アップルの創業者であり、長く同社のCEOをつとめ、世界のパーソナルコンピュータやOSの発展に多大な貢献をした「スティーブ・ジョブズ」氏が逝去しました。
まだ56歳という若さでの早過ぎる死は、全世界で惜しまれています。
しかも、アップルの業績が絶好調で、世界で最も価値のある会社になった矢先の出来事。
本当に歴史に名を残す人というのは、ここぞというタイミングで引退したり、亡くなったりしますよね。
そういう数奇な運命の元に生まれているのかも知れません。
私は、古くからのMacユーザーでも、アップルの信仰者でもないですが、経営者なら誰しもが目にしたことがあるであろう、2005年のスタンドード大学の卒業式での講演での名言である「Stay Hungry, Stay Foolish」や、これまで世の中に出して来たインパクトの商品など、本当に素晴らしいと思います。
他に彼の名言として
「集中するとはノーということだ。集中すれば部分の総和を超えた真にすばらしい製品が生まれるのだ」
というのが好きです。
また、彼が亡くなったときに、ファンなどが言っていたフェーズで気に入った2つを紹介しておきます。
「iPhone4Sの「4S」は、「for Steve」の意味だったのだ」
「世界を変えた3つの林檎。イヴを誘惑した林檎、ニュートンが見た 林檎、そしてジョブズの林檎」
ちなみに、昨日のiPhone4Sの予約開始日は、どこも行列だったようです。
さて、今日は前置きが長くなってしまいましたが、今週の注目ニュースです。
1. スタートアップの増資ブーム
1)ソーシャルゲーム企業
今週はスタートアップのファイナンス(資金調達)のニュースが多かったです。
中でも驚いたのは「ワンオブゼム」。
モバイルソーシャルゲームを開発するために今年の初めに設立されたばかりの会社ですが、グロービス・キャピタル・パートナーズ(数々の優良企業に投資)とインフィニティ・ベンチャーズLLP(グルーポンジャパン、「サン牧」のREKOOなど)という名門から3億円という多額の資金を調達しました。
サイバーエージェントでアメーバピグ事業を統括していた武石社長のAmebaモバイルでの実績が評価されたもので、6月にAmebaモバイル向けにサービスを開始した「海の上の亀農園」というゲームはわずか4ヶ月足らずでユーザー数は既に50万人を突破しているそう。
今週の増資ではないのですが、GREEが芸者東京エンターテイメントに3億円を出資していることが明らかになりました。
GREEは、同業のgumiやウィンライトにも3億円以上出資していて、ソーシャルゲームで生き残るためにはそれぐらいの資金が調達できないと厳しいということの裏付けでもある気がします。
2)ソーシャルリーディング企業
ソーシャルリーディングサイト「Qlippy」を運営するSpinnningWorksが、ニッセイキャピタルなどから4,100万円の資金を調達しました。
同じく、今週ソーシャルリーディングサイトを運営する、サムライインキュベートが出資するブクペが、ngiファンドに2000万円の第三者割当増資を実施しています。
ソーシャルリーディングは、これらの2社の今後の動きに注目です。
3)アプリ企業
以前の『hirog』で触れたWondershakeが個人投資家やスタートアップファンドから36万ドルの資金を調達しました。
既に米国に本拠を移してグローバルを目指している企業ですが、今度どうなるのでしょう?
2. 炎上ネタ
「カレログ」に始まったソーシャルを中心とした炎上事件ですが、今週はカレログ以外に二つほど騒がれた案件がありました。
1)新カレログ
カレログが全く違う形でサービスを再リリースすることになりました。
各方面からの批判と圧力により、改変を余儀なくされ、無料で本人の契約が必要ということになったようです。
これだと使われないでしょうけど。。。(^^;)
2)ミログ
先日ミログが発表したの「アプリ情報解析SDK」が勝手にプライバシー情報を取っているのではないかという議論がツイッター上で起こり、ミログ側の対応がよくなかったこともあってちょっとした騒ぎになりました。
個人的には同社のビジネス的には悪くないと思うのですが、今回その面で騒がれ始めてしまったことと、アプリ開発者にはメリットがあってもユーザーにとってのメリットが無いので、今後苦戦を強いられるかも知れません。
3)GREE
GREEの退会についての批判も多かったです。
これは一旦サービスに加入してしまうと、退会が非常にしんどいというもの。
もっとも、モバイルやネットサービスは退会をわざとやりにくくして、退会者を少なくするというのはよく行われていることなのですが、GREEが突っ込まれていたのは、退会時のアンケートで、何を答えても代案が出されて解約したくても解約できないというもの。
確かにちょっと行き過ぎな気がしました。
いずれにせよ、ビジネスとユーザーホスピタリティのバランスは簡単ではないですね。。。
これから、入会しているサービスを一気に退会処理をしてくれる、退会サイトとか出て来るかも知れません(^^;)。
3. 音声認識技術
iPhone4Sの目玉機能は、音声認識によりユーザー操作のアシスタントをする「siri」でした。
日本語対応はしばらく先ということですが、日本でも音声認識技術に優れた会社があります。
イナゴ株式会社というところで、古くから音声認識技術に取り組んでいて、同社の技術は「siri」よりも良いそうです。
今週techwaveで「netpepple:a」というアプリが紹介されていたので、早速ダウンロードしみたのですが、ダウンロードしてみましたが、いちいち会話をしているなら打っちゃった方が早いかなと思ってしまいました(^^;)。
日本の会社の技術が世界的な商品に採用されるといいですね。。。
4. IPO系話題
1) Groupon
数々のネガティブニュースで、IPOが危ぶまれているGrouponですが、年初に250億ドルと言われていた時価総額は、大幅に減少しているそうです。
ニュースネタ元により金額は異なるのですが、現時点で上場するとしたら投資家的には100億ドル以下じゃないと買わない、中には30億ドルが妥当としているところもありました。
2)CDC
中国のポータルサイトである「china.com」を運営するCDCが破産申請中であることが分かりました。
1999年に中国インターネット企業として初めて米国ナスダックに上場。一時とても騒がれた会社です。
設立からわずか2年ほどでの上場で、個人的には政治絡みだと思っていたので、不思議ではないですが。。。
5. ソーシャルネットワーク広告市場
ソーシャルネットワークサービスにおける、広告市場についての記事がありました。
2011年の市場は54億ドルで、うち半分は米国市場だそうです。
また、54億ドルのうち、大半の38億ドルはFacebookだとか。
ちなみに、この市場は2013年には100億ドルになると見込まれています。
6. 米国IT企業給料
以前「シリコンバレーの給料は高い?」で、シリコンバレーで働くエンジニアの給料について書いたことがありますが、元Googleのエンジニアが、米国の主要なIT企業の給料がどれぐらいかを知ることができるサイト「Tech Company Pay」を立ち上げたそうです。
これによると、主な企業の平均年収は以下の通りです(括弧内は以前の記事からの抜粋)
ツイッター:12万0111ドル(12.5万ドル)
アップル 11万3319ドル(14万ドル)
リンクトイン 11万1720ドル(15.5万ドル)
フェースブック10万5167ドル(15万ドル)
グーグル 10万4594ドル(18万ドル)
マイクロソフト9万6170ドル
このサイトと括弧内の金額に相違があるのは、このサイトは全職種の平均給与で、括弧内はエンジニア報酬ということで違いがあるのだと思います。
http://techcompanypay.com/
<番外編>
日本海藻食品研究所というところが、高温のソフトクリーム(名称はソフトクリームならぬ「ホットクリーム」)を開発したそうです。
出来立ては65℃もあり湯気が出ているとか。
そもそもは、大量に廃棄される「おから」がもったいないという発想から始まった
開発のようなのですが、思わぬ副産物を生んだようです。
一度食べてみたいけど、きっと初めて出逢う味がするんだろうな。。。(^^;)。
まだ56歳という若さでの早過ぎる死は、全世界で惜しまれています。
しかも、アップルの業績が絶好調で、世界で最も価値のある会社になった矢先の出来事。
本当に歴史に名を残す人というのは、ここぞというタイミングで引退したり、亡くなったりしますよね。
そういう数奇な運命の元に生まれているのかも知れません。
私は、古くからのMacユーザーでも、アップルの信仰者でもないですが、経営者なら誰しもが目にしたことがあるであろう、2005年のスタンドード大学の卒業式での講演での名言である「Stay Hungry, Stay Foolish」や、これまで世の中に出して来たインパクトの商品など、本当に素晴らしいと思います。
他に彼の名言として
「集中するとはノーということだ。集中すれば部分の総和を超えた真にすばらしい製品が生まれるのだ」
というのが好きです。
また、彼が亡くなったときに、ファンなどが言っていたフェーズで気に入った2つを紹介しておきます。
「iPhone4Sの「4S」は、「for Steve」の意味だったのだ」
「世界を変えた3つの林檎。イヴを誘惑した林檎、ニュートンが見た 林檎、そしてジョブズの林檎」
ちなみに、昨日のiPhone4Sの予約開始日は、どこも行列だったようです。
さて、今日は前置きが長くなってしまいましたが、今週の注目ニュースです。
1. スタートアップの増資ブーム
1)ソーシャルゲーム企業
今週はスタートアップのファイナンス(資金調達)のニュースが多かったです。
中でも驚いたのは「ワンオブゼム」。
モバイルソーシャルゲームを開発するために今年の初めに設立されたばかりの会社ですが、グロービス・キャピタル・パートナーズ(数々の優良企業に投資)とインフィニティ・ベンチャーズLLP(グルーポンジャパン、「サン牧」のREKOOなど)という名門から3億円という多額の資金を調達しました。
サイバーエージェントでアメーバピグ事業を統括していた武石社長のAmebaモバイルでの実績が評価されたもので、6月にAmebaモバイル向けにサービスを開始した「海の上の亀農園」というゲームはわずか4ヶ月足らずでユーザー数は既に50万人を突破しているそう。
今週の増資ではないのですが、GREEが芸者東京エンターテイメントに3億円を出資していることが明らかになりました。
GREEは、同業のgumiやウィンライトにも3億円以上出資していて、ソーシャルゲームで生き残るためにはそれぐらいの資金が調達できないと厳しいということの裏付けでもある気がします。
2)ソーシャルリーディング企業
ソーシャルリーディングサイト「Qlippy」を運営するSpinnningWorksが、ニッセイキャピタルなどから4,100万円の資金を調達しました。
同じく、今週ソーシャルリーディングサイトを運営する、サムライインキュベートが出資するブクペが、ngiファンドに2000万円の第三者割当増資を実施しています。
ソーシャルリーディングは、これらの2社の今後の動きに注目です。
3)アプリ企業
以前の『hirog』で触れたWondershakeが個人投資家やスタートアップファンドから36万ドルの資金を調達しました。
既に米国に本拠を移してグローバルを目指している企業ですが、今度どうなるのでしょう?
2. 炎上ネタ
「カレログ」に始まったソーシャルを中心とした炎上事件ですが、今週はカレログ以外に二つほど騒がれた案件がありました。
1)新カレログ
カレログが全く違う形でサービスを再リリースすることになりました。
各方面からの批判と圧力により、改変を余儀なくされ、無料で本人の契約が必要ということになったようです。
これだと使われないでしょうけど。。。(^^;)
2)ミログ
先日ミログが発表したの「アプリ情報解析SDK」が勝手にプライバシー情報を取っているのではないかという議論がツイッター上で起こり、ミログ側の対応がよくなかったこともあってちょっとした騒ぎになりました。
個人的には同社のビジネス的には悪くないと思うのですが、今回その面で騒がれ始めてしまったことと、アプリ開発者にはメリットがあってもユーザーにとってのメリットが無いので、今後苦戦を強いられるかも知れません。
3)GREE
GREEの退会についての批判も多かったです。
これは一旦サービスに加入してしまうと、退会が非常にしんどいというもの。
もっとも、モバイルやネットサービスは退会をわざとやりにくくして、退会者を少なくするというのはよく行われていることなのですが、GREEが突っ込まれていたのは、退会時のアンケートで、何を答えても代案が出されて解約したくても解約できないというもの。
確かにちょっと行き過ぎな気がしました。
いずれにせよ、ビジネスとユーザーホスピタリティのバランスは簡単ではないですね。。。
これから、入会しているサービスを一気に退会処理をしてくれる、退会サイトとか出て来るかも知れません(^^;)。
3. 音声認識技術
iPhone4Sの目玉機能は、音声認識によりユーザー操作のアシスタントをする「siri」でした。
日本語対応はしばらく先ということですが、日本でも音声認識技術に優れた会社があります。
イナゴ株式会社というところで、古くから音声認識技術に取り組んでいて、同社の技術は「siri」よりも良いそうです。
今週techwaveで「netpepple:a」というアプリが紹介されていたので、早速ダウンロードしみたのですが、ダウンロードしてみましたが、いちいち会話をしているなら打っちゃった方が早いかなと思ってしまいました(^^;)。
日本の会社の技術が世界的な商品に採用されるといいですね。。。
4. IPO系話題
1) Groupon
数々のネガティブニュースで、IPOが危ぶまれているGrouponですが、年初に250億ドルと言われていた時価総額は、大幅に減少しているそうです。
ニュースネタ元により金額は異なるのですが、現時点で上場するとしたら投資家的には100億ドル以下じゃないと買わない、中には30億ドルが妥当としているところもありました。
2)CDC
中国のポータルサイトである「china.com」を運営するCDCが破産申請中であることが分かりました。
1999年に中国インターネット企業として初めて米国ナスダックに上場。一時とても騒がれた会社です。
設立からわずか2年ほどでの上場で、個人的には政治絡みだと思っていたので、不思議ではないですが。。。
5. ソーシャルネットワーク広告市場
ソーシャルネットワークサービスにおける、広告市場についての記事がありました。
2011年の市場は54億ドルで、うち半分は米国市場だそうです。
また、54億ドルのうち、大半の38億ドルはFacebookだとか。
ちなみに、この市場は2013年には100億ドルになると見込まれています。
6. 米国IT企業給料
以前「シリコンバレーの給料は高い?」で、シリコンバレーで働くエンジニアの給料について書いたことがありますが、元Googleのエンジニアが、米国の主要なIT企業の給料がどれぐらいかを知ることができるサイト「Tech Company Pay」を立ち上げたそうです。
これによると、主な企業の平均年収は以下の通りです(括弧内は以前の記事からの抜粋)
ツイッター:12万0111ドル(12.5万ドル)
アップル 11万3319ドル(14万ドル)
リンクトイン 11万1720ドル(15.5万ドル)
フェースブック10万5167ドル(15万ドル)
グーグル 10万4594ドル(18万ドル)
マイクロソフト9万6170ドル
このサイトと括弧内の金額に相違があるのは、このサイトは全職種の平均給与で、括弧内はエンジニア報酬ということで違いがあるのだと思います。
http://techcompanypay.com/
<番外編>
日本海藻食品研究所というところが、高温のソフトクリーム(名称はソフトクリームならぬ「ホットクリーム」)を開発したそうです。
出来立ては65℃もあり湯気が出ているとか。
そもそもは、大量に廃棄される「おから」がもったいないという発想から始まった
開発のようなのですが、思わぬ副産物を生んだようです。
一度食べてみたいけど、きっと初めて出逢う味がするんだろうな。。。(^^;)。