お高い成果を求められて一人頑張っている女性リーダーのためのコーチ 伊藤史子です

 

 

 

あけましておめでとうございます。

 

昨年はブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

皆様の「いいね」が励みになっています!

 

 

 

今年も、あと残り僅かになった本の感想と、

読書会の内容を書いていきますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

働く女性に、この本はとても役立つ!と実感し、

ブログで概要と私の体験・気づき・感想をシェアしています。

 

 

 

  

さて、遅くなりましたが昨年最後の読書会を開催しました。

 

 

 

16回を迎える今回も、5名の方がご参加くださいました。

 

会社員の方、税理士さん、女性向けのサロンを開く方、

児童施設でクレヨン教室を12年開催続けている方、

アンガーマネジメントの先生 と、

多彩なキャリアの方にお集まりいただいています。

 

 

 


英国ロックバンド「クィーン」の写真コーナーのような貴賓席です!

 

※読書会中は、もちろんマスク着用で読んだり話していました!

 写真撮影時のみマスク外しています(撮影後、すぐ着用)

 

 
(お店のスタッフさんが、今回も「写真撮っときますね」
と先にお声掛けてくださり、上手く撮ってくださいました!
いつも店員さんも気配りもしていただきありがとうございます)

 

 

 

自己紹介の際に、今回は昨年最後でもあり、

「印象的だったこと」をシェアしていただきました。

 

 

 

・税理士独立スタートしたこと。

 税理士登録してHPも作成、ブログもスタート。

 色々やってみると分かることが多い。

 来年はクラウド会計や農業関係にも関心がある。

 

 

 

・今年読書会に参加したこと。

 来年は仕事を辞めるかも。

 コロナでライブのオンライン配信を聞くようになり、

 知らないアーティストを知ることができ、広がった。

 

 

 

・コロナ前は海外旅行に行っていたのが、コロナで海外に

 行くことができず、国内旅行をすることになったが、

 国内や身近な場所に目を向けるきっかけになった。

 ワインも好きだけど、国産ワインで美味しいものがあることも知り

 「メイド・イン・ジャパン」を意識するようになった。

 

 

 

・色々流れが来て、来年はサロンをオープンすることになった!

 

 

 

・乗馬にハマり、馬が可愛くて仕方ない。

 競走馬が引退後は殺処分されると知り、将来は競走馬が

 殺処分されないで生きていけるようにしたい。

 

 

 

と、様々なお話が出ました。

 

自己紹介から私の知らないことを知ることもあり、

また皆さんの活動も知るとご参加者の方への関心も深まります。

 

 

 


 

 

読書会の本は、いつもブログで取り上げているこの本

 

「コーチングの神様が教える『できる女』の法則

〜女性特有の「キャリアアップを邪魔する12の悪癖〜」

 

(サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス著 日本経済新聞出版社)

 

 

今回は、具体的な悪癖の7つ目です。

(悪癖は12個紹介されています)

 

 

 

今回も本の内容からの気づきだったり、

皆さんの経験などたくさんシェアしてくださいました。

 

 

 

今回は、第12章 悪癖その8「喜ばせたい病」

を読みました。

 

 

 

※内容のブログはこちら

 

(その30)女性特有のキャリアアップを邪魔する12の悪癖

 

 

 

 

 

(本の概要です)

 

 

 

・女性に多く見られる「喜ばせたい病」 

 自分が忙しくても、「いい人」と思われたいと

 意識的・無意識にそういう行動を取ってしまう。

 

 

 

・そのために、自分のためにならない、時間を取られる

 仕事を依頼されると引き受けてしまったり、

 愚痴をこぼすのが好きな人に同情して時間を費やしてしまったりする

 

 

 

・喜ばせたいという人は、人の役に立ちたいと思い、 

 過去に彼らを頼ってきた人に負担を与えたり、

 がっかりさせたくしたくないと思う。

 

 

 

・女の子は、従順で愛想が良く、他の人の役に立ち、

 「いい人」であることで、家庭でも学校でも褒められるため

 職場でもそのようなふるまいをしてしまう。

 

 

 

・喜ばせたいと思う気持ちはキャリアの初期段階では

 プラスになるかもしれないが、

 上に行くにつれ、妨げとなり、

 リーダーシップを発揮する能力を弱めてしまう。

 

 

 

 

読んだ後のシェアでは、

 

・「人が喜んでくれるのなら…」と引き受けていると、

 「私ばっかり」「私ばっかり」「私ばっかり」が積み重なり、

 最後にバーンと爆発することになってしまう

 

 

 

・自分の状況を理解してもらうために人に説明したりすることも大事だが、

 そこに気を取られず、自分がすることを進めていくのも大事

 

 

 

・愚痴をこぼす人は、話し終わるとすっきりしているが、

 聞かされた方はグッタリする。

 良い人と思われたいがために相手をしても、

 自分にとっては何のメリットもない。

 

 

 

・女性は他の人の役に立つ「いい人」であることで認められてきたせいか、

 職場でも女性は職場の雑用を率先してやっている。

 職場で若い男性に「コピー機の用紙補充はするように」と指示しても、

 「何でですか?」と聞き返される。

 

 

 

・職場のお茶くみも、かつては女性社員にはお茶くみの研修があった。

 その当時はそんなもんかと思っていたが、年配の男性社員から

 「お茶を女性から出してもらうと嬉しい」と言われ違和感を感じた。

 

 

 

・自分の職場ではお茶出し(お客だけでなく、社員全員。

 コーヒーだと砂糖やミルクの有無まで!)が未だにある。

 そして、電話応対も女性が出るもの との暗黙の意識がある

 (ほとんどが男性社員への問い合わせなので、代わるのだが)

 女性社員がお茶出しをして不在でも、男性は電話を取ろうとしない。

 

 

 

などなど。

 

 

 

 ※お店のお正月飾りの写真です

 


 

「要として頼られすぎる」「喜ばせたい病の共通点」

 

 

(本の概要です)

 

 

 

・メディカルセンターで働いているナンシー。

 最初短大を出て受付で働いていたが、

 働きぶりが評価され、責任あるポジションに昇進した。

 

 

 

・昇進後も、ナンシーは今の業務以外にこれまでの業務も

 引き受けてしまっていた。

 

 

 

・それは子どもの頃ナンシーの家族が「成功者は傲慢だ」と

 言っており、そうはなりたくないと考えていた。

 

 

 

・また同僚も、20年のベテランであるナンシーなら

 困難な患者の対応も慣れており、自分たちがやるよりも早いと

 ナンシーを頼りきっていた。

 

 

 

・そのため、ナンシーは「よろこばせたい病」で

 断ることができず、仕事を抱え込んでいた。

 

 

 

・ある時ナンシーの状況をみた会社は、ナンシーにコーチをつけた。

 コーチは、ナンシーが喜ばせたい病であることに気づき、

 今週行った任務をすべて書き出し、そのうちナンシーの任務だけ

 印をつけさせ、思い出させるツールとした。

 

 

 

・そして、印の無い仕事にノーを言うことは

 ナンシーには強い自制心が必要だったが、

 行動を変えただけで、良い結果が出始めた。

 

 

 

・ナンシーは、喜ばせたい病は、

 「いなくてはならない存在であると感じていたいと言う欲求から、

 多くのことを引き受けすぎていた」ことから来ていたと気づいた。

 

 

 

読んだ後のシェアでは、

 

・この本のナンシーの職場は医療機関なので、

 看護は命もかかり、ゆっくりしていられない。

 ナンシーは20年も働いていて人の繋がりもあるので、

 引き受けないのは難しかったのではないか。

 

 

 

・自分ができる許容範囲があり、リーダーが全てやってしまうと

 下は「何をしたら良い?」となる。

 

 

 

・「傲慢な人に見られたくない」と周囲に気を使って、疲れてしまう。

 自分のキャパは分かっているので、できない理由をいちいち説明している。

 それで疲れてしまう。

 基本的に「いい人に見られたい」という思いが根底にある。

 

 

 

・ナンシーは、信頼と実績、安心があるから頼られてしまう。

 しかし時には安易に頼らせない空気も必要。

 自分を持つことが必要。

 

 

 

・ナンシーに対し、会社がコーチを雇いコーチングで気づかせたのが凄いと思う。

 普通は、見ても見ぬふりが多いと感じる。

 ナンシーのコーチが、「1週間のうちに行った任務を一覧表に書き出させ、

 彼女の任務にだけ印をつけさせた」

 「書き出す」のは明確になり目に見えるので効果があると感じた。

 

 

 

・ナンシーのように、1人で抱え込んで頑張りすぎる人は

 SOSを出せないと、見過ごされてしまう。

 

 

 

・「ナンシーは、関与しすぎるのはすべて自分のこととしたいからだと

 言う事実を直視する必要があった」

 これは、「自分がしてます!」と思いたいからだと自分も思う。

 

 

 

 


 

 

 

 


 

「家庭での喜ばせたがり屋」

 

 

 

(本の概要です)

 

 

 

・ナンシーは、「喜ばせたい」衝動は、家庭生活を複雑にしていることに気づいた。

 子どもたちから世界で一番素晴らしい母親だと思ってもらえるよう動き回っていたが、

 「仕事が大変だから子どもたちのことをすべてやらなければいけない」との罪の意識があった。

 

 

 

・息子のサッカーの練習も「息子が来なくても大丈夫」だと言うのに行ってしまい、

 専業主婦の母親達がが手作りのお菓子を作り、

 ものすごい誕生日パーティを開くのを見て、

 自分の子どもが嫌な思いをしているのでは?としていた 

 

 

 

・社会学者も現在は「母親業は世界でかつてなかったほど労働集約型」で、

 子どもの生活に関与するレベルは前例をみないほどだという。

 これは極めて多数の女性が働きだし、

 高いポジションに就きだしたのとまったく同じ時期に起きている点だ。

 

 

 

・働いていることの罪の意識から、

 度を超えた期待をされても「できない」と押し返すのに躊躇する

 ようになっているという。

 

 

 

・ソーシャル・メディアがこのプレッシャーを強め、

 誰か母親がFacebookに子どものパーティの写真を投稿し

 ケーキも衣装も凝ったものにしていると、

 それを見た他の母親は、自分も同じように手をかけたことをしなくては!

 と思ってしまう。

 

 

 

・どんどんエスカレートしていくこの動きを止める唯一の方法は、

 優先順位を明らかにして、自分のよって立つところに自信を持ち、

 本当に自分にとって、また多くの場合あなたの子供にとって

 重要ではないことを期待されてもお断りすること。

 

 

 

・ワークライフ・バランスは「仕事と家庭の融合」と

 最近では言われることが多くなったが、

 女性は「すべてほしいもの」を手に入れられる、

 それができないのはどこかに欠陥があるからだ、

 という基本的なメッセージには変わりがない。

 

 

 

・ますますエスカレートしていく環境で平静を保つには

 自分の優先順位をじっくり慎重に考える必要がある。

 心の底からなりたい自分、

 そして自分の人生で達成したいものは何かを考えるべきだ。

 

 

 

・プレッシャーにさらされて、

 後ろめたく思うことが数多くあるから、

 喜ばせたい病に抵抗して押し返す道を見つけるのは

 かつてないほど重要になってきている。   

 

 

 

読んだ後のシェアでは

 

・SNSでキャラ弁の投稿が多く、それが競争になってくるので

 学校でキャラ弁が中止になったと聞いた

 

 

 

・自分も外で働く分、子どもを喜ばせようとしていた。

 

 

 

・自分が週休二日制で土曜日休みの時、子どもが小さい時

 勝手に朝パンを食べて学校に行っていたこともある。

 意外と子どもも自分でやるもんだと思った。

 

 

 

・今の親は子どもの習い事やスポーツにも付きっ切りで

 送迎や先生の指導も親がメモを取っている。

 ただ今は1人で通わせると不審者がいるため難しいところもある。

 

 

 

・自分が働きだした時、夫が「子どもをちゃんとせんと!」と

 言ってきて、それで余計「子供に手をかけないと」と

 考えるようになったと思う。

 「夫自身はこどもをちゃんとしないと」とは考えていない。

 

 

 

などなど、皆さんの貴重なご体験からのお話、

いつも大変参考になります。

 

 

 

 

 

 


 

昨年は読書会は10回開催し(うち1回はZOOM開催でした)、

のべ43名の方にご参加いただきました。

 

 

 

今年も読書会を開催しますので、よろしくお願いします。

 

 

 

そして、読書会オフ会も企画中!

 

 

 

皆様が安心して想いが語れる場を提供していきます。

 

 

 


 

 

 

 


 

読書会で、ホッと一息つける時間を提供しています!

 

 

 

(読書会で大切にしているものです)

 

 

 

今回も皆様のご体験や、雑談でもお役立ち情報など、

お話が楽しくて、あっという間の2時間でした。

 

 

 

本だけでなく、ご体験からのお話がとても参考になります。

 

また、ご参加者の皆様の知識もシェアしてもらえ、

より理解が深まります。

 

 

 

読書会が、あるコーチの方が仰っていた「上質な雑談」のような時間になっていれば幸いです。

 

 

 

今年の初読書会開催します!

 

 

 

第17回「男性社会で頑張っている貴女の為の読書会」

〜日本一ゆる〜い読書会〜

(通称:アマゾネス読書会)

 

日時:1月14日 19:00〜21:00

 

方法:ZOOM

 

 

参加費:無料

 

定員:6人(定員に達し次第締め切ります)

 ※残り2人です

 

 

 

お申し込み、お問い合わせは下の「お問い合わせはこちらから」か、

Facebookのコメント、メッセンジャーからお願いします。

 

 

本を読んで(予習不要)、その感想を語って体験や気づきをシェアするだけ!

そんなゆる〜い時間です。

仕事帰りに、ホッと一息つける場を提供しています。

 

 

 

コーチングや、働く上での悩み・困り事のご相談もお問い合わせください。

 

(前職では労働行政で、ダイバーシティや女性活躍推進、仕事と家庭の両立、

働き方改革、ハラスメント対策の推進を担当し、

企業や労働者の方からのご相談にも応じていました)

 

 

長文ご覧いただき、ありがとうございます!

 

 

 

高い成果を求められて一人頑張っている女性リーダーのための相談家 伊藤史子です

 

 

 

いつもブログを読んでいただき、また「いいね」もいただき、ありがとうございます。

 

働く女性に、この本はとても役立つ!と実感し、ブログで

概要と私の体験・気づき・感想をシェアしています。

 

 

いつもご覧いただく皆様に、少しでも役立てればと思って書いております。

 

 

 

この本の感想のブログも、残り2章になりました。

(読書会はまだまだ続きますが)

 

最後までよろしくお願いします。

 

 

 

本もいよいよ12個の悪癖の解説を終わり、

「それではどうしたらよいか?」に移ります。

 

 

 

PART Ⅲ 良い方向に変える

 

第19章 「批判をやめる」

 

(本の概要をまとめて掲載しています)

 

 

 

 


 

(「コーチングの神様が教える『できる女』の法則

〜女性特有のキャリアアップを邪魔する12の悪癖〜」)

サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス

日本経済新聞出版社

 

 

 

(本の概要です)

 

 

 

前章でピア・コーチングをやろうと決めたあなたは、

何に注意したら良いのか?

何があなたを後退させるのか?

 

 

 

「自分に批判的になること」

が障害のナンバーワンだ。

 

 

 

・期待通りにならないとき自分を厳しく批判する。

 

・やろうとしていることを後悔する。

 

・思ったほど早く進歩を遂げないので自分を責める。

 

・悪癖をそもそも身に着けてしまったことを後悔する。

 

・些細なことで自分を批判する。

 

 

 

批判的であることは女性特有の問題と言ってよいかもしれない。

 

女性は男性よりも自分自身に厳しい。

 

しかし、行動を変えるのに女性には強い利点があり、

男性ほど、エゴに邪魔されず、

自己防衛過剰にならない。

 

だから、アドバイスを受け入れることが多い。

 

 

 

女性は自分の短所に責任を持とうとするため、

悪癖を変えることに真面目に取り組むが、

 

女性は自分自身を大目に見ず、

たまたま欠点があると大罪ととらえ、

自分を許さない傾向がある。

 

 

 

批判的であると、変わろうとする時に

失敗する場合がある。

 

現在ではなく過去にフォーカスし続けるから、

やる気を削ぐことになる。

 

だから、許すこと、自分に寛容であることは、

自分を厳しく批判したり、後悔する傾向の女性には

パワフルなツールとなる。

 

 

 

自分に寛容になるためには、

白か黒かの二者択一の考え方をやめる

ことから始まる。

 

 

 

二者択一は、不寛容という形をとる。

 

そして自分自身に不寛容だと、袋小路に入ってしまう。

 

 

 

自分自身を批判する傾向があるなら、

 

「この世界には人間の理想的な標準というものは存在しない」

 

ことを繰り返し確認しておこう。

 

 

 

変化を率先して受け入れ、

自分を批判することをやめたなら、

 

長期的なよい変化を達成するもっとも安全なプラットフォームとなる。

 

 

 

ここでいる「批判」は、他人ではなく、

自分自身への批判です。

 

 

 

よく「他人には優しく、自分には厳しい」と誉め言葉で言われますが、

そういう方は要注意!

 

 

 

自分に対して基準が高いのはある意味良いのですが、

それが自分を許せず苦しめることにも繋がるのです。

 

 

 

人間だから、体調や精神的に調子の悪い時もあり、

上手く行く時ばかりではないのに

(波があって当然)、

 

短期的に一喜一憂していると、振り回されるような気がします。

 

人間だって生き物なのにね!機械ではないんです。

 

 

 

また、男性の方が自分を大目に見るのも、

同僚など見ていると感じることもあります。

 

「なんで、そんなに甘いのか!?」と思うこともしばしばでした。

 

 

 

グーグル社では、失敗がゆるされる環境=心理的安全 

が重要とされています。

 

 

 

失敗が許されない、となるとチャレンジもできない!そうな。

 

 

 

これは、人にも当てはまるのでは?

 

 

 

また、「二者択一」も厳しくなる一因ですね。

 

「良い・悪い」「正しい・間違い」「できる・できない」

これしかない!と厳しくなります。

 

 

 

本当は、その間にグレーの部分があったり、

いわゆる「清濁併せ吞む」とか、

「できても、できなくても両方ある」のような世界もあるのです。

 

 

 

私も、前職の行政ではどうしても法律を元に仕事をするので

「正しい」

「ちゃんとする」

の物差し(基準)で生きてきたところがあります。

 

 

 

その結果、自分もキチンとしていなければならず、

職場でもきちんとしていない人を見ると、

 

まさに「正義の刀で切る」かのようにふるまっていました。

 

 

 

それも、

 

「自分が自分を許していないのに、

ましてやきちんとしていない他人なんか許してたまるか」

 

という思いがあったのです。

 

 

 

今はやっと「正義の刀」を手放し、

退職後きちんとできない自分もさんざん味わい、

 

「それも自分だ」と認められたので、ようやく楽になりつつあります。

 

 

 

 


大丸心斎橋前のイルミネーション。
今の時期、御堂筋のイルミネーションが綺麗です

 

 


 

「方法1 フィードフォワード」

 

(本の概要)

 

 

 

自分を責めるのをやめるにはどうすればよいか?

 

 

 

1つの役に立つテクニックは「フィードフォワード」だ。

 

 

 

前の章で「頼む・聞く・感謝する」もフィードフォワードが適用されるが、

 

違い・有効なのは、

 

「フィードフォワードが将来のことだけ」だから

 

 

 

フィードフォワードは

「将来に使うかもしれないアイデアを単に頼むだけ」だ

 

 

 

例)注意散漫にならないように、1つのことに集中しようと思うけど、

何か良いアイデアない?あなたがやって良かったことはある?

と聞く。 

 

 

 

フィードフォワードを頼むのは、誰に頼むか選ぶ必要がなく、

自由に多くの人に尋ね、多くのアイディアをもらっていい。

 

 

 

その間、あなたは何をしようとしているのかを伝え、

どのようによくなろうと努力しているかを知らせている。

(積極的な宣伝にもなる) 

 

 

 

フィードフォワードの利点は、

フィードバックよりもずっと緊張することが少なく、

個人攻撃のように感じることもない。 

 

 

 

これなら楽に取り組めそうですね!

 

どうしたら良いか、アイデアを貰う。

 

「なんかいい方法あるかな~?」と聞いていくと

本に書かれているようにフィードバックよりも緊張感がなく、

 

責められた気にもならず、

受け取りやすいですね。

 

 

 

そこから、思いもよらない方法が知れたら、

ラッキー!です。

 

 

 

自分だけで考える・悩むだけでなく

他人の頭も借りるのは仕事でも活かせます。

 

 

 

私も仕事で煮詰まったら、他の人に

「これどうしたらよいかなぁ?」と聞いてみると

 

聞かれた方は一所懸命に考えてくれたり、

「こんなのありますよ」と教えて貰えたこともありました。

 

 

 

ぜひ、気軽に尋ねてみましょう!

 

 

 

 

 

 


 

 

 

よくお邪魔する五感本館(北浜)も綺麗なイルミネーションです

 

 


 

「方法2 ま、いいか」

 

(本の概要)

 

 

 

もう一つのパワフルはテクニックは

「ま、いいか」

と、言うことだ。

 

 

「へまをしちゃった。ま、いいか」 

「私完璧じゃないわね。ま、いいか」

 

というように。

 

 

 

あなたは人間で、人間はときどきミスをするものだ。

「ま、いいいか」はそれを認識し、自分を受け入れるシグナルだ。

 

 

 

これは「わ、どうしよう」の反対だ。

 

 

 

「ま、いいか」は前に進む態勢にあることを伝える。

 

後悔に浸ることではなく、

過ちを犯したことを認め、次に何をするかに注意を向けることだ。

 

 

 

これも、良いですね。

ついつい、失敗すると(大失敗でなくても)落ち込み、

それを引きずると次に動くことが難しくなります。

 

 

 

その時、「ま、いいか」が緩和してくれ、気持ちが楽になると

気持ちを切り替えて、次に進みやすくなります。

 

 

 

ある経営者の方(男性)も、

なにか失敗したり、不安を感じたり、ネガティブな言葉を口にしたらすぐ

 

「な~んちゃって」 とか、

「とかなんとか言っちゃって~」

と言って切り替えるとおっしゃってました。

 

 

 

皆さん工夫されているんですね。

 

 

 

余談ですが、私も最近のマイ格言は

 

・ 「気のせい、気のせい」

 これは、何かする時めんどくさいとか感じたり、

 不安を感じた時に、頭の中で言ってます。

 

 

 

・「だって、人間だもの」

 最近お気に入りのこの言葉。

 人間だからいつも上手く行くとは限らないし、気が乗らないことだって、

 人に対してネガティブに感じることもある。

 

 かつて私も自責がとても強かったので、以前だとこの言葉を聞いたら

 「ふざけるな!」と言い放つタイプでしたが、

 自分の弱さ、できない自分を受け入れられるようになったら、

 とても楽になってきました。

 

 

 

・「これでいいのだ~」

 バカボンのパパですね。

 上手く行っても行かなくても、どっちもあるんだ!

 と、ある意味悟りのような境地ですが、気楽になれて切り替えしやすくなります。

 この後、「はい、次!」と進みやすくなります。

 

 

 

 

 

 

 
※街中にクリスマスイルミネーションが増えて、
街が華やぎますね
 
 
 
 
次回は、第19章「批判をやめる」 の後半です。
 
 

 

 

※かつて、私が痛い痛い経験から得た気づきを書いたところ

 

引用元の表示もなく、リブログもされず、

 

ご自身のブログに取り入れて書かれていたことがございました。

 

 

引用・活用されたい場合は、リブログが、私のブログから得た内容である旨

 

表示ください。(これは喜びます!)

 

個人のブログも著作権はあります!

(弁理士さんによる著作権の勉強会で学びました)

 


 

ブログで取り上げているこの本の読書会、来月開催します。

 

(写真は先月のリアル開催です)

 

 

image
 
 

第16回「男性社会で頑張っている貴女の為の読書会」

〜日本一ゆる〜い読書会〜

(通称:アマゾネス読書会)

 

日時:12月14日 19:00〜21:00

 

場所:大阪市内(梅田近郊を予定しています)

 

参加費:無料(ご自身の飲食代はご負担ください)

 

定員:6人(定員に達し次第締め切ります)

※満席になりました 

  

 

 

毎回、素敵な女性が集う楽しい場になっています!

 

前職で働いていた時には、他の職場やお仕事の方と

仕事の愚痴や雑談はしたことはありますが、

 

読書会のような「仕事をするなかでの悩み」や

「本に書かれている悪癖が自分にもあった」

などという話はしたことがなく、

とても新鮮で楽しい時間をいただいています!

 

また、次回もどんなお話が皆様から聞けるのか、

本当に楽しみです!

 

あるコーチの方が言われた「上質な雑談」の時間になれば嬉しいです。

 

 

 

お申し込み、お問い合わせは下の「お問い合わせはこちらから」か、

Facebookのコメント、メッセンジャーからお願いします。

 

 

 

本を読んで(予習不要)、その感想を語って体験や気づきをシェアするだけ!

そんなゆる〜い時間です。

仕事帰りに、ホッと一息つける場を提供しています。

 

 

 

このブログが、何かの役に立てれば幸いです。

 

長文ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

コーチングや、働く上での悩み・困り事のご相談もお問い合わせください。

 

(前職では労働行政で、ダイバーシティや女性活躍推進、仕事と家庭の両立、

働き方改革、ハラスメント対策の推進を担当し、

企業や労働者の方からのご相談にも応じていました)

 

 

 

 

高い成果を求められて一人頑張っている女性リーダーのための相談家 伊藤史子です

 

 

 

いつもブログを読んでいただき、また「いいね」もいただき、ありがとうございます。

 

働く女性に、この本はとても役立つ!と実感し、ブログで

概要と私の体験・気づき・感想をシェアしています。

 

 

いつもご覧いただく皆様に、少しでも役立てればと思って書いております。

 

 

 

この本の感想のブログも、残り3回くらいになりました。

(読書会はまだまだ続きますが)

 

最後までよろしくお願いします。

 

 

 

本もいよいよ12個の悪癖の解説を終わり、

「それではどうしたらよいか?」に移ります。

 

 

 

PART Ⅲ 良い方向に変える

 

第18章 「1人でしない」

 

(本の概要をまとめて掲載しています)

 

 

 

 


 

 

 

 

(「コーチングの神様が教える『できる女』の法則

〜女性特有のキャリアアップを邪魔する12の悪癖〜」)

サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス

日本経済新聞出版社

 

 

 

(本の概要です)

 

 

 

習慣を変えることは難しく、1人でやろうとしたらほぼ不可能だ。

 

 

 

なぜか?

 

人間には忘却器が内蔵されており、見慣れた状況、

トリガーとなるものがあると、習慣となった反応方法に戻る傾向がある。

 

 

 

何も考えずにいつもの癖でする、
というのがこれだ。

 

 

 

何をするか考える必要がない。
努力しないでできる。

何も考えず、いつものように、ただやってしまう。

 

 

 

緊張、ストレス、気が散っている時、混乱している時、

腹を立てている時、過労状態のときなど、

快適なゾーンに戻ってしまう。

 

 

 

何も考えずに動くのは、効率的に感じられる。

だが、習慣を変えることは困難になる。

 

 

 

だからコーチングがとても役に立つのだ。

 

 

 

コーチは、

・思わしくない行為を中断させる人

・変わろうとしていることを思い出させてくれる人

・努力を最優先事項にキープさせる人

・あなたの行く手を阻む悪癖を取り除こうとするパートナーとなる

 

 

本書に登場する女性たちは、

フィードバックを与え、慣れ親しんだパターンを中断させ、

横道にそれないようにさせ、新しい行動に責任をもってくれる

コーチの恩恵を被っている。

 

 

 

だが、コーチがいなかったら?

 

コーチは金がかかり、会社はシニアなエグゼクティブしかコーチをつけてくれない。

 

 

 

だが、良い行動に変えるように努力をするのに、

同僚、友人、上司、直属の部下に協力を求めれば、

全くタダだ。

 

 

 

変えたい悪癖と取り組むのに、

信頼する人1人に、助けを求めればいい。

 

 

 

誰かを巻き込むことで、

あなたの忘却器を無効にすることができる。

 

 

 

何も考えずに行動するパターンに戻るのが難しくなる。

そして、抵抗する口実を見つけるのが難しくなる。

 

 

 

悪癖を取り除くのに、「1人でやるのは難しい」

そしてその理由も示されています。

 

 

 

何かを変える習慣や続けるには、

やはり変えたり続けるための「仕組み」や「方法」が必要になります。

 

 

 

変える方法の一つとして、

「人に頼る」ことを言っています。

 

 

 

「コーチングは高いから・・・は」私もコーチなので耳が痛いですが(笑)、

 

かつてコーチングで、「発表会に向けて毎日練習する」ことを言ったクライアントに、

毎日やったら私に報告する、そしてカレンダーに印をつける(花丸💮とか)を

仕組みとして取り組みました。

 

クライアントから連絡がないときは、私から「今日はどうでしたか?」と連絡すると

その後クライアントから「やりました!」と報告が。

 

発表会後に聞いてみると、やはり途中でやめそうになったり、

サボりたくなった時に、私から聞かれたり、報告する仕組みがあったので

続けられた!と。

花丸も継続が目に見えるので励みなった、との感想でした。

 

 

 

私もコーチですが、仕事ならともかく、日常の習慣を変えるのは

本当に苦心します。

 

「人は、他人との約束は守ろうとするが、自分との約束は守れない」

んですよね。

 

 

 

だから、ここで書かれているように誰か信頼できる人を頼って

続けられる工夫をするのは必要だと感じます。

 

 

 

ちなみに、プロコーチはクライアントが続けられないときに、

単に責めたり、お尻をたたくだけでなく、

「なぜ続かないのか?」をモチベーションや意志の力に依存せず、

その根底にある理由を一緒に探すことができます。

 

 

 

 


 

 

 

 

 


 

「協力を求める」

 

(本の概要)

 

 

 

自分を矮小化する傾向に取り組むには、

意味もなく謝罪する悪癖を直すのが良いと決めたとする。

 

 

 

その場合、信頼する同僚に、

「何も悪いことをしていないのに、ちょっとしたことを言うのに

「ごめんなさい」と言ってしまう癖がある。

 

私がそう言ったら、教えて貰える?

そうしてもらえるとありがたいわ」

と依頼する。

 

 

 

変わろうという努力にこのように人を引きずり込むのは、

新たな習慣が根付くだけでなく、

仕事での人間関係を強く深くする素晴らしい方法だ。

 

 

 

もちろん、助けを求めることで多少弱い立場に立つことになる。

これは嫌な感じかもしれない。

 

 

 

それを踏まえて、そう感じることによる不快感や混乱を減らすために

いくつかのヒントを伝えよう。

 

 

 

1 注意して選ぶこと。

  信頼できて、今までよい関係にあった人、

  そして前向きな姿勢の人を選ぶ。

  観察して行動のフィードバックを貰うのだから、

  常に会う人を選ぶべきだ。

 

 

 

2 具体的に。

  「私、ちゃんとやっている?」のような曖昧な質問ではなく、

  1つに限って始めるやり方に沿って、きっちり何に気づいてもらいたいかを言うのだ。

  なんであれ、あなたの妨げとなっていると思う行動や習慣を具体的に。

 

 

 

3 簡潔に。

  協力を求める人が時間を割いてくれることを

  ありがたく思っていることを示すためにも、

  依頼内容はできるだけ簡潔にすること。

 

 

 

  背景の情報をたくさん伝える、

  長い前置きを言う、

  同じことを違う言い方で繰り返す、

  そういったことを避けるように。

 

 

 

  簡潔にするには、事前の準備が必要なことを覚えておく。

  依頼する前に、どう話すかを決めておく。

  出てきそうな質問に対してどう簡潔に答えるかもよく考えておく。

 

 

 

4 個人的事情は重要なポイントではない。

  (なぜ習慣を変えたいか、今の行動をなぜとっているかの

  分析を長々と話す必要はない)

  自分の可能性を制限する行動を変えようとしていることを忘れないように。

  (×過去を繰り返し話す、×セラピー)

 

 

 

5 いつまで、という期間を特定するように。

  無期限で頼まない。

 

 

 

 

依頼したフィードバックに対してどう反応するつもりかも、

はっきりしておく。

 

どのように対応するかは事前に計画しておく。

 

 

 

自分が頼まないフィードバックは、いかに観察した人が

「お役に立つように」と言ったところで、批判に聞こえる。

 

 

 

だが、誰かに協力をを依頼したのなら、

フィードバックを依頼したわけだ。

 

 

 

快く対応し、必要なことを受け入れるべきだ。

 

 

 

著者のマーシャルは行動を変えようとするときに、

フィードバックを利用するガイダンスとして、

コーチングの定型フォームを開発した。

 

 

 

それは4つの構成要素がある。

 

「聞く」

「お礼を言う」

「フォローアップする」

「宣伝する」

 

 

 

ここでは、「協力を求める」具体的な方法と、

気を付ける点が具体的に述べられています。

 

 

 

「何をして、何をしないか」

それが具体的に示されているので、

 

ヒントを元に協力者に依頼し取り組むと、

良い変化が起こせそうな印象ですね。

 

 

次から、1つずつ詳しい説明がなされています。

 

 


 

 

 

 


 

「要素1 聞く 」

 

 

 

(本の概要)

 

 

 

受け取るフィードバックを、ただ聞くこと。

それが第1ステップ。

 

 

 

誰かの言うことを本当に聞くには、

自己管理能力と集中力が必要だ。

さらに一定の謙虚さが必要だ。

 

 

 

聞くことと話すことは、まったく異なる活動だということを忘れがちだ。

 

話しながら同時に聞くことはできない。

話そうと準備していたら聞けない。

 

 

 

もう1つの問題は、話している人は、

あなたが心ここに在らずの状態であることを見抜いている。

 

 

 

聞くことは常に2つのステップだ。

 

相手が言うことを理解するステップ。

そして、こちらが反応するステップ。

 

 

 

ピーター・ドラッガーは最高の聞き手だったという。

ドラッガーは、熱心に相手の話を聞いてから口を開くようにしていた。

 

ミーティングで、彼は自分の意見を最後に言う前に

みんなの意見を尋ねるのが常だった。

 

「ピーターはいつもいちばん最後だった」

 

ピーターは、他の人の話を温度感を見て、

可能なすべての情報を得ようとした。

 

思慮に富む回答を形作るための時間をとろうとした。

 

 

 

こういうリーダーを何人くらい見たことがあるだろう?

 

多くの場合は、逆のことが起きる。

最もシニアな人が最初に口を開き、場を仕切る。

 

その結果、他の人は口を閉ざすことになる。

一番上の人に逆らうことをしたくないからだ。

 

 

 

対照的に、他の人に最初に話すチャンスを与えるリーダーは、

新たな事実を浮き上がらせ、予想していなかった見方を得、

新鮮な視点を得ることができる。

 

 

 

あなたが変えようとしている行動をチェックしてくれるよう

同僚に依頼した場合、

 

同僚がどう見たかを聞く時になったら、

聞くだけにすること。

 

耳を開き、口を閉じたままにする。

 

あなたが同僚に意見を求めたのだから、

自分の意見を言ったり、説明をしたり、

自己弁護をしたりする理由がない。

 

 

 

あなたが求めたフィードバックに対しては、すべての言葉をきくように。

 

 

 

「聞くことと話すことは別」

「心在らずは見抜かれている」

は、意識しておかないといけないと感じました。

 

 

ついつい、話を聞きながら次何を話そうか?と考えている時は

「聞いているようで聞いていない」んですね。

きっと自分が話したいことを考えています。

 

そしてその状態は相手に伝わっていて、

「この人は自分の話を聞いてくれていないわ」とあきらめてしまうのでしょう。

 

 

 

私も前職で上司に報告をしていた際、

上司がこちらを見ずパソコンを見ながら聞いていた時には

「聞くのが嫌なのか?」と思ってしまいました。

 

上司は多忙で「耳で聞いているからよい」のつもりかもしれませんが、

話している方は「聞いていない」と感じてしまいます。

 

 

 

また、ドラッガーの例がありますが、

職場のミーティングや会議ではだいたい上の人(管理職とか)が

口火を切って話すことが多いでしょう。

 

ドラッガーのように「最後に話す」人は少ないでしょう。

最後に話すことで、そこに参加する人から情報が得られる!

それを知っていたのでしょう。

 

「話を聞く」ことの重要さを改めて感じた逸話です。

 

 


 

 

 

 

 


 

「要素2 お礼を言う」

 

(本の概要)

 

 

 

相手が話し終わったら、たんに「ありがとう」と言うだけだ。

 

 

 

お礼を言う習慣は、上に向かっていこうと言う時も

もっとも効果的な習慣だ。

 

聞くことと同様、お礼を言うことはあなたのキャリアのすべての段階で役に立つ。

 

 

 

「ありがとう」はどのような状況でも使える

 

・難しい会話を締めくくる

 

・報復のサイクルを終わらせる

 

・敵意を取り除く。自己防衛過剰になっている人でも、お礼を言われると和む

 

・他の人を良い気持ちにさせるから、世界の幸福の総和を増やす

 

・卑下も尊大さも見せず、謙虚な気持ちを表す

 

・誰も議論することも反論することもできない

 

 

 

 

「ありがとう」の言葉の威力が書かれていますが、

単に感謝を伝えるだけでなく、

 

こちらにとって不都合な状況を終わらせたり、

反論まで止めてしまうという効果があるのか!と驚きます。

 

 

 

 


 

 

 


 

「要素3 フォローアップする」

 

(本の概要)

 

 

筆者であるマーシャルと彼の同僚ハワードは、

大手企業8社のリーダーシップ開発プログラムの結果を調査して、

良い行動を取り続けることに成功した人に

共通するものは何かを探った。

 

 

 

長期的な変化ができた人とできなかった人との主な違いは、

同僚とのフォローアップの量にあることに気づいた。

 

 

 

フォローアップをするということはどういうことか?

 

 

 

誰かに手伝いを依頼したら、

つねに連絡をとり、

 

進捗具合をどう思うのか尋ね、

 

彼らのアドバイスを役立て、

 

彼らにそのことを話す

 

ということだ。

 

 

 

確かに、人に何かを依頼して、その後の状況を報告しなかったら、

相手の人も「あれどうなったのだろう?」とは思いますね。

 

 

 

アドバイスを貰ったら、それをやってみて

上手く行ったか、そうでなかったか、

それを報告することでさらに良いアドバイスがいただけたり、

と言うサイクルが回るのでしょう。

 

 

「フォローアップの量」

研修などもそうですね!

 

受けっぱなしで終わるのか、

受けた研修の内容を実践してどうだったのか?を確認して

次どうするか?を考えてやっているのとでは、

その結果が大きく変わりそうです。

 

 

 

 

 

 


 
「要素4 宣伝する」
 
(本の概要)
 
 
 
第4のステップは、一人や二人ではなく、
助けてもらう人の輪を広げることだ。
 
 
 
マーシャルは、クライアントにそう言っている。
周りの人に、あなたの行く手を邪魔している行動を修正、
あるいは変更しようとしていることを知らせる。
 
 
 
これは効果が大きい。
人が互いをどう認知するかを変えるのは
嫌になるくらい時間がかかるからだ。
 
 
 
例えば、あなたがある人の望むことに逆らわず信頼できる
ありがたい働き者だと見られているとする。
 
一度くらいその人に逆らって立ち向かっても
その印象を変えることにならない。
 
 
 
だから行動を変えようとコミットしていることに
気づいてもらいたいと本当に思うなら、
 
あらゆる機会をとらえて、何をしているかを明確にし、
毎日があなたのメッセージを理解させるチャンスだと考えよう。
 
それを広報活動、選挙運動、あるいは定期的な記者会見だと考えよう。
 
あなたがよくなろうとうとコミットしているというメッセージを広めよう。
 
 
 
第6章の法律事務所のモーリーンが、自分より能力の劣る男性が昇進した時、
上司は「一度も昇進したいと言わなかったので、
なりたいと思っているとは考えもしなかった」と言ったのを聞き、
アプローチを変えなくては!と気づき、
 
モーリーンは事務所の皆に、この目標を設定したこと、
その実現のために何をしているかを話し始めた。
 
 
 
モーリーンは、自分で自分の宣伝をするのは落ち着かない気持ちだったが、
何しているか、成長するために何をすべきかを話し、
 
スキルを磨き、昇進するためには何ができるかを皆に尋ねた。
そして、「私、どう?」とフィードバックを頼んだ。
 
 
 
この運動は余計な重荷となっているように感じられたが、
モーリーンは自分の志を話すのを恐れないプレイヤーになると決意し、
 
信念を絶え間なく主張して自分を打ち出すアプローチは
昇進後も役に立った。
 
 
 
自分のことを話すのは、特に日本人女性は謙虚(というより謙遜)
であることが美徳だと暗黙の了解があるため、
 
時に「出しゃばり」「自己主張が強い」と思われるのを嫌がって
必要以上にアピールできないと思えます。
 
 
しかし、モーリーンの例のように「言わないことには伝わらない」
 
そこは「人は人、自分は自分」と割り切ってやるくらいの方が、
結果的に良くなるのであれば、やる価値はあると感じますね。
 
 
 

 
 
 

 
「ピア・コーチングの力」
 
(本の概要)
 
 
 
変わる努力を強めたいと本当に思うのなら、
同僚をコーチにするピア・コーチングを考えるといい。
 
 
 
ピア・コーチングは協力を求めるという原則をもう少しフォーマルな形にし、
継続的なものにする。
 
そして一方的でなく双方で行うようにする。
 
基本的に、友人か同僚と互いに変えたいと思うことに責任を持ち、
定期的にやることにコミットする。
 
 
 
取り組むべき行動を決めるところから始め、
それを具体的なアクションに細かく分ける。
 
そして定期的に進歩を報告する時間を予定する。
 
 
著者のマーシャルが最初ピア・コーチングの
定型フォームを考えたときには、
3つの簡単な基準で始めた。
 
 
 
1 雑用とか主にだとか感じないように。
  定期的な連絡をとるのが楽しい人を選ぶ。
 
 
 
2 心底自分のためであると思う。
  そしてあなたのピア・コーチにも同じように思うこと。
 
 
3 あらかじめ用意した質問にとどめ、
  意見を述べたり判断を下したりしたくなる気持ちを抑えよう。
  同じことをピア・コーチにもすること。
 
 
 
一夜にして魔法が効くと期待しないこと。
 
だが、ピア・コーチと定期的にやっていけば、
やがて安定的に良い方向に変わっていく。
 
 
 
マーシャルのやり方では、簡単な質問リストを彼のピア・コーチが毎晩尋ねる。
 
 
 
ピア・コーチは以下の質問をする。
 
〇明確な目標を立てましたが?
 
〇目標達成に進歩がありましたか?
 
〇やったことにやりがいを見出しましたか?
 
〇幸せでしたか?
 
〇よい人間関係を築きましたか?
 
〇熱中しましたか?
 
〇辛抱強く過ごしましたか?
 
〇健康的な食事をとりましたか?
 
〇妻に何か優しいことを言うか、してあげましたか?
 
〇子どもに何か優しいことを言うか、してあげましたか?
 
 
 
共著のサリーのピア・コーチングは、同じ執筆仲間のエリザベスと
毎日目標と行動を反省することで人生が変わったという。
 
 
 
サリーとエリザベスは、電話で連絡を取り、
数か月に1度、リストの内容を調整するが、
それぞれ改善したい具体的なテーマを決める。
 
 
 
そのテーマに関連する5つか6つの質問を作り、
望ましい行動にはっきりとした進歩がみられるまでリストを変えない。
それから何か別のものに移る。
 
 
 
次のものは、2,3年前にサリーが使ったリストだ。
 
当時の彼女のテーマは、講師として、著述業として、
もっと目立つ存在になるよう努力する、とものだった。
 
 
 
<2016年10月~12月 知名度を上げる>
 
1 ホームページをアップデートしたか?
 
2 リンクトインをチェックするかツイートを送ったか?
 
3 クライアントに何をしているかを知らせたか?
 
4 講演内容は最新のトピックになっているか?
 
5 屋外で時間を過ごしたか?
 
6 感謝の気持ちを表したか?
 
 
サリーは、このリストを数か月使い、実行した項目は外して、
テーマに即した質問に変えていった。
 
エリザベスはサリーのリストで同じようにした。
 
 
 
互いに進歩を遂げたと感じたら、別のチャレンジに移る。
 
マーシャルもサリーも、行く手を阻む頑固な行動に取り組むには
ピア・コーチングがいると容易で、楽しいと思った。
 
だから、徐々にでも行動を良い方向に変えようとするなら、
このパワフルなツールを使うことをお勧めする。
 
 
ピア・コーチングが上手く行くのは、1人でやることの正反対だからだ。 
 
 
 
私もコーチングを学び、プロコーチでありますが、
この「ピア・コーチング」は正直知りませんでした。
 
 
自分だけでする「セルフ・コーチング」も効果はありますが、
このような2人でお互いのチャレンジをサポートしあいながら進めていくのは、
 
負けそうな時に励ましてもらえるから続けようと思え、
一緒にチャレンジしている仲間がいるから頑張れる!
そういうメリットなのだと思います。
 
 
資格取得やセミナーなどでも、グループで取り組むところもありますが、
まさにこの「ピア・コーチング」の手法を活用しているのでしょう。
 
 
なにかチャレンジしたことがあれば、ぜひ賛同する友達や仲間と
「ピア・コーチング」をやってみてはいかがでしょう。
 
 

※街中で見かけた花です。
秋も良く見ると花が咲いているんですね。
 
 
 
次回は、第19章「批判をやめる」です。
 
 

 

 

※かつて、私が痛い痛い経験から得た気づきを書いたところ

 

引用元の表示もなく、リブログもされず、

 

ご自身のブログに取り入れて書かれていたことがございました。

 

 

引用・活用されたい場合は、リブログが、私のブログから得た内容である旨

 

表示ください。(これは喜びます!)

 

個人のブログも著作権はあります!

(弁理士さんによる著作権の勉強会で学びました)

 


 

ブログで取り上げているこの本の読書会、来月開催します。

 

(写真は先月のリアル開催です)

 

 

image
 
 

第16回「男性社会で頑張っている貴女の為の読書会」

〜日本一ゆる〜い読書会〜

(通称:アマゾネス読書会)

 

日時:12月上旬〜中旬 19:00〜21:00

 

場所:大阪市内(梅田近郊を予定しています)

 

参加費:無料(ご自身の飲食代はご負担ください)

 

定員:6人(定員に達し次第締め切ります) 

  

 

 

毎回、素敵な女性が集う楽しい場になっています!

 

前職で働いていた時には、他の職場やお仕事の方と

仕事の愚痴や雑談はしたことはありますが、

 

読書会のような「仕事をするなかでの悩み」や

「本に書かれている悪癖が自分にもあった」

などという話はしたことがなく、

とても新鮮で楽しい時間をいただいています!

 

また、次回もどんなお話が皆様から聞けるのか、

本当に楽しみです!

 

あるコーチの方が言われた「上質な雑談」の時間になれば嬉しいです。

 

 

 

お申し込み、お問い合わせは下の「お問い合わせはこちらから」か、

Facebookのコメント、メッセンジャーからお願いします。

 

 

 

本を読んで(予習不要)、その感想を語って体験や気づきをシェアするだけ!

そんなゆる〜い時間です。

仕事帰りに、ホッと一息つける場を提供しています。

 

 

 

このブログが、何かの役に立てれば幸いです。

 

長文ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

コーチングや、働く上での悩み・困り事のご相談もお問い合わせください。

 

(前職では労働行政で、ダイバーシティや女性活躍推進、仕事と家庭の両立、

働き方改革、ハラスメント対策の推進を担当し、

企業や労働者の方からのご相談にも応じていました)

 

 

 

 

高い成果を求められて一人頑張っている女性リーダーのための相談家 伊藤史子です

 

 

 

いつもブログを読んでいただき、また「いいね」もいただき、ありがとうございます。

 

働く女性に、この本はとても役立つ!と実感し、ブログで

概要と私の体験・気づき・感想をシェアしています。

 

 

いつもご覧いただく皆様に、少しでも役立てればと思って書いております。

 

よろしくお願いします。

 

 

本もいよいよ12個の悪癖の解説を終わり、

「それではどうしたらよいか?」に移ります。

 

 

 

PART Ⅲ 良い方向に変える

 

第17章 「1つのことから始める」

 

(本の概要をまとめて掲載しています)

 

 

 

 


 

 

(「コーチングの神様が教える『できる女』の法則

〜女性特有のキャリアアップを邪魔する12の悪癖〜」)

サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス

日本経済新聞出版社

 

 

 

(本の概要です)

 

 

 

どの悪癖のせいで、行き詰っているのかが分かっただろう。

 

 

 

過去にそのおかげで助けられたため、愛着のある癖かもしれない。

 

 

 

やりなれた行動は体の一部のように感じられて、

ちょっと怖いと思うかもしれないが、

 

それをやめることで得ることがいかに多いかを考えれば、

やる気になるだろう。

 

 

 

一番大変なことだが、

変わってずっと継続できるようにするためには

フォーカスが必要だ。

 

 

 

瞬時に「さあ、やろう」と熱を入れるのではなく、

長い時間一貫して努力をする気持ちが必要だ。

 

 

 

こうするには、悪癖1つだけ、

あるいは1つの悪癖の一部分だけでもいい、

 

それを認識して、進歩が見えるまでやり続けるのが

達成するいちばんの方法だ。

 

 

 

一瞬にして新しい自分になろうとするよりも、

 

小さな変化を繰り返し、

習慣になるまで行う方が、

長期的に良い結果が得られる。

 

(ダイエットも同様)   

 

 

 

行動を変えるのに、全面的に意志の力に依存するから

やがて失敗する。

 

意志の力を長い間維持するのは難しい。

 

あなたが弱い人間だとか怠け者だからではない。

 

 

 

それは、脳が最小の努力を要し、

最小のストレスしかかからない形で

行動するようにできているからだ。

 

 

 

これは、出来上がった習慣に戻ることを意味する。

 

 

 

対照的に、徐々にやっていくアプローチは

習慣とデフォルトの強さを勘定に入れている。

 

 

 

一度に1つ小さな変更をするだけなら

それが自然とできるまで練習する時間をとれる。

 

 

 

それにとてつもない努力を必要としなくなったら

別の悪癖を取り除くことに取り掛かれば良い。

 

 

 

この章から、悪癖の取り除き方になりました。

 

 

著者は習慣が決して意志が弱いだけでなく、

怠け者だからでもない!と言ってくれています。

 

 

 

正月の「今年の目標」とか、自分自身の目標など

決めたは良いが、続かない、できなかった経験は皆さんありますよね?

 

 

そこで、様々な事情もあり継続できなかったのに、

真面目な人ほど

 

「できない自分を責める」

 

「自分が劣っている人間だと思ってしまう」

 

となりがちです。

 

 

 

でも、本当はそうじゃない!

 

習慣は、意識であれ行動であれ、

かつてと同じ方がストレスが少ないからそうしてしまう。

 

それは脳の機能であり、

決して努力不足でも意志が弱いのではないのですね。

 

 

 

そして、ありがちな「意志の力」でやろうとする!!

これが失敗の原因だとも指摘しています。

 

 

 

そうではなく、できる限り小さな1つをまずはやってみる!

それが継続のコツだと言っています。

 

 

 

私もやるからには、まさに「意志の力」で「頑張ります!」の人だったのですが、

 

意志=モチベーションに依存すると、何か上手く行かないと心が折れて

できなくなる…という繰り返しでした。

 

 

 

でも、ジムもほぼ週1回は行っています。

なぜ続けられているのか?考えると、

 

まず辛くなるほど大変なトレーニングはしない!

(一番軽い負荷からスタート)

なので、楽にでき、体を動かすと気持ちが良い!と思え、

 

横着トレーニングなのでストレスがなく、

また行こうと思えるのです。

 

そこには「よ~しジム行くぞ!」ではなく

淡々と行って運動して帰る と言う感じです。

 

 

 

いっぺんに頑張らないので、大きな達成感

(体重の変化や筋肉アップ)は感じませんが、

 

一定期間がたつと、体力がついた、筋肉がついてきたと

自覚できたりするので、良くなっているんだと分かるんです。

 

 

 

変化するってそういうものかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 


 

「悪癖の塊をなくす」

 

(本の概要)

 

 

 

PART Ⅱ で取り上げた12の悪癖には重複するところがあることや、

1つの癖が次の癖を引き起こす結果になっていることに気づいただろうか?

 

 

 

例えば、

<悪癖その1 自分の実績をきちんと言わない>を抱えているなら、

 

<悪壁その2 あなたの仕事ぶりをほかの人が自然に気づいて報いてくれると期待する>

 

でも苦労しているだろう。

 

 

 

双方とも、「自己宣伝する」のは嫌なことで

「野心がありすぎる」と批判されることを恐れているからだ。

 

そして、従来よい女の子がすることではないと見られている。

 

 

 

いくつか重なる部分の悪癖をどう優先順位付けしてやめるかで

あなたが悩んでいるとするなら、

 

よくある悪癖群を取り上げ、

あなたに該当する部分があるかどうか見てみよう。

 

 

 

1 <悪癖その3 専門性を過大評価する> があるなら

  <悪癖その6 キャリアより仕事を優先させる>

 に悩んでいる可能性が高い。

 

 大きな長期的目標を目指す代わりに、

目の前にある任務に焦点を合わせたいと思うことから生じるものだ。

 

   

 

2 この2つの行動は、

 <悪癖その7 完璧主義の罠に陥る>に重なる。

 

 3つとも、詳細をきちんとやっていれば報われると望む、

 期待するところに根差している。

 

 これらの悪癖は、チマチマと考える傾向にあると他の人には映る。

 

 リーダーに求められる大局観を持つ仕事はまだ無理で、

 単調な仕事を喜んでする人というレッテルを貼られる結果となる。

 

 

 

3 <悪癖その9 矮小化する> と

  <悪癖その10 やりすぎる>

 

 矮小化とやりすぎることも、明確に意図とエネルギーを使って

事実を話すのを渋ることから生じている。

 

誰かの反感を買うリスクや嫌な思いをさせるリスクを望まないから

前もってあなたがどの立場にいるかを曖昧にする信号を送ってしまう。

 

その結果、見過ごされたり、無視されたりする結果になりかねない。

 

 

 

4 <悪癖その11 反芻する>は

  <悪癖その12 自分のレーダーで注意散漫になってしまう>

の結果であることが多い。

 

多くのことに気づいてしまうので、処理すべきことが多く、

否定的なことをあれこれ考える結果となり

力を弱め、行き詰ってしまう。

 

それで、整然と行動できない人、

ちょっと頭の弱い人と見られるようになってしまう。

 

 

 

あなたの行こうとする道を邪魔している悪癖群を認識したら、

最初に取り組みたいものを1つ選べばよい。

 

 

 

まず、どこから始めるかを決めなくてはならない。 

 

 

 

 

私も本を読んでいて12の悪癖は複数当てはまり、

またここに書かれているように重複していることも気づかされました。

 

 

 

実績を伝えるのは出しゃばりや図々しいとの印象を持っているのに、

気づいてほしいとか…

(どうやって気づけっちゅーねん!って話ですよね)

 

 

 

専門性を高めないとキャリアアップにつながらない!と考えているとか…

(今でもそちらに引き戻されそうな時があります)

 

 

 

でも悪癖を自覚したら、それを1つずつ取り組み始めることが重要だと

言っていますね。

 

 

 

次の項では、その解決方法を示しています。

 

 

 

 

 

 


 

「分解する」

 

 

 

(本の概要)

 

 

 

始めるにあたって良い方法は、

問題行動を、個別の具体的な習慣に分解して、

1つずつ取り組めるようにすることだ。

 

 

 

例えば、<悪癖その8 喜ばせたい病>に当てはまるとしたら、

 

自分は役に立つ寛大な人間だと思い、

他の人にもそう思って欲しいというタイプなら、

 

あなたが描く自分のイメージを大切にするあまり、

他の人をがっかりさせるのではないかと恐れ、

ノーと言えなくなってしまう。

 

 

 

その結果、自分の守備範囲を超えて断るべきだと分かっているのに

依頼を受けてしまう。

 

 

 

<悪癖その8>から始めて、

「自分の得にならない依頼は押し返す」と決めたとする。

 

 

 

だが、人の為にすることに慣れきっているから、

突然一線を引いてしまうのは、身勝手で断定的な行動に感じられてしまう。

 

 

 

したがって、一夜にして変わろうとする代わりに、

 

「依頼されたことが相手にとって

実際にはどのくらい重要かを考えるところから

始めたらどうか」

 

 

 

これは、第2章で取り上げた法律事務所のミランダのアプローチだ。

 

 

 

彼女は自分の仕事が多忙にもかかわらず、

自発的に事務所の委員会に参加した。

 

 

 

すぐにこれは問題だと分かったが、

ミランダを委員会に推薦してくれた同僚をがっかりさせたくなかった。

 

 

 

とはいえ、ミランダは同僚に懸念を伝えたところ、

同僚は「ミランダが基本的にイエスという人だから」

ミランダに委員会への誘いを回したと言った。

 

 

 

つまり、ミランダは、彼女の努力に何のかかわりも持たない

同僚を喜ばせようとして苦しい立場に立たされたのだった。 

 

 

 

この情報のお陰で、ミランダは自分の担当範囲を

きちんと容易に主張できるようになった。

 

 

 

この悪癖8<喜ばせたい病>も私も当てはまり、

よく分かります。

 

 

 

私もかつては言われた仕事はすべて引き受けないといけない、

頼まれごとはやってあげないと!

 

挙句の果てには、26年半の間転勤を引き受け続ける!

(中には明らかに押し付けられたものもありました!)

 

という人でした。

 

 

 

それが、勤続20周年の永年勤続表彰で

「私の人生、自分ではなく他人や仕事が人生の操縦席に居て

操縦桿を握っていた!」との恐ろしい気づきがあり、

 

そこからかなり反抗するようになりました。

 

 

 

転勤も新人の頃には、

上司から「本省から言われたタイミングで異動をしていると、

自分に事情があるときには配慮してもらえる。

異動を断ると、昇進のタイミングを後回しにされてしまう」

などと言われ、信じ込んで異動しましたが、

 

最後の頃には、組織改編に人事制度も変わって

全国異動の実績など昇進には考慮されず、

地元に長く居た人の方が昇進した!という凄いオチがありました。

 

 

 

仕事も職場で後輩がメンタル不調で休業した際

勝手に「私が頑張らないと職場が回らない」と思い、

ミイラ取りがミイラになるがごとく、私も体調不良になりましたが、

 

そこまで働いても報われることも、感謝されることもなかったです。

 

 

 

それは、上司からすれば「勝手に私が働いているから」であったから!

 

 

 

今思えば、職場が回らないのをどうするか考えるのは管理者の仕事であるので

それを部下である私が心配する必要も、勝手に汗をかく必要もなかったのです。

 

 

 

それに気づいてからは、

 

・「このことで困るのは誰なのか?これは誰の課題・問題なのか?」

 

・「私が他人の課題を取り込む必要があるのか?」

 

を、かなり意識的に考えるようになりました。

 

 

 

その為、今まで言うことを聞いてやっていた人間(=私)が、

言うことを聞かなくなったので、一時はゆりもどしのようなことが起きましたが

それを過ぎれば何もなくなりました。

 

 

 

プライベートでも、かつては知人が

「イベントをするから(有料で)参加して!」と依頼があれば、

 

仕事で疲れ果てていても「相手が困るだろうから」と参加していたのですが、

 

 

 

これも「私がそこまでする必要あるのか?」を冷静に考え始めたら、

「自ら行きたい」と思わないものを付き合いで行く必要はない!と思えるように

なりました。

 

 

 

相手からは「え~、来てくれると思っていたのに」とは言われますが、

その後全くメッセージは来なくなりました(笑)

 

 

 

「声掛ければホイホイ来てくれる」集客要員だったと分かりました。

 

だって、それ以外のお誘いはないんですよ!?

(単純にお茶しましょう、とか、楽しく食事しましょう 的な)

 

 

 

相手が自分をどう見ているのか?が、ある意味冷静に分かるようになりました。

 

 

 

 

 

 


 

「意図があれば変化できる」

 

(本の概要)

 

 

 

ミランダは良い第一歩を見出すことができた。

 

他の人を喜ばせたいという欲求が仕事の障害になっていたことが

分かったからだ。

 

 

 

ミランダの話から、人生で達成したいことが明確に分かっていれば、

自分を変えようとする刺激になるしプラスになるとわかる。

 

 

 

喜ばせたい、専門性を過大評価する、完璧になろうとすることは

より大きな目的から注意を逸らす幻影になってしまう場合がある。

 

 

 

だから、自分の目的を知ること

ーはっきり規定し、話して、人と共有し、そして意図的に追及することー

 

は、あなたの力を弱めている行動に対処しようとするとき、

強い資産となる。

 

 

 

どのように目的を明確にするのか?

 

簡潔に、正確に、

今の仕事で、あるいは将来、達成したいことを

明確にするところから始めよう。

 

 

 

あなたをもっとやる気にさせてくれる目標や

目的を明確に文章にする。

 

 

 

ものすごく具体的に書くようにすること!

 

 

 

・資金の潤沢なスタートアップ企業で世界的なイノベーション・チームを

率いる担当になりたい

 

・優秀な営業員として、セールス・オブ・ザ・イヤーを

 会社で獲得する

 

・会社の地域共生推進部の部長になる

 

 

 

同時に、世界における大きな目的は何かを、

もっと一般的な志も書いておくとよい

 

 

・女性が自分の最大限の強みを認識し、

 自信と意図を持って行動するお手伝いをする

 

・成功しているリーダーの行動を良い方向に変え、

長く続くようにする

 

 

 

書き終えたら、それをどうするか?

 

スムーズに声に出てくるようになるまで繰り返し、

あらゆる状況でそれを話す。

 

 

 

一貫性を持たせつつも、実行しながら磨きをかけてシンプルに

より明確にしていく。

 

 

 

サリーは、国際的金融機関の女性問題に関する取り組みの

スポンサー幹部、ドン・ラオと一緒に働いた時、

目的を明確にすることのパワーに気づいた。

 

 

 

ラオは、世界中から集まった600人の女性に基調講演を行い、

 

自分がどういう人間かを反映して、

何をやりたいかを明確にする

「エレベーター・スピーチ」を作っておく

ようにと強く勧めた。

 

 

 

ラオは、エレベーターの中で、野心に燃える若い男性が

何を目的としているかの話すのを聞いたことから、

女性達にアドバイスをした。

 

 

 

若い男性の話は、

短く簡潔で、しっかり準備され、

一瞬のうちにすらすらと言えるようにできていた。

 

 

 

「今これをしています。

私がしたいと思っているのはこれです。

私に注目していてください!」

 

 

 

目的を書いた文章は、

どの悪癖から取り組むか決めるときにも役立つ。

 

 

 

目的を明確にすれば、悪癖の克服がその目的達成に役立つかどうかを

決める視点ができる。

 

 

 

最初の一歩と大きな目標や目的とを結びつければ、

どの癖を直すことから始めるべきか、しっかりとした認識ができる。

 

 

 

(古いことわざ)

完璧は善の敵

 

完璧を目指しても達成不可能なのにそればかり追い求めて、

完璧ではないがそれに近いというレベルも達成できず、

結局何もできないという諺だ。

 

 

 

完璧なところから始める必要があるとか、

すべての段階をきっちり正確にやっていかなくてはいけない

などと思ってはいけない。

 

 

 

とりあえず、やることだ。

 

 

 

 

ここも耳の痛いことが書かれています。

 

 

 

「エレベーター・スピーチ」のことは以前も出てきましたね。

 

 

 

自分のやりたいことを簡潔にまとめ、

それをまさにエレベーターに乗っている時間の間に

伝えられるようにしておくと、

 

 

 

やりたいことを得られるチャンスが来た時に

それを伝えることができる!

 

そういう内容でした。

 

 

 

やりたいことを明確にしておく。

そしてそれを人に伝える!

 

それが一番なのですね。

 

 

 

そして、完璧主義を止めること!

 

ついつい、準備がしっかりできてから!と思ってしまう自分がいます。

 

きっとそれは不安だから。

 

何か良からぬことがあったら困るから。

 

 

 

でも、世の中最初から完璧なものなんてないんですよね。

 

世の中にあるものも、始め世に出してみて、そこから改良して改良して進んでいく!

そんなものの方が多いのかもしれません。

 

 

 

完璧ではなく、ある程度できたら一度やってみる!出してみる!

そのくらいのマインドでやった方が、早く進みますね。

 

 

 

 


 
※食欲の秋ですね!
美味しいもの食べて、元気にいきましょう!
写真は五感本館(大阪市北浜)のケーキです。

 

 

 

次回は、第18章「1人でしない」です。

 

 

 

 

※かつて、私が痛い痛い経験から得た気づきを書いたところ

 

引用元の表示もなく、リブログもされず、

 

ご自身のブログに取り入れて書かれていたことがございました。

 

 

引用・活用されたい場合は、リブログが、私のブログから得た内容である旨

 

表示ください。(これは喜びます!)

 

個人のブログも著作権はあります!

(弁理士さんによる著作権の勉強会で学びました)

 


 

ブログで取り上げているこの本の読書会、来月開催します。

 

(写真は先月のリアル開催です)

 

 

image
 
 

第16回「男性社会で頑張っている貴女の為の読書会」

〜日本一ゆる〜い読書会〜

(通称:アマゾネス読書会)

 

日時:12月上旬 19:00〜21:00

 

場所:大阪市内(梅田近郊を予定しています)

 

参加費:無料(ご自身の飲食代はご負担ください)

 

定員:6人(定員に達し次第締め切ります) 

   ※残り1名です

 

 

毎回、素敵な女性が集う楽しい場になっています!

 

前職で働いていた時には、他の職場やお仕事の方と

仕事の愚痴や雑談はしたことはありますが、

 

読書会のような「仕事をするなかでの悩み」や

「本に書かれている悪癖が自分にもあった」

などという話はしたことがなく、

とても新鮮で楽しい時間をいただいています!

 

また、次回もどんなお話が皆様から聞けるのか、

本当に楽しみです!

 

あるコーチの方が言われた「上質な雑談」の時間になれば嬉しいです。

 

 

 

お申し込み、お問い合わせは下の「お問い合わせはこちらから」か、

Facebookのコメント、メッセンジャーからお願いします。

 

 

 

本を読んで(予習不要)、その感想を語って体験や気づきをシェアするだけ!

そんなゆる〜い時間です。

仕事帰りに、ホッと一息つける場を提供しています。

 

 

 

このブログが、何かの役に立てれば幸いです。

 

長文ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

コーチングや、働く上での悩み・困り事のご相談もお問い合わせください。

 

(前職では労働行政で、ダイバーシティや女性活躍推進、仕事と家庭の両立、

働き方改革、ハラスメント対策の推進を担当し、

企業や労働者の方からのご相談にも応じていました)

 

 

 

 

高い成果を求められて一人頑張っている女性リーダーのためのコーチ 伊藤史子です

 

 

 

 

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

働く女性に、この本はとても役立つ!と実感し、

ブログで概要と私の体験・気づき・感想をシェアしています。

 

 

 

よろしくお願いします。

 

 

 

さて、今月もこの本の読書会を開催しました。

 

 

 

15回を迎える今回も、4名の方がご参加くださいました。

会社員の方、女性を応援したい方、税理士さん、

エステを提供されている方と、多彩なキャリアの方にお集まりいただいています。

 

 

 

英国ロックバンド「クィーン」の写真コーナーのような
貴賓席です!
 

 
(お店のスタッフさんが、上手く撮ってくださいました!
 店員さんも読書会のこと覚えてくださって、
 気配りもしていただき楽しい時間が過ごせています)

 

 

 

自己紹介の際に、今回は次のことをシェアしていただきました。

 

1 (私から皆さんへの質問)

  「ネガティブな思考がグルグル回って止まらなくなるのですが、

  どのように切り替えたりされていますか?

  なにか良い方法はご存じですか?」

 

  ちなみに私は、ネガティブ思考がグルグルになりすぎると

  海に行きます。

  

  ザブ~ンザブ~ンという波の音を聞き、

  押し寄せては引く波を見ていると、

  本当に思考が収まります。

 

 

 

他の参加者の方は、

 

・ 弱さと向き合い、気づきをnoteに投稿する

 

 

 

・ オポノポノを言う

  (ごめんなさい、ゆるしてください、ありがとう、愛してる)

 

 

 

・ (小林正観さんの)「ありがとうございます」を100回唱える

 

 

 

・ 瞑想を朝活で15分間する。瞑想自体は1分。

 

 

 

・ 「陽人さんと隠人さん」の考えがあり、

  陽人さんが増えると波動が安定する。

  隠因と念体によってグルグル振り回される。

  その時「ごめんなさい」を7回言うと安定する。

 

 

 

・ 次の2つを唱えると波動画安定すると聞いた

  ①全人類と地球の隠因と念体

  ②日本と世界の隠因と念体

 

と、さまざまな方法が出ました。

 

ご参考になさってくださいね。

 

 

 

須磨の海

 

 

 

 

2 (ご参加者の方から)

  職場で隣席の人に変な噂を立てられたり、言葉で当たられたり、

  上から目線で言われ、辛くなっているが、どう対処したらよいか?

 

 

 

他の参加者の方からは

 

 

 

・自分も人から言われやすいが、我慢しているが、

 途中で一杯になってくると、溜め込む前に

 相手に早めに伝えるようにしている。

 伝えた人は理会してくれ、その後の人間関係も続いている。

 

 

 

・他人は自分を映す鏡だと思うようにしている

 

 

 

・腹が立つのもコミュニケーショントレーニングだと考えている。

 出来事は自分のために起きていると思う。

 「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」

 

 

 

・一度はっきり「そんなことをされると不愉快です」とはっきり伝える。

 当たってくる人も相手を見ており、この人なら当たっても大丈夫と

 選んでやっている(言い返さない人だと思われている)。

 

 

 

・人に当たるような人は自分を大事にしていない人。

 他人に意識を向けるのではなく、自分の好きなことをして

 自分を満たす方に意識を向けるようにする。

 

と、様々なご意見やアドバイスがありました。

 

 

 

今回は自己紹介タイムが盛り上がりすぎて、読書タイムが短時間となってしまいました。

 

まぁそれも「日本一ゆる~い」読書会なので、アリです。 

 

 

 

 

鴨?の群れが気持ち良さそうに泳いでます

 

 

 

 


 

 

読書会の本は、いつもブログで取り上げているこの本

 

「コーチングの神様が教える『できる女』の法則

〜女性特有の「キャリアアップを邪魔する12の悪癖〜」

 

(サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス著 日本経済新聞出版社)

 

 

今回は、具体的な悪癖の7つ目です。

(悪癖は12個紹介されています)

 

 

 

今回も本の内容からの気づきだったり、

皆さんの経験などたくさんシェアしてくださいました。

 

 

 

今回は、第11章 悪癖その7「完璧主義の罠に陥る」の

 

「健全な完璧主義者」

を読みました。

 

 

 

※内容のブログはこちら

https://ameblo.jp/fmk110/entry-12618818429.html

 

 

 

 

(本の概要です)

 

・コーチのジュリーは、クライアントであるデイナを「健全な完璧主義者」と呼ぶが、

他の完璧主義者との違いを次のように言う。

 

 

 

・デイナはとても高い水準を持っているが、

 コントロールをしないということを学び、

 社員は人間だから過ちを犯すものと理解している。

 

 

 

・上手く行かなかった小さなことに目を向けて、それで全体を判断することをせず、

詳細にも目配りするが、大きな流れの中で考える。

 

 

 

・完璧主義者だが、広い視野を持ち寛容であり、

 良く働きますが、事態が計画通りに進まないと最初に諦める。

 すべて彼女に自信があるからだ。

 

 

 

・ジュリーは、デイナには多くの完璧主義者に欠けるスキルがあると言い、

 それは、

「仕事を委譲する」ことが上手で、

「優先順位のつけ方」をわきまえている。

 

 

 

・完璧主義者は委譲できずに苦労し、

社員に仕事を委任するには時間がかかり、心配が多いため、

自分で仕事を片付けた方が楽で早いと思ってしまう。

 

その結果人の分まで仕事を背負いこんでしまう。

 

 

 

・上司がさっさと片付けてしまうと、彼らは学び、成長する機会を

失ってしまう。

 

 

 

・仕事を委譲するのに苦労しているなら、家庭でも苦労しているのではないか?

 

 

 

・高いレベルに上がるにつれ、

上手に委譲することが重要になってくる。

 

 

 

・委譲できない根本的原因は、優先順位をつける能力不足にある。

 

 

 

・完璧主義者の傾向があるのなら、長期的にあなたのためになるのは、

委譲する、

優先順位をつける、

そしてよく計算したうえでリスクを取ることを学ぶことだ。

 

 

 

読んだ後のシェアでは、

 

・「仕事を人に譲らず抱え込む、自分のやり方が早い、

 その方が思い通りに仕事ができる」の考えは、

 狭い範囲でカチッと仕事をするには良いが、

 大きな仕事やプロジェクトは人に任せないとできない。

 人に任せると大きいことができたと学んだ。

 

 

 

・人に任せるようになったのは、自分のやることが明らかに多くなり、

 一人では絶対できない状況になったから!

 かつて自分も完璧主義者だったが、そんな状況に追い込まれて

 変わらざるを得なかった。

 

 

 

・周囲の人から「(自分が)子どもの為に犠牲になっていない」

 と言われる。

 周囲の女性は、子どもの為に、家族の為に、自分のやりたいことを我慢し、

 それが良い!との価値観でいる。

 

 

 

・自分が80点で仕事をしていると思っても、

 上司からは50点だと思われる。

 それなら70点で仕事をしても、上司には40点になるだけだから

 減らせばよいとも思う。

 

 

 

・完璧は不安の裏返しだと思う。

 自己信頼ができるから、他人も信頼できるのだと思う。

 

 

 

・私の知人も完璧主義者がいて、話を聞くと

 「あれも、これもやらないと」と、まるで皿回しの棒を沢山回しているよう。

 あっちの皿が落ちそう、こっちも…とてんやわんや。

 「どれを止める?」と聞いて始めて、どれを人に頼むか?を整理して

 ようやく落ち着いたことがあった。

 

 

 

・「パレートの法則」(80:20の法則)も仕事には当てはまる。

 だいたいの仕事は8割出来たらOK、100%を目指すのは2割。

 それが分かっていれば、全ての仕事を完璧にすることはしなくなる。

 そもそも、仕事の場面ではすべて100%にするのは不可能で、

 それでは仕事が終わらない。

 

 

 

・家庭でもお母さんが、子どもにさせてもできない、

 時間がかかるから自分がやった方が早いと、

 何でもやってしまうと、夫や子どもの成長の機会を奪っている。

 家事もお母さんだけやると、一人でできる分しかできない。

 家族全員ですると、さらに多くの家事ができるのではないか?

 

 

 

・中学生の頃、専業主婦だった母親が働きに出た。

 その時に書いた作文が残っており、そこには

 母が生きがいができたことと、

 家にいる自分と弟で何ができるか計画を立てた

 と書いてあった。

 子どもも意外と何か家事をやろうと考えるものだ。

 

 

 

などなど。

 

 

 

 

 

 

 

 ※街中で見かけた花の写真です

 

 

 


 

 

読書会で、ホッと一息つける時間を提供しています!

 

 

 

(読書会で大切にしているものです)

 

 

 

今回も皆様のご体験や、美容の話、カードを使ったワークなど、

お話が楽しくて、あっという間の2時間でした。

 

 

 

本だけでなく、ご体験からのお話がとても参考になります。

 

また、ご参加者の皆様の知識もシェアしてもらえ、

より理解が深まります。

 

 

 

読書会が、あるコーチの方が仰っていた「上質な雑談」のような時間になっていれば幸いです。

 

 

 

来月も読書会開催します!

 

 

第16回「男性社会で頑張っている貴女の為の読書会」

〜日本一ゆる〜い読書会〜

(通称:アマゾネス読書会)

 

日時:12月上旬 19:00〜21:00

 

場所:大阪市内(梅田近郊を予定しています)

 

参加費:無料(飲食費はご負担ください)

 

定員:6人(定員に達し次第締め切ります)

 

 

 

お申し込み、お問い合わせは下の「お問い合わせはこちらから」か、

Facebookのコメント、メッセンジャーからお願いします。

 

 

本を読んで(予習不要)、その感想を語って体験や気づきをシェアするだけ!

そんなゆる〜い時間です。

仕事帰りに、ホッと一息つける場を提供しています。

 

 

 

コーチングや、働く上での悩み・困り事のご相談もお問い合わせください。

 

(前職では労働行政で、ダイバーシティや女性活躍推進、仕事と家庭の両立、

働き方改革、ハラスメント対策の推進を担当し、

企業や労働者の方からのご相談にも応じていました)

 

 

長文ご覧いただき、ありがとうございます!