越冬を意識した秋のメダカ飼育
今回は越冬を意識した秋のメダカ飼育について解説していきます。
メダカは冬の間、水替えも餌も基本的にはなしです。水替えは急激な環境の変化を引き起こしますし、メダカの冬場の餌である微生物も減ってしまいます。餌に関しては、水温が著しく下がり、メダカの代謝が落ちた状態で餌を与えてもメダカは食べません。それどころか、水質を悪化させメダカが落ちる原因にもなっていきます。
つまり、メダカを無事に越冬させるためには水替え、餌やりが不要な環境を整えてあげることが肝心です。
以前紹介した一番楽で簡単なメダカの飼育方法と共通する部分も多いです。
秋のメダカの採卵に関する記事はこちらを参考にしてください。
秋のうちにメダカを十分に太らせておく
痩せたメダカは体力がなく越冬に耐えられません。できるだけ秋の間に栄養価のある餌をたっぷりと与え、太らせておきましょう。メダカを太らせるのに最適な餌はやはり「ハイグロウ」です。
なんと、ブラインシュリンプの3倍の栄養価がある、非常に優秀な人工飼料で、メダカの食いつきもバツグンです。うちのメダカはこれのおかげでブクブクに太っています。
その他メダカにおすすめの餌についてはこちらの記事を参考にしてください。
グリーンウォーターを作っておく
メダカの飼育水槽を暖かいうちにグリーンウォーターにしておきましょう。グリーンウォーターは植物プランクトンが大量発生している水の事です。この植物プランクトンが冬場のメダカの餌になります。
しかも、グリーンウォーターは水質を浄化させる作用もあるので、水替えを行わない冬場は必須の環境です。
気温が下がる季節はグリーンウォーターが発生しづらいので、暖かいうちにグリーンウォーターにしておきましょう。
以前投稿したメダカと青水の記事を参考にしてください。
大きめの水槽で越冬させる
水質や水温を安定させるために、大きな水槽で越冬させます。小さな容器では、冬場の暖かい日などには気温の変化が大きくなりメダカへの負担が大きいです。低温でも大丈夫ですので、水温の変化をあまり起こさないような環境が理想です。
大きな水槽ではメダカが自分の好きな環境に移動して越冬できるのでメダカへの負担が小さくなります。
越冬はメダカ飼育の一大イベント
越冬はメダカ飼育の一大イベントです。特別難しいことではありませんが対策をしっかりと行って冬の間のシーズンオフはゆっくりまったり、来期のメダカについて考えを巡らせたいところです。
今回はここまで!!
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