低予算でも創意工夫によって巨人を負かす | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、Netflixによるワーナーの買収案にパラマウント、はたまたトランプが絡んでいるようなのですが、さっぱり背景が見えません。

 

要はアメリカ映画の衰退の動きなのかなと思うんですけどね。

 

最近のアメリカ映画は金ばかりかけて面白くないでしょう。(ビッグバジェット映画というらしい。)

 

トランプが絡んできているのは、巨大メディアが誕生することによって市場を独占してしまうことへの懸念ですが、本音はワーナーの傘下にCNNが含まれていること。

 

トランプはCNNを目の敵にしていますからね。

 

あと、パラマウントにトランプの娘婿のクシュナーが絡んでいることです。

 

結局のところこの買収劇は、映画が映画館がメインだった時代からネット配信にシフトしていく時代の流れの中の現象だということでしょうね。

 

ぼくも最近は映画館に足を運ぶことがめっきり少なくなりました。

 

コロナのせいもあるけれど、下手すりゃ1年も待たないうちにネット配信されますからね。

 

自宅のプロジェクタースクリーンで見られるいま、老人割引が使えても映画館に行くのが億劫になりました。

 

それよりなにより、見たい映画がめっきり減りましたよね。

 

話題になっている【国宝】も気になるけど、間違いなく来年にはネット配信されるでしょう。

 

カミさんはずいぶん前に映画館で見たそうですが。(;^_^A

 

いまアメリカ映画で映画館で観たい映画あります?

 

アメリカ映画が衰退しているように見えるのは、娯楽の多様化で映画の比重が軽くなったからと分析するのが正しいのでしょうが、ぼくには映画そのものが面白くなくなったと感じるのです。

 

例えば懲りもせずマーベル映画を作り続けるのは:

 

世界は善と悪に分かれていて、問題は強いリーダーが解決するという単純な構造であること

 

背景にある構造的矛盾は描かれないのが通常で、最後はカタルシスで終わることで統一されているからでしょう。

 

これってトランプ政治と同じですね。

 

映画も政治もターゲットが単純明快な大衆に移ったということでしょう。

 

ぼくにはアメリカ民主主義の衰退と重なって見えるのです。

 

例えば昨日見たルーマニア映画【おんどりが鳴く前に】などは低予算の最たるものですが、間違いなく記憶に残る映画です。

 

 

マーベル映画で(良い意味で)記憶に残る作品ありますか?

 

低予算でも創意工夫によって巨人を負かす。

 

映画界に限らず、こういう精神を尊重し評価する社会を目指すことですね。

 

そういう意味で、日本にもチャンスが大いにある・・・ってことで。