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遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 小田急沿線に住む義理の弟夫婦の家に遊びに行きました。車で駅まで迎えに来たので、私だけが見ていない畑を見たいと、彼が借りている川崎の市民農園へ行ってみました。

 <市民農園>
遠い夏に想いを-農園01
 町の高台の一角にある広い土地を区分けして市民に開放しているという。一区画はおよそ3畳程で4.5平米位の広さです。こんな小さな土地でも夏になると、食べきれないからと、野菜を持って車でうちまで遊びに来てくれるのです。


 一年契約で借りているので、次の年はまた抽選があります。借りられても場所が変わる。彼は土壌改良に造詣が深く、去年はいろいろやって土地を良くしたのに、今年は違う場所になってしまったらしい。

 <借りてる区画>
遠い夏に想いを-農園02
 今年は猛暑で、雨も降らず大変だが、水場が近いので水やりが楽だという。こんな小さな土地で大して植えられないだろうと思うのだが、トマト、ミニトマト(赤いのと黄色いの)、きゅうり、なす、ゴ-ヤ、パセリ(普通のとイタリアン)、おおば、バジル、ジャガイモ等、食べても食べても次から次にとれるらしい。ちょっと油断していると、熟して地面に落ちちゃったり、葉物などは成長し過ぎて堅くなったりと大変らしい。

 <植えている植物の一部>
遠い夏に想いを-農園03
 <収穫したオオバ、イタリアンパセリ、バジル、下はなす、ゴーヤ>
遠い夏に想いを-収穫


 今年は暑過ぎて、普通のトマトは皮がかたくなり、イタリアンパセリは成長し過ぎて葉がかたくなった。最近スーパーなどで買ってくるトマトはまるで味がないが、これだと全て完熟ものだから美味しさは比較にならない。言ってみれば、無農薬自然農法で出来た野菜だから健康にもよい。


 夜は高齢者の合唱グループなどの指導・伴奏をしている義理の姉が一緒になり、「農園」でとれた野菜でカポナータを作り、楽しく過ごしました。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ

$遠い夏に想いを-マルグリット 今年の春から癌と戦っていらした音楽家のマルグリット・フランスさんが7月末に亡くなられたって、人伝えに知らされました。マルグリットさんとは妻がチェロで彼女のオーケストラに参加した時からの知り合いです。私のブログにも2編ほど掲載しています。
ここをクリック

 仏文学者の日本人と結婚し、1975年以来日本に住んでいました。彼女はヴァイオリン、ヴィオラに優れ、アンセルメ率いる頃のスイス・ロマンド管弦楽団でヴィオラ奏者として活躍されました。

 彼女は日本では知る人ぞ知るってタイプで、音楽教育に熱心でした。芸大の非常勤講師や武蔵野音大・玉川大学でも教えていたそうです。東京の千駄ヶ谷で変わった方式で弦楽器や室内楽のレッスンをしていたので、彼女にレッスンを受けたアマチュアの方もいるでしょう。

 彼女の経歴についてはこのWebページで「マルグリット」をクリックしてご覧ください。

 彼女が愛したフランス音楽は数々あります。今年の11月にはカルメン組曲を予定してましたが、どうなることか。

 彼女が愛したフランクのヴァイオリン・ソナタ(フランクはフランス人でなくベルギー人ですが、このソナタはイザエに捧げられています。このYouTubeも宣伝用に作られたものですが)を聴いてみるのも素晴らしいでしょう。

フランク ソナタ マルグリット・フランス



 彼女はご高齢で、無信教者ですから葬儀もやらず、遺骨は散骨されるそうです。

改めて心からご冥福を祈ります。


追加情報(2014/4/10)

マルグリット・フランスさん追悼演奏会

僭越なこととは思いつつ、ちょとしたご縁で、マルグリット・フランスさんの亡くなられた記事を書きました。

大変に多くの方々のアクセスを頂ききました、その上、メッセージも多数頂きました。彼女が日本の音楽界に残された足跡は大きなものがあります。改めてここに心からのご冥福をお祈りします。

追悼演奏会開催のお知らせ

2014年5月18日(日)、午後3時開演、聖心女子大学 聖堂 (東京、広尾)

曲目:

ラヴェル   亡き王女のためのパヴァーヌ
竹中淳彦   スターバトマーテル(初演) 
フォーレ   エレジー
フォーレ   レクイエム

リテー管弦楽団・合唱

入場料無料


お問い合わせ: マルグリット・フランスの会

FAX 0296-2024   メール maru_concert@yahoo.co.jp

一人でも多くの方の参加を願って、差し出がましいですが予告させていただきました。

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 また絵になりました、暑くてネタが切れてしまいました。

夏の午後、ガラス戸から外を眺めた単純な鉛筆と水彩の絵です。
数年前に描いた時は、今年のように暑い日々でなく、ランタナのピンクの花が咲き乱れる心地よい夏の午後でした。


遠い夏に想いを-ガラス戸


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 まだ秋の夜長は先の話ですが、書斎に本が少しずつ溢れてくるので、本棚を整理していたら、こんな本が出てきました。10年以上前に購入した本で、少し黄ばんでいます。手に取り、再読してみました。


 読んだ方もいるかも知れませんが、タイトルが示す通りパリ左岸にあるピアノ工房での話です。著者はT.E.カーハートというアメリカ人で、彼のデビュー作で、実話風に書かれています。


遠い夏に想いを-本

 パリに勤務していた頃、彼はピアノのない生活をどうにかしようと中古のピアノを探すところから始まります。パリのアパートは手狭でグランドピアノを置くほど広くないのです。左岸の狭い通りに工房を発見。店の雰囲気や店主の対応など、いかにもフランスらしい保守的で頑固なところが面白いです。


 ピアノの専門書でもないし、ピアノに興味のある人なら、面白く読める本です。店主は頑固者ですが、そのうち店の若い修理技師、リュックと仲良くなり、店の奥の工房を見せてもらいます。40台から50台に及ぶ中古ピアノが乱雑に置かれいます。ショパンが弾いた時代のプレイエル、エラール、初期のスタインウェイ、べーゼンドルファー、ベヒシュタイン、等々、みな古い時代の名器です。リュックは古物の鑑定士の如く、どんな古いピアノでもつぶさに調べてその来歴が解るのです。


 圧巻は「ベート-ベンのピアノ」と題する章で18世紀の古い名器の話ですが、「ヨハン・ゴッティング、ウィーン」と制作者の名前があるピアノ。ベートーベンが弾かなかったかも知れないし、弾いたかも知れないと言う。ベートーベンはこうゆう新しい技術を使ったピアノに目がなかったから。


 24章からなる300ページ程の本ですが、読み終わると、古いピアノの黒いイメージが眼前に飛来します。楽しい本です。


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 何となく描いた、昔の色鉛筆画です。なぐり描きのようですね。


 8月も半ばを過ぎ、暑い日々が続いていますが、我が家では何故か赤ワインです。白は殆ど飲みません。フランス人には心臓病が少ないっていわれますが、赤ワインのポリフェノールが効果的に働いているとか。赤ワインはキリスト教と深い関係があります。私は仏教徒ですが、「最後の晩餐」の聖杯には赤ワインが注がれていました。赤ワインは身体にいいのって本当かなと思いつつ、お酒の弱い私が飲むのは赤ワインばかりです。


遠い夏に想いを-ワイン


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