女子サッカー日本代表の「なでしこジャパン」はオリンピック予選を通過し、来年のロンドンオリンピックへの切符を手にしました。
男子サッカー日本代表も2014年のワールドカップアジア3次予選において、無敗を維持しています。
そろそろ、夜が涼しくなってきましたので、皆さんも体調には気をつけてください。
では、今週の注目ニュースです。
1. 異例のファイナンス
日本のゲームのスタートアップ企業である「Aiming」が12億円の第三者割当増資を実施しました。
何が特筆すべきかというと、この会社は今年の5月に出来たばかりの会社であること、そして12億円という規模です。
もっとも、ちゃんとした理由があって、Aimingの代表である椎葉氏は、マザーズ上場の「GameOn」の常務を務めたのち、「ONE-UP」の代表経験を経ているという実績があり、月商4億円を稼いでいる「ブラウザ三国志」の開発をした優秀なチームなために、設立時に既に3億円の資金調達済なのです。
また、事業面でも前職のタイトルの権利を買うなどして最初から売上がついていて、従業員も130名もいます。
それにしても、以前『hirog』でも紹介した今月上場する「klab」のファイアンス額が3億程度ですから、12億円というのは日本の未上場のスタートアップとしては珍しく大きな規模のファイナンスです。
今回のファイナンスのリードをしたのは、国内の大手ベンチャーキャピタルのJAFCO(野村証券系)。
調達した資金はスマホ向けゲーム開発や海外展開に使うそうです。
2. GREEがDeNAを超える
ソーシャルゲームの両雄と言われる東証一部上場企業のGREEと「mobage」を展開するDeNA。
一ヶ月ほど前には、DeNAの時価総額がGREEのそれを2,000億円ほど上回っていたのですが、ついにGREEの時価総額がDeNAを逆転しました。
GREEの海外展開、バリューアップスピードが早いです。
利益ベースではDeNAが1.5倍という感じですが、将来性を買っているのでしょう。
2011年4月6月期の両社にmixiを足した3社の業績は以下のとおりになっています。
GREE:売上210億、営業利益97億
DeNA:売上346億、営業利益158億
mixi:売上29億、営業利益3億
ちなみに金曜日の終値ベースでは、両社の時価総額の差が更に開いて、GREEが6.089億、DeNAが5,858億円となっています。(ちなみにmixiは511億円)
せっかくなので、ネット/IT企業の時価総額トップ10(ちょっと前の)を。。。
1)ソフトバンク:30,502億円
2)ヤフー:14,303億円
3)楽天:1,1568億円
4)グリー:6,111億円
5)DeNA:5,979億円
6)スタートトゥデイ:2,067億円
7)かかくこむ:1,700億円
8)サイバーエージェント:1,448億円
9)松井証券:905億円
10)イー・アクセス:822億円
3. Facebook近況
1)上半期業績
売上16億ドル、純利益5億ドルとなっている模様です。
2010年は売上20億ドル、純利益6億ドルと言われているので、ほぼ倍増ペースでしょうか。
2)新ボードメンバー
先日大手オンラインビデオストリーミング「Netflix」のCEOを取締役に迎たFacebookですが、今回あらたにクリントン政権の首席補佐官アースキン・ボウルズ氏が取締役となりました。
ロビー活動が盛んになって行くんでしょうね。。。
3)PV数
日本のFacebookのPV数(ページビュー、ホームページの閲覧数)が、既にmixiを超えていることが分かりました。
7月はmixiのPVが10.4億だったのに対して、FacebookのPVが11億でした。
すごいですね。
ちなみに、国内におけるPV数上位5つは以下のようになっていて、日本ではYahooが強いです。
・Yahoo!検索:72億PV
・Yahoo!JAPAN:64.1億PV
・GoogleJAPAN:41.4億PV
・Yahoo!オークション:29.1億PV
・楽天市場:28.5億PV
4. Groupon上場延期
上場申請済のGrouponがロードショー(投資家説明)をキャンセルし、上場を延期しました。
マーケットが良くないとか、業績に関するコメントをしてしまったのが問題とか言われていますが、実際はそうではないと思います。
その証拠の1つと言えそうなニュースが直近でもありました。
数百名の営業スタッフから残業代未払いで訴えられているというものです。
上場にとって裁判はリスクです。
これまでも赤字を誤摩化すような計算書類を出していたり、中国の大幅リストラなどの報道があり、ネガティブな記事が耐えないので、上場は結構微妙になるんじゃないでしょうか?
5.スマートフォン関連市場
1)スマートフォンゲーム市場
2010年に85億円だったスマートフォム向けゲームの市場ですが、2015年には2,550億円になる見込みだそうです(同年のスマートフォン台数は7,600万台)。
ちなみに、ゲームをしているスマートフォンユーザーの18%は何らかの形で課金できているそうです。
2)スマートフォン向け有料アプリのDL市場
2010年の有料アプリ市場は67.8億円で、有料アプリのOS別シェアではiOSが8割とダントツでした。
ユーザーの95%が無料アプリの利用経験があり、47%が有料アプリを使ったことがあるそうです。
6.騒動関連
1)Techcrunch
いつもお世話になっている米国を代表するITベンチャーブログ情報サイの「Techcrunch」において、編集者が社内事情を暴露し、創業者兼編集長(michael Arrington)が退任するという騒動がありました。
TechcrunchはAOLに買収されたのですが、同氏とAOLで共同でクランチファンドをつくったことが
発端で、報道しながら投資をするなんてジャーナリズムが維持できるのか?という批判を浴びたことからゴタゴタしだしたのですが、それだけにとどまらず、昨年Techcrunchの部門の長になった、AOLが買収したHuffingtonPostのAriannna Huffingtonと方針が合わなかったということが原因だと思います。
2)Yahoo
米国ヤフーのCEOであるCarol Bartzが解任されました。
先日の株主総会では、解雇なんて噂はないと言い切っていた彼女ですが、取締役会議長から電話で解雇を言い渡されたそうです。
翌日以降株価は上昇をつづけています。
7.その他
1)今週のGoogleの企業買収
日本ではミシュランが有名ですが、これと同じようなレストランガイド「Zagat」を買収しました。
Googleはかつて、地域店舗の口コミサイトである「yelp」を5.5億ドルで買収しようとしたけど断られたという経緯があり、今回の買収を機にローカル機能にテコ入れをしていくのだと思います。
今週は、他にGoogleはデジタルクーポンの「Zave Networks」も買収していますが、これだけ頻繁に買収って、成約するのだけが表に出るわけですから、日々相当な数の検討をしているんでしょうね(^^;)。
2)中国企業ベスト500
中国の業績上位500社が発表されていました。ベスト10は以下の通りです(売上は概算)。
全部国営企業です(^^;)。
・中国石油化工グループ(石油) 売上23兆6千億円
・中国石油天然気グループ(石油) 売上20兆6千億円
・国家電網(電力) 売上18兆3千億円
・中国工商銀行(銀行) 売上6兆5千億円
・中国移動通信(通信) 売上6兆2千億円
・中国中鉄(鉄道) 売上5兆6千億円
・中国鉄建(建設) 売上5兆6千億円
・中国建設銀行(銀行) 売上5兆2千億円
・中国人寿保険(保険)売上4兆9千億円
3)トイレ探しアプリ
トイレが空いてないときに近くの友達に貸してもらえるアプリがあるそうです。
「CLOO」というアプリは、位置情報で、自分にもっとも近いユーザーやお店のトイレを探して貸してもらうことができるんだとか。
チップの交渉ができるそうですが、それって何かいやらしいです。
4)利用されないチェックイン
スマートフォンに関する調査で、チェックインはもっとも使われないアクティビティだそうです。
「Foursquare」に代表される、自分がどこにいるかをチェックインする機能ですが、個人的にも長続きするとは思えません。
<番外編>
1.サラリーマン小遣い
年収に占めるお小遣いの割合は以下の通りだそうです。
中国:35%(さすが自分で稼いだものは自分のもの)
イギリス:19%
米国:12%
日本:8%
日本の8%という数字は、年収500万なら月3万円ということになりますが、確かに2010年の平均小遣い額は3.6万円だそうです。
そして、ついに平均昼食代は490円になったそうです。
悲しいですね。。。
2.不思議な裁判結果
1)再雇用
最近は、企業側が採用にあたって応募者をソーシャルメディアで調査するというのは当たり前になりつつありますが、Facebook上に悪口を書いて解雇された社員が訴訟を起こしていた裁判で、会社側が理不尽だということで再雇用が決まったそうです。
でもお互いきまずくないんですかね。。。
2)Hしないで賠償
フランスで元妻が別れたあと、夫の性交渉の回数が少な過ぎるということで賠償請求をしたところ、裁判所が100万円の支払い命令を出したそうです。
夜の生活も結婚生活の一部と認定したそうですが、これ、日本でやられたら相当な人が賠償させられるのでは?
3. カップのガリガリ君
夏のアイスといえば「ガリガリ君」。
私もコンビニでアイスを買うときには、「ガリガリ君」と「スイカバー」のどちらを買うか迷います(^^;)。
実はこのガリガリ君の歴史は、30年にもなるそうです。
販売数も年間3億本のベストセラー商品。
最近では関連グッズなども出来ていますが、この30周年を記念して、はじめてカップ型のガリガリ君が13日から登場するそうです。
ガリガリ君をスプーンで食べるということは想像しにくいですが。。。
男子サッカー日本代表も2014年のワールドカップアジア3次予選において、無敗を維持しています。
そろそろ、夜が涼しくなってきましたので、皆さんも体調には気をつけてください。
では、今週の注目ニュースです。
1. 異例のファイナンス
日本のゲームのスタートアップ企業である「Aiming」が12億円の第三者割当増資を実施しました。
何が特筆すべきかというと、この会社は今年の5月に出来たばかりの会社であること、そして12億円という規模です。
もっとも、ちゃんとした理由があって、Aimingの代表である椎葉氏は、マザーズ上場の「GameOn」の常務を務めたのち、「ONE-UP」の代表経験を経ているという実績があり、月商4億円を稼いでいる「ブラウザ三国志」の開発をした優秀なチームなために、設立時に既に3億円の資金調達済なのです。
また、事業面でも前職のタイトルの権利を買うなどして最初から売上がついていて、従業員も130名もいます。
それにしても、以前『hirog』でも紹介した今月上場する「klab」のファイアンス額が3億程度ですから、12億円というのは日本の未上場のスタートアップとしては珍しく大きな規模のファイナンスです。
今回のファイナンスのリードをしたのは、国内の大手ベンチャーキャピタルのJAFCO(野村証券系)。
調達した資金はスマホ向けゲーム開発や海外展開に使うそうです。
2. GREEがDeNAを超える
ソーシャルゲームの両雄と言われる東証一部上場企業のGREEと「mobage」を展開するDeNA。
一ヶ月ほど前には、DeNAの時価総額がGREEのそれを2,000億円ほど上回っていたのですが、ついにGREEの時価総額がDeNAを逆転しました。
GREEの海外展開、バリューアップスピードが早いです。
利益ベースではDeNAが1.5倍という感じですが、将来性を買っているのでしょう。
2011年4月6月期の両社にmixiを足した3社の業績は以下のとおりになっています。
GREE:売上210億、営業利益97億
DeNA:売上346億、営業利益158億
mixi:売上29億、営業利益3億
ちなみに金曜日の終値ベースでは、両社の時価総額の差が更に開いて、GREEが6.089億、DeNAが5,858億円となっています。(ちなみにmixiは511億円)
せっかくなので、ネット/IT企業の時価総額トップ10(ちょっと前の)を。。。
1)ソフトバンク:30,502億円
2)ヤフー:14,303億円
3)楽天:1,1568億円
4)グリー:6,111億円
5)DeNA:5,979億円
6)スタートトゥデイ:2,067億円
7)かかくこむ:1,700億円
8)サイバーエージェント:1,448億円
9)松井証券:905億円
10)イー・アクセス:822億円
3. Facebook近況
1)上半期業績
売上16億ドル、純利益5億ドルとなっている模様です。
2010年は売上20億ドル、純利益6億ドルと言われているので、ほぼ倍増ペースでしょうか。
2)新ボードメンバー
先日大手オンラインビデオストリーミング「Netflix」のCEOを取締役に迎たFacebookですが、今回あらたにクリントン政権の首席補佐官アースキン・ボウルズ氏が取締役となりました。
ロビー活動が盛んになって行くんでしょうね。。。
3)PV数
日本のFacebookのPV数(ページビュー、ホームページの閲覧数)が、既にmixiを超えていることが分かりました。
7月はmixiのPVが10.4億だったのに対して、FacebookのPVが11億でした。
すごいですね。
ちなみに、国内におけるPV数上位5つは以下のようになっていて、日本ではYahooが強いです。
・Yahoo!検索:72億PV
・Yahoo!JAPAN:64.1億PV
・GoogleJAPAN:41.4億PV
・Yahoo!オークション:29.1億PV
・楽天市場:28.5億PV
4. Groupon上場延期
上場申請済のGrouponがロードショー(投資家説明)をキャンセルし、上場を延期しました。
マーケットが良くないとか、業績に関するコメントをしてしまったのが問題とか言われていますが、実際はそうではないと思います。
その証拠の1つと言えそうなニュースが直近でもありました。
数百名の営業スタッフから残業代未払いで訴えられているというものです。
上場にとって裁判はリスクです。
これまでも赤字を誤摩化すような計算書類を出していたり、中国の大幅リストラなどの報道があり、ネガティブな記事が耐えないので、上場は結構微妙になるんじゃないでしょうか?
5.スマートフォン関連市場
1)スマートフォンゲーム市場
2010年に85億円だったスマートフォム向けゲームの市場ですが、2015年には2,550億円になる見込みだそうです(同年のスマートフォン台数は7,600万台)。
ちなみに、ゲームをしているスマートフォンユーザーの18%は何らかの形で課金できているそうです。
2)スマートフォン向け有料アプリのDL市場
2010年の有料アプリ市場は67.8億円で、有料アプリのOS別シェアではiOSが8割とダントツでした。
ユーザーの95%が無料アプリの利用経験があり、47%が有料アプリを使ったことがあるそうです。
6.騒動関連
1)Techcrunch
いつもお世話になっている米国を代表するITベンチャーブログ情報サイの「Techcrunch」において、編集者が社内事情を暴露し、創業者兼編集長(michael Arrington)が退任するという騒動がありました。
TechcrunchはAOLに買収されたのですが、同氏とAOLで共同でクランチファンドをつくったことが
発端で、報道しながら投資をするなんてジャーナリズムが維持できるのか?という批判を浴びたことからゴタゴタしだしたのですが、それだけにとどまらず、昨年Techcrunchの部門の長になった、AOLが買収したHuffingtonPostのAriannna Huffingtonと方針が合わなかったということが原因だと思います。
2)Yahoo
米国ヤフーのCEOであるCarol Bartzが解任されました。
先日の株主総会では、解雇なんて噂はないと言い切っていた彼女ですが、取締役会議長から電話で解雇を言い渡されたそうです。
翌日以降株価は上昇をつづけています。
7.その他
1)今週のGoogleの企業買収
日本ではミシュランが有名ですが、これと同じようなレストランガイド「Zagat」を買収しました。
Googleはかつて、地域店舗の口コミサイトである「yelp」を5.5億ドルで買収しようとしたけど断られたという経緯があり、今回の買収を機にローカル機能にテコ入れをしていくのだと思います。
今週は、他にGoogleはデジタルクーポンの「Zave Networks」も買収していますが、これだけ頻繁に買収って、成約するのだけが表に出るわけですから、日々相当な数の検討をしているんでしょうね(^^;)。
2)中国企業ベスト500
中国の業績上位500社が発表されていました。ベスト10は以下の通りです(売上は概算)。
全部国営企業です(^^;)。
・中国石油化工グループ(石油) 売上23兆6千億円
・中国石油天然気グループ(石油) 売上20兆6千億円
・国家電網(電力) 売上18兆3千億円
・中国工商銀行(銀行) 売上6兆5千億円
・中国移動通信(通信) 売上6兆2千億円
・中国中鉄(鉄道) 売上5兆6千億円
・中国鉄建(建設) 売上5兆6千億円
・中国建設銀行(銀行) 売上5兆2千億円
・中国人寿保険(保険)売上4兆9千億円
3)トイレ探しアプリ
トイレが空いてないときに近くの友達に貸してもらえるアプリがあるそうです。
「CLOO」というアプリは、位置情報で、自分にもっとも近いユーザーやお店のトイレを探して貸してもらうことができるんだとか。
チップの交渉ができるそうですが、それって何かいやらしいです。
4)利用されないチェックイン
スマートフォンに関する調査で、チェックインはもっとも使われないアクティビティだそうです。
「Foursquare」に代表される、自分がどこにいるかをチェックインする機能ですが、個人的にも長続きするとは思えません。
<番外編>
1.サラリーマン小遣い
年収に占めるお小遣いの割合は以下の通りだそうです。
中国:35%(さすが自分で稼いだものは自分のもの)
イギリス:19%
米国:12%
日本:8%
日本の8%という数字は、年収500万なら月3万円ということになりますが、確かに2010年の平均小遣い額は3.6万円だそうです。
そして、ついに平均昼食代は490円になったそうです。
悲しいですね。。。
2.不思議な裁判結果
1)再雇用
最近は、企業側が採用にあたって応募者をソーシャルメディアで調査するというのは当たり前になりつつありますが、Facebook上に悪口を書いて解雇された社員が訴訟を起こしていた裁判で、会社側が理不尽だということで再雇用が決まったそうです。
でもお互いきまずくないんですかね。。。
2)Hしないで賠償
フランスで元妻が別れたあと、夫の性交渉の回数が少な過ぎるということで賠償請求をしたところ、裁判所が100万円の支払い命令を出したそうです。
夜の生活も結婚生活の一部と認定したそうですが、これ、日本でやられたら相当な人が賠償させられるのでは?
3. カップのガリガリ君
夏のアイスといえば「ガリガリ君」。
私もコンビニでアイスを買うときには、「ガリガリ君」と「スイカバー」のどちらを買うか迷います(^^;)。
実はこのガリガリ君の歴史は、30年にもなるそうです。
販売数も年間3億本のベストセラー商品。
最近では関連グッズなども出来ていますが、この30周年を記念して、はじめてカップ型のガリガリ君が13日から登場するそうです。
ガリガリ君をスプーンで食べるということは想像しにくいですが。。。