・・・・・・・っということで、ベネズエラという国をトランプが目の敵にしています。
ベネズエラという国で連想されるのが・・・・
“Matilda, she take me money and run Venezuela”という歌のフレーズです。
ハリー・ベラフォンテのヒット曲です。(と言ってもご存知ないか。)
「マチルダがぼくのお金を盗んでベネズエラに逃げちゃった」という意味の歌詞です。
なぜベネズエラへ?・・・それはお金持ちの国で、税金などがかからず住みやすいからです。(1980年代の歌です。)
では、今はどうか????
経済破綻してハイパーインフレに見舞われ、国民が海外に逃亡しています。
なぜか?
ベネズエラは1914年に石油採掘が始まり、1970年代には超リッチな産油国になりました。
国家収入の90〜95%が石油によるものです。(採掘利権は海外資本)
税金ほとんどゼロ、医療教育公的サービスもタダ、ガソリン代ほぼタダ。
どうなると思います?
公務員ばかりが増えて、その代わり国内の産業が育ちません。
1980年〜1990年代の石油価格暴落で、一気に国家財政が破綻します。
こういう国家収入のほとんどを天然資源(石油)に頼る国のことをレンティア国家(rentier state)というそうです。
そういう意味で、約40〜50%が石油・ガス頼りのロシアも準レンティア国家と言えますね。
ベネズエラはメキシコ湾を挟んでアメリカに対峙しています。
反米独裁国ですから(チャベス→マドゥーロ大統領)ロシアや中国がちょっかいを出しています。
特に中国はパナマ運河を押さえようとする動きをしています。
アメリカは自分の庭のように思っていますので、ベネズエラが反米なのは気に食わない。
石油も魅力だし、地政学上も言うことを聞かせたい。
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アメリカが麻薬流入阻止という理由で、公海上の民間ボートを警告なしに抹殺しているのは単なる麻薬問題ではないことは明らかです。
これまでアメリカはキューバのピッグス湾事件とか、パナマ侵攻、ニカラグア内戦などで強硬手段を使った過去があります。
しかし、今回はあまりにも強引です。
明白な国際法違反です。
捕虜を取るなという命令は交戦国だとしても戦争犯罪です。
麻薬流入阻止なら、軍ではなく一義的に警察の出番のはずです。
こんな違法行為を許してしまえば、例えば日本の漁船を中国がミサイルで攻撃していいことになってしまいます。
後から屁理屈をつけるのが得意な国ですから。
マドゥーロ政権を転覆させるのが目的なら、とても難しいと言えるでしょう。
ロシア、中国がこの機会を利用しないはずがありません。
TACOであるトランプは本格的な戦争に踏み切る度胸はないはずです。
トランプが作った威勢に自分も縛られる結果になる可能性が高いです。
まあ、今後の動向を見守りましょう。(^^)/
