司馬先生のニューヨーク散歩
司馬先生のニューヨーク散歩司馬先生の街道をゆくシリーズのニューヨーク散歩これ読むの多分5度目だろうが、いいこといっぱい書いてあるのに覚えてないんだな。タウンゼントハリス…幕末に米国から来た公使。この人が創立した無料学校がニューヨーク市立大学の元になったとのこと。米国では有名ではない人らしいが墓碑には「アメリカ国民だけでなく日本国民にも満足を与えた」と彫られているそう。人はやはり誠実でなくてはいけないな。他人に対して優しくしなければいけないな。神様は絶対見てると,この歳になって思うな。しかし司馬先生の本を何十年も読んでいて、最近気づいたことだが一般世間に知られていない有能な、個性的な人をたくさん書かれているんだがそういう人たちを忘れてはいけないと気づいた。だからこのブログにもできるだけ書いていくことにする。いずれ誰かの目にふれて、その人がその人物に興味を持ってくれたらいい。偉大な人間に興味を持ってくれたら何よりだな。ドナルドキーン先生この人が有名なことは知っていた。2019年に亡くなった時もニュースになっていた。この人の事はここで書くまでもない,日本を深く理解された我が国の恩人。角田柳作先生…まれに見る名講義…と司馬先生は書かれている。この先生の事はこの本で知った。wikipediaに詳しく書いてあるのでありがたい。著作が少ないらしく残念。Ð・キーン先生は角田先生の生徒だったとのこと。角田先生はÐ・キーン先生が日本のどんな古典のどんな質問をしても解釈をくだしたと書かれている。死ぬほどの勉強をしなくてはできないことだと推察する。司馬先生曰く「いかにも明治人」自然な謙虚さ、頑質なばかりの地味さ存在そのものが古典的日本人のエキス82,3歳まで教壇に立ち、死期を予感し帰国に途についた。その機上、亡くなられたとのこと。あぁ今の日本人にこのような人いるのか…さびしい。ハーバート・ノーマン先生(1909~57)この人も角田先生の薫陶を受けた人三笠宮殿下の英語の家庭教師とのこと。殿下は「ノーマン先生のように高邁な授業ができないか」高邁を調べると衆に抜きんでていること、高い志云々私のような下賤のものだと例えこのような人に接してもその偉大さに気付くことすらできないだろうな。最後は悲劇の人だった。wikiに載ってる。バーバラ・ルーシュ先生 wikiに誕生年が見当たらないが2024年時点でご存命らしい。中世日本の研究者らしい、ネットで記事はたくさんある。この文庫本のP118から書かれてる事が、私の琴線にもふれる。中世の人たちの「生」は深い覚悟、私には理解できない何かがあって現代の私の軽さなんぞは生きてる価値もないと思う。いやしかしこのP118からの数ページでいまさらながら教養は大事だと実感するな。若い頃気づいていればな…トホホだな。教養が人品をよくするな。しかしこういう碩学者の精神や脳にまだ未発表の知識や伝えたい事がたくさんあるのに一生の時間は凡夫と同じというのは厳しいというか泣けてくるというか…もったいないというか…だからこそ引き継ぐ者はとても重要なんだな。偉大な人たちのことを現代、後世の日本人は忘れてはならないな。