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so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、船に多少興味がある人なら知っていることばかりです。

 

北前船が代表例ですが、「和船」は四角い帆です。

 

海外の船(洋船とします)は三角帆(四角い帆との組み合わせも)です。

 

和船は基本的に「追い風」でしか運用できません。

 

洋船は向かい風でもジグザグに風上に向かっても運用できます。

 

もうひとつ和船の大きな特徴は船底が平で、箱のような形をしています。

 

一方洋船は竜骨(キール)を基準に肋骨状にフレームを作り、それに板を貼り合わせて造られています。

 

日本人は船を「箱」として捉えました。

 

和船は社殿の延長線にある「建築物」のように見えますよね。

 

西洋は船をVesslというように全体を「容器」として捉えました。

 

その結果空間が広く確保できるのと同時に、上からの海水の侵入を防ぐことができました。

 

この違いは「復元力」に大きな影響を与えます。

 

なぜなら、底が平らな和船は高いマストが立てられないのです。

 

・・・・・・・

 

この構造的な違いは「遠洋航海」の性能に大きな影響を与えます。

 

答えは単純、和船は遠洋航海に向かないのです。

 

優秀な日本人がなぜ和船で満足したのか?その疑問に対する説明はつきます。

 

大前提として、江戸幕府は外洋船の建造を禁止したことがあります。

 

もうひとつの理由として、遠洋航海をする必要がなかったのです。

 

北前船は季節風の変化に合わせて、追い風だけで北海道と瀬戸内海間を往復できるのです。

 

和船は平底ですので浅瀬に有利です。

 

「見える範囲」での航海しかできませんが、沿岸航海だけでニーズは満たされたのです。

 

日本は強い海流に囲まれていますので、「操船」はとても難しいのです。

 

その結果日本の船乗りの風を読む力、海流を読む力、危険な海域を回避する力は鍛え上げられました。

 

いかにも日本らしい「名人芸」を身につけた船乗りが養成されたのです。

 

・・・・・・・

 

とはいっても、外国との外交あるいは通商するためには外洋船が不可欠でそのニーズがなかったはずがありません。

 

(鎌倉時代に源実朝が唐船を建造しようとして失敗した例は有名ですね。)

 

その典型的な例が「遣唐使」でした。

 

これについては(気が向いたら)続きを書きます。

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、公明党の実態について全く知らないに等しいんだけど、今回の自民党の連立離脱の主な原因は「党勢の衰え」じゃないかな?

 

公明党の支持母体は創価学会ですよね。

 

会員による票の収集力が強みであって、自民党はその収集力が目当てだったわけでしょう。

 

ところが、前回の参議院選挙では目標値に遠く及ばなかった。

 

それは即ち創価学会の力が弱まったからですよね。

 

信者の高年齢化と若者の会員ばなれ。

 

創価学会の神通力が効かなくなった。

 

何で神通力が効かなくなったかというと、カリスマが居なくなったこと。

 

それは誰かというと池田大作であって、彼は2年前に95歳で亡くなっています。

 

以上、あくまでぼくの認識であって、これ以上理解を深めようなんて気は全くありません。<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、公明党の離脱はとんでもない「悪手」じゃないでしょうか?

 

公明党の支持母体は創価学会です。

 

宗教団体から献金を受け取ることは違法です。

 

しかし、信者からの直接献金は別です。

 

そのほかファミリー企業との癒着は周知の事実でしょう。

 

なにも統一教会を持ち出すつもりはありませんが、今のタイミングで「クリーンさ」をアピールする彼らの政治センスを疑ってしまいます。

 

本当の理由は「党勢」の衰えでしょう。

 

【「清廉」を掲げる旗は高いが、風はもう吹いていない。】とはいい比喩です。

 

・・・・・・・っということで、公明党が自民党との連立を解消しましたね。

 

言いたいことは沢山ありますが、今回のドタバタで「孫氏の兵法」の一節を連想しました。

 

「将に五危あり。

必死は殺され、必生はにされ、忿速られ、廉潔しめられ、愛民はさる。

凡そ此の五つの者は将のちなり、用兵のなり。

軍をし将を殺すは、必ず五危を以てす。

察せざるべからざるなり。」

 

意味は:

将軍にとっては五つの危険なことがある。

決死の覚悟で〔かけ引きを知らないで〕いるのは殺され、生きることばかりを考えて〔勇気に欠けて〕いるのは捕虜にされ、気みじかで怒りっぽいのはられて計略におちいり、利欲がなくて清廉なのは恥ずかしめられて計略におちいり、兵士を愛するのは兵士の世話で苦労をさせられる。

およそこれらの五つのことは、将軍としての過失であり、戦争をするうえで害になることである。

軍隊を滅亡させて将軍を戦死させるのは、必ずこの五つの危険のどれかであるから、十分に注意しなければならない。

 

以下を参考にしました。:

 

 

孫子ってスゴイんですよ。

 

この中でぼくが一番気に入っているのが、「愛民はさる」なんですが、今回は「廉潔しめられ」です。

 

兵法ですから戦(いくさ)のことを書いていますが、人生は戦いであると定義すればこれほど役立つ哲学はありません。

 

間違いなく「政治」はその戦いのレベルにおいて高度な戦でしょう。

 

政治家は「清濁併せ呑む」度量がないと務まらないとぼくは信じて疑いません。

 

今回、公明党が離脱の理由としているのが「政治と金」なんだそうです。

 

五危の中で「清廉」を理由としているのです。

 

公明党は宗教団体ですから、清廉を看板にしないと成り立たないのはわかります。

 

「政教分離」の立場からすると、自民党は禁じ手を使ったことになります。

 

自民党は票数欲しさに、創価学会という泥水を飲み込んだのです。

 

長い目で見ると、こんなことはいつか解消しなければならない。

 

少数与党という今の現状は日本国民が自ら選択したのです。

 

それさえ理解していないのが問題なのですけどね。(--〆)

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、普通に生活していると、肉食動物に襲われることなんか全く予想していません。

 

注意するのはスリか強盗がせいぜい。

 

それさえも日本に住んでいたら、ほとんど警戒していません。

 

ぼくは危うくライオンに襲われそうになったことがあります。(過去に書きましたが。)

 

 

バカですよね、ケニアでのサファリで無警戒に車を降りたのですから。

 

しかも、ライオンが生息していると知っていてです。

 

あの時はホントーに肝を冷やしました。

 

相手は獲物を狩るプロですから、気付かれずに接近するなどお茶の子さいさい。

 

クマも同じです。

 

防犯カメラに襲われる瞬間の映像が映っていましたが、被害者は全く無警戒です。

 

まさか自分が動物の餌になるなんて。

 

あの怖さは経験した者じゃないとわからないでしょうね。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、我が別荘は多摩丘陵の上にあります。

 

・・・っということは、坂を登らないと行けないのです。

 

しかも、団地内にコンビニさえもない。

 

昔は個人商店が3軒あったけど、いまはゼロ。

 

高齢化が進む団地なのに、ちょっとした買い物ができない。

 

一番近いスーパーは切り通しの下にあります。

 

この切り通しが長い急勾配。

 

行きはいいけど帰りは地獄の坂。

 

ぼくは高校3年間を自転車で通いましたので、ずいぶん鍛えられました。

 

自動車で買い物に行けばいいのですが、駐車場の問題でちょいと買い物するにはやっぱり自転車がいい。

 

変速付きの自転車を持ってきているけど、もう若くないので帰りは押して歩かなきゃならない。

 

・・・っで買いました。

 

 

電動アシスト自転車。

 

6段変速式。

 

 

電動アシスト自転車って、たぶん日本人の発明だろうけど、ずいぶん進化しました。

 

手元で、3段階にアシストの力を調整できます。

 

旅行先でレンタルで乗ったことあるけど、発進の時は急に加速するので気を付けなきゃならなかった。

 

ところが、今はずいぶんスムーズで違和感がない。

 

さっそく坂を下って駅まで買い物に行きました。

 

カゴいっぱいに買い物したのだけれど、一番重いギア6でもアシスト力2でスイスイ登っていくんです。

 

試しにアシスト力3にしたら、まるで平坦な道を走っているみたいに力が要らない。

 

スゴいぞ!!

 

 

・・・・・・・っということで、こんなに熊の被害のニュースが世間を騒がせたことはありませんね。

 

ぼくなりに原因を考えてみました。

 

去年度までのデータしかありませんが、実際に件数は増えています。

 

単にマスコミの報道が増えたということではなさそうです。

 

考えられる理由は、熊の数が増えた、ドングリ類が凶作、暖冬で冬眠しなくなった、過疎化や林業の衰退で境界線が人間界に近づいた・・・など。

 

これらの原因が絡み合ったものと考えるのが正しいでしょう。

 

ぼくは熊が学習した説に傾いています。

 

学習とは人間怖くないどころか餌の対象となるということです。

 

熊よけの鈴が、逆に引き寄せていると聞いたことがあります。

 

不思議なのは、そういった学習が情報として熊の間に広がるということです。

 

言葉を持たないのに情報が北海道から東北中部へと伝わっていくのは、何らかの「情報交換のメカニズム」があるような気がするのです。

 

例えば、粘着式のネズミ捕りが、ある時期を過ぎると全く効果がなくなるということがあります。

 

これらの学習は、人間から見るとネズミが賢くなった、熊の性質が凶暴になったように見えるのです。

 

さらに注目すべきは「またぎ」の存在です。

 

またぎにとって熊は儲かるターゲットだった。

 

またぎの存在が人間は怖いという学習付けに役立っていた。

 

こうやって見てみると、実は人間が熊の被害を増やす原因になっているんじゃないでしょうか。

 

被害を防ぐために、片っ端からクマを駆除しろとつい考えてしまいます。

 

対策として目指すべきは「熊との共存」でしょう。

 

そのためには、境界線をもう一度押し返すこと。

 

そのためには人間は怖いと「再教育」することです。

 

ヒントはアイヌの人たちが持っていると思います。

 

アイヌの人々は熊との共存のプロでしょう?

 

熊による被害が増えている現状はとても悲しむべきことですが、クマを養うだけの自然がまだ日本に残っていることに感動してしまうのです。

 

 

 

・・・・・・・っということで、別荘(我が城)も着々と品物が増えていき、昨日はキッチン周りの整理用に棚を購入しました。

 

ぼくは料理を苦にしない人なので、狭いキッチンスペースでは満足しません。

 

上から順にミキサー、ゆで卵器、ホットサンドメーカー、湯沸かしポット、トースター、炊飯器、電気圧力釜、コーヒーメーカー、写っていないけど左の冷蔵庫の上には電子レンジが乗っかっています。

 

 

昨夜はポトフとおでんを作りました。

 

・・・・・・・

 

次は植木を切り倒しただけで荒れ果てた庭の整備に移ります。

 

本当はウッドチップを敷き詰めたかったのですが、庭の広さが4m✖️28m=112㎡もあります。

 

 

50リットル3,780円のウッドチップを何袋撒かなきゃならないのか?

 

そこで考えたのが若干価格の安い砂利を交えて見栄え良く配列しようか。

 

 

それでも数十万円の出費です。

 

人工芝も考えたのですが、耐久性のないものだと安いんですが、1年経ったらボロボロじゃ意味がない。

 

そこで、芝生を育てるという案です。

 

 

上手く育つか不明ですが、日当たりはいい庭です。

 

問題は手入れが大変なこと。

 

その手間を少しでも減らすために、飛び石を配置する案。

 

 

理想に近い別荘にするにはまだまだ時間と金がかかりそうです。(;^_^A

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、ガザの停戦協議が実現しそうです。

 

今回はハマスは人質を解放するのに合意していことが目新しい点です。

 

これほどの殺戮がもう2年も続いているのですね。

 

世界の論調はイスラエルを止めろですが、始めたのはハマス側です。

 

なんでイスラエルは子供をこんなに殺して平気でいられるか?と疑問を持ちますが、大半のイスラエル人はハマスを抹殺するためには手段を選ばずと考えています。

 

子供を含む一般市民が巻き添えになっても自業自得だと考えているのです。

 

ハマスのあれほどの大規模な奇襲計画を優秀なモサドが知らなかったはずがないとぼくは信じています。

 

本当に知らなかったら、それこそイスラエル側の落ち度でしょう。

 

ネタニヤフはハマスを抹殺する口実にしようと捉えたのでしょう。

 

ネタニヤフはハマスを完全に無力化と、それに続くガザの占領という目的が達成するまで、戦争を止める気がないでしょう。

 

ですから、今回の和平案が上手くいく可能性はほとんどゼロと思っています。

 

万がいち上手くいったとしたら、トランプにノーベル平和賞なんていくらでもくれてやればいい。(それにしても、自らノーベル賞を要求する受賞者なんていたんですかね?)

 

ぼくはトランプの外交能力なんて全く信じていません。

 

キム・ジョンウンと3回も会談して何の成果を得たのでしょう?

 

アメリカ大統領が会談相手になったことにより、逆に北朝鮮が核保有国である墨付きを与えたようなものです。

 

トランプはショーマンであって、自分が注目されることしか考えていない人間です。

 

トランプの外交力なんてそんなものです。

 

問題はどういう形で戦争を終わらせるかです。

 

パレスティナの国家承認以外に方法はないとぼくは信じています。

 

なぜなら、パレスティナ問題の火種を作った張本人のイギリスとフランスが承認したことで明らかです。

 

素人のトランプ政権がこの問題に関わるのは無理なのです。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、昨夜は0時過ぎに寝たのに、4時に目が覚めてしまいました。

 

今の毛布では薄すぎるようです。

 

仕方ないので、湯を溜めて朝風呂に浸かりました。

 

照明を落とし、バッハのオルガン曲を聴きながらマッタリしました。

 

・・・・・・・

 

NHKBSでシューベルトのピアノソナタを流していました。

 

D960(最晩年の変ロ長調ソナタ)で、ピアニストはフィリッポ・ゴリーニでした。

 

マウリッツォ・ポリーニの後継者と評される若手(30歳)の有望株だそうです。

 

 

この曲からは何か「諦観」を感じますね。

 

シューベルトは晩年梅毒で苦しんでいました。

 

・・・・・・・

 

彼は生涯独身だったことを知っています。

 

ベートーヴェンもそうでしたね。

 

そこで、一生結婚しなかった有名作曲家を調べました。

 

シューベルト、ベートーヴェン、ブラームス、ショパン、リスト、ラヴェルなど、結構多いですね。

 

リストはプレイボーイでしたが、一度も結婚していないそうです。

 

ラヴェルは恋愛の痕跡さえありません。

 

未婚であるか既婚かが作曲に影響を与えないはずがありませんが、分析するのは不可能だし、無駄なことでしょう。

 

ぼくはシューベルトのピアノソナタを聴いて「(人生の)諦観」を感じましたが、そういう感性は大切にしたいと思っています。

 

独身でしたので子孫を残していません。(残す人もいますが。(^^ゞ)

 

音楽に限らず芸術というものは、作者のプライバシーを調べて理解しようとしがちです。

 

ぼくはそれは楽しみの一つとして許されてもいいと考えています。