DVD分析44「ドルアーガの呪い」
80年前の回想シーンの最後に、カイの口から語られる「ドルアーガの呪い」というワード。全編を通じての謎となるこの言葉だが、具体的にはギル王が死なないということに関係しているくらいしかわからない。
ギル王が胸に剣を突き立てられている状態で見た夢?の中で、カイが「いつかあなたを繋ぎ止める」と言っている。いつかという不確定ゆえに、繋ぎ止めるが「あなたを現生に繋ぎ止める」という意味合いなら、ギルが不死身だということになるだろうか?
コメンタリーの中で「3機あります」的な話も出ているが、回数制限があるとも思えない。何かの力がギルの死を妨げているのなら、第8話での回想シーンで中年ギルが2人登場していることに注目すべきだろう。さしずめ、ドラゴンボールのピッコロ大魔王と神様のようなものだろうか?あるいは、単に影武者が反乱を起こしただけなのだろうか?なぜそうなったのかは謎だが、カイとギルを分かつキッカケとなっているに違いない。
一つの存在が分化したキャラクターのパターンとして、どちらかが死ぬともう片方も死ぬというのと、両方同時に倒さないと息の根を止めることができない、がある。ギル王を暗殺するのなら、同時多重攻撃でないとダメってことなのかな。
影武者の反乱だった場合、連れ去られたカイがどうされたのかが気になるが、それは後日検討ということで、不死身の原因はさらに謎となる。
いずれにせよ、ギル王のセリフ「あやつの言葉は真であったな」から、カイが何らかの儀式を行ってギルを不死身にしている線が捨てがたい。
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