何度も上位に上がってくるブログで

たくさんの支持者がいると見える。

反論でもしようか、と思ったが、

「セーラームーン」とか「ガッチャマン」とか

懐かしい漫画が出て来たので 一生懸命読んでしまった。

なるほどねえ、フェミニストとしても

水着を変えることはないのに、

とも思う。

滝行で水着、ありえるよね。

全裸では 少年漫画的によくないけどね。

逆に、

男子の変態ツラの方が いやらしいわ。

せめて「顔を赤らめるだけ」でも

よかったのでは?

スタッフにアドバイスできる女性は

少なかったのだと思う。

 

「ダイの大冒険」は古い作品だよね。

当時は、

少年ジャンプ自体が問題であったほど、

女子が「エロサービスキャラ」

として使われるような時代だった。

 

原作どおりアニメ化されることが、

フェミ以外の 「普通の親」たちからの批判も

たくさんあった時代でもある。

 

スタッフが神経を尖らせるのも

無理はないだろう。

衣装どころか、

ストーリーそのものも

替えられていたアニメも あった。

そして、アニメの改変がなければ、

現代に地上波で

再放送できなかったかもしれない。

 

むしろ、

下のURLでも紹介されるけど、

「キカイダー」や「デビルマン」(アニメ)もよくないね。

「悪い」と主張するスタッフが いない時代だったし。

(夜9時台の放送だったと思う)

 

そして、

戦う女子が、

不必要なのにミニスカートとか

水着の衣装なのはよくない。

レオタードはハイレグとか。

男子向けなので

わざと変なシーンも出て、

どうして

「こういう差別があるのかなあ」

と、惨めにもなっていた。

理解してほしい。

・・・

・・・

「ガッチャマン」も

第一回目はそういうアニメだった。

けど、

ミニスカートの白鳥ジュンは

コンピューターにも精通、

四つ輪の自動車よりも

操縦が難しい自動二輪車、バイク乗りだよ!

女性のライダーが あまりいない時代だったのに。

そしてそして

 

一般的な漫画では

「戦う女」という名目であっても

「キャー助けて」と

男の助けが必要で、

「お色気担当」のキャラばかりな中、

ジュンは堂々と戦っていた。

確か、

志穂美悦子さんの「女ドラゴン」シリーズが

あった時代だったのかな。

「女でもやれる」「女が戦う」

ということが浸透してきた時代の

反映なのかなあ。

けど、どうしても男社会だ。

ジュンとはいえ「女役割」を背負わされる。

現代ならジュンは

正々堂々と「告発」できるゾ。

 

やったれーー!!!

・・・

白鳥ジュンのミニスカートは、

「美少女戦士セーラームーン」に

引き継がれる。

 

けど、ここでは別の進化があった。

「女子は紅一点」でなくて

「みんな女子」

な時代な変化だ。

 

けれども

「戦う女」と言えども、

まだまだ「ルッキズム」と

「衣装」で「男に媚びる」をしていかないと

「生きていかれない」という時代でもあった。

フェミとはいえ、

そういうことを理解して

そこは突っ込まない。

 

けれど、

不必要に「お色気」「エロ」を表現したり、

性暴力的なシーンには キチンと抗議した。

フェミならばすべきことだ。

フェミだからこそね。

たかが一人の見解を、

聞き入れられたかどうかは わからないが。

 

下、現在もフラワーアーティストとしてご活躍の志穂美さん。