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so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、昨夜は0時過ぎに寝たのに、4時に目が覚めてしまいました。

 

今の毛布では薄すぎるようです。

 

仕方ないので、湯を溜めて朝風呂に浸かりました。

 

照明を落とし、バッハのオルガン曲を聴きながらマッタリしました。

 

・・・・・・・

 

NHKBSでシューベルトのピアノソナタを流していました。

 

D960(最晩年の変ロ長調ソナタ)で、ピアニストはフィリッポ・ゴリーニでした。

 

マウリッツォ・ポリーニの後継者と評される若手(30歳)の有望株だそうです。

 

 

この曲からは何か「諦観」を感じますね。

 

シューベルトは晩年梅毒で苦しんでいました。

 

・・・・・・・

 

彼は生涯独身だったことを知っています。

 

ベートーヴェンもそうでしたね。

 

そこで、一生結婚しなかった有名作曲家を調べました。

 

シューベルト、ベートーヴェン、ブラームス、ショパン、リスト、ラヴェルなど、結構多いですね。

 

リストはプレイボーイでしたが、一度も結婚していないそうです。

 

ラヴェルは恋愛の痕跡さえありません。

 

未婚であるか既婚かが作曲に影響を与えないはずがありませんが、分析するのは不可能だし、無駄なことでしょう。

 

ぼくはシューベルトのピアノソナタを聴いて「(人生の)諦観」を感じましたが、そういう感性は大切にしたいと思っています。

 

独身でしたので子孫を残していません。(残す人もいますが。(^^ゞ)

 

音楽に限らず芸術というものは、作者のプライバシーを調べて理解しようとしがちです。

 

ぼくはそれは楽しみの一つとして許されてもいいと考えています。

 

 

 

・・・・・・・っということで、ノーベル生理学・医学賞を坂口志文さんが受賞しましたね。

 

ぼくが子供の頃は湯川博士以来の空白が長く、日本人が受賞するのは難しいもんだと思っていました。

 

ところが最近、日本人は常連のようになっています。

 

国ごとの受賞者数を調べてみたら、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンなどの後に続く6位だそうです。(1901年から2023年まで)

 

アジアではダントツで、人口や資源規模から見れば決して低くはない順位でしょう。

 

もうひとつ面白いのがイグノーベル賞で、日本は2007年以降、少なくとも14年連続で賞受賞者を出しているということです。

 

日本人は、細かい実験、繰り返しなどをコツコツやるのが得意なのは分かる気がします。

 

その反面、研究費の規模は悲惨なほど少ないのですが、前のブログに書いたように、「制限が多いほど力を発揮する」のが日本人であって、最小限の研究費の中から成果を上げるコツを知っているのでしょう。

 

これだけだったら、日本人は「真面目」なだけの面白みのない民族になってしまいますが、イグノーベル賞のように「ユーモアの心」を持っているところがユニークなのです。

 

このユニークさはマンガ、禅、落語、俳句、浮世絵、あるいは「かわいい文化」に通じています。

 

西洋のユーモアは風刺や攻撃性がありますが、日本のそれは「ずらす」「ひねる」「遊ぶ」といった要素が主な特徴です。

 

日本のユーモアは嘲笑ではなく「共感の笑い」であると言えるのではないでしょうか。

 

日本人の知性は、「厳格さ」と「茶目っ気」が同居する「二重螺旋型」文化であるのです。

 

これを同時にできる日本人は、世界的に見て極めて稀な民族だと言えるでしょう。

 

残念なのは、日本人自身がこのユニークさの価値に気づいていないことです。

 

大袈裟ですが、これこそが世界平和につながる基本となる資質だと思うんですけど。

 

以上、ノーベル賞とイグノーベル賞からの連想でした。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、カミさんのスケジュール表に「万博」と書いてあった。

 

足が痛いと言っているので、まさか行くとは思わなかった。

 

ところがそのまさかで、今朝早々と大阪に向かっていった。

 

次女と二人で。

 

行きたいなんて一言も言っていなかっただろう?

 

逆に万博反対の立場だったじゃないか。

 

さらに驚いたのが、次女は今回で3回目だという。

 

次女はツアー添乗員の才能の持ち主で、彼女に任せればなぁ〜〜んにも考えずについていくだけ。

 

このあいだのカナダ旅行も次女にお任せで全ての段取りをしてくれた。

 

今回の万博も、あれだけトラブルのあるチケット購入、予約、入場からパビリオンの選定、食事、お土産まで全てお任せ。

 

いったい誰に似たのだろう?

 

・・・・・・・

 

足が痛いからというのでアルバイトの図書館にせっせと送り迎えしているぼくって、単なるお人よし?

 

 

・・・・・・・っということで、ぼくは親から禁じられていたわけではないのに、マンガを読まない子供でした。

 

その理由は「マンガを読むのは格好悪い」と思い込もうとしていたからです。

 

漫画を買うお金はムダなお金。

 

そんなムダなお金を大事な小遣いから使いたくない=親に負担をかけたくないが真相でした。

 

変な子供だったでしょ?ぼくって。

 

マンガが嫌いな子供なんているはずがありません。

 

ですからマンガに免疫がない。

 

床屋に置いてあったマンガを貪るようにして読んだ。

 

免疫がないからギャグマンガで涙が出るほど笑ってしまった。

 

他の客から怪訝そうに見られたのを覚えている。

 

そんなに大笑いするほどの出来栄えじゃないのに。

 

・・・・・・・

 

時代は進み、ぼくはサラリーマンになった。

 

大の大人が電車の中でマンガを読み耽る時代になった。

 

それを見て日本人が恥ずかしいと本気で思った。

 

今じゃスマフォでマンガを読んでいるのかな?知らんけど。

 

・・・・・・・

 

江口寿史というイラストレーターが「トレパク」したと問題になっているそうです。

 

江口寿史Who? トレパクWhat?

 

記事を読んでもよく理解できない。

 

彼は元はマンガ家で、「すすめ!!パイレーツ」の原作者だそうです。

 

「すすめ!!パイレーツ」???

 

どこかで聞いたことがあるけど、なかなか思い出せない。

 

調べてみると、ぼくがちょうどイラクに2年間滞在していた1977年ころに連載されていたことが分かった。

 

どういう経緯でそのマンガを読んだのか不明だけれど、大笑いしてしまった。

 

ずいぶん後になって古本屋で単行本になった「すすめ!!パイレーツ」を1冊だけ購入しました。

 

ぼくの人生において、マンガを買ったのはそれが最初で最後となる記念すべき一冊となりました。

 

そっか、江口寿史はその後イラストレーターで名を挙げたんだ。

 

69歳か。

 

トレパクって写真をトレースしてパクることなんだ。

 

思いがけず半世紀以上も前の時代に連れ戻されてしまいました。(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、Amazonプライムで観られる、マーク・ウォールバーグ主演の犯罪映画。

 

 

マーク・ウォールバーグは映画【ディパーテッド】で存在感がある刑事役で強い印象を残しました。

 

いまでは売れっ子らしく、数多くの映画に主演しています。

 

しかし、なんだろう?

 

どの映画もソツなくこなしていて、演技の幅が出てこない。

 

製作する側も、とりあえず彼を使えば大ヒットしないけれど、大コケしない映画になると知って彼を使うって感じ。

 

本作もそんな意図が見える。

 

初っ端に脇腹を撃たれ高い崖から川に転落するんだけど、そんなこと無かったような元気さはアメリカ映画を観る上で目を瞑るのはお約束。

 

ストーリー展開も色々とヒネっているんだけど、そんなのカンケーねえ(古い)ってくらい非現実的。

 

時間潰しとしてもオススメしません。

 

★☆☆☆☆

 

 

 

・・・・・・・っということで、なんで長生きしたいか?という疑問に対して、「いいに決まっているじゃないか」というのがぼくの答えです。

 

まさか、生きている間に女性の総理大臣(まだ決まってないけど)が誕生するとは思っていませんでした。

 

ああ、長生きしてヨカッタと心底思います。

 

ぼくは、以前から日本に女性総理が誕生することを願っていました。

 

 

上の記事を含め、もう何本もブログに書いています。

 

最初は田中真紀子でしたよね。

 

次が小池百合子でした。

 

男性の壁はホントーに厚かった。

 

ところが(ぼくにとって)ノーマークだった高市早苗氏が総理の座を射止めた。(まだ決まってないけど)

 

政治に関しては性別は関係ないとは理屈では正しいでしょうが、ぼくは素直に女性に期待します。

 

明治維新以後のこれまでの日本の政治において、女性宰相だったらもっと違った歴史が作られていただろうという「if」を考えざるを得ないんです。

 

ちょっと期待が大きすぎるかな?

 

でも少なくとも言えることは、初めての女性総理大臣を生かすか殺すかは、女性たちにあると思うのです。

 

すっごく期待しています。

 

ああ、長生きしてよかったぁ〜〜。^m^

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、五人のうちの立候補者の中で、誰が次の総理大臣になるかの話題で持ちきりです。

 

全部自民党内の力学で決まるわけで、投票権のない国民は全く盛り上がりません。

 

一般的に選択に迷うということは、誰がなっても同じということで、誰でもいいってことでしょう?

 

ダメだったら引きずり下ろせばいい。

 

ニュースの価値なし。

 

とはいえ、自民党は人材が豊富ってことは認めなくちゃなりません。

 

野党の中で、こんなに立候補者を立てられる党はいるのかな?

 

・・・・・・・

 

自らの言葉で「日本の未来の物語」を語れる人出てこないかな?

 

国民が欲しているのは政策ではなく「物語」なんです。

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、Youtubeは視聴者の好みの傾向を判定して、こちらが選ばずとも連続して映像を流してくれます。

 

昨夜はリンキン・パークの楽曲が続き、寝るタイミングを逃してしまいました。(;^_^A

 

故チェスター・ベニントンについて書こうと思ったけど、「Breaking the Habit」のPVについての印象を少々。

 

 

日本のアニメーション製作会社の作品です。

 

チェスターと思われる人物がビルの屋上から飛び降り自殺する場面がありますので物議を醸しましたが、芸術と言える出来栄えで、日本アニメのレベルの高さを遺憾無く発揮しています。

 

ちなみに、チェスターの自殺(首吊り)は製作された年の13年後ですから関連は薄いと言われていますが、彼の壮絶な人生から自殺を連想されても仕方ないと思います。

 

日本の映画は予算の制約が大きく大胆な表現ができずに残念ですが、アニメになると底知れない才能を発揮します。

 

だからといって予算をたっぷりかけた映画は軒並み駄作になるのが不思議ですね。

 

「制約が逆に自由を生む」のが日本人の不思議なところです。

 

典型的な例が軽自動車です。

 

製作費が大きくなるとスポンサーなどの口出しが増えることと、失敗できないというプレッシャーが強くなり、無難な作品になってしまうのです。

 

これは日本の映画に限ったことではありませんが。

 

もう一つ日本独特の傾向があります。

 

それは、日本の監督は「巨匠」と呼ばれるようになった途端、ダメになることです。

 

例を挙げるまでもないでしょう。^m^

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、今朝は自宅のベッドで目が覚めました。

 

別荘と行き来していると、「さて、いまどちらだろう?」と一瞬混乱してしまいます。

 

自宅に帰るのはカミさんの送り迎えがある日だけです。

 

完全に「アッシーくん化(もう古いか)」しています。

 

今日は病院への送り迎えがあります。

 

前回の診察では、「この足の痛みは取れない」と宣告されてしまいました。

 

「残る手は手術しかない。でも、イヤなんですよねぇ〜」

 

そりゃイヤですよ、4週間も入院するなんて。

 

そう返事したら、医者は途端に興味を失くしてしまいました。

 

手術したかったんだぁ。

 

残る手は、中敷き(インソール?)を作って騙し騙し生活するしかない。

 

今日はそのインソールを受け取りに行く日。

 

ぼくよりずっと健康であるはずのカミさんは、結婚後2回ガンの手術を受けていますし、3回も骨折しています。

 

毎日酒ばかり飲んで、不健康な暮らしをしているぼくは一回も入院していません。

 

老後は夫婦で旅行しまくろうと思っていたのに、足が悪いんじゃねぇ〜。

(ーー゛)

 

インソールが効果あるといいんですが。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、アメリカが変。

 

もともと変だったのかもしれませんが。(^^ゞ

 

・・・・・・・

 

アメリカといえばアメリカンドリームの国。

 

こんなにいい国なんだよと世界中に夢をばら撒きました。

 

その役割を果たしたのがTV、特にホームドラマでしょう。

 

でかい冷蔵庫や掃除機。

 

自家用車。

 

専業主婦。

 

世界中がこのような生活に憧れ、将来の目標になりました。

 

もうひとつ、昔は西部劇がたくさん放送されていました。

 

これによって、アメリカ基準の「正義」をばら撒いたのです。

 

・・・・・・・

 

もう一つの大国ソ連。

 

こちらが目指したのが、「労働者にとって理想の国家」。

 

アメリカのような大量消費を伴う「贅沢」をTVで拡散するわけにはいきません、

 

逆にアピールしたのが科学の力。

 

宇宙開発に力を入れ、アメリカに対する科学の優位性を宣伝しました。

 

両大国の競争の結果はご存じのとおり。

 

競争の結果、敗れたソ連は解体されました。

 

一人勝ちになったアメリカは、内部から崩壊しつつあるように見えます。

 

自らITに舵を切ったのに、製造業は世界との競争に遅れを取りました。

 

かつてホームドラマで描かれた生活は魅力を失いました。

 

西部劇は姿を消し、生々しい暴力が氾濫するドラマに置き換わりました。

 

アメリカの正義は化けの皮が剥がされました。

 

貧富の差は開いていくばかりです。

 

・・・・・・・

 

では世界の覇権を狙っている中国はどのような社会を世界に提案しているのでしょう?

 

自由はないけど、強力な指導者によって程々の生活が送れる社会でしょうか?