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FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』


お初の静岡「BROWN SUGAR」、FJスズキ ソロにて出演させていただきました。


● 2021年4月25日(日) 静岡 BROWN SUGAR

 【 ブラウンシュガー ライブ 】

 



出演は、

 ◆ 245 (ニシコ)
 ◆ FJスズキ
 ◆ DefLava
 ◆ 鈴木健太郎
 ◆ 黒川浩和

の 5組。
『上野きなこ』さん は体調不良とのことで出演キャンセルとなりました。一日も早いご快復をお祈りしております。

あと、『245』さん は次回ライブから改名予定とのお話でしたので、ちょっと先行してこちらの表記にさせていただきました。


・『245』さん、ハイトーンボイスで女性ボーカル楽曲も難なくこなしてしまうのがうらやましい。
・『DeFlava』さん、以前 UHU の配信ライブで拝見しておりました。『マグネシア』を盛大に拾っていただきました。(笑)
・『鈴木健太郎』さん、お付き合いは長く 10数年前の「ドリプラシーサイドライブ」の『FLOATING JAM』の時以来なのですが、ソロの方では初共演でした。
・『黒川浩和』さん、同じくハイトーンでもファルセットをキレイに出せるというアプローチはこれまたうらやましい。

・・・と、うらやましがってばかいりはいられませぬが。


今回もビデオカメラ回しましたが、出番直前に卓上三脚の足が一本ポッキリ逝ってしまってアングルがアレだったので、黒川さん Twitter 動画を貼り付けさせていただきます。

 

 

 

 


 

 


ということで、みなさま おつかれさまでした & ありがとうございました!



■ FJスズキ ■

 


『その15』から つづく。)



この終盤に至って想定外の事案が発生。

 ● 1-5:GK-3ピックアップを移殖。

実際にやってみたら『GK-3』がテースピースの長さに収まらない。


以下、詳細です。

『CASINO Coupe』は ギブソン『ES-339』と同サイズとのことで、フルサイズの『CASINO』 より小振りなボディが特徴。
スケールは同じなので ナット~ピックアップ~ブリッジ の位置関係は同じなのですが、ネックジョイントの位置はかなり異なっております。

(↑ 遠近の差がありますので正確な比較にはなっておりません。)

今更ですが、このサイト ↓ の画像が分かり易いので勝手にリンク。

 ● GuitarQuesut (イシバシ楽器):
 『EpiphoneよりCasinoのボディをサイズダウンしたモデルCasino Coupe登場!』

ヘッド~ブリッジ はそのままに、ボディを全周ぐるっと一回り小さく切り落としたイメージです。
改めて比べてみると、ぱっと見の印象として両者の ブリッジ~テールピース の距離の違いがけっこう目立ちます。

無理やり現物を並べてみると ↓ こんな感じ。

実は、ブリッジ〜ボディ・エンド の距離はほぼ同じくらいなのに『Coupe』はテールピース自体が小さいので、ブリッジ~テールピース/テールピース~ボディ・エンド の比率が不自然になってます。

ってことは、『Coupe』にフルサイズの方と同じテールピースを装着すれば結果的に “ オリジナル “ の見た目に近付くと同時に、『GK-3』取り付けのスペースも確保出来るという一石二鳥(Reprise)・・・のはず。


早速 リプレイス用の部品を調達。
数多のメーカーから『トラピーズ・タイプ』と称して販売されているこの形状のテールピースですが、名前の由来はオリジナルのメーカー名ってことでしょうか。ネットで調べてもよく分かりません。
最初に目に付いて、しかも安かったのでこちら ↓ をチョイス。


大きさの違いはこんな感じ。



こうした状況でやはり気になるのは、テールピースの取り付け部分の互換性(= ビス穴の位置関係)ですね。
そこはもう現物で確認するしかない。

キンチョーの瞬間。

あぁ、残念。 「泥沼入り」決定です。

画像 ↑ では下側のストラップピンの穴位置で合わせていますが、実際にはステーの角をボディに載せた時に上の 2つの穴の方が合って/下のストラップピンの位置がズレることになります。
従ってボディ側のストラップピン用の穴の開け直しが必要。

 

まずは仮留めして穴位置をマーク。

元の穴は 3mmプラ棒+エポキシ接着剤 で埋めます。



ステーの穴も元のストラップピンの木ネジより全然小さいので拡張が必要。
木ネジ(丸皿頭)の実測が φ3.8mm くらいなので、呼び径は恐らく φ4mm と思われます。
ステーの穴を φ4.2mm に開け直し。

★ 注意 ★
この ↑ 穴加工、私はハンドドリルでチマチマやってるので手抜きをしていますが、電動ドリルなどを使う場合は大き目の捨て板にがっちり(& ちゃんと密着させて)固定しないと、薄板を貫通する瞬間に部品を一気に丸ごとドリル刃に持って行かれるので危険です。ご注意下さいませ。

木ネジ用の下穴はφ3.5mm くらいが妥当かな~と思ったら、φ3mm でちょうどよい(~ ビミョーに緩い)くらい。プライウッドだから無垢板よりも緩くなりがちってことでしょうか。
一気に攻め過ぎなくて正解でした。


あと。
このテールピース、恐らく CASINO 専用とかではなく “ 汎用 “ という位置付け故かとは思うのですが、ステーがフラットなままです。

ボディのボトムがフラットなギターって、『ボ・ディドリー・モデル』くらいしか知りませんけど。
しかも、実際に弾いてる人は『漏電銀座』の『逆柱いみり』大先生 くらいしか観たことありません。

『CASINO Coupe』のボディ・エンドの R に馴染ませるために、万力に挟んで少~し曲げます。


一応それっぽい仕上がりに。


更に、サイド~トップ へ跨る角の曲げ角度も ちょっと開き気味なので、トップにほぼベタ付けになるくらいに曲げます。
仕上がり状態が ↓ こちら。




ブリッジ周辺の細かいところのお話も。

まず、『Coupe』のオリジナル状態のポスト。

ボディに埋め込まれたアンカー(小さい円盤と一体)/全ネジシャフト(非固定)/サムナット(大きい円盤)の構成。
ビンテージものの「サムナット 2枚使い(左右で計 4枚)」の雰囲気に近付けるためにこちら ↓ を購入、


下側の追加サムナットがアンカーの円盤の厚み分トップから浮いてしまうのは仕方ないとして、これを締めることで全ネジシャフトがしっかり固定されるので、安定度はかなり増します。
(この『Coupe』のデフォルトの全ネジシャフト、すり割りが着いていて便利です。もしかしたら希少かも。)


あと、ブリッジの取り付け向きについて。
『ABR-1』の正しい向きはナット固定ビスの頭が上向き(ヘッド側を向く)です。

ただ、『GK-3』は取り扱い説明書に依ると

 ~ ブリッジになるべく近い場所に取り付けます。

ということなので、ブリッジが正しい向きだと GK-3ピックアップ とビス頭とが密着してしまい、オクターブピッチ調整がままなりません。(『CASINO』の場合、元々リアピックアップがジャマになるのでビスを回し難かったりしますが・・・。)

そこで、ブリッジの上下を入れ替えてビス頭を下向き(ボディ・エンド方向を向く)にすることにします。

《Before》


《After》

これで『GK-3』とサドルの距離を詰めるのと同時に/オクターブピッチの調整がし易くなって一石二鳥(Reprise 2)。

・・・と思ったら。
この向きだとブリッジ後ろ側の 1~3弦がビス頭に干渉してしまいます。

この状態で弦が安定していてくれれば問題ないのですが、もしチューニングに悪影響ある様でしたら考え直します。
(現在オクターブピッチは未調整なので、サドルの位置次第で多少状況が変わる可能性あります。)



そして、『GK-3』をテールピースのワイヤー部分に固定。

(裏側からスポンジ両面テープと布ガムテープで。)


改めて弦を張ると ↓ こんな感じ。

妙に貫禄が増してる気がする。

テールピースとブリッジの距離が縮まったことで恐らく弦のテンションが変わるなど音質や演奏性にも少なからず影響はあるはずなのですが、特に「Before/After」で弾き比べたりしたわけではないのでよく分かりません。(恐らく、弾き比べてみたところで私にはその違いは分からないと思いますけど。)


因みに。
弦を張ったところで この『Coupe』と『’65 リイシュー』とで音を比べてみましたが、『Coupe』は中〜高域がかなりこもってます。いわゆる “ ウォーム “ な音ってことでしょうか。
(それぞれ、生音がそのまま電気音にも反映されている様な印象です。)

前述のリンク先のサイトでは

 ~ 新登場のカジノクーペのサウンドは正にCASINO!!

という評価なんですが、少なくとも手持ちの 2本はさすがの私にもハッキリ分かるレベルで違ってます。
そもそもどの音が「正しい CASINO の音」なのか私にはよく分かりませんし、個体差なのかも。
いずれにしても それぞれにキャラクターのある音色なのでどちらが 良い/悪い というお話ではありませんけど。


あ、そうそう。
『GK-3』取り付け前の “ 素 “ の状態を撮り忘れたので、フルサイズの『CASINO』との見た目の比較は出来ませんでした。


まあいいや。



ということで、次回、いよいよ『最終回』の予感・・・。
(あくまで “ 予感 “ です。)




『その17』に つづく。)




■ FJスズキ ■


『その14』から つづく。)



引き続き、

◆ 課題1 (『なんちゃって JLカジノ 2』新規製作)

前回、ようやくトップのマット仕上げ化が完了しております。
残るは、

 ● 1-4:コントロール類を移殖。
 ● 1-5:GK-3ピックアップを移殖。

 


「1-4」に関しては P.U.セレクタースイッチの黒いプレートの移植までは終えましたが、この段階で一応ちゃんと音が出ることを確認しておきたい。
(これまでの作業で多少なりとも電装系(主に配線)に物理的な負荷が掛かっているはずなので、念の為断線などが無いことを確認します。)

 

暫定的に弦を張ります。

 


弦張りに際して、メニューには具体的に入れておりませんでしたが当初から予定はしていた ↓ こちら。

サドルを純正の金属製からサードパーティの樹脂製のものに換装します。

 


この『Coupe』自体は購入する時点で改造用の素材と捉えていたため、新品の状態から弦を張り替えてちょっと調整した後、試奏的に軽〜く弾いた程度でした。
が。
その「軽〜く弾いた程度」の中で 1弦を 2本切っております。どちらもサドル部分で切れました。

このデフォルトのサドル、仕上げのクオリティがかなり怪しい。とてもじゃないけどこのままではライブでは使えません。

・・・ということで、安全な樹脂製に換装することにいたしました。

製品のキャプションにも「驚くほど弦が長持ち」と謳われております。素材は明記されてませんが、フッ素が効いて滑りがよくなるため弦が切れにくくなる・・・という理屈だそうで。

因みに。
“ オリジナル “ のジョン使用機のサドルは乳白色の樹脂製。
前回紹介した『Guitar magagine 2020年8月号』に依ると、『CASINO』のブリッジに関して

 〜 62年頃からナイロン・サドルが登場。ナイロンは金属製よりも柔らかなサウンドになる傾向がある。

とあります。(まあ、” いかにも “ な感じですけど。)

見た目的には「白」と「黒」の違いはありますが、弦切れ防止と同時に/サウンドキャラクターを “ ホンモノ “ に近付ける という一石二鳥の効果が期待出来ます。


・・・と言いたいところですが。
今回のケース、恐らくサウンドに関与するもっともっと決定的な要素がたくさんあるはずなので、そんな微細な差異は埋もれてしまうに違いない。且つ、どうせ私の耳では感知できませんので。
あくまで “ なんちゃって “ として そういう「気分」は大切。


さらに因みに。
『Epiphone CASINO』にはギブソンの『ABR-1』相当のブリッジが使われてます。(仕様は色々と変遷がある様ですけど。)
現行の「Epiphone製」の機体である時点で「ギブソン純正」のパーツが使われている可能性は低い気もしますが、尚更この『Coupe』に関して言えばやっぱり非純正の “ 相当品 “ ってことではなかろうかと思います。
(あ、でも Epiphone が採用しているわけなので「Epiphone純正」ってことにはなるのか・・・。)

 


もしかすると 例えば、

 〜 弦切れ対策のためにサドルのエッジを仕上げる。

なんてのもギターのメンテの一貫としてフツーにやるべきことなのかも知れません。
とはいえ、ベースとなるパーツ そもそものクオリティがイマイチ信用出来ないってのもアレだな〜。



そしてもうひとつ。
弦張りとセットで済ませたいのが、

 ● 1-5:GK-3ピックアップを移殖。

です。
『なんちゃって JLカジノ 2』から外した『Roland GK-3 ピックアップ』を移植。


ギターシンセ専用のピックアップとコントローラーです。
これも確実に “ なんちゃって “ 要素のひとつとなりますが、実用上欠かせませんので。

『GK-3』のインストール方法は機種によって何パターンかあります。
ギブソン系の『ARB-1』や『T.O.M.』などの場合は黒い鉄のプレートにピックアップを両面テープで接着し、そのプレートをブリッジ下に挟み込むスタイルが基本です。
当然ながらプレートの厚みが弦高にも影響しますので、ここで一緒にまとめて調整までしてしまいます。





ケーブルの始末とコントローラーの取り付けは後から本格的にやるつもりでしたが、ここである問題が発覚。

(にわかに忍び寄る ” 泥沼 “ の気配・・・。)

『GK-3』のコントローラーは、『なんちゃって JLカジノ 2』の時と同様にテールピースに固定する予定。
裏側からスポンジ両面テープとガムテープで留めます。


んが!

『Coupe』のテールピースが短い!
コントローラーのケースが長手方向に収まりません。

まあ、必ずしも “ ダメ “ ではないんですけど、もう一つ気になるところもあるので・・・。


次回、そこのところの解決を図ります。
(自ら “ 余計な泥沼 “ にハマりに行く感じ。)




『その16』に つづく。)



■ FJスズキ ■


『その13』から つづく。)


途中から別件に寄り道して停まっておりました。
『Epiphon CASINO Coupe』をベースとした『JLモデル』への改造。
『Coupe』を使ってる時点で “ なんちゃって “ 確定・・・なのでございます。


当連載の目的のひとつ、『課題2』の

 ~ 『なんちゃって JLカジノ 1』オリジナル復元

の方は一足先に完了しております。(『その12』参照。)



本題の『課題1』の方のメニューを再確認。

◆ 課題1 (『なんちゃって JLカジノ 2』新規製作)
 ● 1-1:ピックガードを外す。《済》
 ● 1-2:塗装をマット仕上げに。《仕掛り》
 ● 1-3:ペグをグローバータイプ(ゴールド)に換装。《済》
 ● 1-4:コントロール類を移殖。
 ● 1-5:GK-3ピックアップを移殖。


作業量的にはあとはトップをマット仕上げにすれば概ね終了・・・というのは自分自身でも全く信用しておりませんけど。
どうせまた余計なところで泥沼にハマったりするに違いないので。


現在のトップの状態。
前回『その13』では、ピックガード用の元のビス穴を埋めてクリアー塗装の塗膜の厚さ分を透明レジンで作るところまででした。


現在、トップは相変わらずテッカテカのグロス状態のまま。
2段階でこのツヤを消します。

まずは目の細かいスポンジ状のヤスリ『3M スポンジ研磨剤 極極細目 (#800~#1000)』(左)を掛けて、その上にちょっと荒い『3M みがきパッド #400相当(細目)』(右)を掛けます。
フツーに考えたら工程が逆ですが、今回目指しているのは “ 木肌っぽい “ 仕上がりですので。

“ ホンモノ “ のジョン・レノン使用機は、ジョン本人が「自分で塗装を剥がした」と言われる無塗装状態となっております。
私が目指すのはあくまで “ なんちゃって “ なので、あくまでクリアー塗装を残したまま一旦キレイにツヤを消してサテンフィニッシュ状態にしたところに、あえて木目に沿ったヘアライン状の “ 傷 “ を付ける作業となります。

が。
過去記事の繰り返しにもなりますが、私が 20数年前に実物を肉眼で確認した際に

 ~ 木肌剥き出しではなく、何らかニスのようなモノが塗られている(様に見える)。

と思っていたのが、後に雑誌記事で裏付けられたという事実。
いずれにしてもテッカテカではなくて けっこう荒い仕上がりのイメージでしたので、そんな雰囲気が出せればということで。


トップは電装系などの障害物が多いので、逐一これらを外しながらの作業となります。



ポットとスイッチは ↓ こんな感じでマスキングテープの「こより」で落下防止策を。

本体の落下というよりも、トップの板との間に菊座金が入っているはずなのでこれをボディ内に落とさないための予防措置です。
未だにこうした箱モノのギターの電装系の取り付け方法がよく分かってませんが、恐らく『ボトルシップ職人』もしくは『Mr. マリック』のお仕事ではなかろうかと、割と本気で信じております。


それはさておき。

まずは『3M スポンジ研磨剤 極極細目 (#800~#1000)』の方の Before/After 画像。


本体から外せないブリッジのアンカー周辺は ↓ こんな感じで鋭角カットで攻めます。


ちょっと余談ですが。
ブリッジのポスト、この『Coupe』は本体埋め込みのアンカー(円盤付き)/全ネジシャフト/サムナット(← と呼ばれる丸いナット)、それぞれがセパレートという構成。

( ↑ 画像はサムナットに全ネジシャフトを通した状態ですが、これらはバラせます。)

一方、『 ’65年 リイシュー』の方。
面倒なのでバラしませんけど・・・。

ポストのネジ切りシャフトのみが本体に埋まった状態で固定されてます。
そしてサムナット 1枚でブリッジの高さを調整・・・という構成になってます。


この連載のインターバルの間にたまたま楽器店で見付けた『Guitar magagine 2020年8月号』。

各年代の『CASINO』の細かい仕様比較などの記事が載ってますが、それに依るとどうやらヴィンテージモノのサムナットは片側 2枚使いが基本らしい。
ただ、掲載のケースすべて下側のサムナットがボディにピッタリ着いてる状態ってことは、もしかしたらこれはネジ切りシャフトと一体式で本体に固定されてるタイプってこと?
というのは、もしダブルナット式にガッチリ固定するための “ 2枚使い “ だとしたら、上/下のサムナット同士が密着していないと意味がないので。

う~む。よく分からん。果たして標準的な仕様はどれなんでしょう?
ってゆーか、この文章だけでは何のことやらサッパリ・・・かとも思いますけど。


上記の『Coupe』のアンカーの円盤はサムナットより径が小さいので、ビンテージモノとは見た目の印象が異なります。(そこはスルーします。)
逆に(?)『 ’65年 リイシュー』の方はダミーでもう 1枚サムナットを入れれば より “ らしい “ 仕上がりになるってことか・・・。
(ちょっと泥沼の気配が・・・。)



トップ全面、一旦「サテンフィニッシュ」状態まで。

けっこうスベスベ・サラサラで気持ちいいので、それが目的ならこの仕上げもアリかと思います。

しか〜し。
今回目指すところは・・・。

ヘアラインを追加して “ 木肌っぽい “ 仕上がりに。

これで

 ● 1-2:塗装をマット仕上げに。

の項目は完了。



残るは、やっぱり泥沼感漂うこちら。

 ● 1-4:コントロール類を移殖。

まずは・・・。
ジョン機の特徴のひとつに、P.U.セレクタースイッチの黒いプレートがあります。
雑誌の写真や楽器店店頭の現物でも、このプレートが着いた機体は ジョン機 以外に一本も見たことありません。
ジョン機 には新品の時から装着されていた模様で、以前雑誌記事で読んだのは

 〜 木部の加工の粗を隠すため、稀に使用されることがある。

みたいなお話だったと思います。
ただ俄には信じ難いのは、こんなモノで隠さないといけない “ 粗 “ って、最早 “ 不良品 “ レベルだと思うのですが・・・。
ホントのところはどうなんでしょう。まだまだナゾは多い。


それもさておき。

『なんちゃって JLカジノ 1』の方から外したプレートを移植します。

実は、レスポール用のプレートを小さく切って裏返して使っております。

加工精度がよろしくないので円周が かなり怪しい仕上がり。

 


しかも、改めて “ ホンモノ “ と比較するとちょっと大きいけど気にしない。

ついでに『ポインター』(ノブの位置を示すツメの着いたプレート)の向きを “ ホンモノ “ に合わせます。

常々思うのですが、目盛りが刻まれたノブって この『ポインター』とセットで運用しないとあまり意味ない気がします。
ポインター自体かなりレトロなイメージがあるのですが、ギブソン系の機種でも「あったり/なかったり」の基準がよく分かりません。
私はむしろ ストラト とかにも付けたいくらいなんですけど・・・。

(とか言いながら、ほぼ「フルオープン」なのでどっちでもよかったりします。)





結局まだまだ色々残しておりますので、一旦ここで切ります。




『その15』に つづく。)




■ FJスズキ ■
 


FJスズキ ソロにて出演させていただきました。


● 2021年3月27日(土)  静岡 LIVEHOUSE UHU
 『Saturday Night Shuffle』


出演は、

 ◆ FJスズキ
 ◆ 亀山純輝
 ◆ モッツァ
 ◆ 大畑力
 ◆ MASA
 ◆ 岩田翔
 ◆ Sarah

の全 7組。


予告通り、昼の部の『Ritomo』さん ワンウーマンライブの配信を自宅で観てましたが、このあと自分自身が “ そこ “ で歌う実感が伴わず。
なんだかそのまま ぼ〜っと一日を終えてしまいそうな気分を払拭し UHU に向かいました。



はじめましての方々含めて 改めて「みなさん、いい曲書くよな〜。」としみじみと聴き入っていられるのは、やっぱり出演一番手の特権と言えましょう。


今回も特に意味なく “ 演出アリ “ の画像。

 


ということで、みなさま おつかれさまでした & ありがとうございました!!



■ FJスズキ ■