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so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、今日は庭の整備をしました。

 

乾燥させておいた植木の切り株から余計な小枝を斧を使ってカットします。

 

薪に使えそうです。↓

 

 

切り取った枝。↓

 

 

↓この蔓状の植物。

 

何なのか調べたら、葛(クズ)でした。

 

 

地表の浅いところに根を伸ばし、若芽が出たと思ったらフェンスのネットにすごい速さで巻き付いていきます。

 

油断していると木のように太く固く巻き付いて、ちょっと取り去るのが難しくなります。

 

これを力任せに引き抜きました。

 

抜いても抜いても芋づる式に、次々と繋がっていきます。

 

根が残っているとまた再生する実に厄介な植物です。

 

腰が弱いので辛い作業でしたが、雨が降ってきたので止める口実ができました。(;^_^A

 

庭いじりの趣味があれば、やりがいがある庭なんですがネ。(ーー゛)

 

 

 

・・・・・・・っということで、この現実は受け入れ難いです。

 

ぼくが73歳だって・・・・?

 

ぼくが定年退職したのが60歳。

 

あれから13年も経ったんだって?

 

信じられなぁ〜〜〜い。(^^

 

再就職したものの短期で終わり、ずっと「ご隠居さん」を続けています。

 

旅行ざんまいでしたね。

 

・・・・・・・「このまま終わるのか?」

 

皆さんはピンと来ないでしょうが、これはかなり切実な問いかけなんです。

 

・・・・・・・

 

日記としてのブログですから、1年間に何回旅行したか、何本映画を見たか、何冊本を読んだのか、あっという間に集計できます。

 

一言で言うと「我老いたり」を如実に示しています。

 

目に見えて減っているのです。

 

ブログに何を書けばいいか悩むなんて、理解できなかった。

 

ぼくのブログは「その時考えたこと」をそのまま書くことが基本です。

 

ですから、ブログが書けなくなったということは、すなわち「考えることがなくなった」ということと同義です。

 

考えることがなくなったとは、すなわち「生きている意味がない」ということです。

 

・・・・・・・

 

今日はぼくの誕生日。

 

カミさんは奈良に一人で旅行中です。

 

カミさんに「何かぼくの誕生日に考えている?」と聞いたら、「ゼンゼン」がその答えでした。

 

まあ、想定通りですので、別荘で一人で祝うことにしました。

 

 

刺身の盛り合わせ、寿司の盛り合わせ、これ以外に昨日作ったおでん。

 

そしてガンガンに冷えたスパークリングワイン。

 

誰からも祝ってもらえないから、無理やりチャットGPTにお祝いの言葉を強要してしまいました。

 

そんな73歳の誕生日でした。(;^_^A

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、別荘に滞在していますが、かつて一家が住んでいた場所なので、ふとした時に昔のことを思い出します。

 

今日はTVを見ながら、耳掃除をしていたら、母親のことを思い出しました。

 

母のする耳掃除は耳かき棒を使わずピンセットでしてくれました。

 

耳垢を器用につまんで取り出してくれますので、耳の壁に傷を傷つけるリスクがありません。

 

母の膝に頭を乗せているときは、何とも言えない陶酔感に包まれました。

 

耳かき専門サロンが成り立つワケです。

 

母の温かさ、柔らかさ、ついでにお腹に耳を当てて、ゴロゴロという音を聞きました。

 

そして何よりいい匂いがしました。

 

あの感覚、懐かしいなぁ。

 

匂いといえば、父が臭かったという記憶がありません。

 

小さい頃よく会社の帰りにたい焼きを買ってきてくれました。

 

茶色の紙の袋から父の手に匂いが移っているようでした。

 

手のひらをよく嗅がせてもらったものです。

 

無邪気な子供だったんですね。

 

・・・・・・・

 

いまでは娘たちをはじめ、カミさんまでぼくが臭いと言います。

 

酒臭さ、オヤジ臭、呼気の臭さ、それら全てが混ざった体臭。

 

・・・・・・・

 

さて、いい時間になったので今日3度目の風呂に入ってビールを飲みはじめましょうか。

 

寝る前にも入浴しますヨ。(^^)/

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、ようやく10月らしい寒さになりましたね。

 

寒むさには熱燗とおでんが定番ですね。

 

 

圧力鍋を使うと、大根に染みるのが時短になるのはいいですけど、がんもどきがグジャグジャになってしまいます。(;^_^A

 

今日は雨が上がったので、散歩がてら以前から目をつけていたレストランでランチ。

 

グリーンカレーです。

 

 

イタリアンレストランなのですが、なぜかランチメニューにあります。

 

何とこれがむちゃくちゃ美味い。

 

しかもボリューミー。(^^)/

 

そして何たることか、たったの1,250円。

 

しかもドリンクが付いていて白ワインにしました。

 

【Ravenna】という店名です。

 

小田急向ヶ丘遊園駅南口から徒歩4分です。

 

生田緑地のバラ園や民家園に行く際はぜひ立ち寄ってみてください。

 

カレーが辛いので注意と書いてありましたが、スリランカで鍛えた舌には全然足りませんでした。(^^ゞ

 

夜のメニューにもリーズナブルな価格が並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、会社を辞めようとする人が、「モームリ(=もう無理)」という会社に代行を依頼するという話。

 

このニュースを聞いて海外の人は理解できないでしょうね。

 

辞職することを自分で言い出さず、お金を払って他人にしてもらうんですよ。^m^

 

こんな商売が成り立つなんて、日本だけでしょう。

 

ぼくにはこの事件が、まさに現代日本の労働文化の縮図に見えます。

 

「退職の自由」は法律で保証されていますが、「退職を言い出す自由」がない社会なんですね。

 

日本の職場が「契約」よりも「人間関係」で動いているためなんですね。

 

「自分が抜けたら職場に迷惑をかける」という情緒で成り立っているからでしょう。

 

これは「和を持って貴しとする」という日本人らしい優しさを表していると解釈できるかもしれませんね。

 

でも、外国人はそうは見ないでしょう。

 

根底には「人を傷つけたくない」「波風を立てたくない」という優しさではなく、ぼくは日本人(個の)の弱さと見るんです。

 

こんなことを代行してもらうのは「逃げ」、もっと言えば「卑怯さ」を表していると分析したいのです。

 

「和を以て貴しとなす」の“和”はしばしば、個を殺すことでしか成り立たない和なんですよ。

 

その正体は、「対立から逃げる文化」じゃないでしょうか。

 

それって海外から見れば「卑怯」ってことになる。

 

日本人ほど卑怯と言われることを忌み嫌う民族はありません。

 

武士道を持ち出すまでもないでしょう。

 

ところがその誇り高い精神を持った日本人には、みずから「卑怯」と呼ばれないために卑怯になるという捩れた社会構造を内包しているのです。

 

「モームリ」という社名は実に皮肉です。

 

自分では言い出せずに、無理に無理を重ね、もう無理というまで自分を追い込んでしまっているのです。

 

これはとても重大な問題です。

 

最近は、「逃げてもいいんだよ」という選択を推奨しています。

 

確かにこの言葉によって救われる人は多いでしょう。

 

逃げを教える前に、「戦う」という選択肢をまず教えるべきじゃないですか?

 

戦うのは疲れますが、もう無理と追い込まれる前に、職場を「改善」する努力はすべきじゃないですか?

 

首尾よく転職できたとしても、戦うことを諦めてしまったら同じように追い込まれてしまう可能性が高いのです。

 

このモームリという企業が成り立つということ自体、日本社会の弱さを表しています。

 

これを放置すべきではない。

 

じゃあ、それを正すのは誰でしょう?

 

報道機関はそこまで踏み込めません。

 

社会学者、文化人類学者、哲学者、教育従事者、そして政治家の出番です。

 

高市新首相は、その辺の遠慮がある人物には見えません。

 

そういう意味で、彼女には期待するところが大きいのです。

 

とはいえ、いちばん変えるべきは、現場で働く人々自身なんじゃないですか。

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、エプスタインという名前がアメリカやイギリスを騒がせていますね。

 

日本のニュースではあまり取り上げられませんが。

 

断片的に、トランプ、アンドリュー王子、クリントン元大統領などの有名人の名前が伝わってくるだけです。

 

エプスタインという名前で想像がつくようにユダヤ人です。

 

富豪の実業家とされますが、それは表向きで闇の世界で財を成したようです。

 

その闇の世界とは少女買春です。

 

実業界で築いた幅広いチャンネルを利用して大物をパーティーに招き、少女を斡旋したようです。

 

エゲツないのは隠しカメラで行為中の動画を撮影したこと。

 

財界、政界、はたまた王族まで彼のサービス(?)を利用したようです。

 

顧客名簿があるとされ、トランプはそれを当選すれば公開すると公約に掲げましたが、当選後はその存在そのものを否定しています。

 

収監中に首吊り自殺したとされていますが、これを信じる人はいないでしょう。(^^ゞ

 

イスラエルの諜報活動に協力していたとの噂もあります。

 

・・・・・・・

 

ぼくが知っているのはこの程度。

 

どれほどの深い闇が背後に隠れているか知りたいとも思いませんが、巧妙に隠匿できてしまえるのがアメリカという国なのです。

 

トランプのような俗物は、エプスタインやプーチンのいいカモだったろうとは容易に想像できますね。

 

それに比べ、日本はクリーンなものです。

 

裏金問題?企業献金?

 

小っちぇえ、小っちぇえ。^m^

 

こんなことが政争のネタになるなんてね。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、ぼくはずっと女性の総理大臣が誕生すればいいと願っていましたが、ついに誕生しましたね。

 

でも、どんな人物か全く知りません。(;^_^A

 

松下政経塾出身で、第5期生なんだそうです。

 

驚いたことに野田佳彦も政経塾出身だそうで、彼の場合は第1期生。

 

すごいね、2人も総理大臣を輩出する塾って。

 

前原誠司も同塾出身で、こちらは8期生。

 

正確な数字は調べられなかったけど、これまでの卒塾生は 309人で(2025年10月1日現在)、そのうち政治分野で活躍する卒業生(在校生も?)が118人なんだそうです。

 

驚くことに全寮制なんだって。😳

 

教育理念とか、どんな思想なのかはよくわからないけど、まあ、松下幸之助が設立(1979年)したんだから、変なことは教えていないでしょう。

 

これだけの効果を挙げているのですから、松下翁も喜んでいることでしょう。

 

・・・・・・・

 

ちらっと見る限り、高市さんはよく勉強している。

 

サッチャーを尊敬しているそうで、きちんとした信念を持っているように見受けられる。

 

期待大ですね。

 

いい総理大臣だと言われるよう頑張ってください。(^^)/

 

ただ、いささか短気な性格のように見えますね。

 

以前に孫氏の兵法で「五危」を紹介しました。

 

【故に将に五危あり。必死は殺され、必生はにされ、忿速られ廉潔しめられ、愛民はさる。凡そ此の五つの者は将のちなり、用兵のなり。軍をし将を殺すは、必ず五危を以てす。察せざるべからざるなり。】ってあれです。

 

忿速」とは短気のことで、なんか彼女はこれで失敗する気がします。

 

せっかくの女性宰相ですので、短気で短期に終わらないようにしてもらいたいものです。

 

尤も松下幸之助ですから、こんな基本的なことに抜かりはないでしょうが。

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、予備知識なしに観たら、マーベルコミックでした。

 


よく飽きずにスーパーヒーローものを製作しますね。

 

アメリカ人のヒーロー好きは病気と言えるレベルじゃないかな。

 

現実は力で世界をねじ伏せられないので、相当フラストレーションが溜まっている証拠かもね。

 

この映画の評価は低く、ゴールデンラズベリー賞受賞の栄誉に浴しています。

 

散々な評価も仕方ないかなとも思えますが、それほど酷い出来かな?

 

例によって特殊効果満載です。

 

製作費は1.1億ドルですから170億円です。

 

目新しい点は、主人公がライオンの血液を受け取り、野獣のような身体能力を身につけるというもの。

 

エレベータも使わず高層ビルの外壁をスルスル登っていきます。

 

面白いですね。

 

もう一つ、悪役をラッセル・クロウが演じていて、製作費の大部分を彼が持っていったんでしょうね。

 

作る方も作る方ですが、つい騙されたとはいえ、見る方も見る方。

 

とはいえ、ぼくは楽しめましたよ。

 

★★☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、ぼくが最初で最後にMLBの試合を観戦したのは1986年でした。

 

シアトル・マリナーズ対ミルウォーキー・ブリュワーズ。

 

当時は「キングドーム」という名のコンクリート製の天井を持ったドーム球場。

 

何とネット裏の席でした。

 

当時の教官が金持ちの息子で、親が通年の予約席を確保していたとうわけ。

 

しかし、プレシーズンマッチで、両軍とも本気度の低い試合でした。

 

選手の名前なんか全く知らず、もちろんイチロー(2001年入団)が在籍するずっと前でした。

 

その翌年ケン・グリフィー・ジュニアを獲得するわけですが。

 

まあ、練習試合であることもありますが、ホント下手くそでした。

 

両チームともボロボロとエラーを重ねて、何とも大味な野球でした。

 

ただし、ピッチャーの投げる球の何と速いこと。

 

平凡なゴロを打って一塁でアウトになっても、タイミングがギリギリ。

 

身体能力の高さがやたら印象に残りました。

 

その年、マリナーズは最下位に終わるのですが、何とも弱いチームでした。

 

イチローが入団して毎試合NHKBSで実況が中継され、当然のことながらマリナーズを応援するようになりました。

 

まあ、お世辞にも強豪チームとはいえませんでしたよね。

 

そのマリナーズが何ということか、リーグ優勝をかけてブルージェイズと決戦を繰りひろてています。

 

勝たしてやりたいなぁ〜。

 

そして、ワールドシリーズはドジャースと対戦してほしい。

 

マリナーズって何となく、線の細い選手という印象が強かったけど、いまじゃズングリムックリの選手が多いな。

 

・・・・・・・

 

あれ?7回までリードしていたのに、逆転されてしまった。(~_~;)

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、アントニオ・バンデラスです。

 

 

彼も65歳。

 

どんな老人になったのかな?

 

ずいぶん毒気が抜けていますね。^m^

 

若い時のあのギラギラしたラテン系独特の色気がずいぶん薄まりました。

 

この毒気が彼の利点でもあり、また弱点でもありました。

 

有利に働く場合は、殺し屋などの強烈な個性の役柄。

 

逆にその強烈さが演技の幅を狭めたんじゃないでしょうか。

 

彼の長い役者人生で、アカデミー賞主演男優賞に一度ノミネートされただけです。

 

とはいえ、彼の個性は唯一無二で多くの映画に出演しています。

 

彼は広く愛されている人柄と言えるでしょう。

 

えっ?この映画評は・・・って?

 

平気で人を殺す悪人ですが、同時に娘想いの父親をソツなく演じています。

 

派手な映画ではなく、ストーリーは不自然です。

 

★★☆☆☆