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佐藤ひろこ
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私はドイツに住んで
14年になります。
本当に早すぎます！
ついこの間、ドイツに来た
ばかりだと思ったのに～（笑）。
このままいくと、あっという間に
おばあちゃんになっちゃいそうです
ふとたまに、考える時があります。
私がおばあちゃんになった時
いったい私はどこにいるんだろう？
って。
ドイツ？
日本？
もしや他の国？
この14年を振り返ると、
私は昔、日本に帰りたくて
たまらなかった時期があります。
言葉ができないストレス
外国人という壁
日本の家族や友達を思い出すだけで
うるっと涙が出てしまうことも
よくありました。
家族の大切さや、
当たり前と思っていた
便利な日本のシステムなど
離れたから分かったことも
たくさんありました。
生まれ育ってきた母国の存在が
こんなに大きかったんだな～って
思ったのは日本を離れてから
はじめて気づいたことです。
海外に住んでいるからこそ、
やっぱり母国はあたたかく
感じますね
当たり前だった焼き鳥も
日本に帰る度に感動しっぱなし！
１４年が過ぎ、今では
ドイツの生活も慣れ、
結構、自由に生きている
今日この頃です（笑）
改めて
人生なんてあっという間に
過ぎてしまいそう～！
って焦っちゃいそうですが（笑）
このままおばあちゃんになっても
私がいつでも心にとめておきたい
ことが一つあります。
それは
どこにいても、
いくつになっても
私らしくいられる場所で
生きていたい。
その場所は、今わたしが住んでいる
ドイツなのかもしれません。
もしかしたら日本かもしれないし
他の国かもしれません。
それでも、私はやっぱり
自分の足で立ち、
自分が心地よいと思える場所で
笑いながら生きていたい、
って強く思います。
私がドイツに住んで5年くらいの間は、
ずっと「自分の存在」を確立したくて
もがき続けてきた気がします。
そのもがく葛藤を手放すことができたのは
月日が解決してくれたこともあったけれど
それ以上に、自分の存在や自立は
自分で手に入れることができるんだ
と自覚してきてからが大きいです。
私はどこかで
「誰かが幸せにしてくれる」
「誰かが何とかしてくれる」
という考えが、常にどこかに
あったんですよね。
でも、誰のせいにもせず
自分の人生は自分で決めよう
そう思いはじめた時から
心が軽くなってきました。
海外にいたら何もできない
じゃなくて
どこに住んでいたって
どこに住んでいたって
何でもできる♡
もしも私がまた新しい
場所に住むことになっても
私はきっと、どこにいても大丈夫♪
本気でそう思っています♡
私がおばあちゃんになった時には
どこにいるんだろう～♪
そう思うだけでワクワクしてきます。
どこかの島国でのんびりライフもいいな～♡
その時は、一緒に来てくれるように
夫にも説得しなきゃ（笑）
もっとたくさんの国を見たいし
たくさんの人と話してみたい。
元気いっぱいで世界中を飛び回っていたい♡
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