遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」 -72ページ目

DVD分析48「クーパ人気」

 アニメ「ドルアーガの塔」で一番人気のキャラクターは、多分クーパであろう。最初から狙って作られたキャラだったみたいだし、スタッフの愛情注ぎこみ具合もトップレベルだしね。

クーパめにございます


 まず印象的だったのが、一人称が「クーパめ」であったことかな。「クーパメ」という名前だと思う人もいるのでは?とか心配したのだが、この手の設定には常套手段的一人称なのだろうか。遠藤はそちらの趣味がないので詳しくない。


おばさんテイスト


 人間として設定されるようになってからは(クーパは妖精として起案され、その馬鹿力からゴーレム疑惑がある)、「おばちゃん」キャラとして成長している。


クーパの営業スマイル


 CVを担当しているのが茅原実里さんなのだけど、遠藤は「涼宮ハルヒの憂鬱」が結構好きで、まぁ一番好きなキャラはハルヒなんだけど、次が長門なので、その印象が強かった。

 でも実際に茅原さんに会ってみると、長門よりクーパの方が地に近い。よくしゃべる人なのだな。しかもトーンが高いから、3話のたたみかけるような長セリフが最初は耳触りかと感じたほど。


 ゲームでもそうだけど、これと思って選んだ声優さんとかは、何回も聞いているうちにシックリしてくるんだけど、茅原さん@クーパはその典型。この声でなければクーパとして成立していないね。

 改めてハルヒも見直してみたけど、長門より自然に茅原実里さんだと思える。そうそう、長門を好きになったのはコンプ研とオンラインゲームで戦うエピソードなんだけど、文化祭の次に好きなこの話の脚本が賀東さんなんだよな。面白かったんだけど、本人は「ハルヒでオレを語らないでほしい」と言ってるので、「面白かった」と言い出せないでいる。


小動物系の可愛さ?


 コメンタリーでも話してたと思うけど、クーパの作画には、それぞれ担当者の思い入れが相当に入っているらしい。それがクーパの魅力を構成していて、監督もイメージを統一する努力をわざとしていないとか。ちょっと勉強になった。


みんなで可愛く描いてるらしい

 MMORPGとかで、クーパと同じ格好をしている人も多くいるけど、きっと2期でも活躍してくれると思う。「エェーッ!」という茅原さんの声がなくなったら、現場もさびしいしね。

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【日本デジタルゲーム学会】公開講座「同人ゲームの過去、現在、未来」

 遠藤が理事を務める日本デジタルゲーム学会では、明日9/26(金)の18:00よりタイトルの公開講座を開きます。今回の講座は「同人ゲームの潮流」をテーマとした3回連続講座の1回目で、来月の2回目には「ひぐらしのなく頃に」の作者である竜騎士07氏の講演も予定しています。

 まずはその予備知識として、今回は同人ゲームがどんなものなのか?という非常に現在のゲームシーンを語る上では意義のある講演になると思います。正直、このテーマで聞きたい人が多いのかどうか不安だったのですが、予想外の反応で残席僅かという今日までの予約具合です。


 興味のある方は日本デジタルゲーム学会公開講座イベント案内 よりお申し込みください。普段、遠藤はあまり同人ゲームに接さない立場なので、非常に興味深いです。

DVD分析47「ジャイアントスライム」

 クーパとジルたちが出会う原因となったのが「ジャイアントスライム」だ。いやタダのスライムとは思えない大きさなので、多分ジャイアント。


跳ねるジャイアントスライム


 ただし、その登場シーンは結構活動的。本来のスライムがドロォーとした感じなのに対し、原作ではピョンピョン飛んでたのだが、アニメのスライムも結構飛び回る。大きさには関係ないみたいだ。


スライム相手に口上を述べるジル


 この大きさなんだが、ジルの身長や出店の規模を考えると、道幅は6mくらいだろうか。ちょっと路地に合わせて変形しているようにも見えるので、一辺が6mの立方体と近似させて体積は約200立方mほどになる。3LDKのマンションと同じくらいかな。


直撃を防ぐカーヤ


 これをやっつけると、なぜか液化してしまう。というか、粘性が著しく低下する。こうなることを予見してか、路地に避難しているカーヤのシーンから、数十cm程度の厚み(深さ)で流れているのが見れる。


スライムの川


 で、このシーンでは結構流れているのだが・・・出店部分を差し引いても道幅は4mほど、厚さが50cmとすれば、流れの長さは約100m分になるのか。こんなに流れないだろうと思っていたけど、意外にこの程度は流れそうでビックリ。どんだけ大きいんだよ!ってことだね。


溺れたジル

 流れた後の様子。溺れたジルは置いといて、左の魚が生きているのが気になる。イケスで魚を販売しているようには思えないので、これはスライムの中に取り込まれて、生きていたのではないかと考えた。

 水はふんだんにある塔内なので、そこに魚がいるのはおかしくない。スライムが水分を吸収する際に、魚も取り込んだと踏んだのだが、ちょっと調べたら韓国の屋台飲み屋では、水槽に活魚を用意して営業しているらしい。スライムの中で消化されずに生き続ける魚、というロマンは否定だな。

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DVD分析46「魔物の落下」

 アヌの夏がやってくると、上から魔物が降ってくるという塔のルールがある。

 アヌの夏が何か?というのは1期最大の謎で、幻の塔がそこに来る者を選別しているのではないか?と遠藤は推測している。いや、詳しいことは見る楽しみがなくなるので誰にも聞かないから、本当のことは知らないんだけどね。


落下する魔物たち


 メスキアの天井がどうなっているのか?これだけの空間を、上に数kmの構造物を載せたまま維持しているわけだから、それなりの強度を持った天井になるはずだ。

 構造物が崩落しているわけではないようなので、魔物だけが落ちる仕組み、そうメッシュになっているとか、ところどころに穴が開いているとかだろう。この機能がアヌの夏の間だけ発動しているってことなんだろうね。


 なぜ?とかは分からないけど、現象として理解していて、それが日常のスケジュールに組み込まれている生活をメスキアでは送っているわけだ。

 アヌの夏は数年に一度訪れるのだから、現実だったらいつ来るのかビクビクしながら生きることになると思えるのだが、この町の住人は落ち着いている。元々は塔頂者だから勇敢なのだろうか。


背景で落下してる魔物

話をするニーバPTの背後に落ちる魔物

そのアップ
上の画像の魔物部分アップ


 コメンタリーでも触れられているが、前景で芝居している後に小さく魔物落下が描かれているのは、非常に情緒があったよかった。

 歌舞伎の演出で、ちょっと名前は忘れたが、何でもない場面で1枚だけ紙吹雪用の紙を落とすことがある。何かの間違いではなく、舞台の奥行きなどを感じさせる奥ゆかしい演出。ちょうどこれと同じような感覚なんだよね。

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DVD分析45「王家のゴタゴタ」

 ギルガメス王の暗殺については、それを指示したのがマーフであると思って間違いないだろう。ではなぜ、マーフが王の暗殺を企てたのか?


王の不死身を確かめたマーフ


 「王家のゴタゴタなど関係ない」「そうでもないさ」などというやりとりから、王家にはゴタゴタが存在するらしいことがわかる。だとすると、マーフがその片方を担っているというのが前提条件となる。何せ暗殺計画の首謀者だからね。

 王家という限定が付いているので、そのゴタゴタの源泉は王権争いということになる。原作ではギル王は王子であり、バビリムは王と女神イシターの巫女が結婚して、その子供が新たな王となる世襲。マーフが首謀者たり得るには、血族の一人を祭り上げているか、クーデターなどにより新王朝を立てるつもりでないといけない。


 第8話の回想シーンの中で、ギル王の息子が遠征に出掛けるくだりがある。この遠征先に落胤がいるというのが遠藤の推測、その中の一人がカーヤであれば、ギル王とカーヤの関係も説明がつくかと思ったのだが、ギル王の年齢とその息子の遠征時期、そしてカーヤの年齢を考えると、世代が異なるのでもうワンクッション入っているのかな。

パズズと取り引きをするニーバ


 パズズは王が死ななかったことに対し、「さてどんな手品やら」みたいに予想外だった反応を示している。それに対してニーバは「明日になればわかる」のように、王が死なないことを知っていたようだ。

 ニーバの陣営が旧スーマールではないかという表現があるが、ラルサはウルクの東に位置する、これは現実の話。原作ではバビリムから川を下って東へ行くとスーマールなので、これを一緒にすると、ラルサから陸路スーマールへは遠くないことになる。地縁からも旧スーマールの可能性は高い。


 さて、マーフが首謀した暗殺計画だけど、ひょっとしたらマーフは、ギルが不死身であることを確かめたかっただけなのかも知れない。あるいは、ギルが不死身であることで、何かそれとリンクするものの存在が確認できるとか。どちらにしろ「暗殺」計画ではなかったと考えた方が自然だ。

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DVD分析44「ドルアーガの呪い」

 80年前の回想シーンの最後に、カイの口から語られる「ドルアーガの呪い」というワード。全編を通じての謎となるこの言葉だが、具体的にはギル王が死なないということに関係しているくらいしかわからない。

カイのシルエット


 ギル王が胸に剣を突き立てられている状態で見た夢?の中で、カイが「いつかあなたを繋ぎ止める」と言っている。いつかという不確定ゆえに、繋ぎ止めるが「あなたを現生に繋ぎ止める」という意味合いなら、ギルが不死身だということになるだろうか?


生き返ったギル王


 コメンタリーの中で「3機あります」的な話も出ているが、回数制限があるとも思えない。何かの力がギルの死を妨げているのなら、第8話での回想シーンで中年ギルが2人登場していることに注目すべきだろう。さしずめ、ドラゴンボールのピッコロ大魔王と神様のようなものだろうか?あるいは、単に影武者が反乱を起こしただけなのだろうか?なぜそうなったのかは謎だが、カイとギルを分かつキッカケとなっているに違いない。


 一つの存在が分化したキャラクターのパターンとして、どちらかが死ぬともう片方も死ぬというのと、両方同時に倒さないと息の根を止めることができない、がある。ギル王を暗殺するのなら、同時多重攻撃でないとダメってことなのかな。

 影武者の反乱だった場合、連れ去られたカイがどうされたのかが気になるが、それは後日検討ということで、不死身の原因はさらに謎となる。


 いずれにせよ、ギル王のセリフ「あやつの言葉は真であったな」から、カイが何らかの儀式を行ってギルを不死身にしている線が捨てがたい。

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DVD分析43「80年前」

回想シーンの始まり


 第3話の冒頭に「80年前」という断りで、原作となるゲームの世界観がアニメ化されている。アニメ化にあたって原作のままに表現されている部分は2つ、1つは第8話の「ゲーム」のアニメ化で、こちらは「ゲームの物語」のアニメ化となる。


原作ままのレッドナイト


 登場するキャラクターは、ドルアーガを除くと原作のまま出てくる。「ドルアーガの塔」での最強ナイトであるレッドナイトとの戦闘、今さらこのデザインのアニメはあり得ないけど、こうして回想シーンで一瞬だけ見るにはいいね。


魔法使いとの戦い


 レッドナイトのシーンの前に、さらに一瞬だけどメイジが現れている。状況から考えるとここはウィザードなのだろうけど、フードの色と形、ロッドの種類から推察してメイジ。


草薙ドルアーガ


 ドルアーガはこの時点では2つ目となる、通称「草薙ドルアーガ」。この大きさが問題だったとコメンタリーで語られているが、最終話付近で出てくるものより小さいように思える。いずれにせよ一撃で倒してしまうギルのワンマンアーミーは、このシリーズの強さの基準らしい。


背面ソードラック

 そのギルの背中のラック。ゲーム中にドラゴンスレイヤーだのエクスカリバーだのと色々な剣を持つわけだが、それらを用途に応じて使い分けるためには、確かにこんなギミックが存在しないとダメだね。小林誠さんのデザインセンスが光るホンの一例。

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DVD分析42「暗殺計画」

 パズズが裏1話で国王暗殺の依頼を受けたらしいことはわかる。


暗殺計画を報告するカリー


 依頼によって行われた暗殺が、どんなものだったのか?まずはニーバにとってだが、わざわざカリーに情報収集させて、この企みに干渉しようとしている。無理にでも止めさせようとしないところを見ると、この暗殺が成功しないことを事前に知っていたのだろう。


まるで用意されているかのような侵入口


 暗殺団の侵入口だが、いかにもらしいところに、いかにもらしいギミックがあって侵入できる。ここまで来ると、暗殺計画自体が何らかの予定調和によって儀礼的に行われたとさえ思える。


パズズと同行している一味


 暗殺隊もまるで洗脳でも受けているかのような様子。どちらかと言うと、パズズの仲間というより、何か邪悪な集団なのではなかろうか?


sleep系呪文


 暗殺団との戦闘で特筆すべきは、ジルにしろアーメイにしろ、結構強かったということだろう。上の写真はカーヤが放った誘眠呪文、エフェクトとして羊が出ているのは漫符的な演出、可愛らしい。カーヤの呪文には、同じ手法によるエフェクトが結構ある。


パズズ対アーメイ


 パズズと対峙するアーメイ。アーメイは物理的攻撃だけが持ち味だと思うので、このシーンは魔力のぶつかり合いではない。アーメイの攻撃に対してパズズが防御呪文を放ち、それを物理的に突破しようとして輝きが生まれているのだろう。


ジルを吹き飛ばすパズズの風呪文

 ジルに会ったパズズは、ジルを吹き飛ばすのだが、なぜ単なる風呪文を使ったのだろう。石化呪文を使えば、それ以降の邪魔は軽減されたのに(笑)

 ひょっとすると、パズズの呪文には周りの環境によって左右される因子が含まれているのかも知れない。あるいは王の周りに、何らかの魔力封じが存在しているのか?

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【おしゃべりテレビ】相澤仁美さん参加イベント

 遠藤もお手伝いしている「おしゃべりテレビ 」のサービスは、テレビ番組連動型のコミュニケーションツールで、今まではワンセグチューナーと組み合わせて使うものだったんだけど、この度要望に応えて、ワンセグチューナーがなくても楽しめるサービスになりました。


相澤仁美とおしゃべり

 おっぱい番長と言われる相澤仁美さんですが、今回のイベントではそれを直接実感することはできないです(笑)


 無料のサービスですので、上のリンクからおしゃべりテレビのクライアントをインストールして、これを機会に参加してみてください。多分遠藤も「邪神タン」で参加すると思います。

DVD分析41「育ちがいいカーヤ?」

 カーヤがどのような育ち方をしてきたのかは、想像することしかできない。ジルは「ラルサ出身マルカの子」と自ら言うのだけど、カーヤはギル王に「イシュハラ」と呼ばれるくらいしか出自が明らかになる部分がない。

 ちなみにラルサというのは、古代バビロニアの都市の1つから引用されているに違いない。ウルクの東に位置するのだが、海からは程遠い。となると「魚がうまい」のは川魚ということになるのだが・・・。


ジルに見られた瞬間


 風呂に入っているところをジルに覗かれたカーヤ。まるで何事もなかったかのように振る舞っている。第7話でケルブに覗かれたエタナがアタフタしているところを見ると、この世界全体が裸を見られても構わないわけではなさそうだ。


ジルがいると認知していながら

 となると、水知らずの人間に裸の状態で接することが日常であると考えるしかなく、そんな環境は珍しいはず。

 普通に考えれば、お姫様として育てられたから、召使に裸を見られるのなど何とも思わないってこと。ジルなど下々の者に見られても問題ないはずだけど、カーヤは姫として育てられたようには見えない。


 古代バビロニアには、「聖娼」という立場が存在する。女性が神に繋がっていて、それと交わりを持つことで信者を導く役目がある。カーヤ自身が「イシター様が言っていた」みたいな言い方で、女神イシターとの関わりを匂わせているので、カーヤが聖娼だったという可能性はある。

 オラクルという立場でいることにも説明がつくのだが、宗教や倫理感が全く異なっていることを表現することで、現代とは異なる世界ということを示しているだけかも知れない。

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