コーチ留学とは
最近僕の周りでコーチを本格的に目指す留学生が増えてきました。
コーチ留学をするうえで、一番重要なのは何か?っと良く考えさせられます。
ここ最近資格を取るだけの為に海外に行く傾向が見られますが、本当にその資格が必要であるかもう一度よく考え直してみる事も必要かもしれません。
言葉も良く分からず、ただ資格を取る為に海外に行くのは見栄以外の効果は全く無いような気がします。
資格を取る為に語学を数か月間一生懸命やって、テストを受けてようやく資格を取得し帰国。
一見学んだかのように見られますが、数か月の時間と沢山のお金を使って知識を付けただけで大切な物を見失っていると思います。
サッカーは生き物であり常に変化し続けています。
机で勉強してサッカーが強くなるわけでもなく、現場で直接指導無しには何も得る事ができません。
資格はあくまでその現場に立つ為のツールであり、現場に立って初めて学ぶ事ができると思います。
子供や教える生徒がいてからこそ、初めて自分も学べるということです。
僕もスペインで1年かけて資格を取りましたがただの紙同然で、逆に資格も持たないけれど数年間現場で指導されているコーチの方がよほど選手育成・チームをまとめる能力と知識が高いです。
つまり1年かけて苦労して取得した権威のある海外の資格よりも、1年現場で指導した経験の方がよほど力となると思います。
今スペインに指導者留学しているYUHI君は、言葉のハンディを思わせないくらい地元クラブ(オデロット)に貢献しています。
彼がいるおかげでチームは連勝中です
YUHI君のブログを紹介します:http://profile.ameba.jp/spain-yuhi/
スポーツの場合学ぶという事は机で勉強した事を現場で試して失敗して、また机で考え直して試すということで初めて学ぶことができ、日々実験の繰り返しだと思います。
黙り虫、壁を破る
例えサッカーの知識が無い人でも現場で毎日コツコツやっていけば絶対に結果は出ると思います。
多くの人にサッカーの指導を目指して欲しいと思います。
そしていつか日本のサッカーが世界ナンバーワンと言える日が来るように