DVD分析41「育ちがいいカーヤ?」 | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

DVD分析41「育ちがいいカーヤ?」

 カーヤがどのような育ち方をしてきたのかは、想像することしかできない。ジルは「ラルサ出身マルカの子」と自ら言うのだけど、カーヤはギル王に「イシュハラ」と呼ばれるくらいしか出自が明らかになる部分がない。

 ちなみにラルサというのは、古代バビロニアの都市の1つから引用されているに違いない。ウルクの東に位置するのだが、海からは程遠い。となると「魚がうまい」のは川魚ということになるのだが・・・。


ジルに見られた瞬間


 風呂に入っているところをジルに覗かれたカーヤ。まるで何事もなかったかのように振る舞っている。第7話でケルブに覗かれたエタナがアタフタしているところを見ると、この世界全体が裸を見られても構わないわけではなさそうだ。


ジルがいると認知していながら

 となると、水知らずの人間に裸の状態で接することが日常であると考えるしかなく、そんな環境は珍しいはず。

 普通に考えれば、お姫様として育てられたから、召使に裸を見られるのなど何とも思わないってこと。ジルなど下々の者に見られても問題ないはずだけど、カーヤは姫として育てられたようには見えない。


 古代バビロニアには、「聖娼」という立場が存在する。女性が神に繋がっていて、それと交わりを持つことで信者を導く役目がある。カーヤ自身が「イシター様が言っていた」みたいな言い方で、女神イシターとの関わりを匂わせているので、カーヤが聖娼だったという可能性はある。

 オラクルという立場でいることにも説明がつくのだが、宗教や倫理感が全く異なっていることを表現することで、現代とは異なる世界ということを示しているだけかも知れない。

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