今週、グラフィックソフトなどで有名なadobeがモバイル向けの「Flash Player」の開発を止めることを決定したのですが、これは業界にとってかなりインパクトのあるニュースでした。

一般の方のためにちょっと乱暴ですがシンプルに説明させていただきます。

「Flash」は動画やアニメーションを作成したり見たりするソフトで、ホームページの中では一番シェアが高いものです。いわゆる動きのあるかっこいいホームページにはFlashが使われていると思って差し支えないぐらい。

ただ、アップル(というかスティーブ・ジョブズ)はこれをモバイルに適していないとして嫌っていたために、iPhoneなどのアップル商品には組み込まれておらず、Flashを使ったホームページは見れないという状態でした。

スマートフォンは、携帯でもPCのホームページが見れる、というのが売りであるわけですが、iPhoneでは動的なホームページの多くが見れないため、それがiPhoneの唯一の大きなデメリットと考えられていました。

かつて、ジョブズが表立って痛烈にFlashを批判したことに対して、adobe側も応戦した経緯もあり、adobeとアップルは犬猿の仲と見られていました。

業界のほとんどの人は、ジョブズが意固地になっていると見ていましたが、今回adobeが開発を中止したことを受けて、「adobeがついにジョブズに降伏」とか、「ジョブズが正しかったことが証明された」という報道が目立ちました。

HTML5で出来ることが増えたというのもありますが、iPhoneで使えないためにモバイルのディファクトになれなかったという点も否めないと思います。

いずれにせよ、モバイルインターネットの歴史の変換点のひとつであり、これからは「HTML5」が主流になります。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今週の注目ニュースです。



1. ネクソンが東証に上場

韓国のオンラインゲーム大手のネクソンが、日本の東証から上場承認を受けました。

予定とおりなら、12月14日に東証一部に上場して1,000億円近い資金を調達します。

韓国企業の日本上場ということで話題性も大きいのですが、すごいのはその時価総額。

上場時の時価総額は6,000億円を超えると言われていて、グリーに匹敵する価値になり、日本に上場するネット企業の中で一気に上位に食い込みます。

ネクソンは「メイプルストーリー」などの大型のMMORPGタイトルのオンラインゲームを提供していて、前期の売上は697億円、純利益は216億円でしがが、今期(2011年12月期)の売上は前期比22%増の852億円、純利益は21%増の260億円を見込んでいます。

今年、国内最大の上場となりそうです。



2. NHNグループ再編

韓国ネタを続けます(笑)。

韓国に本社を持つNHNジャパンが、ネイバージャパンとライブドア(2010年に子会社化していた)と2012年1月1日に経営統合すると発表しました。

NHN(韓国)はかつてKOSDAQ(韓国の新興市場)で時価総額No.1企業だった、いわばインターネットサービスのコングロマリット。

日本では業界以外の人はNHNと言っても聞き慣れないかもしれませんが、中国でいうところの「Baidu」のような韓国No.1のポータルサイト「ネイバー」と、オンラインゲームポータル「ハンゲーム」を運営しています。

ハンゲームは聞いたことがある人も少なくないと思います。

ネイバーは、2001年に日本に一度進出しましたが、翌年に撤退。2007年からはネイバージャパンを設立していました。

当初はパッとしませんでしたが、今はキュレーションサイトである「ネイバーまとめ」などがポピュラーになってきています(私も画像検索はネイバーを使っています(^^))。

3社の経営統合後は、スマートフォン事業でNo.1を目指すとしています。

個人的には、ネイバーが提供する無料通話・メッセージングアプリである「LINE」に注目しています。

今年の6月末に正式公開したばかりですが、既に利用者は500万を突破しています。

奇しくも昨日(11日)サービスを停止したFacebookが買収したグループメッセージングサービスである「ベルーガ」を使っていた私としては「LINE」に移行したいのですが、まだPC版が無いので躊躇している感じです(^^;)。



3. 米国ヤフー買収報道

「アリババとソフトバンクが共同で米国ヤフーを買収の方向」というニュースがネットを騒がせていました。

かねてよりアリババのCEOジャック・マー氏が米ヤフーに関心を持っていることは噂されていましたが、今回の件で実現味を帯びてきました。

今回の件で注目なのは、敵対的な買収になる可能性もあること。

米ヤフーは、会社の売却については、事前にNDAを結ぶとしていますが、アリババはこれを締結しておらず、プライベートエクイティ(PE)ファンドと共同で資金を準備しているらしいのです。

米ヤフーはアリババの40%とヤフージャパンの35%を保有する大株主であり、アリババとソフトバンクによる株式の買取の要請に応じてもらえず、両社にとっては「目の上のたんこぶ」なので、あり得ない話ではないでしょう。

一方で、他のPE企業が株式の取得について、ヤフーとNDAを締結して協議を進めているなど、の報道もあり、最終的にどうなるかは予断は許しません。

ちなみにプライベートエクイティ(PE)とは、企業の株式のある程度のシェアを保有し経営に深く関与して、企業価値を高めた後に売却する投資スタイルで、少ないシェアで経営にも関与しないベンチャーキャピタルとは性質が異なります。



4. ソーシャルゲーム成長鈍化の兆候

国内においてはGREEやmobageなどが高利益率で巨額の利益を計上、klabの上場、スタートアップの多額の資金調達と話題が続き、海外においてもZyngaのIPOへ向けて盛り上がりを見せるソーシャルゲーム市場ですが、ここへ来て成長鈍化の兆候が出始めました。

先週、mobageが前四半期比で売上が横ばいで利益が微減したということを書きましたが、今週Zyngaが米国の証券取引委員会に提出したIPO訂正資料で売上の前提となるアイテム販売が頭打ちになってきたことが明らかになりました。これによると売上は伸びているものの収益性は悪化をしていることも分かります。

今週Zyngaはモバイルユーザー数が1年前の10倍と発表してPRしていましたが、これはスマートフォンでの利用が増えているだけ(ユーザーの絶対数が10倍になっているわけではない)なので、売上の増加に直接結びつくものではないと思います。

昨日は一部の従業員に対して、IPO前にストックオプションを放棄するように要求しているという記事も出ていましたが、経営陣に焦りが出て来ているのかも知れません。



ソーシャルゲームは、もともとコンピューターゲームユーザーではなかった人達が多く使っています。

「無料だから」「手軽に楽しめるから」「友達がやっているから」という理由でやり始めたユーザーが多いと思いますが、ハマっている人は限定的だし、個人的には多くのユーザーがやり続けるとは思えない感じです。

市場全体としてはまだ伸びしろはあると思いますが、長期的には続かないと思うので、現時点で資金調達が出来ていないソーシャルゲームのスタートアップは、今後厳しくなっていくと思います。

今のような、すごい露出でのソーシャルゲーム企業のテレビCMが見れなくなる時代が来るのかも知れません。



5. ゲームの売上シェア

ソーシャルゲームは成長鈍化の兆しはあっても、市場自体はスマートフォン向けを中心に拡大しています。

今年は、携帯電話を使ったゲームの販売(Android+iOS)が、任天堂DSとソニーPSPを足したもの(いわゆる携帯ゲーム機)を上回るとの調査結果がありました。

前者が14億ドルなのに対して後者は19億ドル。

任天堂は頑なにスマホ向けゲームはつくらないとしていますが、大手ゲームメーカーがこぞってソーシャルやスマホ向けに重点を置き始めていることを考えれば、画期的なリアルのゲームかおもちゃを発明でもしない限り、彼らが時代に取り残されるのは時間の問題かも知れません。



6. 楽天がkoboを買収

楽天がカナダにある電子書籍のプラットフォームを提供する「kobo」の買収を発表しました。

買収額は3億1500万ドル(約236億円)にものぼります。

koboという会社は日本人には馴染みがない(私も知らなかった)のですが、カナダの大手書店チェーンから独立する形で2009年に設立され、電子書籍を中心に100ヶ国以上で250万タイトルを提供しています。

コンテンツについてはアマゾンよりもグローバルな権利をおさえているとも言われ、「クールじゃないけど大衆の味方」な印象を受けます。

楽天がアマゾンに勝てるかどうかという議論は別として、日系企業がグローバル化していくことは喜ばしいことです。



7. 男女マッチングアプリ

業界では有名なブレークスルーパートナーズの赤羽氏が開催した「ブレークスルーキャンプsummer2011」で優勝した「Facematch」が11月4日からトライアルを開始しました。

今週たまにFacebookで見掛けたので、自分も向学も兼ねて登録してみました。

Facematchは、画面上に出て来る異性の写真を見て、気になる相手がいたらチェックするというシンプルなもので、ポイントは相手が自分をチェックした場合は、お互いに気になっている相手として引き合わせ、例えば二人で使えるクーポン発行などを行うというサービスです。

無差別ではなくFacebook上の自分の友達の友達までチェックできるというのが特徴です。

出会いサイトとリアルの友達紹介の中間的なサービスで、コンセプト自体は悪くないし、若い人達の間で特に流行りそうだとは思うのですが、ちょっと問題だと思ったのはバイラルのやり方。

例えば私がfacematchに登録をしたのち、私のフレンド(例えば男性)がfacematchを使って私のフレンド(例えば女性)をチェックすると、チェックされた女性の名前が私がポストしたように、私のフレンドのタイムラインに表示されるのです。

自分が知らないところで、フレンドのFacebookのタイムラインに、あたかも自分が関与しているような形で投稿されるのは勘弁してほしいと思いました(^^;)。



8. Snapeee

何度か『hirog』でも触れたプリクラフォトアプリを提供する「Snapeee」がGREEと伊藤忠テクノロジーベンチャーズに第三者割当増資(おそらく1億円規模)を実施しました。

これと平行してKDDIとも業務提携、Android版は「au one market」で独占配信し、秋冬モデルの2機種にもプリインストールするそうです。

ぶっちゃけ、iPhone系の無料アプリでユーザー数80万人(日本は10万人強と思われます)というのは、大した数字ではないのですが、この辺のビジネス的な立ち回りやイメージ戦略が上手だと感じます。

Docomoユーザーの私としては、ダウンロードできないのが腑に落ちない(日本以外ではAndroidマーケットからダウンロードできるため)のですが、国内androidユーザーはDocomoかauがほとんどで、Docomoユーザーを諦めるのと引き換えにauでの独占によるメリット(端末プリインストールやauマーケットでの宣伝)を選択したのだと思います。

ユーザーを集める成長段階においては、どこかとガッツリ組んだ方がいいという、グリー(グリーはKDDIと資本・業務提携して地道にビジネスを拡大した時期があった)のアドバイスによるものだと勝手に考えています(^^;)。



9. シリーズA投資が減少!?

国内外ともに、シードマネーやエンジェル資金と言われる創業期の資金調達が容易になりつつある一方でシリーズAの投資が減少しているという報道がありました。

一般の方々のために本当に大雑把に説明させていただくと、シードマネーやシードファイナンスというのは、会社をつくってサービスを開発・提供するまでの資金(数百万から数千万)で、シリーズAというのはそのサービスを立ち上げて事業化するための資金(数千万から数億円)のことを言うことが多いです。

スマートフォンの普及により、最近流行の「リーンスタートアップ」という、コストをかけずに、時には会社もつくらずさっさとサービスを開発・提供して半年以内には収益化していく手法も増えているということもあるとは思うのですが、個人的にはサービスの見極めが厳しめになっているということが背景にあるような気がします。

ちなみに、今週国内新興市場のIPO数は前期比で増加しているという記事も出ていたので、これからベンチャー投資が増えて来ることを期待したいと思います。



10. その他

1)アトコレ

アートの解説をまとめたサイトである「アトコレ」がサービスインしました。

http://atokore.com/

自分の知っているアートに解説をつけたり、お気に入りのアートを共有したりするソーシャルサイトで、個人的にも興味があります。

ただ、サイト上で画像が見れて保存もできるようなので、素朴に著作権ってどうなってるんだろ?と思いました。

個人的にはインターネット上で世界中の美術館めぐりが出来るサイトがほしいです。



2)国内共同購入クーポン市場

グルーポンやポンパレに代表される国内の共同購入クーポン市場ですが、9月32億円あった市場は10月28億円に減少しました。

シェアリー、一休マーケット、くまポンなどの中堅どころは堅調だったのですが、ポンパレが5億円減少。

グルーポンに勝つために頑張りすぎたポンパレが息切れしたのだと思いますが、もしかしたら収益を度外視していた考え方を変えたのかも知れません。



3)新浪微博

中国大手ネットポータルの新浪(Sina)の第3四半期決算発表がありましたが、それによると新浪微博(中国版ツイッター)のユーザー数が2.27億人となったそうです。

ただし、1日の平均ツイート数が8500万件ということは、投稿数(アクティブ率)はかなり少ないということも露呈しています。



4)Yelp

米国の地域に根ざした店舗の口コミサイトである「Yelp」がIPOを計画しているというニュースがありました。

Yelpは2004年に設立された会社ですが、ここ数年で急成長、IPO時のバリュエーションは20億ドルにもなるそうです。

すごいですね。



5)grephlin

インターネットのサイトと言っても、そのサイトがオープンになっていないと検索エンジンの検索対象にはならないので、例えばGoogleではFacebook内部の情報の検索は出来ないのですが、個人的な情報であればそれを解決してくれるのが「grephlin」です。

複数のソーシャルメディアやクラウドサービスを使っていると、自分でどこにその情報があったか分からなくなることがありますが、これらの中の情報を検索できるのです。

対象には、Facebook、Twitterなどのソーシャルメディアのほか、GmailやGoogleカレンダーなどのクラウド、Dropbboxのようなストレージサービスも含まれています。

日本語版は、まだ精度が低くて使える段階までいっていないようですが、今後楽しみなサービスです。



6)Shareaholic

ネット上で見つけた気に入ったコンテンツを、さまざまなソーシャルネットワークで共有することのできるプラグインである「Shareaholic」が190万ドルの資金調達を行ったそうです。

このサービスの特徴は簡単であることと、ほとんどすべてのブラウザに対応していること。

確かに即座に簡単にシェアできるようになることは魅力です。



7)ザ・インタビューズ

日本発の個人向けQ&Aサイトである「ザ・インタビューズ」の利用者が増えているそうです。

このサイトは匿名で質問し合うサイトで、9月1日時点での登録ユーザー数は16,000人、1日のページビューは200万とか。

このサービスは、GMOインターネットの子会社で、ブログサイト「JUGEM」、ホームページのホスティングサービスである「ロリポップ」を提供しているJASDAQ上場の「paperboy&co.」が運営しています。



<番外編>

1. ゾロ目日

昨日(2011年11月11日)は100年に1回と言われる1が6つ並ぶ日でした。

国が変わればで、日本では「ポッキーの日」、中国では「独身者の日」、香港ではかなりの数のカップルが結婚式をあげたそうです。

子供染みてる私は、11時11分11秒のタイミングでFacebookに投稿しちゃいました。

でも、こういうちょっとしたイベントとかがなんか好きです。



2. 世界一高いビルの下水処理

ドバイにある、世界一高いビルである「ブルジュ・ハリーファ」に下水システムが無いという記事がありました。

ということは、、、そこで排出される3万5千人分の汚物はどう処理されているのでしょうか?

なんと、トラックで運んでいるそうです。

下水処理場近くは長蛇の列となり、時には24時間待ちもあるとか。

ドバイの経済力やビルを建てる資金力を考えると、どうしてそこだけ人力なのか建築出身の私としてはとても気になります(^^;)



3. 高校の後輩

会社で近くの技術系の大学にアルバイトの募集の貼り紙をしたところ意外に応募が多かったのですが、その中で面接した人がなんと高校の後輩でした。

結局働いていただくことにはならなかったのですが、東京で仙台の同じ高校の後輩に逢うというのは珍しいのでプライベートで今週ランチを一緒にしました。

フランスのミシュランの星付きレストランで修行を積んだフレンチシェフなので、機会があったら腕をふるってもらいたいと思います(^^)。
夜が肌寒い季節となってきましたが、一方で27日に行われる大阪市長選は熱気を帯びてきました。

「現職の平松市長」VS「元大阪府知事の橋下氏」という構図ですが、タブロイド紙が橋下氏に対するネガティブ記事を出すなど、当事者以外のところでも戦いは始まっているようです。

注目は大阪市長選だけではありません(笑)。

今週の注目ニュースについてお伝えします。



1. Groupon上場

米国のGrouponが、昨日(4日)米国ナスダックに上場しました。

事前の評判に反して(!?)、公募価格の20ドル/株を40%上回る株価で取引がなされ、170億ドル(1兆3千億円)での上場となりました(終値は若干下げました)。

会計方針の変更、COOや副社長の短期間での退任、中国の大幅リストラ、労働裁判など、ネガティブニュースの続いた同社ですが、良くも悪くも話題になったのが逆に功を奏したのかも知れません。

ちなみに、この170億ドルというのはソニーとほぼ同じ時価総額になります。



2. 国内最年少上場(!?)

最近上場社数が増えている新興市場ですが、東証マザーズが「リブセンス」の上場承認を行いました。

「リブセンス」はアルバイト・転職情報や不動産情報などのwebサービスを提供する会社で、ユーザーが成約した場合にリブセンスからキャッシュバックがされるのが特徴です。

このリブセンスの上場で注目すべき点は以下の2つ。

1つは、同社は村上社長が早稲田大学時代に創業した会社ということもあり、村上社長の年齢は若干25歳。

12月7日に予定とおり上場すれば、これまでの記録(アドウェイズの岡村社長の26歳2ヶ月)を抜いて、25歳2ヶ月足らずでの最年少上場社長の誕生となります。

もう1つは、同社の株主が内部関係者のみであること。

IT企業の場合は、通常先行投資を伴うため、資金需要のためベンチャーキャピタルなどの外部資本を入れることが多いのですが、同社は資金繰りが堅調に推移して上場までこぎつけたということになります。

まだ売上637百万、経常利益217百万円の会社なので、個人的には最年少上場という話題性を狙っている部分も少なからずあるとは思います(^^;)。



3. 国内ソーシャルゲーム両雄の直近業績

今週は、GREEとMobageの四半期決算発表がありました。

GREEの第1四半期業績は売上が304億円、営業利益が166億円と変わらず50%を超える利益率を維持。

これに合わせて通期の業績予想も売上が1300~1400億円、営業利益が600億から700億円と、前回の予想に比べて40%強の上方修正を行いました。

一方のDeNAは、第2四半期業績を売上346億円、営業利益154億円と発表しました。

共にすごい数字ではあるのですが、注目すべきところは、今回初めて四半期の利益ベースでGREEがDeNAを上回ったこと。

また、GREEは前年同期比で売上で145%、営業利益で168%増と、2倍以上であるのに対して、DeNAは前年同期比で売上で28%、営業利益で13%増、しかも直近の四半期との比較では売上が横ばい、営業利益はマイナスと頭打ち感が出て来ています。

今週、業績発表以外では、GREEは自社で投資をするベンチャーキャピタルを設立、一方のDeNAは、横浜ベイスターズの買収について合意と、それぞれ対照的な発表がありました。

これらの結果を受けてか、DeNAの時価総額は3,961億円と低迷しているのに対して、GREEは6,434億円と両社の差は一段と広がっています。



4. ACCESSの転落と新旧交代

携帯電話向けのソフトウエア、ブラウザを開発するACCESSが大幅な業績予想の下方修正を行いました。

前回の第2四半期業績発表で前期と比較して売上が半減、営業利益が赤字になったにもかかわらず通期の業績修正が無かったのですが、通期16億円の黒字予想が今回10億円の赤字予想となり、26億円の下方修正となりました。

一時期は国内ブラウザ市場において、その名を轟かせた同社ですが、今回の状況を受けて鎌田社長は退任しました。

業績悪化の要因は、フィーチャーフォン(スマートフォンではない従来の携帯のこと)向けのロイヤリティ収入が落ち込んだことです。



ソーシャルゲームの普及や急速なスマートフォンへの移行により、モバイル関連企業の業績に大きな影響が出ています。

既述したGREE、DeNAが巨額な利益を計したり、ソーシャル関連企業が上方修正を続ける中(今週ドリコムも通期業績予想を売上41億から70億に、営業利益も4億から13億に上方修正)、従来の携帯向けで利益が出ていた企業は相次いで赤字に転落(今週ではエイチアイなど)しています。

勝ち組、負け組という甘いレベルではなく、まさに雲泥の差。

インターネットやモバイルの業界は、非常に流れが早いので、環境対応が少しでも遅れると命取りになると改めて認識させられます。



5. 注目のフォトアプリ

どんどん新しいアプリが出て来る写真系アプリですが、久しぶりに個人的にピンと来るものが出てきました。

iPhone向けの国内産アプリである「My365」です。

見た目は「Path」に似てるし、機能は「instagram」に似ていますが、コンセプトとユーザーの利用の仕方は全く異なります。

1日1枚という制限で、毎日写真を撮ってアップロードすると、それがカレンダー形式で表示されます。

画像加工エフェクト(フィルタ)がアプリを使いこなせば使いこなすほど増えて行くというゲーミフィケーション要素を含んだ継続利用促進効果を生んでいます。

カレンダー形式で見せるところがポイントで、想い出を懐かしんだり、自分を振り返るのに最適なツールとなっています。

共有サービスではありますが、個人的に貯めていくことができるのが、これまでにない発想で素晴らしいと思います(というか現在開発中のサービスコンセプトに似てるんです(^^;))。

このアプリは、特別な販促を行っていないにもかかわらず5日足らずで3万ダウンロードあったそうです。

また、会社組織ではなく、数人のチームで開発・提供しているプロダクトなんです。

Simpleなのと、国民性に依存しないので、グローバルで行けると思います(^^)/



6. Facebookの共同創業者がつくったサービス

米国のスタートアップでは「誰が」やっている事業なのか、ということが何より重要なのですが、Facebookの共同創業者であるモスコビッツがつくったサービスがお披露目されました。

この「Asana」はweb上の生産性アプリで、共同作業の進捗支援を行うというちょっと地味目のサービスですが、長い期間をかけて開発をしたこともあって、かなり良い出来のようです。

ちなみに、同社は2009年に1,020万ドルもの資金を調達していましたが、2年近くたってようやく公開されました。



7. その他

1)離婚した両親が協力して子育てをするツール

世界的に増加を続ける離婚ですが、そんな人達向けの心強いツールが登場しました。

ベルギーのスタートアップである「2houses」は、別居もしくは離婚した親達が子供達に関する連絡や話し合いをするためのサービスだそうです。

関係が悪化した両親がリアルの場で電話や対面で話をするとうまくいかないものも、このツールを使えばコミュニケーションが取りやすくなります。

創業者自身のニーズから生まれたサービスということですが、色々考えますね(^^;)。



2)web上の買い物リスト作成サービス。

「Digital Folio」が120万ドルの資金調達を実施しました。

これはどういうサービスかというと、ブラウザのプラグイン(追加でインストールするソフトウエア)になっていて、ユーザーがドラッグアンドドロップで著名ECサイトから買いたいものをもってきてリスト作成すると、他社の最安値を教えてくれるそうです。

日本対応が出来るといいですね。



3)将来の健康予測サービス

「100Plus」は過去データと日常習慣から健康予測をするサービスで、50万ドルの資金調達を行ったそうです。

水面下で開発が進められているため、詳細の内容を知る事はできないのですが、どういうことをしてくれるのか気になります。



4)デザリングアプリ

スマートフォンで「デザリング」という手法を使うことで、パソコンをインターネットに接続することができることは、ITに多少詳しい人の間では知られていることですが、iPhoneをモデムとしてインターネットに接続することができるアプリ「PayUpPunk」がAppStoreに掲載されて話題となりました。

もっとも、それを前面に出したアプリではなく機能の一部として忍び込ませたようなのですが、圧力がかかったのかすぐに削除されてしまったそうです。



<番外編>

1. 見えない硝子

日本電気硝子が透過率が99.5%の硝子を開発したそうです。

人間は、光が反射することで、硝子だと認識するわけですが、この反射光が0.5%しか

なく、視感できる反射率は0.1%以下だということで、まさに「見せない硝子」と言えると思います。

これはこれで素晴らしいとは思うのですが、音のしない電気自動車しかり、この反射しないガラスしかり、車やガラスを認識できずに逆に事故が起きてしまう可能性があることは皮肉です(^^;)。



2. ヒット商品

日経トレンディの「2011年のヒット商品」が発表されました。

今年のNo.1に輝いたのは「スマートフォン」、次いで「Facebook」となり、ともにIT関連の商品となりました。

来年も、ITサービスが世間を騒がせることになるでしょう(^^)。
「Mobage」を運営するDeNAによるプロ野球球団「横浜ベイスターズ」買収の件は、今週の発表が見送られました。

課題は、球団名とオーナー会議の議決の2つ。

球団名については、広告効果を狙うDeNAが「モバゲー」という冠をつけたいのに売名行為と難色を示されていて、結果DeNAは妥協するものと思います。

オーナー会議では、特にIT業界のライバルでもある楽天が異常なほどの反対運動を行っています。

全会一致を求めたり、出会いサイトを運営しているとリークしたり。。。

実際楽天も「前略プロフ」という微妙なサイトを運営しているので人の事は言えない気もするので、最終的には楽天は折れるしかないでしょう。

なんとなく「IT企業で成功したら球団を持つ」というのがトレンドになりそうな気配です(^^;)。

さて、今週の注目ニュースです。



1. 中国のアンドロイドアプリマーケット事情

今週、たまたま中国のアプリ事情に詳しい方と話をする機会があったので、簡単に書き留めておきます。

中国で政府とGoogleの関係が微妙であることは一般にも知られていますが、中国ではAndroid Marketは一般には利用することができないため有料課金もできていません。

では、中国のユーザーはどうやってアプリをダウンロードしているのかというと、様々なアプリマーケットを利用しているのです。

中国では山寨携帯(海賊版)が人気がありますが、山寨携帯メーカーはOSに自由にアプリをプリインストールすることができるので、それぞれが任意のアプリマーケットを搭載しています。

他にもデザインハウスやチップメーカーなどが独自にアプリマーケットを採用していたりします。

具体的には、安卓市場(HiAPK)などが人気があり、ユーザーはこれらのサードパーティが選定・提供するアプリマーケットからアプリをダウンロードするのです。

中国国内の携帯メーカーも同様であり、最近ではQQを展開するテンセントがアプリマーケットをつくったので、今後はこれがポピュラーになる可能性があります。

つまり、中国でアンドロイドアプリ事業を展開しようと思ったら、GoogleのAndroid Marketにのせるだけでは全くダメで、独自の営業活動が必要になります。

ちなみに、iPhoneの場合は、App Storeが中国でも使われていますが、海賊版のマーケットやサイトもやはり存在しています(^^;)。



2. ディカプリオがIT企業へ出資

人気写真共有アプリを提供する、イスラエルのスタートアップである「mobli」が400万ドルの資金調達を実施しましたが、俳優の「レオナルド・ディカプリオ」が投資したというニュースが賑わっていました。

「mobli」は、フィルタリング(写真の加工)のほか、テーマ別に見せることができることが特徴でディカプリオのほかにも、パリス・ヒルトンが使うなどセレブファンが多いと言われています。

もちろん、有名人が投資したから成功するわけではないし、写真の分野は競合が多いので、勝負はこれからです。



3. ネットフリックス

米国のオンラインDVDレンタル大手であり、飛ぶ鳥を落とす勢いの「netflix」ですが、ここへ来てつまづいてしまったようです。

今週発表された第3四半期の決算発表後株価が急落しました。

業績はほぼ予定とおりだったのですが、値上げに反発したユーザーが80万人減少したため、業績予想を大幅に下方修正したのです(英国進出のための先攻投資も懸念材料)。

経営陣は値上げのとき、強気な発言をしていましたが、実際のユーザーの反応は厳しかったようです。



4. サムライインキュベート

飛ぶ鳥を落とす勢いと言えば、国内では榊原氏率いるサムライインキュベートの活動です。

11月1日に、天王洲にスタートアップインキュベート施設の「サムライスタートアップアイランド(SSI)」をオープンさせるほか、ファンドからの投資も加速しています。

今週だけでも、蔵書管理サービス「BookOcean」を展開するボーディングパスと、電子出版事業を展開するモバキッズの2社に投資をしています。



5. スマホアプリの数

先月末の時点での、AndroidMarketとAppStoreに登録されているアプリケーションはそれぞれ319,161本と459,589本だったそうです。

登録累計では、Androidが50万超、Appleが60万強と言われているので、これらの数字になるのは、途中で退場するアプリがあるためです。

Androidでは37%が何らかの理由で削除され、Appleの比率は24%と少ないそう。

Appleは審査も厳しめだし、アクティブユーザーが多いからのような気がします。



6. スポーツカーコラボ

最近は、ハードウェアもコラボが流行ですが、スポーツカーメーカーとのコラボも出て来ています。

今週は、米国のスマートフォンメーカーであるRIMがポルシェデザインの携帯を発表していました。

http://mashable.com/2011/10/28/porsche-blackberry-bold/

なかなかカッコイイ感じです。



つい先日には、ランボルギーニのノートパソコンも話題になっていました。

http://news.livedoor.com/article/detail/5848115/

小さい頃からランボルギーニファンの私ではありますが、さすがにPCは要らないかな。。。



7. 国内新規上場

今週は久しぶりにIT系企業2社の上場(共に東証マザーズ)がありました。

共に堅調なスタートを切っています(^^)。



1)ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス

名前が長いですが(^^;)、基本的には携帯やコンテンツのデバッグをしたり、ネットの監視をしたりするビジネスを展開しているIT企業です。

上場後公開価格を上回る株価で推移しています。



2)イーブックイニシアティブジャパン

電子書籍販売サイト「イーブック」を提供している企業です。

昨日は公開価格2.3倍で買い気配で終了する人気ぶりです。



8. DECOPIC

プリクラアプリとも言えるコミュニティファクトリーが提供する「DECOPIC」が、AppStoreの写真ジャンルでInstagramを抜いて一位になりました。

このアプリは10月19日にリリースされたばかり。

特徴は最初からアジアを中心としたグローバル視点に立っていて、英語はもちろん、韓国語、中国語も対応して、中国の最大手SNSである人人網や中郷版ツイッターである新浪微博にも投稿できるところです。



9. Klout

ソーシャルメディアの影響度を図る「Klout」がファイナンスを進行中との記事がありました。

バリュエーション(企業価値)は2億ドルで、3千万ドルの資金調達だそうです。

Kloutは、twitter、Facebook、Google+、LinkedInなどに対応していますが、先日はtumblrも対象としています。



10. Google Maps APIが有料に?

かつてより色々噂のあるGoogle MapsのAPI(乱暴にいうと、データを取って来て、あたかも自社サービスでデータを持っているように使えるもの)ですが、来年はじめごろからいよいよ有料になりそうです。

これはAPIを使っているサービスにとっては、死活問題になる可能性があると思います。



11.その他

1)SoundHound

音楽検索サービスを提供する人気アプリ「SoundHound」の数字情報が公開されていました。

スマホユーザーは5,000万人にも及ぶそうで、1日の楽曲検索数は400万あるそうで、昨年の10倍のペースなんだとか。

学生のとき好きだった洋楽の名前が思い出せずに、ダウンロードしてみたのですが、私の歌に問題があるのか、検索できませんでした(^^;)。



2)Codecademy

「Codecademy」は、その合成名のとおり、プログラム(Code)を勉強(Academy)するサイトです。

私は使ったことがありませんが、評判を見るとかなり良く出来ているようで、名だたるVCから2.5百万ドルの資金調達をしたそうです。



3)告白してくれるアプリ

イケメン男子が告白してくれるアプリがリリースされました。

この「イケメン週間」は、ミスター慶應・上智コンテスト2011ファイナリストの11人が日替わりで告白してくれるというアプリです。

以前から提供されている「美人週間」の女性向けバージョンとか。

これを使っている女性がいたら、ちょっと引いちゃいますけど(笑)。



<番外編>

1. 遺伝子から先祖データ

ナショナルジオグラフィックのプロジェクトで、自分の遺伝子からDNA分析により遺伝学上の祖先(辿って来た経路など)の情報を知ることができるというのがありました。

http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/genographic/project.shtml

どれだけ期待した情報が得られるのかは疑問ですが、個人的に興味有ります。
先週発売になったiPhone4Sですが、3日で400万台も売れたそうです(前機種の2倍以上)。

日本では初めてソフトバンクとauの2つの携帯会社から販売されましたが、今のところ販売数はほぼ互角とか。

今週に入っても相変わらずジョブズについてのトピックスが絶えず、前日まで働いていたとか、将来のプロダクト設計まで終えていたとか色々言われていますが、いずれにせよ彼の逝去がアップルの商品販売にポジティブに働いていることは間違いありません。

また、言語アシスタント機能である「siri」についての話題も多く、特に「I Love You」に対して「他の携帯には言っちゃ嫌よ」などのような粋な返事をしてくれるということがフューチャーされていました。

一方で、サムスンが日本でもiPhone4Sの販売差し止め請求を起こすなど予断を許しません。

では、今週の注目ニュースです。



1. LinkedIn日本語サイトオープン

ビジネスSNSの世界最大手であるLinkedInが日本語対応を開始しました。

プロフィールに職歴や学歴、スキルなどを登録して公開することで、ビジネス人脈を構築したり、就職・転職に役立てることに使われていて、現在200ヶ国で1億千万人が利用しています。また、今年の5月には上場を果たしています。

メディアでは、「ついに日本でサービス開始!」のように大袈裟に報道していますが、これまでも英語では利用できていたので、個人的には今更という気もします(^^;)。

ところで、この日本語対応に関するソーシャルつぶやきで目についたのは「また米国産のサービスが日本に入ってくる。早く日本発のサービスを世界へ」というニュアンスのものが多かったこと。

LikeInへの期待感というより、ITサービス全体での日本の危機感を感じている人達が少なくないのだと思いました。



2. ゲームコミュニティ「JOYNT」

フォリフというベンチャー企業が、ゲームコミュ二ティサイト「JOYNT」をリリースしました。

フォリフは、自然言語処理ビジネスをしていた学生ベンチャーですが、時代の流れに合わせて事業転換をしたものと思われます。

「JOYNT」の特徴は以下の3つ。

1)スマートフォン特化型であること。

2)HTML5ベースであること。

3)既存のプラットフォームに依存しない独自のプラットフォームであること。

成功を左右するポイントは・・・

・サードパーティ(ディベロッパ)にメリットがあるか

・ユーザビリティはどうか

にかかっていると思いますが、この試み自体はとても良いと思います。

競合相手はGREEやmobageになると思うので、気合い入れて頑張って欲しいです。



3. Dropboxの逸話

クラウドストレージサービスを提供する「Dropbox」が、設立してまだ2年のころの2009年にアップルから数千万ドルの買収提案を受け、それを断っていたという記事が取り上げられていました。

アップルに呼ばれて言ってみると、スティーブ・ジョブズ自らが現れ「アップルが近くストレージサービス(iCloud)を始めるから、その前に売っておいた方がいい」と説得したようですが、Dropboxの創業者はこれを断ったそうです。

数千万ドルと見積もられていた企業価値は今では、なんと40億ドル、先日も2億5千万ドルという多額の資金を調達し、45百万ユーザー数に基づく今年の売上は240百万ドルが見込まれています。



4. 盛大がMBOを計画!?

米国ナスダックに上場している中国最大のオンラインゲームメーカー「盛大(Shanda)」が、MBOを計画しているとのニュースがありました。

陳天橋社長の親族や経営陣が見込んでいる買取価格は、現在の株価に29%のプレミアムをつけたもので、必要資金は600億円にも及ぶとか。

コングロマリット化しつつある盛大のCEOとは、上場前に上海で一度逢ったことがありますが、とてもパワフルな方だったことを記憶しています。



5. SnapeeeとGREEが提携

かつて『hirog』でも紹介した「Snapeee」を提供する「マインドパレット」がGREEと資本業務提携を行いました。

世界展開とスマホ強化を急ぐグリーと、アジアではダウンロードされてるけど日本のユーザー数はイマイチというマインドパレット両社の思惑が一致したものと思います。

近くSnapeeeのグリー版のようなものがリリースされるとか。

大手とスタートアップベンチャーの資本提携は今後も続くでしょう。



6. Visual.lyが資金調達

インフォグラフィックサイトを展開する「Visual.ly」が、2百万ドルのシード資金を調達しました。

Visual.lyは、秀逸な資産管理ソフトである「Mint」をつくった人達が独立してつくった会社で、登録されているインフォグラフィックの数は30万点、月間ページビューは100万だそうです。

まだ、β版もローンチされていない段階でこの人気はすごいですね。

私もFacebookにたまに貼付けさせていただいている「インフォグラフィック」ですが、日本ではあまり馴染みがないように思います。

分かりやすいので良いとは思うのですが、昨今の米国のブームを見ていると、あまり意味のないものまでなんでもかんでもインフォグラフィック化している気がします(^^;)。



7. その他

1)Lemon

基本的に面倒くさがりな私は、レシート情報を勝手にデジタル化してくれて支出管理

とか出来たら楽なのに、と思っていたのですが、そんなサービスがありました。

携帯の専用アプリで紙のレシートの写真を撮ってアップロードすると、勝手に金額を

抜き出して保存、分析してくれるのです。

この「Lemon」は1,000万ドルの資金調達を済ませているそうです。

早速ダウンロードしてやってみたのですが、私がイマイチ使い方がよくわかっていないのか、うまく動きませんでした(涙)。



2)タッチスクリーン

マイクロソフト研究所とカーネギーメロン大学が共同開発したもので、これを遣うと

3様々な物体に映し出される疑似タッチスクリーンで操作ができる例えば手に移してそれをタッチするだけで、機器を操作できるようになります。

wktkです。

http://japan.internet.com/webtech/20111019/3.html



3) シリコンバレー企業の福利厚生

シリコンバレーは人材獲得競争が激しいということもあって、福利厚生がとても充実していますが、各社の福利厚生のインフォグラフィックがありました。

運動施設があるのは当たり前で、GoogleやTwitterなどはロッククライミングウォールまであります。

食堂も充実していて、有名なものとしてはGoogleはランチも夕食もフリーで好きなものが食べれるそうです。

他にも企業によってクリーニング、マッサージ、床屋、写真現像、革製品修理、著名者の講演などなど、工夫した福利厚生プランを整えています。

シリコンバレーの企業を見ていると、まだ利益が出ていなくてもオフィスは立派だし、福利厚生もしっかりしていて、日本企業にはなかなか真似できないと思います。



<番外編>

1. 世界人口

Facebookのユーザー数ばかりが注目されがちですが、その母体である世界の人口が今月中にも70億人に達します。

私が学生のときに世界の人口は50億人と言っていたことを思い出します(^^;)。

今後ですが、2025年に80億人(インドが中国を抜く)、今世紀末には100億人を突破するそうです。



2. 理系は金持ち!?

得意科目と平均年収の関係について、大学の研究グループが実施した調査によると、数学が得意な人の所得が620万円(平均年齢43歳)と最も高く、次は理科が得意な人となり、数学が得意な人と国語が得意な人との年収の差は183万円もあったそうです。

総じて「理系の方が金持ち」ということになるのでしょうか。。。



3. 立ったまま寝るベッド

電車の中でたまに、立ったまま寝てる器用な人がいますが、まさにそれを誰でも実現できてしまう代物があるそうです。

組み立て式のベッドは、組み立てると身長ほどの大きさになり、カラダを本体に固定すると、立ったまま眠れてしまうのです。

もっとも、立たないと寝れないような状況がどれぐらい存在するのか、という素朴な疑問もあります。

http://rocketnews24.com/2011/10/20/142961/



4. 390円ランチ

私がFacebookで問題出題したものは、ガストの390円ランチです(笑)。

チーズINハンバーグが、ライスとスープがついて、税込みなんと390円という値段で提供されているのです。

どうしても私の場合、これで利益が出るのだろうかと試算してみてしまうのですが、薄利ながら利益は出そうですし、これが安いからとドリンクバーなどを頼む客が少なくないと思うので、それでカバーしているのでしょう。

収入が下がる傾向のある日本ですが、その範囲で暮らせる選択肢も広がっていると感じます。
今週、また1つ歳を取ってしまいました。

子供の頃、米寿(88歳)というのを知ったときに、自分もそれぐらいまで生きれるといいなと思ったのですが、そこから逆算すると人生折り返し地点になります。

これから、第二の人生の気持ちで歩んで行きたいと思います。



さて、では今週の注目ニュースを。。。



1. iPhone4S発売

私の誕生日の10月14日に、iPhone4Sが発売されました。

形こそ変わっていませんが、スペック的にはデュアルコアチップ、8メガピクセルカメラ、音声アシスタント、通知センター、iOS5、iCloud、iMessageなど、かなりあがっているとあって、特に3GSを使っていたユーザーの買い替え需要が大きいようで銀座のソフトバンクショップなどは行列が出来ていたようです。

今回の注目はソフトバンクだけではなくauからも発売されることで、どっちで買うのがいいのか?という部分です。

ネット上ではauとソフトバンク、どっちのネット接続が早いかなどの実験が動画で流れていました。

http://www.gizmodo.jp/2011/10/_iphone4s_auau.html

理論値と実態は異なるようで、ほとんどの場所においてauが勝っているようです。

個人的にはしばらく様子を見たいと思います。



2. Google好調

最近Facebookと比較され、ネガティブニュースもあるGoogleですが、業績は相変わらず好調のようです。

発表された第3四半期業績によると、売上は97億2千万ドルで前年同期比で33%の増加となり、純利益も27億3千万ドルと好調。

ちなみにあれだけ買収や先攻投資などを行いながらも、手元キャッシュは426億ドルも残っているから驚きです。

Google+のユーザーも4千万人を超えたということで、相変わらず侮れません。

これと平行して、google版ツイッターと言われていた「Google Buzz」、ミニブログサービスの「Jaiku」などの、不振サービスからの撤退も決定しました。



3. RovioがIPO?

「Angry Birds」で有名な「Rovio」が2012年のIPOを目指しているというニュースがありました。

しかもバリュエーション(時価総額)目標額は$1B(10億ドル)。

1つのゲームアプリのヒットで上場できる時代になったのだとあらためて認識します。

ちなみに、「Angry Birds」は1億4千万ダウンロードされています。



4. ソーシャルゲーム企業関連

1)ソーシャルベンチャーとコンシューマ大手の提携

Mobageを中心にソーシャルゲームを展開する「ポケラボ」とセガが資本業務提携を行いました。この提携に伴いセガは既存株主から株式を譲り受け、主要株主となりますが、従来型のゲームメーカー大手がベンチャー企業と提携をしていくというのは新たな潮流です。



2)klab業績

先日上場を果たした「klab」が2011年8月期通期の業績を発表しました。

売上は前期の2倍近い56億64百万円、経常利益が9億51百万円となり、131百万円だった前期と比較して624%増という絶好調の業績。

来期業績予想ですが、第1四半期だけで売上が29億17百万円、経常利益7億10百万円という強気予想です。

この発表でまた株価も跳ねそうですが、ソーシャル市場は元気づきそうです。



3)米国ソーシャルゲーム情報

今週見たソーシャルゲームのインフォグラフィックスには、以下の情報があったので参考までに載せておきます。

・ソーシャルゲームユーザーの35%は、ゲーム経験が無いユーザー。

・米国人の5人に1人がソーシャルゲームをしている。

・ソーシャルゲームユーザーの83%は、ゲームをやるためにFacebookを使っている。

・ソーシャルゲームユーザーの83%は、バーチャルギフトを買って贈っている。



5. pinterest

オンラインピンボードサービスを展開する「pinterest」が$27mの資金調達を完了しました。

同社は数ヶ月前にも$40mのバリュエーションで、$10mの資金調達を行っていますが、従業員がわずか8名の会社が、こんなに大金を何に使うんだろう?と個人的には思ってしまいます。

ところで、オンラインピンボードサービスとは何かということなのですが、おそらく「pinterest」は「pin」と「interest」の造語だと思われ、web上で興味を持ったものをピン留めしてボードに保存していくことができて、共有がされます。

米国などでは、気に入った写真などを壁やボードなどにピンで貼る習慣がありますが、日本では無いのでイメージがしにくいかも知れません。

早速登録して使ってみましたが、見た目がイケてるので、気に入りました。

ただ、例えば同じような趣味の画像(例えば美しい建築物とか)は、違うユーザーでもダブってクリッピングしているケースが多いので、そのうち飽きて来るかも知れない、とも思ったりします。



6. ソーシャルコマース

1)Ondango

企業がFacebook上で簡単にeコマースが構築できるアプリケーション開発を手がけている「Ondango」が、今週一般公開されたそうです。

ユーザーはアプリのリクエストを受け入れることなくセキュアに使えるらしく、注目されているサービスです。



2)FacebookとeBayが提携

eBayが今週行ったeコマースサイト構築に際して技術提供する「X.commerce」システムの発表に際し、Facebookの「OpenGraph」を採用することも合わせて発表していました。

ソーシャルグラフとコマースが本格的に結びついていく布石となるでしょうか。



3)Onepager

コマースと直接は関係ないのですが、お店や中小企業が無償で短期間にwebサイトを作れる「Onepager」が35万ドルのシード資金を調達したというニュースもありました。

テンプレートを利用して一瞬で作れるというシンプルなサービス。

こういったものの普及も、コマースを促進していくと思われます。



7. Box.net

先日の『hirog』で5億ドルの買収提案を断ったという記事を紹介した、クラウドストレージBox.netが$81Mを調達したそうです。

このバリュエーションは6億ドルになるそうで、買収を断って正解というところなのでしょうか。

昨日は、このBox.netが、iPhoneとiPadユーザーに対して、50GBのフリークラウドストレージを提供するという記事も出ていました。

攻めますね。



7. bit.ly

ソーシャルメディアで他のホームページのURLを記載する場合には、短縮URLを使うことが多く、短縮URLサービスとしては、bit.ly、TinyURL、goo.glなどが知られています。

ただ、最近はtwitterやFacebookなどが独自で短縮サービスを始めているため、独立系のところは今後どうなるのだろう、と思っていました。

そんな「bit.ly」が、独自の検索プラットフォームに基づいた評判管理サービスを開始するらしいです。

短縮したURLの情報を収集することで、当該情報のバイラルでの広がりを判定できるため、これを生かして現在の評判や今後話題になりそうな情報を判定して企業に対して有料でトレンド情報を提供していくものとのこと。

なるほど。



<番外編>

幸せ指数である「国民総幸福量」で有名なブータン王国のワンチュク国王が10月13日に結婚式をあげました。

70万人の国民から大きな支持を受けている31歳という若い国王が娶ったのは、一般人の学生でこれまた若い21歳の女性。

身分こそ違いますが、見た目はイケメンと美女のお似合いカップルでした。

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-23620620111013

ブータン王国は一夫多妻制で、前国王は4人の妻をもっていたようですが、ワンチュク国王は生涯彼女だけを妻とする意向だそうです。

ステキです!

ちなみに、新婚旅行は11月に、なんと日本を予定しているそうで、そのときはマスコミにもたくさん登場するでしょう。
アップルの創業者であり、長く同社のCEOをつとめ、世界のパーソナルコンピュータやOSの発展に多大な貢献をした「スティーブ・ジョブズ」氏が逝去しました。

まだ56歳という若さでの早過ぎる死は、全世界で惜しまれています。

しかも、アップルの業績が絶好調で、世界で最も価値のある会社になった矢先の出来事。

本当に歴史に名を残す人というのは、ここぞというタイミングで引退したり、亡くなったりしますよね。

そういう数奇な運命の元に生まれているのかも知れません。

私は、古くからのMacユーザーでも、アップルの信仰者でもないですが、経営者なら誰しもが目にしたことがあるであろう、2005年のスタンドード大学の卒業式での講演での名言である「Stay Hungry, Stay Foolish」や、これまで世の中に出して来たインパクトの商品など、本当に素晴らしいと思います。

他に彼の名言として

「集中するとはノーということだ。集中すれば部分の総和を超えた真にすばらしい製品が生まれるのだ」

というのが好きです。

また、彼が亡くなったときに、ファンなどが言っていたフェーズで気に入った2つを紹介しておきます。

「iPhone4Sの「4S」は、「for Steve」の意味だったのだ」

「世界を変えた3つの林檎。イヴを誘惑した林檎、ニュートンが見た 林檎、そしてジョブズの林檎」

ちなみに、昨日のiPhone4Sの予約開始日は、どこも行列だったようです。



さて、今日は前置きが長くなってしまいましたが、今週の注目ニュースです。



1. スタートアップの増資ブーム

1)ソーシャルゲーム企業

今週はスタートアップのファイナンス(資金調達)のニュースが多かったです。

中でも驚いたのは「ワンオブゼム」。

モバイルソーシャルゲームを開発するために今年の初めに設立されたばかりの会社ですが、グロービス・キャピタル・パートナーズ(数々の優良企業に投資)とインフィニティ・ベンチャーズLLP(グルーポンジャパン、「サン牧」のREKOOなど)という名門から3億円という多額の資金を調達しました。

サイバーエージェントでアメーバピグ事業を統括していた武石社長のAmebaモバイルでの実績が評価されたもので、6月にAmebaモバイル向けにサービスを開始した「海の上の亀農園」というゲームはわずか4ヶ月足らずでユーザー数は既に50万人を突破しているそう。



今週の増資ではないのですが、GREEが芸者東京エンターテイメントに3億円を出資していることが明らかになりました。

GREEは、同業のgumiやウィンライトにも3億円以上出資していて、ソーシャルゲームで生き残るためにはそれぐらいの資金が調達できないと厳しいということの裏付けでもある気がします。



2)ソーシャルリーディング企業

ソーシャルリーディングサイト「Qlippy」を運営するSpinnningWorksが、ニッセイキャピタルなどから4,100万円の資金を調達しました。

同じく、今週ソーシャルリーディングサイトを運営する、サムライインキュベートが出資するブクペが、ngiファンドに2000万円の第三者割当増資を実施しています。

ソーシャルリーディングは、これらの2社の今後の動きに注目です。



3)アプリ企業

以前の『hirog』で触れたWondershakeが個人投資家やスタートアップファンドから36万ドルの資金を調達しました。

既に米国に本拠を移してグローバルを目指している企業ですが、今度どうなるのでしょう?



2. 炎上ネタ

「カレログ」に始まったソーシャルを中心とした炎上事件ですが、今週はカレログ以外に二つほど騒がれた案件がありました。

1)新カレログ

カレログが全く違う形でサービスを再リリースすることになりました。

各方面からの批判と圧力により、改変を余儀なくされ、無料で本人の契約が必要ということになったようです。

これだと使われないでしょうけど。。。(^^;)



2)ミログ

先日ミログが発表したの「アプリ情報解析SDK」が勝手にプライバシー情報を取っているのではないかという議論がツイッター上で起こり、ミログ側の対応がよくなかったこともあってちょっとした騒ぎになりました。

個人的には同社のビジネス的には悪くないと思うのですが、今回その面で騒がれ始めてしまったことと、アプリ開発者にはメリットがあってもユーザーにとってのメリットが無いので、今後苦戦を強いられるかも知れません。



3)GREE

GREEの退会についての批判も多かったです。

これは一旦サービスに加入してしまうと、退会が非常にしんどいというもの。

もっとも、モバイルやネットサービスは退会をわざとやりにくくして、退会者を少なくするというのはよく行われていることなのですが、GREEが突っ込まれていたのは、退会時のアンケートで、何を答えても代案が出されて解約したくても解約できないというもの。

確かにちょっと行き過ぎな気がしました。



いずれにせよ、ビジネスとユーザーホスピタリティのバランスは簡単ではないですね。。。

これから、入会しているサービスを一気に退会処理をしてくれる、退会サイトとか出て来るかも知れません(^^;)。



3. 音声認識技術

iPhone4Sの目玉機能は、音声認識によりユーザー操作のアシスタントをする「siri」でした。

日本語対応はしばらく先ということですが、日本でも音声認識技術に優れた会社があります。

イナゴ株式会社というところで、古くから音声認識技術に取り組んでいて、同社の技術は「siri」よりも良いそうです。

今週techwaveで「netpepple:a」というアプリが紹介されていたので、早速ダウンロードしみたのですが、ダウンロードしてみましたが、いちいち会話をしているなら打っちゃった方が早いかなと思ってしまいました(^^;)。

日本の会社の技術が世界的な商品に採用されるといいですね。。。



4. IPO系話題

1) Groupon

数々のネガティブニュースで、IPOが危ぶまれているGrouponですが、年初に250億ドルと言われていた時価総額は、大幅に減少しているそうです。

ニュースネタ元により金額は異なるのですが、現時点で上場するとしたら投資家的には100億ドル以下じゃないと買わない、中には30億ドルが妥当としているところもありました。



2)CDC

中国のポータルサイトである「china.com」を運営するCDCが破産申請中であることが分かりました。

1999年に中国インターネット企業として初めて米国ナスダックに上場。一時とても騒がれた会社です。

設立からわずか2年ほどでの上場で、個人的には政治絡みだと思っていたので、不思議ではないですが。。。



5. ソーシャルネットワーク広告市場

ソーシャルネットワークサービスにおける、広告市場についての記事がありました。

2011年の市場は54億ドルで、うち半分は米国市場だそうです。

また、54億ドルのうち、大半の38億ドルはFacebookだとか。

ちなみに、この市場は2013年には100億ドルになると見込まれています。



6. 米国IT企業給料

以前「シリコンバレーの給料は高い?」で、シリコンバレーで働くエンジニアの給料について書いたことがありますが、元Googleのエンジニアが、米国の主要なIT企業の給料がどれぐらいかを知ることができるサイト「Tech Company Pay」を立ち上げたそうです。

これによると、主な企業の平均年収は以下の通りです(括弧内は以前の記事からの抜粋)

ツイッター:12万0111ドル(12.5万ドル)

アップル   11万3319ドル(14万ドル)

リンクトイン 11万1720ドル(15.5万ドル)

フェースブック10万5167ドル(15万ドル)

グーグル   10万4594ドル(18万ドル)

マイクロソフト9万6170ドル

このサイトと括弧内の金額に相違があるのは、このサイトは全職種の平均給与で、括弧内はエンジニア報酬ということで違いがあるのだと思います。

http://techcompanypay.com/




<番外編>

日本海藻食品研究所というところが、高温のソフトクリーム(名称はソフトクリームならぬ「ホットクリーム」)を開発したそうです。

出来立ては65℃もあり湯気が出ているとか。

そもそもは、大量に廃棄される「おから」がもったいないという発想から始まった

開発のようなのですが、思わぬ副産物を生んだようです。

一度食べてみたいけど、きっと初めて出逢う味がするんだろうな。。。(^^;)。
今週は、色々な分野で活躍される女子学生の方々にお会いする機会がありました。

現在私の方で開発している新サービスに関するヒアリングが目的ですが、せっかくの機会で本人や周りの学生たちのソーシャルサービスやアプリの利用状況についての情報報も色々聞かせていただきました。

そこで共通していた点を二つ。

・mixiは既に過去のサービスとなっている。

・ソーシャルメディアが増えすぎて面倒くさくなって来ている。

これは今後サービス開発をするうえで留意すべき趨勢かと思います。



では、今週も注目のニュースについてお知らせします。

今週はたくさんあります(笑)



1. Kindle Fire

今週、海外で最もホットだったニュースは、アマゾンが発表した画期的なタブレット端末「Kindle Fire」でした。

話題になった一番の理由はなんといっても価格がリーズナブルであること。

199ドル(1万5千円)でタブレットが手に入ってしまうのです。

ゲーム端末の値段で多機能端末が手に入ることを考えると、iPadで価格の面で躊躇してた人達が飛びついてもおかしくありません。

この製品は当然アップルのiPadに対抗したものですが、「iPad2」よりも6割以上も安いというのは驚きです。

Kindleというと、電子書籍のイメージが強いですが、今回のFireは、web閲覧、映像・音楽なども閲覧できます。

iPadと比較して劣っているのは、画面が少し小さいこととカメラがないことぐらい。

個人的に興味があるのは、端末自体よりも、同時に発表された「アマゾン・シルク」というブラウザ。

クラウドでの処理を増やして、モバイルでもスムーズに動くみたいです。

何やら「スプリット・ブラウザ・アーキテクチャ」なる設計思想に基づき、ユーザーが開くサイトの中に重いデータがあった場合には、データ量を小さくして表示する、人気があってよく見られるサイトについて予めモバイル端末向けに最適化キャッシュしておいて表示などの処理をするとのこと。

一度使ってみたいです。

あっ、ちなみにKindle FireもAndroid Osを搭載しているので、後述するマイクロソフトの特許に抵触してAmazonはライセンス料を支払うことになるのかも。。。(^^;)



2. tumblr好調

「tumblr」は色んなファイル形式のコンテンツを簡単に投稿することができるメディアミックスサイト。一般的には「ミニブログサイト」と言われています。

米国発のサービスですが、今年から日本語版もリリースされています。

以前ファイナンス(資金調達)の噂について触れた事がありますが、今回$85m(85百万ドル)の資金調達に成功しました。

tumblrのバリュエーション(時価総額)は$800mということですが、訪問者数では10倍もあるwikipediaを月間PVでは抜いているそうなので、このぐらいの価値は妥当とも言われています。

ちなみに、PVはどれぐらいかというと、他のサイトと比較すると以下のようになります。

・Facebook:5030億PV/月

・Google:2720億PV

・tumblr:65億PV

・wikipedia:56億PV

・ツイッター:34億PV

日本のFC2と同じくアダルト系が多いともいわれているので、今後どういう方向に発展していくのか、ブランドイメージという観点で興味があります。

今週、ソーシャルブックマークサービスである「Delicious」が大幅リニューアルをしましたが、なんとなく「tumblr」に近くなった気がします。



3. 手書きメモ読み取りノート

最近、文具店などで「手書きメモ読み取りノート」を見掛けるようになりました。

リアルのノートに書き込んだメモをスマートフォンのカメラで撮影すると、自動調整されて保存されるというもので、具体的にはキングジムの「SHOT NOTE」というのとコクヨの「Cami App」という二つが有名です。

ただ、これらは単に全体のイメージをデジタルデータとして取り込むだけ。

個人的には何か騙された感覚さえ持っていました(^^;)

ところが今月、「オーリッド」という会社から新しく「KYBER SmartNote」という商品が発売されました。

このノートはOCRにより文字認識して、手書きの文字をデジタルのテキストととして記録することができます。

現時点ではアマゾンでしか買えないのですが、近く文具店などでも買えるようになるそうです。



オーリッドの三浦社長とは7年ぐらい前に中国でご一緒したことがあったので、今週お会いしてきました。

相変わらずパワフルで、強みやビジョンを聞かせていただきましたが、同分野では競合がほとんどいないので、これからが楽しみです。

OCRとひと言でいっても、精度にはかなりの幅があり、実用に耐えれないものがほとんどだとか。

それをオーリッドでは、コンピュータ処理した後に、人海戦術にて精度を上げているのです。

この「生産管理」が同社の競争力になっています。

将来的には無料にしたいと素晴らしい目標も語ってくれました。

是非ビジネスでご一緒したいと思います。



興味の有る方は、以下アスキーの記事をご覧ください。

http://ascii.jp/elem/000/000/635/635625/

ちなみに上記記事にも登場する同事業を統括する星川執行役員は、私の前職で一緒に働いていたことがありました。

世の中狭いです。。。(^^;)



4. 2大ソーシャルの時価総額

ツイッターの今期売上は昨年の$45mに比して3倍の$140mになった模様です。

一時期横ばいだった時価総額も昨年の2倍の84億ドルです。

一方、Facebookは順調に時価総額は伸びていて現在800億ドルと言われています。

この辺になってくると、すごいとしかいいようがありません(^^;)。



5. Androidに関する特許係争

最近、海外では特許係争が耐えませんが、Androidに関する特許関連で、HTCに続いてサムスンがMicrosoftとライセンス契約を締結しました。

AndroidはGoogleが開発したソフトなのに、それを搭載した端末を販売する際に、なぜmicrosoftにライセンス料を支払うんだろうという感じですが、いずれにせよサムスンが認めたことで、Andoroidは無料という認識は崩れ去り、Android端末でも、Windows Phoneでも、マイクロソフトにお金が入って来ることになります。

これらAndroidのライセンス料は年間4億ドル以上になるとか。。。マイクロソフト恐るべしです。

ただ、取られた側が黙っているはずもなく、応戦も始まっているので、泥沼化しないことを祈りたいです。



6. 中国ネット銘柄株価

今週ネット人口が5億人突破したというニュースがあった中国ですが、ネット銘柄の株価が軒並み下降しています。

中国事情に詳しい@penangさんによると「人人網」は今年のIPO時のピークから76%もダウン。

この5ヶ月間の株価の推移をみても、「優酷」が70%、「酷6」が73%、「楽視」が67%と、平均して70%下落してるそうです。(ただし上場から日が浅く先日新浪が株式を保有した「土豆」」は17.9%程度のダウン)。



そんな中、今週人人網が動画サイト「56網」を80百万ドルで買収するというニュースがありました。

日本の光通信系のネット上場会社である「e-まちタウン」は、かつてこの企業に投資していたので、キャッシュアウトですね。

ちなみに、「人人網」は中国版Facebookでユーザー数は1億2千万人、インターフェイスもFacebookに極めて似てます。



7. 世界各国のソーシャルメディア利用状況

世界各国でどんなソーシャルメディアが使われているかというレポートを見たら、欧米ではFacebookが断トツの1位で7割ぐらい、2位がBloggerで2割ぐらいというのがスタンダードでした。

ところが日本は、ブログが独自の発展を遂げた国なので上位には、以前の『hirog』で書いたような「FC2」「Ameba」などのブログサイトが並んでいます。

日本のFaceBookは訪問者数が1,000万人を超えたといっても、ネット人口比からいうとまだまだなのです。



8. Google Earth

リリース当初はすごい話題になったGoogle Earthですが、「ヘリコプターVIEWモード」が追加されました。

これまでは、真上からの地図VIEWモードでしたが、あたかも上空を飛んでいるような3Dの映像で見ることができます。



そんなGoogleですが、先日の『hirog』で紹介した、最近日本でもサービスが始まったプレミアム動画サイトである「hulu」に40億ドルで買収提案をしているそう。

この金額はYouTubeの倍にもなるので、これだけ積まれたら売るかもしれません。



9. HPのCEO交代

先週、ヤフーのCEOの解任劇がありましたが、HP(ヒューレット・パッカード)もCEOが変わりました。

新しくCEOに就任したのは、ebayの元社長をつとめていたMeg Whitman。

彼女は世界で個人資産10億ドル以上をもつ14人の女性の一人でもあるそうです。

元CEOのLeo Apotheker氏は、SAPの元社長で、鳴り物入りでHPにスカウトされたのですが、1年も経たないうちに解任です。

米国のCEOは報酬も高いですが、評価も厳しいですね。



10. テレビチェックインサービス

「テレチェック」というiPhone向けアプリが開始されました。

同じテレビを見ている人同士でコミュニケーションが取れるというもので、米国ではこのようなサービスがいくつか出て来ています。

リアルタイムで会話ができるほか、その履歴を見ることでその人の嗜好を知ることができます。

テレチェックをリリースしたのは「ピド」という会社。

同社の代表である田中氏は、フラクタリストという上場会社(現在はngiグループに統合)の創業者です。

田中さんはいち早く中国進出もしていたので、しばしばお会いしていますが、とても聡明な方です。

私はテレビを見なくなってしまったのでユーザーになれずすいません(^^;)。



11. その他

1)Arrow

アンチSNSサービスを標榜する「Arrow」のAndroidアプリが公開されました。

匿名性のツイッターのようなもので、人の目を気にせずに本音をつぶやき、そのつぶやきに対して誰かがコメントしてくれるというものです。

試しに登録してみたら「○○○のキャッチコピーは?」という営業的なメッセージが届きました(^^;)。

ちなみに自分のつぶやきには、誰も返してくれません(苦笑)。

このサービス、個人的には流行るとは思えません。

誰にも気を使わずに愚痴などをつぶやきたいというニーズは少なくないと思いますが、誰かの意味のない発言に返信するという行為のモチベーションは続かないのではないでしょうか。。。



2)1分動画

「Klip」はシンプルな1分の動画を共有するサービス。

撮った動画を、写真のような感じで、ソーシャルメディア、動画サイト、Eメールなどで共有できる優れものだそうです。



3)ドコモスマホ移行加速

上位機種をすべてスマートフォンへ移行するという発表がありました。

MM総研の調査でも、2011年中に半分はスマホになるそうです。



<番外編>

1. カジノ収入

昨年の世界のカジノ収入の上位3つは、

1)マカオ:235億ドル

2)ラスベガス:58億ドル

3)シンガポール:51億ドル

2006年にラスベガスを抜いてギャンブルNo.1となったマカオは、そこから圧倒的に引き離していていますが、今年はシンガポールがラスベガスを抜いて2位になることがほぼ確実になったようです。

中華圏の勢いは止められません。。。



2. アマゾン

米国のEC大手のアマゾンが、来年3月に仙台にコールセンター開設するそうです。

これによる雇用者数は、初年度で数百人、将来的には千人になり、国内最大の拠点とする計画です。

震災復興を進めている私の地元である仙台にとっては朗報です。



3. DeNAがプロ野球団のオーナーに?

「mobage」を提供するDeNAがプロ野球球団横浜のオーナーになる可能性が高くなったというニュースがありました。

横浜の現オーナーであるTBSが売却の意思を決めていて相手先を探していますが、収益性が高く赤字球団も維持できる財務体質であるDeNAが有力視されていることは間違いないようです。



4. 光速を超える物体

今週驚くべきニュースがありました。

ニュートリノが光速を超えたというものです。

これが事実だとすると、宇宙には光速よりも速く移動できるものは存在しないとした、アルベルト・アインシュタインが1905年に提唱した特殊相対性理論が正しくないということになります。
台風はすごかったですね。

でも昨日は台風一過で、打ってかわってとても快晴でステキな空でした。。。

さて、今週は、私にとって、とても記念すべき週となりました。

新しい事業を支援してくださる方々が決定しました。

本当に感謝です!

期待に応えられるよう、そして、世の中に貢献できるよう、これまでの経験と知識を出し切り、自分の集大成として必ず成功させます!

今週は実質就業日が3日だったためか、ニュース少な目でしたが、その中から注目ニュースをお伝えします。

1.「iPhone」をauが販売

国内ではソフトバンクが独占販売をしていた「iPhone」ですが、来月中旬(10/15が濃厚との説)に発売が予定されている「iPhone5」は、KDDIも販売することになった模様です。

アップルは、かつて1つの国で販売するキャリア(携帯会社)を1社に制限し、販売数のコミットやブランド・サポートクォリティ維持につとめてきていましたが、今年に入ってから米国のベライゾンを皮切りに1キャリア体制が崩れ、中国においてはチャイナテレコムが新たなキャリアとして発表していました。

そういう意味では自然の流れなのですが、KDDIは最近Windows Phoneに肩入れしていて、こちらも秋口の販売と言われていたので、タイミング的には少し驚きです(もっともKDDI『iPhone』の発売は準備の関係で来年にずれ込みそうだとか)

ソフトバンクは、iPhoneのおかげで、今のポジションが築けたと言っても過言ではありません。

ソフトバンクに猛追されていたKDDIですが、今後のシェア構成の変化が注目されます。

一方、かねてよりヨーロッパを中心に係争が続いている、韓国のサムスン電子との間の特許侵害問題ですが、サムスン電子は、「iPhone5」の韓国での販売について、販売の差し止め訴訟を行う方針だそうです。

2. Google Wallet

スマートフォン「android」のお財布ケータイと言うべき、「Google Wallet」が米国でローンチされました。

技術的にはNFCという近距離無線通信を利用するらしいのですが、とにかくカードリーダーにかざすだけで引き落としはクレジット、という楽な決済が高度なセキュリティのもとで出来るのが特徴なので、周りの期待は高まっています。

GoogleのGoalは「財布を撤廃すること」だそうなので、見守っていきたいと思います。

個人的には、ドコモのような携帯会社とか、PayPalとかの先行している決済会社とかとどういう闘いが繰り広げられるのか、が気になります。

早く日本でも使えるようになって欲しいです。

3. Facebookの新機能

8億人ユーザーを超えたと言われるFacebook、日本でも訪問者数は1,000万人を超えたと言われています。

米国では昨日、Facebookの新機能が発表されました。

簡単にいうと、その人の生涯を独自のアルゴリズムによって、1ページに収めることで、一瞬にしてその人のことが分かるというもの。

実際の公開までには今少し時間がかかるようですが、どんなものなのか興味津々です。

4. Aeria Gemes躍進中

あまり注目されてないのですが、日系企業で米国を中心にオンラインゲームメーカーとしてここ数年急成長しているのが「アエリアゲームズ」です。

同社は日本の上場企業である「アエリア」の米国子会社ですが、今週累計登録ユーザー数が、2,300万人に達したとのニュースがありました。

次々と新タイトルをリリースし、多言語対応も素早く行って来ているのも功を奏していると思います。

アエリアの経営陣とは、私の古巣である「イマジニア」で一緒に働いていたことがあるので、是非この調子で頑張って欲しいです。

5. 独立系VC誕生

日本において、「B Dash Ventures」という独立系のベンチャーキャピタルが誕生しました。

元ngiグループの投資事業本部長をつとめていた、渡辺洋行氏が立ち上げたもので、総額20億円のファンドを予定しているそう。

同ファンドには、NTT系、NEC系、GREE、セプテー二などが投資している模様。

最近、スタートアップが盛り上がっていて、これらを支援するインキュベーターが増えてきていますが、その後の成長を担うこのようなベンチャーキャピタルが増えることはとても喜ばしいことです。

是非、頑張っていただきたいです。

<番外編>

1. プリントゴッコ終了

年賀状簡易印刷機の「プリントゴッコ」がついに、34年の歴史を閉じることになりました。

1977年に発売され、一時期は年間販売台数が72万台もありましたが、プリンタ普及の流れに押され、2008年からは本体の販売をやめて消耗品販売のみを行っていました。

昔のテレビCMの音楽が好きで、今も脳裏に残っています。

時代の流れとはいえ、なんとなく寂しい気持ちです。

もっとも私の父は趣味で「ガリ版印刷」というのを主宰していたので、年賀状はもっぱらガリ版印刷でした(^^;)。

2. 百度のCEO

中国の検索大手の百度のCEOである「李彦宏」氏が、米国「VanityFair」による「2011年の最も影響力を持つ人物50人」に、中国人としては初めてランクイン(25位)しました。

株式市場も、業績もそうですが、人についても中国人がビジネス業界で名を馳せる時代の到来を思わせます。

将来は、ビルゲイツやザッカーバーグのような形で、中国人がITの寵児となることになりそうです。
女子サッカー日本代表の「なでしこジャパン」はオリンピック予選を通過し、来年のロンドンオリンピックへの切符を手にしました。

男子サッカー日本代表も2014年のワールドカップアジア3次予選において、無敗を維持しています。

そろそろ、夜が涼しくなってきましたので、皆さんも体調には気をつけてください。

では、今週の注目ニュースです。



1. 異例のファイナンス

日本のゲームのスタートアップ企業である「Aiming」が12億円の第三者割当増資を実施しました。

何が特筆すべきかというと、この会社は今年の5月に出来たばかりの会社であること、そして12億円という規模です。

もっとも、ちゃんとした理由があって、Aimingの代表である椎葉氏は、マザーズ上場の「GameOn」の常務を務めたのち、「ONE-UP」の代表経験を経ているという実績があり、月商4億円を稼いでいる「ブラウザ三国志」の開発をした優秀なチームなために、設立時に既に3億円の資金調達済なのです。

また、事業面でも前職のタイトルの権利を買うなどして最初から売上がついていて、従業員も130名もいます。

それにしても、以前『hirog』でも紹介した今月上場する「klab」のファイアンス額が3億程度ですから、12億円というのは日本の未上場のスタートアップとしては珍しく大きな規模のファイナンスです。

今回のファイナンスのリードをしたのは、国内の大手ベンチャーキャピタルのJAFCO(野村証券系)。

調達した資金はスマホ向けゲーム開発や海外展開に使うそうです。



2. GREEがDeNAを超える

ソーシャルゲームの両雄と言われる東証一部上場企業のGREEと「mobage」を展開するDeNA。

一ヶ月ほど前には、DeNAの時価総額がGREEのそれを2,000億円ほど上回っていたのですが、ついにGREEの時価総額がDeNAを逆転しました。

GREEの海外展開、バリューアップスピードが早いです。

利益ベースではDeNAが1.5倍という感じですが、将来性を買っているのでしょう。



2011年4月6月期の両社にmixiを足した3社の業績は以下のとおりになっています。

GREE:売上210億、営業利益97億

DeNA:売上346億、営業利益158億

mixi:売上29億、営業利益3億

ちなみに金曜日の終値ベースでは、両社の時価総額の差が更に開いて、GREEが6.089億、DeNAが5,858億円となっています。(ちなみにmixiは511億円)

せっかくなので、ネット/IT企業の時価総額トップ10(ちょっと前の)を。。。



1)ソフトバンク:30,502億円

2)ヤフー:14,303億円

3)楽天:1,1568億円

4)グリー:6,111億円

5)DeNA:5,979億円

6)スタートトゥデイ:2,067億円

7)かかくこむ:1,700億円

8)サイバーエージェント:1,448億円

9)松井証券:905億円

10)イー・アクセス:822億円



3. Facebook近況

1)上半期業績

売上16億ドル、純利益5億ドルとなっている模様です。

2010年は売上20億ドル、純利益6億ドルと言われているので、ほぼ倍増ペースでしょうか。



2)新ボードメンバー

先日大手オンラインビデオストリーミング「Netflix」のCEOを取締役に迎たFacebookですが、今回あらたにクリントン政権の首席補佐官アースキン・ボウルズ氏が取締役となりました。

ロビー活動が盛んになって行くんでしょうね。。。



3)PV数

日本のFacebookのPV数(ページビュー、ホームページの閲覧数)が、既にmixiを超えていることが分かりました。

7月はmixiのPVが10.4億だったのに対して、FacebookのPVが11億でした。

すごいですね。

ちなみに、国内におけるPV数上位5つは以下のようになっていて、日本ではYahooが強いです。

・Yahoo!検索:72億PV

・Yahoo!JAPAN:64.1億PV

・GoogleJAPAN:41.4億PV

・Yahoo!オークション:29.1億PV

・楽天市場:28.5億PV



4. Groupon上場延期

上場申請済のGrouponがロードショー(投資家説明)をキャンセルし、上場を延期しました。

マーケットが良くないとか、業績に関するコメントをしてしまったのが問題とか言われていますが、実際はそうではないと思います。

その証拠の1つと言えそうなニュースが直近でもありました。

数百名の営業スタッフから残業代未払いで訴えられているというものです。

上場にとって裁判はリスクです。

これまでも赤字を誤摩化すような計算書類を出していたり、中国の大幅リストラなどの報道があり、ネガティブな記事が耐えないので、上場は結構微妙になるんじゃないでしょうか?



5.スマートフォン関連市場

1)スマートフォンゲーム市場

2010年に85億円だったスマートフォム向けゲームの市場ですが、2015年には2,550億円になる見込みだそうです(同年のスマートフォン台数は7,600万台)。

ちなみに、ゲームをしているスマートフォンユーザーの18%は何らかの形で課金できているそうです。



2)スマートフォン向け有料アプリのDL市場

2010年の有料アプリ市場は67.8億円で、有料アプリのOS別シェアではiOSが8割とダントツでした。

ユーザーの95%が無料アプリの利用経験があり、47%が有料アプリを使ったことがあるそうです。



6.騒動関連

1)Techcrunch

いつもお世話になっている米国を代表するITベンチャーブログ情報サイの「Techcrunch」において、編集者が社内事情を暴露し、創業者兼編集長(michael Arrington)が退任するという騒動がありました。

TechcrunchはAOLに買収されたのですが、同氏とAOLで共同でクランチファンドをつくったことが

発端で、報道しながら投資をするなんてジャーナリズムが維持できるのか?という批判を浴びたことからゴタゴタしだしたのですが、それだけにとどまらず、昨年Techcrunchの部門の長になった、AOLが買収したHuffingtonPostのAriannna Huffingtonと方針が合わなかったということが原因だと思います。



2)Yahoo

米国ヤフーのCEOであるCarol Bartzが解任されました。

先日の株主総会では、解雇なんて噂はないと言い切っていた彼女ですが、取締役会議長から電話で解雇を言い渡されたそうです。

翌日以降株価は上昇をつづけています。



7.その他

1)今週のGoogleの企業買収

日本ではミシュランが有名ですが、これと同じようなレストランガイド「Zagat」を買収しました。

Googleはかつて、地域店舗の口コミサイトである「yelp」を5.5億ドルで買収しようとしたけど断られたという経緯があり、今回の買収を機にローカル機能にテコ入れをしていくのだと思います。

今週は、他にGoogleはデジタルクーポンの「Zave Networks」も買収していますが、これだけ頻繁に買収って、成約するのだけが表に出るわけですから、日々相当な数の検討をしているんでしょうね(^^;)。



2)中国企業ベスト500

中国の業績上位500社が発表されていました。ベスト10は以下の通りです(売上は概算)。

全部国営企業です(^^;)。



・中国石油化工グループ(石油) 売上23兆6千億円

・中国石油天然気グループ(石油) 売上20兆6千億円

・国家電網(電力) 売上18兆3千億円

・中国工商銀行(銀行) 売上6兆5千億円

・中国移動通信(通信) 売上6兆2千億円

・中国中鉄(鉄道) 売上5兆6千億円

・中国鉄建(建設) 売上5兆6千億円

・中国建設銀行(銀行) 売上5兆2千億円

・中国人寿保険(保険)売上4兆9千億円



3)トイレ探しアプリ

トイレが空いてないときに近くの友達に貸してもらえるアプリがあるそうです。

「CLOO」というアプリは、位置情報で、自分にもっとも近いユーザーやお店のトイレを探して貸してもらうことができるんだとか。

チップの交渉ができるそうですが、それって何かいやらしいです。



4)利用されないチェックイン

スマートフォンに関する調査で、チェックインはもっとも使われないアクティビティだそうです。

「Foursquare」に代表される、自分がどこにいるかをチェックインする機能ですが、個人的にも長続きするとは思えません。



<番外編>

1.サラリーマン小遣い

年収に占めるお小遣いの割合は以下の通りだそうです。

中国:35%(さすが自分で稼いだものは自分のもの)

イギリス:19%

米国:12%

日本:8%

日本の8%という数字は、年収500万なら月3万円ということになりますが、確かに2010年の平均小遣い額は3.6万円だそうです。

そして、ついに平均昼食代は490円になったそうです。

悲しいですね。。。



2.不思議な裁判結果

1)再雇用

最近は、企業側が採用にあたって応募者をソーシャルメディアで調査するというのは当たり前になりつつありますが、Facebook上に悪口を書いて解雇された社員が訴訟を起こしていた裁判で、会社側が理不尽だということで再雇用が決まったそうです。

でもお互いきまずくないんですかね。。。



2)Hしないで賠償

フランスで元妻が別れたあと、夫の性交渉の回数が少な過ぎるということで賠償請求をしたところ、裁判所が100万円の支払い命令を出したそうです。

夜の生活も結婚生活の一部と認定したそうですが、これ、日本でやられたら相当な人が賠償させられるのでは?



3. カップのガリガリ君

夏のアイスといえば「ガリガリ君」。

私もコンビニでアイスを買うときには、「ガリガリ君」と「スイカバー」のどちらを買うか迷います(^^;)。

実はこのガリガリ君の歴史は、30年にもなるそうです。

販売数も年間3億本のベストセラー商品。

最近では関連グッズなども出来ていますが、この30周年を記念して、はじめてカップ型のガリガリ君が13日から登場するそうです。

ガリガリ君をスプーンで食べるということは想像しにくいですが。。。
昨日の都内は、突然の豪雨が凄まじかったですが、皆さん大丈夫でしたか?

一瞬にしてびしょ濡れになるほどの雨量で、道路に出来た池に鯉が泳いでいてもおかしくない感じでした。

今日は隅田川の花火大会。晴れるといいですね。。。

では、今週の注目ニュースです。



1. スティーブ・ジョブズCEO退任

今週の業界トップニュースといえば、やはりAppleのスティーブ・ジョブズのCEO退任です。

業界の人のみならず、一般の人達の間でも話題になっていました。

健康上の理由ということですが、救いは今後も会長職でアップル社に残るということでしょうか。

業績がうなぎ上りで世界一の時価総額になったこの時期での幕引きだけにインパクトは絶大です。

次期CEOは、外部からの招聘ではなく、内部昇格の形でティム・クック氏が就任することが決定しました。

ついさきほどのニュースでは、ティム・クック氏はCEO就任にあたっての今後10年のボーナスとして百万株のストックオプションを得るそうです。今の価値でいうと383百万ドルですね。

ちなみに、ジョブズ氏が社員に向けて退任のお知らせをしたメールや、クック氏が就任の挨拶をしたメールがニュースサイトで公開されていましたが、うかうか安易に社内メールも出していられませんね(^^;)。



2. klab

以前『hirog』で紹介したソーシャルレイヤーサービスである「Cheerz」を提供する「klab」社が東証マザーズに上場することが決定しました。

実際の上場は9月27日の予定です。

「klab」社は、モバイルインターネット黎明期の業界の雄と言われたサイバードからスピンアウトした会社で、モバイルの開発をメインとしていましたが、最近はソーシャルゲームのヒットにより、売上の1/3はソーシャルになっているようです。

つまり、市場としてはソーシャルゲーム銘柄第一号という受け止め方をされています。

なぜ一番手になれたかというと、以前から長く上場準備を進めていたこと、受託などの安定事業がベースにあることが挙げられると思います。




klab社は大株主が何度か変わって、色々な紆余曲折があり、業界の重鎮と言われる真田社長からもその辺の経過や苦労などを聞いていただけに、個人的には感慨深いものがあります。

真田さんはかなり前から「これからはソーシャルゲームや」と言っていて、その早期参入が今日を生んでいると思います。

ちなみに、今回の上場の概要は、売出8.8億、調達3.5億ということで売り出しがメインになっていますが、VC(ベンチャーキャピタル)がたくさん入っていたので仕方ないところです。

これを皮切りに、今後はソーシャルゲームのIPO企業が数社出て来ると思いますので、幸先の良いスタートをきって、業界を活気づけて欲しいです。



3.ウォーレン・バフェット氏がバンカメに出資

世界で最も著名な投資家と言われるバフェット氏のバークシャー・ハザウェイがバンク・オブ・アメリカに50億ドル出資すると発表しました。

バンク・オブ・アメリカは、住宅ローン関連での訴訟や資本の脆弱さから株価が急落していましたが、このことで株価は持ち直し、一時は20%もアップしました。

もちろん、目算あっての投資だと思いますが、米国を代表する企業に手を差し伸べる同氏はさすがです。



4.中国ネット企業情報

米国ナスダックなどに上場していながら、株価がイマイチな中国ネット企業ですが、直近の四半期業績を見ると、純利益ベースで検索大手の百度が95%増、網易が59%増、鳳凰媒体が55%増、捜狐37%増など、好調が続いています。



ちなみに、中国のモバイルインターネットは、3Gが6%でまだまだ2Gメインですが、スマートフォンやソーシャルゲームの普及は進んでいて、先日はソーシャルゲームを提供するPapayaMobileがユーザー数が25百万を突破したという記事がありました。



一方、鳴きもの入りで中国進出を果たしたGrouponは、業績が不調で大幅なリストラを実施したそうです。500人社員がいる上海で150人が解雇され、今後はオフィスを閉鎖して北京に統一するとか。

中国では米国で流行したビジネスモデルがすぐに模倣されて一気に参入する会社が溢れますが、共同購入クーポン業界も全く同様で、競合が5千社以上あると言われています。



潜在市場が大きい中国ですが、きちんとデータや実態を見極めることが大事だと思います。



5.その他

1)ソーシャル目覚まし

ちまたはまさにソーシャルづくしで、何でもソーシャルにしちゃうサービスが出て来ていますが、あらたに「知らない人があなたを起こしてくれる」サービスが登場するようです。

この「Talk O'Clock」は、いわば「ソーシャル目覚まし」で、起こして欲しい時間と相手の性別を入力すれば、その時間に起きている誰かが起こしてくれる、というサービス。

「起こして欲しい」というニーズは多いでしょうが、「起こしてあげたい」世話焼きな人ってそんなにいるんですかね?

ちなみに、Facebookのアカウントが必要で、近日中にiOS版とandroid版が提供されるとか。



2)Tumblr

日本ではあまり馴染みのないミニブログサービスを提供するTumblrですが、今回8億ドルのバリュエーションで1億ドルのファイナンス(資金調達)を行うそうです。

Tumblrは2007年にサービスが開始されたブログサービスですが、特徴はブログより更にシンプルで、様々なデータ形式に対応していたりメールからブログ更新できるなど、使い勝手にこだわっているのが特徴で、ここへ来て順調にユーザー数を増やし、現時点において27百万のブログ数があります。

今年に入って日本語のβ版も出来ているので、皆さんも使ってみては?



3)心電図アプリ

なかなか、個人で心電図を取る機会ってないと思いますが、そんなことを簡単に実現する会社がありました。

クレジットカードの大きさのワイヤレス装置(100ドル)とiPhoneがあれば、すぐに心電図が計れるという優れもので、現在政府からの医療機器としての認可待ちだそうです。

iPhoneなどの背面に触れることで測定する方式のようなので、自分で測定しているときに、どうやって画面を見るんだろうという素朴な疑問ももった。

でも、こういう目の付け所、いいなー。

このサービスを提供する米国の「AliveCor」は今回3百万ドルの資金調達を行いました。



4)SkypeがGroupMe買収

GroupMeは日本では馴染みが薄いですが、米国では人気のグループチャットサービスです。

スマートフォンのほとんどのプラットフォームにも対応していて、米国ではSMSにも対応。

買収額は噂では85百万ドルだそうです。



<番外編>

1.島田紳介引退

暴力団との関係があったという理由で島田紳介が突然引退を表明しました。

府知事選への出馬も噂されていただけに、緊急会見はその辺の発表かとも思いましたが、ある意味全く逆でした。

芸能界の大御所と言われていた「島田紳介」の引退は、単なる引退ということではなく、何か大きなものを意味するような気がします。



2.民主党代表選

スティーブ・ジョブズと対照的に、辞任表明が遅れていた菅首相が正式に辞意を表明しました。

前原誠司氏、馬淵澄夫氏、海江田万里氏、野田佳彦氏、鹿野道彦氏、大臣経験者5人による選挙となりましたが、シラケたムードで全く盛り上がっていないと思うのは、私だけでしょうか。



3.Respect

24時間テレビ、たまたま車で駐車しているときに見ていたら、昔流行った高校生ダンス甲子園の決勝をやっていました。

そこで優勝したのが兄妹「Respect」、2人のルックスとキレのあるダンスに久しぶりに魅了されてしまいました。コーチはダンスを教える若いお母さんだそうです。

まさにレスペクトなダンスは以下の動画で。。。

http://www.youtube.com/watch?v=21p2m4Ntd_U