高い成果を求められて一人頑張っている女性リーダーのためのコーチ 伊藤史子です
いつもご覧いただきありがとうございます。
働く女性に、この本はとても役立つ!と実感し、
ブログで概要と私の体験・気づき・感想をシェアしています。
またもや大阪はコロナの緊急事態宣言が出たため
オンラインでの読書会となりました。
19回を迎える今回は、2名の方がご参加くださいました。
常連の税理士の先生とアンガーマネジメントの先生です。
いつもありがとうございます。
読書会の本は、いつもブログで取り上げているこの本
「コーチングの神様が教える『できる女』の法則
〜女性特有の「キャリアアップを邪魔する12の悪癖〜」
(サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス著 日本経済新聞出版社)
今回は、具体的な悪癖の10個目です。
(悪癖は12個紹介されています)
今回も本の内容からの気づきだったり、
皆さんの経験などたくさんシェアしてくださいました。
今回は、第14章 悪癖その10「やりすぎる」
の続き「言葉が多すぎる」からスタートです。
※内容のブログはこちら
(その32)女性特有のキャリアアップを邪魔する12の悪癖
「言葉が多すぎる」
・女性の話し方の特性としてはまず「言葉が多い」
詳細を伝えようとして背景からずっと話し、
核心に至るまでが長い
聞いている側は、それまでずっと待っていないといけない
・しかし男性主体のビジネスの現場では
「くどい話し方」は嫌われる
・必要とされるのは
「簡潔に述べる能力」であり、
そのためには
「最低限にそぎ落とす必要があり、それには、
前もって何がいちばん重要かをよく考える必要がある」
読んだ後のシェアでは、
・「女性は話が長い」と、前に五輪関係で発言があったが
話の長さは男女関係ない。
実際に、同僚男性でも話の長い人がいる!
・女性が簡潔に話さないのは、そのように話す訓練を
受ける機会が少ないからだと思う
・女性は「気づまりな沈黙の間に雑談をする」とあるが、
場を和ませよう、盛り上げようと話す。
女性のサービス精神だと思う。
・女性は「バックグラウンドを説明して前置きしてから
提案をする」のも、
女性のサービス精神や、
丁寧に説明しないと分かって貰えないのではないか?
との不安から来ていると思う。
・アンガーマネジメントの講座でも、説明はシンプルに分かりやすく
と言われる。
アウトプット:インプット=1:10 ?のようなイメージで。
初めて聞く人は、情報量が少ない方がちょうど良い。
・かつて管理職だった時に、部下が長々と話しているのを見ると
「もっとこうしたら良いのに」と感じることはあった。
・会議でも時間が押してくると、1人3分でと言っても、
男性の中には自分のことがアピールできるなら
10分でも平気で話す人もいた。
「おじさんは臨機応変にできない」と若手が言っていたこともある
・研修でワークをする際、1人〇分と言っても、持ち時間を考えないで
好きなだけ話す人もいる。
その人にとっては、 自分が話したいことを話す>持ち時間を守る
と優先順位になっているのかもしれない。
自分が長くなった分は他の人が調整してくれると思っているのかもしれない。
・話も10を言われても1つくらいしか印象に残らない。
それなら、2つだけ聞いた方がしっかり印象に残る
などなど。
「個人的な話をしすぎる」
(本の概要です)
・女性が自分の話をしすぎるのは2つ理由があり、
よい関係を築くには、個人的な情報を共有することが必要だと考え、
情報を出すことが前提だと信じている。
・しかし、男性は個人的な情報を交換することで
関係を築くことがほとんどなく、一緒に戦うことで絆を作ることが多い。
したがって、人より一歩先んじることが男性の絆の特徴となり、
脆弱さを共有する余地はない。
・このような男性のカルチャーで
自分のことを話しすぎ、自信の無さや弱みを打ち明けることは
同僚の信頼を勝ち取るよりも、信用を落とす可能性が大きい。
・自分らしくあることは、近年職場で流行となっているが、
多くの職場ではいまだに公私の区別を大切にしている。
そこで、求められた役割にそぐわない言動は、
女性にとって逆効果となる。
読んだ後のシェアでは、
・確かに女性の方が個人的な話、家族の話など
良くするように感じる。
その家が今どうなっているか?親戚のおばちゃん位に
分かる(笑)
・職場の同僚でも、女性は日頃から「ウチの〇〇ちゃんが」と
話す人がいるが、
男性の同僚から普段子どもの話を聞くことは少なく
ある日「子どもが進学するので住まいを探してきた」と聞いて
初めて「大学に行くような子どもがいるのか」と分かったりする。
・女性は自分の自己開示から相手の自己開示で
共通項を見出して共感し仲良くなるように感じる
・男性は家庭の話をしないのに、あんなに呑みに行って
何の話をしているのだろう?
(上司と会社の悪口では?w)
・男性は同僚であっても出世競争のライバルだから、
女性同士のように弱音を吐いたりしたら、
そこに付け込まれて負けかねない。
(「『○○さんが自信がない』って言ってましたよ~
それなら僕に任してくださいよ」と告げ口されて
仕事取られてしまうとか)
・男女脳の違いがあり、家族療法の先生も
男女で考え方の違いがあるから、夫婦の話を男女で話を聞く
とのこと。
家裁の離婚調停も調停委員は男女とも同席するとのこと。
男女で根本的に違うこともある。
・SNSを見ていても、女性は自分の感情を吐露している投稿が多く、
男性は感情よりも行動(○○に行った、××をした)が多いように感じる。
そこも男女差があるように感じる。
・「絶えず自分らしさを強調することには落とし穴もある」 のところでは、
例えば小池都知事が「最近家族が具合が悪いの~」とか
「コロナ対策に自信がないの」なんて発言されたら、
聞いてる側は「この人に任せてて大丈夫なのか!?」となるから
やはり役割に応じた発言や求められる言動は必要なのだと思う。
などなど、皆さんの貴重なご体験からのお話、
いつも大変参考になります。
読書会で、ホッと一息つける時間を提供しています!
(読書会で大切にしているものです)
今回も皆様のご体験や、雑談でもお役立ち情報など、
お話が楽しくて、あっという間の2時間でした。
本だけでなく、ご体験からのお話がとても参考になります。
また、ご参加者の皆様の知識もシェアしてもらえ、
より理解が深まります。
読書会が、あるコーチの方が仰っていた「上質な雑談」のような時間になっていれば幸いです。
次回は20回を迎えます!
第20回「男性社会で頑張っている貴女の為の読書会」
〜日本一ゆる〜い読書会〜
(通称:アマゾネス読書会)
日時:6月3日 18:00〜20:00
※いつもより1時間早いスタートです!
場所:大阪市内 (梅田近郊。JR北新地駅、地下鉄西梅田駅最寄り)
参加費:無料 (飲食費は各自ご負担ください)
定員:6人(定員に達し次第締め切ります)
お申し込み、お問い合わせは下の「お問い合わせはこちらから」か、
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そんなゆる〜い時間です。
仕事帰りに、ホッと一息つける場を提供しています。
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(前職では労働行政で、ダイバーシティや女性活躍推進、仕事と家庭の両立、
働き方改革、ハラスメント対策の推進を担当し、
企業や労働者の方からのご相談にも応じていました)
長文ご覧いただき、ありがとうございます!





















