採卵はいつまで?メダカを越冬できるサイズに必要な期間
だんだんと最低気温が低くなってきて、盛夏のころに比べると針子、針子の成長が遅くなってきています。越冬に耐えられるのは大体1.5センチ程度からで、11月ころまでにはこのサイズにしなければなりません。しかし、盛夏に比べると針子の成長も鈍ってきます。越冬が可能なサイズまで育て上げられないのであれば、採卵は必要ありません。
採卵した卵については、有精卵の管理方法!100%孵化させる方法を参照してください。
今回は、越冬可能なサイズまで成長させられる期間と採卵終了時期について解説します。
メダカの越冬準備の記事についてはこちらを参照してください。
これからの季節はあらゆる手を使って針子から大きくさせる
餌を考える
越冬可能なサイズに成長させるのに残された時間はあとわずかです。
針子の成長を促進させるために、針子、稚魚の餌は栄養価の高いものを与えましょう。
PSBやゾウリムシだけでは成長は比較的緩やかです。一日に4回~5回人工飼料を与えてください。
しかし、これからの季節は早朝気温が下がっているため、少し暖かくなってきてから餌を与えるようにしてください。人工飼料のおすすめは「ハイグロウSS」と「わさび」です。
針子を最速で大きくするための記事はこちらを参照してください。
飼育容器のサイズを大きくする
針子、稚魚を過密な環境で飼育していると成長が非常に緩やかになります。
1匹当たりの泳ぐスペースが少なくなり、運動量が減るためです。
広い水槽に移して、過密飼育は避けてください。
針子、稚魚なら20リットル水槽に20匹程度が妥当ですが、もっと広くしても大丈夫です。
日光のよく当たる暖かい場所に置く
水温が下がると、活性が下がり餌食いが悪くなるため、できるだけ日光のよく当たる暖かい場所に水槽を設置してください。メダカは高温に対して非常に耐性があります。できるだけ暖かい場所を選んで日中の水温が20度を下回らないようにしましょう。
メダカの採卵はいつまでに終わればいいのか
上記の方法を実行して、針子を大きく育てていったとしても1.5センチまで成長させるにはこれからの季節だと1か月はかかります。
なので、採卵は9月いっぱいで終了しましょう。
卵はまだまだ産んでいるはずなのでもったいないですが、採卵をしたいなら室内で加温して針子、稚魚を育てるようにしてください。
越冬に向けてどこまで針子、稚魚をどこまで大きく育てられるかが勝負!!
メダカを越冬させるためには、それなりの体力が必要になります。越冬中は餌もほとんど食べていません。
そんな過酷な環境に針子、稚魚を耐えれれる大きさにするにはそれなりの期間と工夫が必要になってきます。
以前書いた針子、稚魚の飼育方法の記事も参考にしてください。
今回はここまで!!
えぞめだかの通販サイトです!ぜひよろしくお願いいたします。↓
ブログ村ランキングにも参加しています。バナーをクリックしていただけると非常に励みになります。↓