ユース1部オファーそして挑戦!
スペインのユースは全国に7グループあります。
①グループ辺り16チームで構成されるので、1部は112チーム・選手登録は単純に計算して2600人にも及びます。
レアルやバルサの1部は20チームある中で外国人枠も考え、ユースからは1割程しか昇格できない狭き門です。
こうしてみると、1部でプレーするということは本当にすごい事なんです
言葉の壁など日本人留学生には、その狭き門すら見えてこない状況でしたが、ここで嬉しいニュースがありました
今後スペインリーグを支えていく若き有望な選手達が犇めくこのリーグから、GKで留学中のアスカが今週からユース1部のテストに参加する事になったのです
テスト参加することすら許されなかった中で、オファーがあったのは本当に嬉しい事です
結果は勿論合格して欲しいですが、まずはこの狭き門に辿り着いた事は凄いと思います
この門を開く事ができるか否かは実力と運次第
ホント頑張って欲しい!
ポリゴノ契約!
嬉しいニュースです!
今週また留学生のヨシッーがポリゴノ・トレド(5部)と契約する事ができました
トレドBに所属するヒロと、日本人ダービー対決なので面白い試合になりそうです
どちらも良い結果を残して欲しいですね!
今までの日本人留学生で最高4部(セミプロリーグ)契約でしたが、その更に上の3部(プロ)契約を目指し頑張って欲しいです。
ただ4部と3部の差は技術・フィジカル以上に、スペイン語能力や仲間とのコミュニケーション、そしてファンに対する心構えなど、自分自身以外に周りの事にも気を配っていかなければいけないので留学生にとっては大きな壁となるでしょう
でもここを乗り越えなければ上のカテゴリーは更に難しいので、日頃から所属するクラブで関係者に愛されることが大切だと思います。
訪問者
今日新しい会社のメンバーがスペインに訪れました
ドイツ担当者もスペインに来てくれて、皆でとても熱い話し合いをしました
留学生皆でフットサルをやったりしてとても楽しかったし、改めて自分がやるべき事が分かった気がしました。
一人では決してできないこの事業も、この仲間なら絶対に成功させられると思いました。
沢山の仲間に支えられこの先もっと自分を磨き、一人でも多くの留学生をプロに近づけれたらと新たな目標ができました
可能性ある若者、ここに集う
パフォーマンス・怪我防止策
先日元レアルの選手、NACHOとカフェしてきました。
カンテラ出身でトップまで昇格し、怪我でリタイアしてしまったという経歴を持つ彼に色々と話を聞きました。
いっぱい聞きたい事があったのですが、別の仕事のテーマがあったので、今回はレアルのカンテラからずっと育ってきた指導方法というのを聞いてみました。
・・・・・もっとすごい練習時間や、練習方法が聞けるのかなと思いきや、練習は週に3~4回の1日2時間で、試合は週1回という何とも期待はずれな答えでした。
スペインに来た時の初めの印象は、練習日数や時間も短く、練習嫌いの人種なんだなあと思いましたが、彼曰く、人間の集中持続時間は約20~30分なのだとか。
それを超えるとパフォーマンスが下がり、更に激しいタックルをかわせなくなり怪我をする確率が高くなるというのです。
また練習の疲れによってその集中持続時間も時間の経過とともに減っていくというので、練習の内容に応じて休憩のタイミングを見極める事が大切なのです。
だから日本の部活で、朝練、夜練習を毎日行い、土・日は試合だったという事を言った時には、冗談はよせと感じで呆れられましたね。
集中力=パフォーマンス向上と怪我防止という大切な要素です。
練習時間の配分に気を配って、最大の力を引き出しましょう
怪我の功名
最近周りの留学生が怪我人続出中です。
スポーツは怪我が付き物だと思いますが、怪我を完治させる事や疲れを残さないように体を休養させる事も、技術やフィジカル練習以上に大切なトレーニングだと思います。
いくつかある良い選手の条件で、それを問われる真価の一つとして怪我を辛抱強く治す事、疲労が蓄積された際に勇気を出して自らしっかり休むことができる選手は、どんな状況も乗り越える強い選手ではないでしょうか。
痛いのを我慢してプレーし続ける「我慢強さ」と、怪我を辛抱強く完治させリハビリに取り組む「精神力の強さ」は、後者の肉体をもコントロールできる精神力の強さが真の強さだと思います。
サッカーが好きで痛いけれど我慢してプレーするのは根性というよりも、単にプレーしたいという欲求が強いだけですが、好きなサッカーをしばらく断って地道にリハビリを続ける毎日の方が精神的にも肉体的にもかなり辛いですね。
休むことが=練習をさぼるとマイナスイメージとなってしまっている日本の考え方は、可能性ある若い選手を潰してしまっている気がします。
目先の欲求の為に大切な資源である体を酷使して輝かしい未来を不意にするのか、未来の自分を信じて今を我慢して次に備える方が本当の意味でサッカーを愛しているんだと思います。
怪我をして休んでいる期間は自分をゆっくりと見つめ直す良い機会ですし、実は外から見て勉強できる事はいっぱいあります。
例えば監督目線で見る事で、復帰後には思わぬ形でレギュラーになる事もあります。
監督は何を選手に要求しているのかをピッチから離れて見る事で、冷静に判断して理解することができます。
ピッチでしか見れない状況、ピッチの外に立って初めて見える状況。
サッカーはこの両者の目が必要となってきます。
怪我とは不慮の事故ですが、思わぬ形でメンタルと戦術トレーニングになり、ライバルを差し置いて自分だけ特別練習ができてラッキーと思うべきです。
正に怪我の功名ですね。
自分の大切な体を削ってまで、今の練習に無理矢理に参加して得られる物が何なのかを、それによって失う物が何かを考える事も大事です
報告
この度ユーロプラスは新たなメンバーを加え新体制でこだわりを持って取り組む事になりました
スペイン、ドイツ、イギリス、はじめ、イタリア、ポルトガル、フランスとも既に提携に至り、来年にはヨーロッパのサッカー強国全てと国境の壁を越えて交流していければと思います。
いずれは日本人向けの指導者プログラムとして、各国の良い部分だけを集めた指導方法も開発していきます。
いつか日本がサッカーの頂点に立つように、少しでも貢献できたらと思います。
再会
先日久しぶりにある方と、思わぬ形で再会する事ができました。
2年前にスペインにコーチ研修に来た日本人留学生で、わずか1週間だけの滞在でしたがとてもサッカーに対する情熱が熱い人だったのが印象的でした。
いつか自分の力で海外のクラブにはいり指導したい・・・
そう言っていた彼から先日連絡があり、ポルトガルのベンフィカでユースの指導者として頑張っていて、マドリッドに寄るついでに会って話がしたいというメールをもらいとても嬉しく思いました
全く見知らぬ地で更に通訳もいない状態で、ポルトガルの名門ベンフィカに入るのは並々ならぬ苦労をしたのだと伺えます。
ポルトガルに渡ったいきさつや、経緯などを聞きましたが、改めて彼のサッカーにかける情熱と、相当な努力をしたことが分かりました。
短い時間でしたが色々と話ができ、ホント僕自身もすごく良い刺激を受けましね
彼の言葉で一番印象的だったのが、何事もまず行動してみて、そして何をしなければいけないかを考え行動する。
っという考えがとても共感できました。
今後も是非頑張って活躍して欲しいです。
コーチ留学とは
最近僕の周りでコーチを本格的に目指す留学生が増えてきました。
コーチ留学をするうえで、一番重要なのは何か?っと良く考えさせられます。
ここ最近資格を取るだけの為に海外に行く傾向が見られますが、本当にその資格が必要であるかもう一度よく考え直してみる事も必要かもしれません。
言葉も良く分からず、ただ資格を取る為に海外に行くのは見栄以外の効果は全く無いような気がします。
資格を取る為に語学を数か月間一生懸命やって、テストを受けてようやく資格を取得し帰国。
一見学んだかのように見られますが、数か月の時間と沢山のお金を使って知識を付けただけで大切な物を見失っていると思います。
サッカーは生き物であり常に変化し続けています。
机で勉強してサッカーが強くなるわけでもなく、現場で直接指導無しには何も得る事ができません。
資格はあくまでその現場に立つ為のツールであり、現場に立って初めて学ぶ事ができると思います。
子供や教える生徒がいてからこそ、初めて自分も学べるということです。
僕もスペインで1年かけて資格を取りましたがただの紙同然で、逆に資格も持たないけれど数年間現場で指導されているコーチの方がよほど選手育成・チームをまとめる能力と知識が高いです。
つまり1年かけて苦労して取得した権威のある海外の資格よりも、1年現場で指導した経験の方がよほど力となると思います。
今スペインに指導者留学しているYUHI君は、言葉のハンディを思わせないくらい地元クラブ(オデロット)に貢献しています。
彼がいるおかげでチームは連勝中です
YUHI君のブログを紹介します:http://profile.ameba.jp/spain-yuhi/
スポーツの場合学ぶという事は机で勉強した事を現場で試して失敗して、また机で考え直して試すということで初めて学ぶことができ、日々実験の繰り返しだと思います。
黙り虫、壁を破る
例えサッカーの知識が無い人でも現場で毎日コツコツやっていけば絶対に結果は出ると思います。
多くの人にサッカーの指導を目指して欲しいと思います。
そしていつか日本のサッカーが世界ナンバーワンと言える日が来るように
全国紙ASに掲載!FUMI GOTO
今スペインの女子リーグで活躍が期待されている日本人選手がいる事を、知る人はまだ少ないかもしれません。
FUMI GOTOこと、フミちゃんは今年の2月頃にスペインの名門(2連覇!)、ラージョバジェカーノにテスト生として練習参加していました。
そして、8月に見事プロ選手としてラージョバジェカーノと契約するに至ったのです。
まだまだ言葉の面で戦術が理解できていない部分や、仲間とのコミュニケーションがうまくいかない面もありますが、これから頭角を現していく選手だと思います。
先日スペインの全国紙ASから取材を受け、ホームページ1面に掲載されていましたので紹介します。
http://www.as.com/futbol/articulo/fumi-goto-japonesa-superliga/dasftb/20101004dasdasftb_11/Tes
ポジションはサイドバックで小柄ながら正確なパスとスピードを活かした攻撃参加でレギュラーを狙い、目標はなでしこジャパンに呼ばれる事っと高い志を持って日々の厳しい練習に取り組んでいます。
そんな異国の地で一人で挑戦し続けているFUMI GOTO の応援宜しくお願いします