・在日コリアンの「監視する」 国家公安委員会の存在

 

 

以前、このような記事を書かせていただきました。

 

‐北朝鮮・中国の工作員「天国」である日本!?‐

 

新聞やテレビなどの「マスコミ情報」は、誰が見ても『選別的』なのは事実だが、だからと言って「インターネット」が全面的に正しいわけでもなく、デマや流言が飛び交い、とりわけ朝鮮半島が関わる諸問題では、その量は甚大なものだ。

 

上述記事の『山本太郎(れいわ新選組代表) おしゃべり会 香川県高松市 2020年1月29日』動画で、とある若者が幸〇実現党(カルト団体)のソースを前面に押し出す形で、「中国と北朝鮮の工作活動について、メディアや政府は牛耳られているので、あまり報道されていないと思うのですが、『拉致された日本人(?)』に成りすまして工作活動を行っていたり、土地を買い上げ、日本人を追い出し、『外国人しかいない街』をつくったり・・・・」と、明らかに現実離れした物言いをする姿から、知的な面でも、リアルな経験面でも、かなり「底の浅さ」が目立った発言だなと思いました。

 

 

世の中には、興味深い本や雑誌があるもので、本書は日本国の警察体系についての詳細を綴った内容ですが、私なりに、皆さまが気になる箇所をピックアップして、即席の記事でお届けしていこうと思います。

 

 

もともと、この国では在日コリアンに対する扱いは酷く大日本帝国時代から『その本質』は何ら変わっていない。「旧植民地人(皇国臣民)」として、名前を奪い、あらゆる強制労働や苦役に就かせたことは、当時を生きた先人の方もご指摘された史実だ。

 

‐人はお互い『恩義』を忘れない(ローソン朝鮮学校支援と澤地久枝さんの話)‐

 

政治的なイジメも、経済的な締め付けも、当書に記載された2015年6月10日『朝鮮大学校元副学部長スパイ容疑』と似たような「事件」を、公安は「何十年も前から」ずっと繰り返してきたことだ。

 

ゆえに、今さら驚くべきことではない。

 

‐シリーズ・朴烈事件を追う 最終回(天皇を「呪い殺す」と誓った男)‐

 

だから私は、彼らが「日本の安全を守る正義のヒーロー」には決して見えなく、殊に朝鮮半島との歴史を振り返れば、別件逮捕を口実に、あらゆる罪をでっち上げたり、これは朴烈の時代からそうであるように、目の前にある『現実』に呑まれることなく、現代史における日本の立場や、「アメリカの植民地」となった戦後史を類推するに、北東アジアの「鉄砲玉」として、中国や北朝鮮に露悪的な姿勢を取ることを「決定づけられている」事実に、残念なことだが、在日朝鮮人はこれからも『スケープゴート』であり続けるだろう・・・。

 

‐近くて遠い国 朝鮮 本編12(日韓軍事基地化と南朝鮮単独選挙の強行)‐

 

 

政府とマスコミが結託し、『自由主義陣営』という「言葉の自動機械」で、自分たちを正当化するプロパガンダは、公安が在日コリアンの「犯罪」を吹聴することに繋がる。

 

これには、彼らが作った秩序 - 彼らだけに恩恵がある秩序 - それに従わされる世界の他の国々を犠牲にして維持される秩序、彼らの単極「国際秩序」を断固維持しようという取り組みも含まれる。

 

マスコミに載らない海外記事 『クリミア住民は幸せなロシア人だと認めたワシントン・ポスト』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-34d724.html

 

この問題は、「世界と連動」していて、自分たちに『有利な言説』を支配しておきたい欧米諸国は、とりわけ『反米的な国』に対する攻撃を手を緩めず、「反ロシア」しかり、「反中国」なりと、とりわけ日本は前者と合わせて「反北朝鮮」「反総連」という具合に、同盟諸国間でのチームワークは事欠かさない。

 

 

単に「スパイ活動の防止」と言えば、ある種の聞こえがいいが、その大本の歴史的経緯だったり、現在の国際社会の桎梏という『マクロな見地』から物事を俯瞰すれば、大いに欺瞞に満ちた独善的なシロモノであることに気がつくでしょう。

 

 

・「不均衡すぎる」 国防政策

 

 

Youtube動画 『「国会の野良犬」の歴史を紐解く 山本太郎が吠え続けた6年間のヒストリーPV れいわ新選組』

 

永田町恐怖チャンネル

 

https://www.youtube.com/watch?v=0FP6q0hlUgg

 

北朝鮮や中露に対する「防諜」が声高に叫ばれるなか、一方で『欧米諸国』に対する「守備」は、皆無であるどころか、率先して「献上する」始末だ。

 

動画では、2分30秒山本太郎議員(当時)が触れられている。

 

内部告発サイト「ウィキリークス」は31日、米国家安全保障局(NSA)が少なくとも2006年ごろから日本の内閣、日本銀行、財務省などの幹部の盗聴を試みていたとして、米政府の関連文書を公開した。NSAによる盗聴には日本の貿易や経済活動に関わるやりとりなどが含まれていたという。

 

<中略>

 

一部の盗聴内容については米国が「ファイブ・アイズ(5つの目)」と呼び情報収集活動などで協力するオーストラリア、カナダ、英国、ニュージーランドの当局と共有していたという。

 

<中略>

 

ウィキリークスは「世界の大国が誇りを持って行動しているとは考えない方がいい」と指摘した。

 

日本経済新聞 『米、日本政府を盗聴か 内閣や日銀、大手企業も』記事より

 

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO90026390R00C15A8EA1000/

 

当文書を公開したアサンジ氏の「その後」は、『マスコミに載らない海外記事』さまのブログを拝読していただけたら分かります。

 

ある人間たちは、『売国民主党』などとレッテル貼りするが、彼らはアメリカの「異常な要求」にハッキリと「ノー」を突きつけた“最初の政権”でした。

 

‐民主党の光ケーブル盗聴拒否事件‐

 

無論、私自身としては「日本が丸腰になる」ことは反対で、ましてや今の「アングロサクソン諸国との不均衡」即刻是正すべきことに、最大限の力を注げるべきだと思います。

 

 

・『政治的和解』をもとに 日本の安全保障は「成立する」

 

 

れいわ新選組の山本太郎代表も、『外国人技能実習生』や『入管法』の問題で、「日本嫌いの外国人」が増えれば、必然的に国防を揺るがすことに繋がると指摘する。

 

-北朝鮮の『拉致問題』に関する考察(コミュニケーションは絶対に怠るな)‐

 

とりわけ、朝鮮民主主義人民共和国との関係も、朝鮮学校や総連に対する不当な圧迫や、国家としての品格を著しく欠く行動に、今の日本政府が固執しているから、歴史問題の面で、『過去の清算』に対する「頬かむり」な現状に対して、結果、北朝鮮工作員の「暴走」を誘因させ、拉致問題という痛ましい事件が起きてしまった。

 

物事は全部つながっている。

 

ゆえに、ひとつでもボタンを掛け違えれば、どんどんと状況は悪くなり、みなが望まない結果を引き起こしてしまったり、最終的には「戦争」という、恐ろしくも修正不可能なケースにまで発展してしまうだろう。

 

そうなった場合を考えて、日本国内は「酷い状況」になるだろうし、北東アジアの国として『徳のある政治』が成し遂げられなければ、根本問題としての、北朝鮮や中国との関係改善は見込めないし、一見「やっている風」に見える水際国防政策も、いたずらに周辺諸国との対立や分断を煽る、悪しき出来事として、人々にネガティブな印象を与え、さらなる負のスパイラルを生み出す要因になり、逮捕や監視が横行する生きにくい社会に進んでいくことになります。

 

 

<参考資料>

 

・『警察組織完全読本』[新装版] 宝島社

 

・マスコミに載らない海外記事 『クリミア住民は幸せなロシア人だと認めたワシントン・ポスト』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-34d724.html

 

・Youtube動画 『「国会の野良犬」の歴史を紐解く 山本太郎が吠え続けた6年間のヒストリーPV れいわ新選組』

 

https://www.youtube.com/watch?v=0FP6q0hlUgg

 

・日本経済新聞 『米、日本政府を盗聴か 内閣や日銀、大手企業も』記事

 

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO90026390R00C15A8EA1000/

 

 

<ツイッター>

 

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