DVD分析48「クーパ人気」 | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

DVD分析48「クーパ人気」

 アニメ「ドルアーガの塔」で一番人気のキャラクターは、多分クーパであろう。最初から狙って作られたキャラだったみたいだし、スタッフの愛情注ぎこみ具合もトップレベルだしね。

クーパめにございます


 まず印象的だったのが、一人称が「クーパめ」であったことかな。「クーパメ」という名前だと思う人もいるのでは?とか心配したのだが、この手の設定には常套手段的一人称なのだろうか。遠藤はそちらの趣味がないので詳しくない。


おばさんテイスト


 人間として設定されるようになってからは(クーパは妖精として起案され、その馬鹿力からゴーレム疑惑がある)、「おばちゃん」キャラとして成長している。


クーパの営業スマイル


 CVを担当しているのが茅原実里さんなのだけど、遠藤は「涼宮ハルヒの憂鬱」が結構好きで、まぁ一番好きなキャラはハルヒなんだけど、次が長門なので、その印象が強かった。

 でも実際に茅原さんに会ってみると、長門よりクーパの方が地に近い。よくしゃべる人なのだな。しかもトーンが高いから、3話のたたみかけるような長セリフが最初は耳触りかと感じたほど。


 ゲームでもそうだけど、これと思って選んだ声優さんとかは、何回も聞いているうちにシックリしてくるんだけど、茅原さん@クーパはその典型。この声でなければクーパとして成立していないね。

 改めてハルヒも見直してみたけど、長門より自然に茅原実里さんだと思える。そうそう、長門を好きになったのはコンプ研とオンラインゲームで戦うエピソードなんだけど、文化祭の次に好きなこの話の脚本が賀東さんなんだよな。面白かったんだけど、本人は「ハルヒでオレを語らないでほしい」と言ってるので、「面白かった」と言い出せないでいる。


小動物系の可愛さ?


 コメンタリーでも話してたと思うけど、クーパの作画には、それぞれ担当者の思い入れが相当に入っているらしい。それがクーパの魅力を構成していて、監督もイメージを統一する努力をわざとしていないとか。ちょっと勉強になった。


みんなで可愛く描いてるらしい

 MMORPGとかで、クーパと同じ格好をしている人も多くいるけど、きっと2期でも活躍してくれると思う。「エェーッ!」という茅原さんの声がなくなったら、現場もさびしいしね。

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