皆様こんにちは。FG⭐︎そうたです。
本日はタイトル通り、ヴァルケインさんの名作ロッド「ダーインスレイヴ 6'2VL エクスドライバー」のインプレ記事になります。
インプレ記事を最近書いてないので書き方を思い出すのに時間がかかりました
ファーストインプレッションについてはこちらに書いておりますので、よかったら合わせてどうぞ⭐︎
▼2024年11月に出会った奇跡の新品。ガンメタとスカイブルーのコスメがカッコイイ。

それでは早速本題に入ります。
■基本スペック
サイズ:6.2ft (1.88m)
ルアーウエイト:0.5g~3.5g
ガイド: チタンガイド+トルザイトリング
ライン:1lb~3.5lb
テーパー:ファースト
グリップ:コルク(シェイプグリップ)
ティップ:チューブラー
継数:2
■メーカー説明(引用)
正確なアプローチがトラウトとの最大のコンタクトを生み出す。フィールドスタッフ 関 勲 が見出したUncharted Senseを具現化した ダーインスレイヴそれがエクスドライバー。操作に対してしっかりと付いてくるブランクアクションはアングラーが想像するバイトをしっ かりと伝えてくるヴァーチカルライトアクションを設定。少しのズレも許されない状況下でこのロッドのポテンシャルは想像を超える。
正直なんのこっちゃですね…。V社あるある。
この一見よくわからないメーカー説明ですが、実際に使ってみるとその意味の片鱗が徐々に見えてくる気がします。
私の言葉でちょっとずつ翻訳するつもりで書いていきます。
「VL」は「ヴァーチカルライト」のことだそうですが、実際どの程度の硬さの竿なのかはいまいちピンとこないと思いますので、のちに詳述します。パワー表記がよくわかんないのもV社あるあるですね(笑)
ちなみに「ヴァーチカル」は「縦の」という意味です。水中で上下にルアーや餌を動かして誘う釣りを「縦釣り」「ヴァーチカルな釣り」なんて言うようですので、いったん頭に入れておきましょう。
■前提
今回は、ナイロンライン、エステルライン、PEラインの3種で使用してみました。
3種しっかり試してインプレを書くのは久しぶりですが、理解を深めるのにしっかりと時間をかけたぶん、質の高い記事が書けるかなと思います。
■使用感
・感度
まず全体的なところで、感度がめちゃくちゃ高いです。どのラインを乗せても水中の様子がかなり鮮明に伝わってきます。
特にPEラインを乗せてボトムの釣りをした場合が顕著であるように感じます。地形や藻にルアーが引っかかった瞬間まで、初心者の私でも察することができますよ。
・テーパーデザイン
綺麗なファーストテーパーです。クセがなく非常に扱いやすい1本だと思います。
ルアーを動かす段階ではシャッキリとしているように感じます。しかし、これが魚がかかるとベリーのあたりまでしっかり曲がり込んで粘ってくれて、狙った獲物を逃しません。
気になるのが硬さの程度ですね。他社ですが例えて伝わりやすそうなところで言うと、ちょうどロデオクラフトさんのフォーナインマイスター キメラ62L+と同程度だと感じています。MLクラスと言うにはちょっとしなやかですが、Lと言うにはかなりハリがあるというレベルしょうか。グレイウルフ63ML-eに曲がり方は似ていて、よりもっちりと粘り、仕掛けにもいきやすいというキメラ62L+の良いところも融合したようなロッドかなと思います。
このあたりは定量的な基準がないので、どうしても感覚に基づいた話にはなってしまいますが…。
・釣り場での使用イメージ
全体的にシャープでルアーの操作性が良く、スプーンはもちろんミノーやボトムプラグといったロッド操作を要求してくるルアーについても、自分の意のままに操作することができます。シャインライドなどの重めのボトムプラグも、その重量に負けることなくキビキビと動かしてあげることができます。シェイク巻きもお手のもの。ルアー操作時に穂先がベリーの手前で止まってくれるファーストテーパーの反発力のおかげで、水底の障害物に食い込む前にルアーが逃げやすいという特長もあります(このあたりはイエローウルフ61UL-STのインプレでも話したかな)。
さらに、素直に入ってくれるティップが初期掛かりをかなり深めに作ってくれます。あとは、上記の通り魚の重みが乗るとしっかり曲がり込んで粘り腰を見せるので、ドラグを少し強めにして、ロッド全体に力を伝えて仕事をさせてあげるのが使いやすかったです。そうすることでファイトの最中でさらに針の刺さりが深くなりキャッチに持っていけるイメージです。
・ラインセッティングについて
ナイロンライン、エステルライン、PEライン3種の個人的な印象をば。
・ナイロンライン
スプーンの使い心地◎ 放流も◎
ナイロンラインを巻いても感度の良さは健在なので、サーチ力も◎
2.5〜3lbで1g以上のスプーンを任せるのが気持ちの良い使い方になります。
強いバイトに対する衝撃の吸収性がもっとも感じやすいセッティングです。
それだけでなく、しっかりとしたパワーがあるので、反転せずに突っ込んだりその場に居とどまったりするようなバイトに対してこちらからロッドワークで仕掛けていくような釣りもできます。そのようなシチュエーションではナイロンの柔軟性と初期掛かりの良さが光ります。
・エステルライン
ナイロンラインと比較して感度も操作性もよりシャープなセッティングになるため、操作系まで合わせて使いたい場合はこっち。
ボトムプラグまで扱う場合はES2 0.4号が本命。スプーン、クランク、操作系とすべてを1本で快適にこなせるなんでも屋。
ラインの硬さも活かして一撃で深く刺したい場合はこちらに軍配。強いバイトや高速にひったくるバイトに対してはいわゆる"弾く"状況になりがちなので、ナイロンラインと2本並べて使い分けられるのが理想的ではあります。
・PEライン
クランクと操作系に特化する場合はこっち。感度ももっともシャープになるので、底でのアタリを感知しやすくルアーがどのような動きをしているかも手に取るようにわかるため、特にボトムプラグをもっとも快適に扱えるセッティングです。ヴァルケインの花井先生らも同じセッティング、同じ用途で愛用されているようです。ブログやSNS等でもエクスドライバーはPEセッティングで操作系を任せているという方をよく見ます。アクションの大きなボトムバンプから繊細なシェイク巻きまで操作系は何でもござれ。
場合によっては糸鳴りを魚が露骨に嫌って散るパターンがあるので、このロッドに限った話ではありませんが魚の様子はよく観察するのが良いと思います。
■総括

いいぞ〜コレ!
クセがなく、アワセないフッキングもロッドワークでのフッキングもお手のもの。
さらに前項で述べた通り、ラインセッティングの懐もめちゃくちゃ広いです。
ボトムプラグで大きく縦に誘うもよし、スプーンを意のままに操り狙ったレンジを通すもよし。「どんなルアーでも狙った動きをさせやすく、狙った深さをドンピシャで撃ち抜く」という意味での「ヴァーチカルライト」というネーミングなのだろうなと感じられるロッドでした。
たったの1本だけ釣り場に持ち込むならどのロッドを選ぶか?という問いに今までなら「グレイウルフ63ML-TRZかキメラ603L-e」と答えていましたが、この子も候補入りです。
そのくらい万人に扱いやすく、自分にとって欲しいところを埋めてくれる汎用性を持ち合わせた名作ロッドであると自信をもっておすすめいたします。ハイエンドロッドデビューの1本としてもおすすめの一本ですよ!
いかがでしたでしょうか?
2025年7月現在は残念ながら新品は市場に出回っておらず、中古品を購入するしか入手手段はほぼないものと思われます。
ヴァルケインさん、今後の方のためにエクスドライバーをリメイクしてください!!!!!