司馬先生の坂の上の雲③
しかし…しかし名著だな。この本。
今から60年前に書かれたとは思えないな。
小説ではないな。記録だな。
さすが司馬先生だな。
日本人なら読まねばならない一冊だと思う。
以下心に響いた所を抜粋する。
国を守るため戦争をする。しかし金がない。でも兵器を買わねばならない。
議会にかけてる時間もない。
そこで西郷従道さんが…
山本(権兵衛)さんに「予算流用がばれりゃぁ
腹切りましょ、それで主力艦ができれば結構」と。
これが政治家の覚悟というものだな。
あぁ私もその覚悟がほしいな。
ロシアに侵略され、征服されたポーランド…
日本もロシアの奴隷にされると心配。百年後の今、
近隣国の脅威は前世紀以上だな。でも気づかされないように
されてるんだな。
秋山好古氏が旅順艦隊包囲からいったん帰国した真之に宛てた手紙
我々兄弟がこの戦争で死んで一家が滅亡しても患う事不要
兄弟とも未曾有の国難に死ねば一生の快事であると
今現在、こういう心の日本人っているのかな…
いるわけないわな。
旅順が落ちた。ロシア軍が降伏してきた際の描写。
異様な沈黙は旅順で死んだ幾万の幽魂がこの部屋に集まったようで…
その死がやっと報われたと思っていいのか…
無謀な作戦の犠牲になった人たちだから安易に報われたと言いたくないし…



