針子の生存率を上げる最強の餌!「わさび」とは | ezomedakaのブログ

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針子の生存率を上げる最強の餌「わさび」

めだか飼育において針子の飼育が一番の難所です。針子は水質のの変化に弱くちょっとしたことで落ちてしまいます。

針子が落ちてしまう一番の原因は餓死です。

そんな針子の生存率を上げるためにはPSBやゾウリムシの培養などで成長を促進させ、できるだけ早く大きく育てることがポイントになります。

針子の飼育方法についての記事はこちらの記事を参考にしてください。

しかし、PSBやゾウリムシだけではどうしても成長がゆっくりになってしまうので人工飼料を与えるのですが、このわさびは針子専用の人工飼料として他の稚魚、針子の餌とは一線を画す非常に優秀なものなのです。

 

メダカの針子に必要な栄養「卵黄」が含まれている

半熟ゆでたまごのイラスト

肉食魚の餌用ヒメダカを大量に養殖されている養魚場では、針子の餌にゆで卵の卵黄をお湯で溶いたものを与えています。

これは、改良メダカの養殖と違って、プール程大きな大規模な養魚場で安定した水質と相当な数の針子がいるからできることです。

一般の改良メダカの飼育者が針子を飼育している水槽はせいぜい数十リットル程度で針子も100匹入っていれば多い方ではないでしょうか。

この水槽にお湯で溶いた卵黄をいれるとたちまち水質が悪化して逆に針子が落ちてしまいます。

その水槽に最適なお湯で溶いた卵黄、針子の数を実現できたとしても毎回ゆで卵を作るのは手間ですし、卵白も持て余してしまいます。

わさびは餌用ヒメダカの養魚場で大量生産されるときに、使用される餌を家庭用に再現したものなのです。

 

水質を悪化させない

アオコのイラスト

わさびは水質を極力悪化させないように考えられて作られています。これは、針子の死が水質悪化に直結するためです。

抜群の食いつきで適正量を与えれば食べ残しもほとんどありませんし、水質を悪化させないように卵黄の他、クロレラなどの植物性蛋白質を使用しています。こだわりぬいた製法で、まさに針子のための人工飼料です。

 

嗜好性がバツグン!!

味覚の表情のイラスト「美味しい」

わさびが特に他の針子用人工飼料と違うのは食いつきの良さです。びっくりするくらい針子がパクパク食べてくれます。

通常、針子が餌を食べているかどうかというのは分かりにくいものですが、このわさびは入れたとたんに針子があつまってきてパクパク食べている様子が分かります。

針子の餓死を防いで生存率を上げる最強の餌といわれるだけあります。

 

わさびのデメリット

「ダメ」のポーズをする人のイラスト(男性)

いいことばかり書いてきましたがわさびにもデメリットがあります。それは、値段が高いことです。アマゾンで1500円くらいします。

ただ、針子の餌なので使用量は少ないですし、一つ買えば当分は持ちます。

みなさんもわさびを使って針子を飼育してみてはいかがでしょうか。今回はここまで!!

 

 

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