するだろうが、味が違うのだ。

 先月食べた蕎麦とは同じ阿木地区でも畑が違うのだろう。

 同じ畑で作った野菜でも南斜面と北斜面では味が異なるし、少し場所が異なるだけで土も変化し、味も変わる。

そばも同じ。 同じ産地のものだけを使う蕎麦屋に行くと、そのたびに味が違うのでその違いがよくわかる。

今回も同じだ。 

次回の味はどうなっているだろう。多少でも美味しくなっていると良いな。

 実は、数日前にも食べに行き、(この店はザル蕎麦は無くて、盛りそばだが)、盛りそばを食べたら、味が変わっていることに気が付き、再確認も含めて再訪した。

蕎麦はやはり味が少し弱い。

今回はそれを見越して、盛りそばではなく。おろしそばを注文したが、

やはり正解。

おろしがあることによって蕎麦本来の味をそれほど感じなくて済むのと、大根により少し甘味も出る。

 まあこんな細かなことを思いながら食べるバカな客は、蕎麦フェチの僕ぐらいで、誰も気にしないだろうから何もなく時は流れていく。いつ頃味の良い安岐そばに当たるか分からぬから、僕もしばらくは、盛りそばより、おろしそばや、肉そばなど他のものを食べるようにしよう。

ほんとに車ですぐにこういう店があるだけで、日頃の食事に変化を入れられるので大助かりです。

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おへそば

岐阜県恵那市東野171-5

090-8237-088

営業 11時~14時 水曜休

名古屋の芸術の一等地なのに、看板は素晴らしいちょっと軽いアメリカンの ランチを食べ、少しブルーな午後の展覧会は

  赤い燃え色。

岡本太郎は岡本太郎だね。

愛知県美術館 岡本太郎展 2023/1/14

 …………………………

岡本太郎は岡本太郎だ。

おもしろい ただ楽しいのじゃなくて

 深い絵だ

太郎も徴兵されて戦地に行って 抑留もされ 心深く傷ついている。

岡本太郎を強調するのは赤だが、

 その太郎の赤は

 陽気な色ではなく 戦場で見た赤でもあり

だから生きなければならない

  赤であり

     パッション!

     深いと思う。

 

音声ガイド

ナビゲーターは阿部サダヲだった。

 阿部サダヲそれ自体は特になんとも思わないが

岡本太郎の強烈さに

阿部サダヲを組ませると

 本人は頑張ったと思う

   というより頑張らざるを得ない。

  頑張りすぎて

   元気がありすぎて頑張れば頑張るほど

    軽くなり

  滑稽になる。

   可哀想だがキーが上がっている。

       役者が違い過ぎるのだ。

 

 

こういう場合はもっと静かに

 淡々と話せる重鎮か

  あまり知らない者をナビゲーターを使うべきだろう。

 岡本太郎展 とても良い展覧会でした。

 太郎の両親の岡本かの子と岡本一平はどちらもおもしろい。

この展覧会、両親に触れる部分を入れたらもっと良かっただろうと思う。

 

ウルフギャング・パック 愛知芸術文化センター店 2023/1/14

愛知県美術館へ行くのに雨降りの日には同じ10Fフロアにあり、とても便利なレストラン。

「レストラン界のアカデミー賞と言われるジェイムズ・ピアド賞の最優秀シェフ賞に輝いたウルフギャング・パック氏がプロデュースする本格メニューの数々。ならではのピッツァセレクション、産地指定のこだわりの素材をふんだんに使った創作料理の数々をお楽しいいただけます。」と書かれているレストランです。

天井が高くちょっとだけ豪華でシンプルモダンなデザイン。

ランチ メニューは少ない。

仕方ないから、

チーフ スペシャル セットと別にスパークリングワインを。

そして赤ワイン。

 

ただ 1700円でスペシャルとは?

大丈夫かな?

 

サラダ

あっさりと盛り付けした ごく普通の味

 

ハンバーグ

 

何これ?

 

すごくシンプルというか ………

 

ゆで卵を刺しただけ ………

 

アメリカン カジュアルだね

 

アメリカの有名な料理人が監修とは言え

もう少しやりようがあるだろう。

 

ハンバーグはデミグラスソースも まあまあの味で安心したが、

この立地でこれではね。

 

歴代の首相の中で、一番アメリカのポチになって懸命に尾っぽを振って嬉々としているどこかの国の首相と同じレベルで、アメリカのシェフから見ると名古屋はこの程度と思われているのかもね。

 

コーヒー

 大きなカップ やはりアメリカンだね。

 

味はアメリカンじゃ無くて良かったが。

 

超有名シェフを宣伝しながら、内容はこういうこと。

愛知県の中心の展覧会や音楽会など芸術の場所である。

豪華にも高価にもする必要はないが、せめて3000円位で 多少でもゆったりと楽しめるランチを出して欲しいと思う。

 昔からあらゆるカルチャーが「名古屋飛ばし」されてきたが、 現代でもこういうことなので、まだまだ名古屋は仕方ないのかな。

 

 残念な雨の昼。

さて 元気をもらいに 

すぐ横で行われている岡本太郎展へ行こう。

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ウルフギャング・パック 愛知芸術文化センター店

 

『カリフォルニア料理、ハンバーガー、ダイニングバー

アカデミー賞公式シェフ“WOLFGANGPUCK プロデュースの本格カリフォルニア・レストラン

ウルフギャングならではのピッツァセレクション、産地指定のこだわりの素材をふんだんに使った

創作料理の数々をお楽しみいただけます。カリフォルニアらしいカジュアルな雰囲気から

落ち着いたダイニングまで立地やシーンに合わせた様々なご提案をしております。

プロバンスのボウマニエー(Baumaniere)を経てモナコのオテル・ド・パリ (Hotel de Paris)やパリのマキシム(Maxim's)といった3つ星レストランで修行をした後1973年渡米。インディアナポリスのラ・トゥール(La Tour)を経て、ロサンゼルスのマ・メゾン(Ma Maison)のシェフ兼パートナーとなる。1982年、ハリウッドのサンセット・ブルバードにスパーゴ(Spago)をオープン。竈で焼くデザイナー・ピザをはじめ、フレンチをベースにしたユニークなフュージョン料理とユニークな店舗デザインで、スパーゴとパック氏は一躍話題になる。その後も、オリエンタルなフレーバーの色濃いシノワ・オン・メイン(Chinois on Main)、地中海料理の影響を受けたグラニタ(Granita)、サンフランシスコのプレスコットホテルにポストリオ(Postrio)と、様々なコンセプトのレストランを次々とオープンしていく。毎年恒例のアカデミー賞授賞式後のパーティーの総責任者を歴任するほか、テレビ出演や数々のチャリティ・オーガナイザーとして多忙な日々を送る。

2001年1月からフードネットワーク・チャンネルにてスタートした「ウルフギャング・パック」シリーズ(料理番組)も高視聴率を誇り、2002年にはエミー賞を受賞。シェフとしての全米での認知度は全国民の85%以上を誇る。アメリカ料理業界での多大な功績が認められ、レストランのアカデミー賞といわれるジェイムズ・ビアド協会による最優秀シェフ賞ほか、多数受賞している。全米NO1シェフとしての呼び声も高い。』

らしい。

 

 

050-5872-0811

電話番号:052-957-5755

愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター 10F

11:00~23:00

定休日 月曜日

染めと織の万葉慕情41

  正月の歌

   1983/01/21 吉田たすく

 先週は、大伴家持が越中守の折、天平勝宝三年の正月に作った

 新しき

  年の初めは

    弥年(いやとし)に

   雪踏み平(なら)し

     常かくにもが

 という歌を詠みましたが、この歌を見ればどうしても次の歌を出さなくてはならなくなりました。

 さきの歌を作った家持は、越中から転じて因幡の国ヘまわされます。八年後の正月、因幡の国庁の憂悶の正月に詠んだ歌、一首

 新しき

  年の始の

    初春の

  今日降る雪の

   いや重け吉事

 この歌は、越中守の勝宝三年正月の賀歌が頭に残っていて作ったものと思います。あの年は大雪の正月であったが、今年の因幡の正月も雪が降っている。この雪が降り積もるように、吉事(よごと)が積もってほしいものだ。

家持自身また大伴家にとって、その近年は凶事の方が多かったのです。

 当時、歌というものは、呪力(じゅりょく)を持つものと信じていました。しかし、吉事にはなかなかなりません。宝字八年には薩摩の国まで左遷させられてしまいました。

 まつこと久し、十年後の宝亀元年から吉事が現れて来だしたのです。そのまた十年後には、参議・右大弁といった高官に昇格したのです。

 因幡の雪の正月に詠った「いや重け吉事」の歌が呪力を発揮したのです。家持は憂々として、因幡で詠んだ当時を思い起こしたに違いありません。

 たくさん作った歌の中で、最高の歌であったとも思ったことでしょう。しかし、大伴家はその後長くは吉事が続かなかったのであります。

 万葉集の編纂(ヘんさん)ははっきりしていませんが、市原王(いちはらのおおぎみ)や大伴家持などといわれていいます。万葉集四千数百首の最後の最後、巻末にこの因幡の正月を詠った「いや重け吉事」をのせて終わっているのてす。

 藤原氏の盛力が伸びるにつれ、大伴家はだんだんと落ち目をみてまいります。大伴家持は、この歌の後に歌を詠んだかもしれませんが、万葉集にはこれが最後の歌なのです。悲運な家持は、この歌の呪力で大伴家のいやさかを懇願したのだと思います。

    (新匠工芸会会員、織物作家

 …………………………

 因幡の国 (いなばのくに)は今の鳥取県の鳥取市を中心とした東部地域で、西部の伯耆国(ほうきのくに)との二つで今の鳥取県はできています。

新しき

  年の始の

    初春の

  今日降る雪の

   いや重け吉事

 年の初めに雪が降るのは大変だと思われるでしょうが、平安時代 新年の雪はその年の豊年の吉兆として喜ばれていました。
 この正月の雪とその年の豊作を祈念した歌として万葉集に収められている葛井連諸合(ふじのむらじもろあい)作の歌に
「新しき 年のはじめに 豊の年  しるすとならし 雪の降れるは」
という有名なうたもあります。

大伴家持は因幡で迎える最初の正月であり、「新」、「初」、「雪」、「吉」とめでたい言葉を重ねて世の平安と繁栄を願ったのですね。

 ご存知のように、万葉集は、7世紀後半から8世紀後半に約130年間かけて編纂された、現存するわが国最古の歌集であり、作者層は天皇から農民まで幅広い階層に及び、詠まれた土地も東北から九州に至る日本各地に及び、全20巻からなり、約4500首の歌が収められています。


4516首を締めくくるのが、759年(天平宝字三年)の巻二十の4516番で、この大伴家持の歌です。

万葉集は最後に良いうたをいれて終わっていますね。

ところが、

 ここで謎があります。

万葉集で家持の歌は万葉集最多の473首の歌が収められていますし、

この歌は、万葉集の最期を飾る歌となっていますが、何故かこの歌を最後に、家持のうたがどこにも一切残っていないのです。

この歌を詠んだその後26年も生きているというのにのに、後半生の歌は残っていない。

何故でしょう。

何故歌を詠んでいないのでしょう。

何故残らなかったのでしょう

あれほどの歌人であり、様々な場所で歌を詠むことも官僚としての彼には仕事の一つであるから、詠まなかったのではなく、残らなかったと考える方が正しいでしょう。

突然の「沈黙」は、

誰かの陰謀でしょうか

最後の歌が「いや重け吉事」

最後に良いことが重なれと歌ったが・・・・・・・

小寒の

 空燃ゆる夕

    寒気炎

 

 …………………………

小寒とは、

季節を表す二十四節気の23番目のことを指します。

小寒の前は冬至、後は大寒で、本格的な冬の寒さが訪れる時期で、小寒から節分までを「寒(かん)」といい、小寒に入る日を「寒の入り」ともいいます。暦のうえでは冬の寒さが一番厳しい時期で、寒中見舞いを出し始める時期でもあります。

2023年の小寒は1月6日~1月19日です。

 

     《恵那市三郷町より 中央アルプス夕景》

手打ちそば 花もも 2022.12.23

  (蕎麦屋備忘録として)

今回は、長年行こうと思っていた仙洞御所の拝観予約が取れた。

理想的には春や紅葉の時に拝見したかったのだが、いつも予約が取れなかったので冬枯れの仙洞御所拝見に、また京都へ。

 蕎麦屋行脚の一環として、遠くに出かける時お昼はたいてい蕎麦屋。

美味しそうなお店を探すのだが、少し離れていたりして時間があまりとれない時は、最低でも手打ち蕎麦をやっている店を選ぶ。

というわけで今回は御所の南 道路を挟んですぐに蕎麦屋があったのでお昼に訪問。

場所的に客が入りやすい 

1Fは厨房と6人掛けの大テーブル1と小さい空間。

2階があったが何客かは不明。

信州出身のご主人 野菜等は信州の実家からのものも使われるらしい。

祝12周年の祝儀袋が壁に貼ってあった。

 

メニュー

ざるそば800円

おろしそば900円

きのこそば1200円

鴨ざる蕎麦1400円

蕎麦掻きと天ぷらは載ってなかった。

蕎麦前はできるが、種類が少ない。夜の営業は、されないからだろう。

 

おろしそば900円

おろしは辛味大根だと言われた。

 写真では刻みネギの横に黒胡麻が混ざった感じで見えるのが辛味大根。色は黒いものが混ざっている。

こういうタイプの辛味大根らしい。

辛味はあるが、辛味大根というほどでもない。

つゆは、かつお等の生臭みもなくいい感じ

 

尋ねたら、蕎麦は全国の蕎麦粉からブレンドの二八といわれた。

来たものは黒い点がない。

まる抜き(黒い鬼殻を剥いたもの=抜き実ともいう)の二八蕎麦だ。

粒子は細かい。50~80メッシュくらいか。

蕎麦の麺線のエッジは特に切れていない。手切りなら包丁の刃が潰れていなければエッジが立つと思うが、ノズル式の機械なのだろうと思う。

ちょっとプリっとした感じでしっかり腰もある

甘味も良い。

まあまあの蕎麦。

 田圃のある田舎で完全セルフで750円という蕎麦屋もあるというのに、この一等地でざるそば800円というのは安いね。

近所の人が普段使いで寄ろうという感じの味のお店。

近場のサラリーマンの昼食狙いなのだろう。

御所近くで軽く済ませたい時には便利で良いね。

この味なら場所が良くても、値段を上げても850円までだね。

 二八蕎麦は 形・出汁・蕎麦の3拍子が揃うものが江戸の蕎麦の基本。

 だから個人的には、二八にするなら、キリッとした麺線で、もう少し旨みのある様にしたいな。

蕎麦湯は ただ蕎麦をゆがいた湯だった。

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手打ちそば 花もも

京都市中京区丸太町通麩屋町西入ル昆布屋町398

075-212-7787

11時~18時30分

ちょっと楽しい いいお店

   「やわい屋」 飛騨高山 2022.12.17

 

高山の中心地から20km弱 車で25分ほど山に入っていく。

山奥の田んぼの中の150年前の古民家で暮らしながら営むお店。

お店というけど入り口が慣れたものしかわからないような感じだ。

 民芸の器を中心とした生活道具の小さなお店

 

スリップウエアやとびかんな、瀬戸本業窯、その他 馴染みのある民芸の器などを販売してある。


 

吹きガラスのペンダントライトや小物も。

2階があるので上がってみるとそこは薄暗い書斎のような空間。

本が沢山

古本屋も併設していた。

 

 

ゆっくり読めそうな場所

真冬なら雪が150cmは積もるような山奥で、人よりも猪や鹿の方が多そうな田舎。

ここに来るとゆったりと自分の時間で本が読めそうな雰囲気。

 ここの空間いいなっと思った

 

蔵書を見ていると

柳宗悦及び宗悦関連の本、民藝関連の本がやたらと多い。

何故? こんな場所に?

 

レジの後ろにも柳宗悦全集もある。

そしてこんなに宗悦の本が置いてあるところは初めてだ。

店主の朝倉圭一さんと

 民芸の話や宗悦の話をすこしした

 宗悦の研究者でもあった。

まだ若い方だが、面白い。

大自然の中

 不便なればこその

  温かい器や

   温かい本のある

    温かい空間

 これが本当の温かさを生む生き方

 

岐阜県高山市国府町宇津江1372-2

0577-77-9574

https://yawaiya.amebaownd.com/

営業日

金〜月+祝祭日

open/13時〜17時

定休日

火・水・木