次世代を担う子供たちの現在そして未来 -96ページ目

私語の世界

死後,死語,詩語ではありません。


間違いでもなんでもなく,私語の世界の話。



2006年から鹿児島へお邪魔するようになって,足掛け4年。

最初から,ずっとずっと思っていたことがあります。


それは・・・


鹿児島空港で働いている人たち,私語が多すぎやしないかい?


ということ。もちろん真面目に働いている人も多いのだけど。




 空港の売店。私が入っても「いらっしゃいませ」の一言もなく,店員さんたちはおしゃべりに夢中。


私が商品を手に取って会計をしようとするとき,誰かが気づいてくれた時はまだまし(でも対応してくれる人以外はベラベラしゃべってたりする)。


ひどい時なんて,ちょっと怒り気味に「すいません!」と言わないと気づかない。

それも,皆仕事で忙しいわけじゃない。普通に立っている状態。


これ,特定の店の話じゃないからすごい。同じような状態の店,数軒あり。



 保安検査場で働く検査員の人たち,彼らも私語が多い。もちろん,お客さんの対応をしている人は真面目なのだが,そうでない検査員(特に若い人)は,まぁいつもしゃべっている。



冗談抜きで,毎回毎回飛行機に乗るたびに「プロとはいかにあるべきか」と考えさせられる。



せっかく篤姫効果で観光客も増えているだろうに,これじゃあ帰路の印象が悪いと思う。



 この空港は,出発・到着の客が同じロビーを通るので,到着便が着いて客が降りてきたら,お手すきの店員さんだけでも店の前に出てきて


「こんにちは,ようこそ」


なんて声掛けするだけでも印象は大きく違う。出発しようとする客に対してだって,もう少し接し方を変えるだけでも鹿児島に対する印象そのものが大きく違ってくるはずだ。


 検査員の人たちだって,暇な人は検査が終わってロビーに向かう人に対して「お気をつけてお帰りください」くらい言えば,印象は違うだろうに。今は,ロビーに尻を向けてしゃべっている状態なんだから。別に頭を下げる必要なんてない。声を掛けるだけでいいのにね。




 私が関わっている学校の先生方(生徒たちも)が,保護者の方々はもちろん,業者の方々をはじめとする出入りの方々に,いつも実に丁寧な対応やあいさつをしているのを見ているだけに,こうした「何気ない印象」の影響力の大きさを感じてしまうのでありました。


決意を新たに

今日も朝9:35発の飛行機で鹿児島へ。


でも,搭乗ロビーの様子がいつもと少し違う。


少年たちが10人,いやもう少し多いかな,ウロウロしているのです。


両親と一緒の子が1人,引率の大人に引き連れられた少年たちのグループが2組。



もうおわかりでしょうか。



明日(27日)のラ・サール中学を受験しにいく小学生たちです。




いわゆる「ラ・サールツアー」というやつですか。東京の塾には,他に「灘ツアー」を(日程の問題で実現できなくなったようですが)行うところもあります。



 鹿児島には現時点で,わざわざ東京から受験者が集うような学校があるわけですから,私が関わっている中学(神村学園中等部)も「ラ・サールに追いつけ追い越せ」で頑張らなければなりません。今の段階では「何をバカなことを言っているんだか」と思われるかもしれませんが。


 「絶対に追い越すぞ」という気持ちを持って毎日を過ごすくらいの気概がなければ,わざわざ鹿児島へ行っている意味もないし,やっていて面白くもなんともありません。



 先生方へ。センバツ出場が決まって,この学校はこれからてんやわんやの忙しさでしょうが,そんな中でも「この学校の将来の姿」を明確にイメージしながら,目の前の子どもたちと向き合うことを忘れないでください。



字は口ほどにモノを言う

長男の受験がいよいよ始まり,我が家も何かと慌しい。


第一志望の高校の推薦入試が先日行われたが,その学校の面接がなかなかエグい。



事前に志願者調書(エントリーシートみたいなやつ)を,A3で3枚分提出。



面接はこれをもとにして,試験管3人に対して受験生1人で,なんと30分行われる。


これでは,とってつけたような志望動機ではすぐにバレる。

ということで,長男もそれはそれは真剣に調書を書いておりました。



おそらく一生のうちではじめて,彼は自分自身を真剣に見つめ直したのではないだろうか(父親はいまだに見つめ直していないが)。



 自分はどうしてこの高校を志望したのか


 自分は将来何をしたいのか


 自分の長所や短所


この受験を通して,合否だけではなくこうした機会を得たことを,幸せに思ってもらいたい。




で,長男が調書を清書しているときのこと。

何気に見ていると,実は・・・ 


彼の字は上手だ


普段の字は,親に似てグチャグチャなのだが,実は「やるときはやる」男だったのだ。小学生の時に硬筆で表彰されたことがあるということは何となく覚えていたが,明らかに親より字が上手い。


これは,親としては複雑・・・。


少なくとも,字でマイナス評価は受けないだろうな,ということはわかるレベルだった。




字と言えば,調査書を書いてくれた長男の担任の先生。


「とめ,はらい」まで全く手抜きなく,丁寧に書いてくれていた。


調査書の封筒の表(学校名・住所・担任名など)を見ただけで,「これは時間かかっただろうな」と思わせるほど丁寧な字。自分が普段雑な字を書くだけに,その手間を想像するだけで頭が下がる。


「誠心誠意」とはこういうことか,と40過ぎて初めて理解できたような気がしたのである。



人の性格というのは,きっと字に表れる部分があるだろう。

年賀状から学級だよりまで,ほとんど何もかもがパソコンで作られる時代だけに,「丁寧な字(きれいな字とはまた違う)」は,確実に人の心をうつ。



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他人は他人,ウチはウチ

受験直前期に「学校を休ませる」家庭の方針に対しては


他人は他人,ウチはウチ


としか言いようがない。


我が家は休ませない。これだけ。


特に,阪神大震災の追悼式がある日なんて・・・。




受験間近、教室ガラガラ
asahi.com 2009年1月16日11時35分


 阪神間のある市立小学校では16日、約100人いる6年生の3分の2が欠席した。多くが、翌日の私立中受験に備えての休みだ。

 最後の追い込みで塾に行く子もいれば、風邪をうつされたくないと家にいる子もいる。あるクラスでは、空いている机を教室の後ろに寄せ、出席した子だけを前に集めて授業をした。受験による大量欠席であることは暗黙の了解だが、教室では先生は話題にしないという。

 この日は、阪神大震災の追悼式が学校であった。ある教員は「学校が二の次になっている。子どもは責められないが、健全なあり方なのか」と話す。


現状維持から一歩前へ出る

 金曜は講演会。


雪の予報だった関東地方,交通機関に乱れがなかったので,時間通りに新宿に着くことができた。とはいえ雨模様だったため,当日欠席された方もいらしたようでちょっと残念。


参加いただいた方には概ね満足して帰っていただいたようで,ホッとしている。



 今回のテーマは,今春から前倒しで改訂になる「中学数学の指導要領」の話。塾経営者の方々が対象なので,数学を知っている方ばかりではない。ということで,できる限り具体的に問題を紹介し,実際に作業をしてもらいながら,どのような能力が新たに試されようとしているのかについて,90分で話した。


 終了後に直接,「面白かったですよ」と言ってくださる方もいた。目の肥えた同業者の方に褒められるというのは,それはそれで自分の仕事に対する一つの目安になる。



 2008年の自分のテーマは「現状維持」だった。自分のペースでのんびり仕事をしながら,請け負っている仕事の精度を高めることを目標にして,あまり手広く新しいことはしないつもりだった。


 明けて2009年。今年は一歩だけ前に出ようと思う。おかげさまで現在担当している仕事はすべて継続となったので,今度はちょっとだけ前進しようと思っている。だから年明け早々大阪へ行ったり,講演をしたり。


 「わらしべ長者」さながらに,ちょっとしたきっかけをどこまでふくらませることができるのか,自分でも楽しみにしながら前に出て行こうと思っている。