関係記事

 

‐2019年 画像で振り返る中朝首脳会談‐

 

‐画像で振り返る南北首脳会談 その1‐

 

‐画像と文章で振り返る朝米首脳会談 その1‐

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その1【ピョンヤンの秋】‐

 

 

 

米国が北朝鮮に不可侵宣言採択を打診【画像出典:時事通信2/6(水)】

 
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6313878?fbclid=IwAR0BO2T8qX6j1IstLXsB4Ze-7vmM_8NwAhfzTgrubdPBSqogJ029p-SU91c

 

かっちんブログ 堅忍不抜 『米国が北朝鮮に不可侵宣言採択を打診』記事より

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12440216705.html

 

 

過去の歴史を紐解けば、自国の『植民地』である南朝鮮(韓国)に様々な形で核を持ち込んできたアメリカ。

 

‐新シリーズ・朝鮮統一と日本を考える その7(朝鮮統一問題の国際的側面と日本②)‐

 

 

原子砲(アトミック・キャノン) 

 

http://alayubiblackflag.blogspot.jp/

 

ナイキ(対空ミサイル) 

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB

 

マタドール(巡航ミサイル) ※画像手前の方 

 

http://majo44.sakura.ne.jp/trip/DC2013/UH5/09.html

 

 

メースB(巡航核ミサイル) 

 

http://13.pro.tok2.com/~kariyushi/shiseki/sonota/mb.html

 

オネスト・ジョン(地対地ロケット・核ロケット弾)

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/MGR-1_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88 )

 

リトル・ジョン(地対地ロケット・核ロケット弾)

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/MGR-3_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88 )

 

 
デイビー・クロケット(携帯用戦術核兵器)

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88_(%E6%88%A6%E8%A1%93%E6%A0%B8%E5%85%B5%E5%99%A8 )

 

 

争点となる『非核化の定義』については、アメリカは「北朝鮮本土だけに限定している」点と、そもそもの核武装の歴史的根源として、上述の米国による「極東同盟諸国の核軍事基地化」にすべてが起因している。

 

概ね国内マスコミは、そういうものを一切報じないから、かなりの情報的齟齬が生まれてきている。

 

以下を念頭において、識者の記事を読み解いていこうと思います。

 

 

『マドゥロが勝利し、北朝鮮が核を保持するのを私が願っている理由』


2019年2月16日 (土) (マスコミに載らない海外記事より)

 

公開日時:2019年2月8日 ケイトリン・ジョンストン

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-633a.html

 

報道によれば、アメリカと北朝鮮の2度目の首脳会談が、月末ベトナムで行われる予定だ。この交渉がどこに向かっているかについての専門家意見は、本質をついたものから、信じられないほど無知なものまで及ぶが、主流マスコミを鵜呑みにしている人々は、圧倒的に後者だ。トランプ支持者は、大統領が「交渉の妙技」で、平壌を完全に非核化するよう魔法のように説得してくれると信じており、主流民主党員は、トランプは愚かで、邪悪な独裁者の極悪非道な狙いを手助けしていると信じている。最近のアメリカ外交政策問題のほぼ全てで起きているのと同様、この全体像は、トランプに過度に固執するマスコミが完全に曖昧にしている。

 

リビアが核開発計画を放棄して間もなくの、アメリカによる政権転覆干渉の直接の結果、ムアマル・カダフィが街頭で殺害される世界で、大きな動機がないのだから、北朝鮮は決して非核化しないだろうと、事情を熟知した人々は言う。欧米による制裁は実に酷いものだが、リビアで起きたことと比べれば何ほどのことでもない。

 

文とトランプが、どれほど魅力的、あるいは脅迫的になろうとも、我々が知っている平壌が決して非核化しないだろうと私は思う。二つの朝鮮間に平和は確かにあり得るが、我々が知っている平壌が、簡単に朝鮮民主主義人民共和国の核兵器を断念するというのは、子供たちと愚か者向けのおとぎ話だ。だが「我々が知っている平壌」というのはキーワードだ。近いうちに、北朝鮮が自発的に核兵器を放棄し、制裁が解除され、一極世界秩序により、普通の国として扱われ得る状況がある。だがそれは、我々の誰も望まない状況だ。

   

北朝鮮は非核化せず、そうしいられるべきでもない。朝鮮民主主義人民共和国が核兵器を保有しているのは、アメリカ帝国主義の自然の結果に過ぎない。北朝鮮が非核化する唯一の方法は、北朝鮮が脅されて、帝国の塊に参加させられた場合だが、誰もそれを望むべきではない。

 

@caitoz

私が見るところ、可能性は三つしかない。

 

1.北朝鮮は、核兵器を政権転覆干渉に対する有効な抑止力として保持する

2.アメリカと全てのライバルが核兵器を放棄し、北朝鮮は核兵器を放棄する、または

3.北朝鮮が、アメリカに集中している権力同盟に入り、核兵器を放棄する

 

北朝鮮が一極世界秩序によって普通に扱われる唯一の方法は、北朝鮮が一極世界秩序に参加することだ。もし北朝鮮が、アメリカに集中した帝国に吸収されるのを認めればだ。もし北朝鮮が非核化すれば、それが起きたことになるが、それは常に北朝鮮にかけられる圧力の最終目的だった。もし金正恩が彼の前任者と十分に違っていて、もし彼がアメと鞭の適切な組み合わせを与えられれば、どうなるかわからない。北朝鮮には10兆ドルの価値に相当する天然資源があるが、制裁のため、採掘したり輸出したりできず、東西両方に、その富を自分の懐に入れようと、平壌の機嫌を伺う有力な人々がいるのは確実だ。おそらく金の支持基盤は、これまでの(私の国ニュージーランドを含め)実に多くの国々同様、朝鮮民主主義人民共和国の主権放棄に同意し、圧力を和らげるため、一極の塊に加わるよう説得される可能性がある。

 

だがこれは正確には一体何を意味するのだろう? それは国家主権を強く主張要求しようとしたもう一つの国が、いじめられ、飢えさせられて、生き残るため、アメリカに集中した帝国に加わったことを意味するだろう。帝国にもう一つ国が増え、残る吸収されない多極主義諸国政権が一つ減ることになる。

 

アメリカと、帝国として機能する同盟国の緊密なネットワークの一極世界支配に抵抗せずに、本当に反戦あるのは不可能だというのが現実だ。この帝国は、軍事的暴力の恫喝と実行なしでは、最優勢勢力であり続けることは不可能だ。軍事同盟というアメと軍事攻撃という鞭は、帝国がばらばらにならないよう保つ接着剤なのだ。これが続いている限り、世界は決して平和にはなれない。もしアメリカによる世界支配継続を支持するなら、おそらく、いくつかの戦争に、個別に反対だと主張できるが、反戦や介入主義反対だと主張することはできない。

 

北朝鮮との核戦争を防ぐ方法は、北朝鮮をそっとしておき、制裁をやめ、脅迫をやめることだ。ベネズエラ国民を支援する方法は、彼らを飢えさせている制裁を終わらせることだ。イラン国民を支援する方法は、CIAの秘密活動飢餓制裁を終わらせ、イランに決して余計な手出しをしないことだ。シリア国民を支援する方法は、ダマスカスを打倒しようとする過激派民兵に武器を与え、保護するのを止め、制裁を止め、不法占拠を止め、シリアの主権を尊重することだ。平和を推進する方法は、世界中の誰よりも平和を損なってきた組織、つまり、アメリカ帝国に反対することだ。

 

もちろん我々は、圧制から全員が自由であるよう望むべきで、もちろん我々は、世界に核兵器がないようを望むべきだ。悲惨な政権転覆干渉の一貫した実績が疑う余地ない勢力による外国政府の打倒を、我々は支援するべきでなく、残虐な扱いを逃れるため、主権を放棄するよう独立国家を脅す勢力を我々は支持するべきではない。それは我々が作り出そうとしている世界ではない。戦争挑発帝国の塊は、大きくなればなるほど、益々強力になる。もし平和と調和に満ちた世界をお望みなら、平和と調和を阻止する上で一番責任がある勢力による悪質活動への反対に注力願いたい。

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-633a.html

 

文字数の都合上、すべてを引用することは出来ませんでしたが、要約すればこうです。

 

本来アメリカ人の意識としては、北朝鮮問題をはじめ、自分たちが作り出した帝国世界に反抗する国は、いち早く潰したいが、そのために『民主主義の普及』という己に都合のいいタテマエを利用する。

 

"America is an exceptional country, we have done more good in the world"

 

こちらの方で、英語ブロガーMichikoさんがアメリカ人たちの「心境」を生々しく伝えられています。

 

そこから垣間見えるのは、極端にまで集約化された自らの行いに対する「無自覚」です。

 

‐意味不明なアメリカ人の回答を冷静に分析する‐

 

結果的に、アメリカは『世界警察』であり、『世界判事』で、『世界陪審員』です。

 

歴史的にみて、自らの圧倒的な軍事力と経済力にモノをいわせ、他国を脅して、時には侵略をして潰してきたのは、まごうことなきアメリカ自身です。それに対して「適切な対処」を行えば、世界を脅しているという「一方的なレッテル」を貼って、綺麗事やらタテマエを取っ払ったら、米軍産複合体による『世界の一元的管理』に行き着くでしょう。

 

 

No risk, no say 『"America is an exceptional country, we have done more good in the world"』

 

https://feckless.hatenablog.com/entry/2018/06/02/163846

 

一方で、表沙汰にできない残虐な政権転覆活動や、それに伴う対外戦争、結果発生する難民や棄民のなんてものは一切考慮せず、文字通り完全スルーで、現在の複雑なアメリカの政治にしろ、トランプ氏を「差別主義者」や「戦争マニア」などとキ〇ガイ扱いする民主党や米マスコミについても、ほんとうの狂人は誰なのか、彼をスケープゴートにし屈服させ、世界に軍事的緊張や社会的分断を発生させ、人々を苦しめて、汚い金の肥やしにしようとする軍産複合体の連中に尽きるなわけです。

 

無論、それに追従する日本のマスコミなんてものは、文字通りオワコンです。

 

‐ウーマン村本さん、やっぱりすごいな‐

 

‐『トレードオフ(等価交換)』を無視する植民地新聞‐

 

‐「平成後」も日本は絶賛属国中!‐

 

‐日本人がどんどん盲目になっていく・・・(「植民地的鎖国思想」の果てにあるもの)‐

 

‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 その1‐

 

‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 その2(朝鮮の永久分断を望み、アジア平和を拒む人々)‐

 

‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 最終回(中国と北朝鮮は敵 米軍産複合体に靡く人々)‐

 

文大統領にしても、引用記事にあるように決して「魅力的・脅迫的に非核化を迫っている」わけではなく、自国韓国の「独立」も含め、今最もしたたかに統一と主権回復を求めているトップの一人です。

 

下手をすれば殺されるし、失脚しかねない。

 

それは北朝鮮自身にとっても、本来核兵器のない朝鮮半島こそが、真に望む姿であり、北東アジアが最も平和にもっとも近づくことであると認識している。

 

しかしながら、現実において「それを許容しない連中」がいるから、過去の歴史からも証明されているように、韓国に核戦力を置いたり、金にモノを言わせ、あらゆるメディアや権力機関を用いて、北朝鮮を貶め、いかに「危険な国か」であるかを喧伝する『利権まみれの人たち』の目的によって、すべての物事が運ばれている。

 

概ね日本では、ごく少数をのぞき、右も左も中道も利用され、全員がアボンな状況。。。

 

ジョンストン氏がおっしゃるように、『非核化』において、北朝鮮が最も「楽な選択」というものは、アメリカの一極世界秩序に加わることでしょう。

 

しかしそうにはならない。

 

儒教文化に則ってきたこの国は、親からの遺訓を守り、今まで通り『主権国家』として、その地位を貫徹していくでしょう。

 

そして中国の存在がある。

 

中国こそ、何千年にも渡って、東アジアの文化や秩序を築き上げ、何より平和と繁栄をもたらせてきた大文明であり、この先も重要なキーパーソンとなっていくだろう。

 

欧米文明のように、冷酷な侵略と奴隷関係にもとづくやり方ではなく、いかに大国と小国が共存していくか、無駄な戦争を起こさせず、苦心惨憺したあの壮大な冊封理論を見ても、始皇帝が誕生して以来2000年以上も通用してきた。

 

それが気に食わず、大した実績もないのに、嫉妬に狂った欧米コピー国家の大日本帝国のやったことを見つめ返せば、それはもう悲惨極まりないものです。

 

‐あの戦争で我々はものすごいものを失った‐

 

地域をめちゃくちゃにして、多くの血差別社会的分断を持ち込み、今もなお『アメリカの植民地』として、その「二次創作」につとめる現政権しかり、問題は山積みです。

 

過去を変えることはできませんが、そこから教訓を得て、『新たな指針』を立てることはできる。

 

今こそ私たちは、そういうところに向き合うべき時でしょう。

 

 

<参考資料>

 

・ヤフーニュース 米国が北朝鮮に不可侵宣言採択を打診

 
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6313878?fbclid=IwAR0BO2T8qX6j1IstLXsB4Ze-7vmM_8NwAhfzTgrubdPBSqogJ029p-SU91c

 

・画像出典 時事通信2/6(水)

 

・かっちんブログ 『米国が北朝鮮に不可侵宣言採択を打診』記事

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12440216705.html

 

・マスコミに載らない海外記事 『マドゥロが勝利し、北朝鮮が核を保持するのを私が願っている理由』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-633a.html

 

・No risk,no say 『"America is an exceptional country, we have done more good in the world"』

 

https://feckless.hatenablog.com/entry/2018/06/02/163846

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

ブログランキングに参加しております。

皆さまのご支援が頂けるとありがたいです

(下のバナーをクリック)

 

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村