メダカと塩浴について
気温の低下や日中、夜間の気温差が大きくなるとともにメダカの体調が悪くなりやすい季節です。特に弱ったメダカはこの時期に病気にかかることも多く注意が必要で、メダカが元気を取り戻すための方法として塩浴というものがあります。
塩浴はメダカの体内の浸透圧と飼育水の浸透圧を同じにすることで、メダカの体にかかる負担を減らしメダカの自然治癒力を高める働きがあります。
今回に記事は下記の越冬を意識した秋のメダカ飼育についての記事も併せて読んでください。
メダカはダツやトビウオなどの海水魚の仲間
メダカの体調が悪いときに飼育水へ塩を入れることは、メダカにさらにストレスを加えてしまうんじゃないかと心配になる方もいると思います。
でも、メダカはダツやトビウオなどの海水魚と同じダツ目に属する魚で、海水への順応も可能なほど塩に対する耐性は高く心配はいりません。
むしろ、塩を適量入れることによりメダカの体調は改善され、病気にかかりにくくなります。
低水温時に気を付ける病気は白点病
白点病は小さな寄生虫が原因で対応が遅れるとそのメダカが死んでしまうばかりか、水槽内で大繁殖してしまいます。白点虫は水温25度以下で活発に繁殖し、幼体の時はメダカに寄生して成体になるとメダカを離れて水槽内を泳ぎ回って暮らします。この白点虫は水温26度以上では繁殖できず、発症することは少ないので夏場はあまり気にする必要はありません。
白点病を防ぐためには塩を飼育水に入れてメダカの自然治癒力を上げることが重要です。
また、もし白点病に罹った場合は水槽を加温し、メチレンブルーを飼育水に添加して1週間から2週間様子を見ることで改善されます。
病気の予防以外にもさまざまなメリットがある
塩浴には魚の自然治癒力をあげて、病気を予防する効果だけではなく、活性を上げる効果もあります。よくわからないけどメダカが元気がなさそうなら塩を添加してみるのもよいかもしれません。メダカはたくさん増えて、どうしても一匹落ちたくらいでは気にしなくなってしまいがちです。
しかし、原因を探さなければ他のメダカにも波及していくこともありますのでしっかりとした対処が必要です。
えぞめだかの通販サイトです!ぜひよろしくお願いいたします。↓
ブログ村ランキングにも参加しています。バナーをクリックしていただけると非常に励みになります。↓