先日も「慰安婦問題」と「教科書問題」についてリブログしましたが、
もう少し 細かい反論もつけ加えさせていただきたいと思います。
こちらについて
https://ameblo.jp/zenkyoukyou/entry-12594644931.html
著者の方は、これまでの「ネトウヨ」の論とは異なり
「戦時性暴力」を問題視なさっておられるし、
「慰安婦」になっていた女性たちにも、それなりの配慮をなさって
表現しておられると思います。
が、女性の「性」を商品化するという当時の社会は
それ自体が「女性への暴力であり搾取」である
という視点が欠けています。
「女性たちが大金を稼いだ」
という記述もありますが
そもそも「遊郭制度」を基盤とした、
日本の「性産業」は、
返せないくらいの大金を貸し付けて、
女性たちが稼いでも 稼いでも借金がなくならない仕組み
であり、
全額返すまでに女性が
性感染症で亡くなることも多かった。
お金持ちに大金を払ってもらって抜け出したり
全額を返して、大金も手にしている というケースは
レアケースでした。
「慰安所で兵士が支払うお金も大金だった」
ということですが、「お金」というのは
軍でしか使えない「軍票」だった。
なので、日本軍がなくなった戦後は
「おもちゃのお金」だった。
第一、外国人だった女性たちは、
自国で使えるはずもないお金を得ても「損失」でしかない。
特に、敗戦後に日本から軍隊はなくなり、軍票そのものも
換金できなくなった。
広げられた「軍票」を目の前にして泣いている、
元「慰安婦」のおばあさんの写真があります。
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「性産業は合法」というのも誤りで、
「売買春」は法律で禁止されていました。
なぜなら、「近代化政策」の一貫として日本も
「売買春は存在しないことにしたい」から。
しかし、格差社会で貧困層も多く、特に女性には高等学問も許されず、女性が就く職種も限られた。しかも低賃金。
売買春産業は、「福祉の受け皿」として「黙認」されていた。
「娼妓」「売春婦」という女性たちが、
いかに社会の「欠陥」「と「貧困」「差別」の犠牲になっていたか
しかも、「日本」が「日本人女性」を犠牲にしていたことを
忘れてはいけない。
現代セックスワーカーの性感染症問題は
「遊郭」「慰安婦」の時代とそう変わらないのではないか？
https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12385063122.html
下、韓国だけの問題ではない、「慰安婦」にされた日本女性
https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12567646641.html?frm=theme
下、「慰安婦問題」資料サイト。「日本人慰安婦」、「遊郭制度」についても。
公文書もあります。
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「クマラスワミ報告」は、「証言が主」だから信用できない
というのもおかしなことです。
レイプをする人間が、レイプの証拠を残しておくはずはない。
わざわざ「レイプしました」と公文書に書く者は、
そもそも存在するのか？
「つごうの悪い歴史」は権力者に消されるのが
歴史の真実であります。
だからこそ、クマラスワミは証言を重視した。
強者によって消されることのない、
目の前に存在する弱者（当事者）の言葉を。
「ただの文字」ではない、
「現実の存在する人」の口から得られたものを。
「証言」それすなわち
「あかし」「証」以外の何ものでもない。
「文書がなければ歴史でない」というのはまちがいです。
歴史は、文字のない民族や時代でも「口伝」で伝えられている。
「口伝」「言葉」「言」も
「真実である」というのは 世界の常識です。
１９９６年に出された国連人権委員会特別報告者ラディカクマラスワミさんによる「クマラスワミ報告」５０pくらいですから。日本語訳はこちら
→http://www.awf.or.jp/pdf/0031.pdf
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それから
「慰安所の存在がレイプを予防した」
というのも誤りです。
元・日本兵の方も、私の目の前で語ってくれました。
「駐留する村の中では 慰安所を使っていたが、
村の外でレイプをした」
抗日活動も活発だった中国やフィリピンでは
「スパイ」の容疑をかけられた親たちの娘をレイプし
そのまま慰安所に連れて行ったケースも多い。
（伊藤孝司氏取材）
台湾のおばあさんも、講演で何度も証言なさっておられました
「学校へ行く途中で拉致され、何日も監禁され、レイプされた」
オランダ人女性へのレイプと監禁は、占領地のインドネシアで
行われた。後に裁判になっている。公文書もある。
「日本軍慰安婦関係資料２１選」（問い合わせはwamへ）
あとは、台湾人の先住民族へのレイプなども。
何度も、私のブログで書いています。
台湾少数民族の被害
https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12424048328.html?frm=theme
台湾・おばあさんの証言・講演
https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12342777880.html?frm=theme
フィリピン少女の犠牲
https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12344192031.html
インパールの「慰安婦」犠牲者
https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12261812285.html
ビルマ戦線楯師団「慰安婦」女性への中傷
https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12239278513.html
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日本だけでなく、
性暴力は
そして女性の性の商品化は、
貧困・差別が長く続いた
世界の歴史の悲劇だという 伝え方ではいけませんか？
「慰安婦問題」は、それを通して
差別や格差や戦争の時代・世界には
アタリマエにあった 「人の性」「人間の負の歴史」として
伝えていけるのだと思います。
世界にもいろいろあり、日本にも
「慰安婦問題」があったと。
日本独自の「性搾取」と「格差社会」「女性の貧困」
について学べる、すばらしい題材だと思います。
「慰安婦問題」は。
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もうひとつよろしいですか？
中京テレビの画像で、「慰安婦少女像」が３日で展示中止
となっていましたが、その後再展示になり、
全国から見たいという方が殺到し 抽選で入場となりました。
「あいちトリエンナーレ」と「慰安婦少女像」は、全国に知られるところとなりました。
これまで「あいちトリエンナーレ」は、地元でも知られていませんでした。
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奪い合えば足りなくなる。与え合えば余る。
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現代日本で、そして世界で、
「慰安婦制度」「遊郭制度」が復活しないためにこそ！
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名古屋の方でも
女子中学生を支援する活動が
始まっています。中村区八田近くです。
女子中学生の居場所。名古屋。
megumihouse
https://profile.ameba.jp/ameba/meguru-house/
母体は 就労支援や保育所を運営している
「ひだまり」という団体ということです。
仁藤さんのような「女性ホームレス」や
性搾取・性暴力を受ける女性の救済までは
行ってはいないようですが、
月２回、中学生女子のための夕食を用意しているとのことです。
そこで「性」についてもお話ができるようです。
早速、私のブログもフォローされました。
仁藤夢乃さんの所にも
さまざまな問題が寄せられているようです。
女性ホームレス・性搾取・性暴力被害・予期しない妊娠、
十代女子の支援をしている 仁藤夢乃さんの団体
上のリンクをクリックすると、公式HPに飛びます。
シングルマザーはやはり深刻です。
「もう食べ物がない」
「心中する」
という訴えが出ています。
食べるものがないシングルマザーの方は連絡してください。
しんぐるまざあず・ふぉーらむ電話 03-3239-6582
4月1日現在で、「4月末日までは、月曜～金曜(祝日除く) 事務所開設」10時半～18時
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋1-8-9 ニューシティハイツ飯田橋402
※JR飯田橋駅東口から南東方面に大きな通りを歩いて約5分のようです。
寄付はこちらです。
https://www.single-mama.com/topics/covid19-support/
じろうまるさんより
こどもたちのために
ウルトラマン基金
https://www.ultraman-kikin.jp
金銭的な余裕がある方は、こどもたちや貧困者やひとり親のために
寄付をしてあげてください。
他の団体にでもいいです。
ひとつにでも いいです。
「奪い合えば足りなくなる。与え合えば余る」
わたしも寄付をします。
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社会を変える引き寄せ実験
https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12590084649.html
https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12582978693.html