君といた日の続き 辻堂ゆめ著 新潮社 2022年10月20日発行 中央図書館

 

 

12月31日予約

1月24日受取可能

1月25日受取

 

 

第一章 雨、ときどき、女の子

第二章 似ているようで

第三章 父と娘と

第四章 ちい子、君は

第五章 ささやかな時の

第六章 だから、ここに

第七章 明日へ

 

2021年、新型コロナウイルス感染症のさなかで、待ちゆく人々はマスク着用。

譲は、雨の切れ目に外出した時に、女の子に遭遇。半袖Tシャツにスカート姿。肌は褐色。本人もマスクを着用しているが、駅前で、おばあさんに予備のマスクをもらったので付けているとのこと。室内でも基本的にマスク着用を続けていた。

好奇心旺盛で、スマホを不思議がる。一方で、阪神大震災や日航ジャンボ機墜落事故はしらない様子だが、マックナゲットやテレホンカードは知っていたので、譲と同じ学年にあたると推理。

譲の亡き娘との思い出を埋めるかのように1ヶ月間同居、彼女の捜し物を見つけ出して、元の場所へ送り届ける。

 

 

友永譲 1974年生まれで、自称・おじさん。9ヶ月前に離婚して、娘の遺品を手に家を出てアパートに移住。仕事は神奈川県内の自動車ディーラーの裏方で、テレワーカー。大卒時に就職留年した。

 紗友里 元妻。旧姓・中井。会社の同僚だった。譲より娘の死を軽く受け止めているように思えて、娘の死後別れた。母親が幼少期に離婚したので、絶対に離婚しないとしていたが、譲からの離婚を受け入れた。

 美玖 娘。脳腫瘍で1年前に病死。

元妻とは交際開始から8年目に結婚した。3年後の2010年に娘が生まれ、2020年に病死した。

 

和香子 4歳年上の姉。結婚している。

洋一 姉の夫。長身。

 紬(つむぎ)、晴翔(はると)、悠翔(ゆうと) 姉夫婦の子。

父母 父は家庭菜園をしている。実家は厚木基地の近くの新興住宅地の外れ。

 

ちい子 謎の女の子。10歳、小学4年生

 

吉池千佳 小学生の時、ケンスケや譲たちと遊んだ日の夜連れ去られて数日後遺体で発見された。神奈川連続少女誘拐殺人事件として、他にも4人が殺害されたが、千佳が最年少だった。ほかは小学6年生一人、中高生3人であった。ロリコンや小児性愛という言葉が日本中に知れ渡った。

 

愛の家からきた小柄な女の子、木登りができる。

愛の家からきた背の高い女の子(150cm)

ケンスケ  小学校時代の友達

ヨウタ  小学校時代の友達

父・宮脇俊三への旅 宮脇灯子著 グラフ社 平成18年12月30日第1版第1刷発行 東図書館所蔵

 

SNSとかで見かけたので借りた。

 

 

51歳で27年勤めた中央公論社(退職時は常務取締役)から、著述業へ転身。

自宅を平屋建てから3階建てのミニマンションとして、1.2階は賃貸として貸す。晩年は家賃収入にたすけられたとも、「テルミニ宮脇」テルミニはイタリア語で終点を意味する。

※2020年時点で現存している様子。

 

旅行かばんは、自ら用意し、服などもタンスから自分で取り出して詰めていくという。グラビアで撮影される場合の服は夫人が見繕っていた。

 

 

『想を練るのは布団の中で』P57~60

新婚当時の宮脇俊三「お布団大好き。この世で一番好きなのはお布団、その次は君(宮脇俊三夫人)」。ベットで布団にくるまって、まどろむことが多かった。P57

書斎で仕事しているはずの父が、書斎の手前の寝室の布団から父の足が飛び出していることも。P58

夕食後は「じゃあパパは寝るからね」と夕食後は布団に直行。午後10時まで布団でまどろんで(音楽を聞いたり、ぬいぐるみと会話したりして)、その後書斎と寝室を行き来しつつ夜明けまで執筆活動を行う。

夫人が「パパは本当によく寝るわね」と皮肉をいうと「寝てるんじゃない、原稿について考えているんだ、人が怠けているように言うな!」と怒鳴り、以後禁句となった

俊三の死後、俊三のベッドはすぐさま処分され、その場所には夫人の新しい洋服ダンスが置かれた。

 

 

『食事のわがまま』P66~69

自然にちかい状態で口にすることを好み、魚なら刺し身や塩焼き、肉ならステーキ、ほうれん草はおひたしまで。ステーキやとんかつなどの油ものを晩年でも好んだ。しかし、ステーキでも肉が硬いと食べず、魚も青魚は食べず、塩焼きでも生臭さを感じると残す。たくさん盛り付けてあるのも、「健康に良いから食べろと強要されている」と感じ嫌がった。

 

『隣人 北杜夫さん』P78~

北杜夫のベストセラー著書『どくとるマンボウ航海記』の執筆を依頼し担当編集者をしていたのが宮脇俊三であった。所帯をもつにあたって北杜夫からいい土地はないかとたずねられ、すすめたのが自宅隣であった。

1961年10月、空き地だった土地に、北杜夫の新居が完成した、1968年生まれの著者は、物心ついたときから「隣のおじちゃん(作家の北杜夫)」であった。

 

著者は、父41歳、母38歳のときの子

 

キャストに山口勝平など、脚本が薬屋のひとりごとの原作者・日向夏。1月22日は有料の同時配信もあるので、夜の部のシングルチケット購入してオンライン鑑賞

 

冒頭からなかなかの迫力。

 

最初は5人で殺害事件の推理という感じが、進むにつれて各々の出生の秘密とかが、あきらかになって、事件の概要も判明というながれ。

 

結構迷ったけど、鑑賞してよかった。

すばらしい暗闇世界  椎名誠著 新潮文庫 令和5年1月1日発行 中央図書館所蔵

 

新着一覧からの予約

1月8日予約

1月10日受取

2月1日返却

 

2016年6月、日経ナショナルジオグラフィック社から刊行された「すばらしい黄金の暗闇世界」を改題し加筆修正したとのことで、椎名誠がナショナルジオグラフィックにて連載していた「椎名誠の奇鬼驚嘆痛快話」11話分、「SFマガジン」連載の7話、書き下ろし1話をまとめた本で、エッセイ的な内容

 

 

モンゴルのホテルの朝食が、毎朝目玉焼き3個が皿に乗ったものがでてきた。3個は多すぎるので2個にしてほしいと身振り手振りで頼んだら、翌日からは3個/1皿が、2皿出され、合計6個の目玉焼きが提供された。モンゴルでゴミを漁るのはカラスではなくトナカイであったP148

 

 

 

つぶやき養生 春夏秋冬カラダにいいこと 櫻井大典著 幻冬舎 2019年1月25日第1刷発行。2019年2月28日第2刷発行 中央図書館所蔵

 

文庫版が最近発行されたので、新着一覧でみたけど、多かったので単行本にしたんだったかな。

12月31日予約

1/10受取

1/24返却期限

1/19 病院診察待ち中に読了して、返却(代わりにハヤブサ消防団を受取)

 

北海道北見市で漢方薬局を営み、Twitterで養生情報をつぶやいている。

健康に関するつぶやきをまとめて本にしたという。

2月から1月まで月ごとや季節にあった健康情報が載っている。

 

 

喫茶とまり木で待ち合わせ  沖田円著 実業之日本社 2022年9月26日初版第1刷発行 姿川地区生涯学習センター図書室所蔵

 

新着一覧からの予約だったかな。

12月19日受取

1月21日(土)返却期限

1月20日(金)返却

 

オムニバス形式の短編。一話一話は読みにくい感じだけど、全体で見ると面白くワクワクする感じ。

 

0話『きみのとまり木』

1話『家族写真』

2話『コーリング・ミー』

3話『蜃気楼の彼女』

4話『一輪の花へ花束を』

5話『僕らのとまり木』

 

 

 

0話『きみのとまり木』

 

春海・主人公の男の子。クラスで気になっている女の子・エリカに話しかけたが、返事を聞く前に自分が友達に呼ばれてしまい、そっぽ向かれてしまう。放課後に遊んだ帰りに喫茶店スリーにあの子がいるのを見つけて、その後も何度か足を運んでみていると、喫茶店の人が中に入れてくれてカフェオレをサービスして、エリカと会話ができた。近くのアパートに住んでいるが、鍵をなくしたときに、喫茶店の人が店内に招き入れてくれて、それからもここに来ていいと行ったので、通っていたとのこと。数日後、担任の先生が、エリカが転向すると伝えて、放課後に急いで喫茶店に行くとエリカが待っていて、お別れができた。

 

1話『家族写真』

「喫茶とまり木」 離婚で別れた母と娘が数ヶ月ごとに再開する場所

 

真由美 全国チェーンの雑貨店「アトリエ・アルメ」勤務。39歳。20年前(高卒入社した会社を1ヶ月でやめた後)にアルバイトで入社し、2年目に社員に、3年目に副店長、5年目には店長に抜擢されこの地へきて滉平と知り合い3年後に妊娠発覚と同時にエリアマネージャーに昇格話が出て、入籍して産休明けに昇格。現在は西浦店や中央店など7店舗をまとめるエリアマネージャーに。

佐田 西浦店店長。

三島紗綾 真由美の娘。小6。元夫と暮らす。

三島滉平 真由美の元夫。39歳。5年前に離婚。

麻里 元夫の再婚予定。32歳。

拓士(たくし) 真由美の彼氏。40歳過ぎ。

 

2話『コーリング・ミー』

「喫茶とまり木」 作家からの委託販売でハンドメイド作を販売。

 

駆(かける) 高校生。ビーズアクセサリー作家。親と来店した時、羽須美の作品が目に止まり、そのとき羽須美もいたので、声をかけてきた。

流星 駆の友達。羽須美の家の近く。

山岡 駆の友達。

羽須美(はすみ) 喫茶とまり木で知り合った同じ趣味(ハンドメイド作家)を持つ。75歳。10年以上前に旦那に先立たれたが、孫が5人いるが、一番下は駆よりも年上。

 

 

3話『蜃気楼の彼女』

「喫茶とまり木」 待ち合わせ場所

 

東京へでていた高校時代の友人・夏帆が地元へ戻ってきて連絡をよこした。夢破れ挫折して戻ってきたものと思った朱音だったが。。

 

夏帆 高校時代の友達

朱音 不動産会社の事務の仕事。26歳。駆作のアクセサリー装着。

廣瀬 会社の先輩男性。弟は喫茶店を経営している。

修(おさむ) 短大時代の友達を通じて先月知り合う。

 

 

4話『一輪の花へ花束を』

「喫茶とまり木」 依頼人との待ち合わせ場

 

仁志朔太郎 大卒入社の会社を4年半勤務して退職。

兄 「仁志よろず請負本舗」経営。

土谷花子(つちやはなこ) 祖母・藤田月子宅でルームシェアしてほしいという依頼人。24歳。来島小華(くるしまこはな)名義で女優として活躍

 

 

5話『僕らのとまり木』

「喫茶とまり木」

 

朝岡数馬 会社が倒産、同棲していたが預金通帳もろとも持ち去られ、親に電話するものの説教され。死に場所探しに出かけ、喫茶とまり木に入店するとオーナーが高校時代の友人だった。ちょうどパートが腰を痛めて人手がほしいタイミングだったので1ヶ月アルバイト勤務することに。

 

廣瀬春海 「喫茶とまり木」オーナー、25歳で開店。

松山 喫茶とまり木パート。50代女性。

エリカ  オーナーの初恋相手

 

 

奥付で紹介

『図書室のはこぶね』→予約かごへ

『弊社は買収されました!』→予約かごへ

『拝啓 交換殺人の候』→予約かごへ

『時計屋探偵の冒険 』→予約かごへ

『廃遊園地の殺人』→予約かごへ

『犬を盗む』→読了済み

希望病棟 垣谷美雨著 小学館 2020年10月11日初版第1刷発行 東図書館

 

「殺した夫が帰ってきました」の奥付で紹介されていたので予約。

12月26日受取

1月16日返却期限だけど、予約者が消えたので延長

1月30日延長した返却期限

 

『後悔病棟』の続編だが、独立したストーリー。

読了後に後悔病棟を予約。

 

 

医師の摩周湖は、品川分院から神田川病院に異動した。人付き合いは下手で、周りからは疎ましく思われていた。そんなある日、中庭でAUROAと刻印された聴診器を拾うと、聴診器をあてた患者の心の中が見えるようになった。

 

神田川病院では末期がん患者二人を受け持ち、遺伝子治療の治験をはじめる。

桜子 高校生女子

貴子 代議士夫人。36歳。膵臓がん。

 

治験開始→ふたりとも治癒

桜子は進路資金確保で風俗も視野に入れたが、調理員の桃山に一蹴され、給付型奨学金の大学を受けたが落選し。国の給付型の奨学金を得て国立大学の情報処理学科へ進学。桃山の家に下宿している。国の奨学金が決まったのは貴子の店でお試しした翌日であり、お試しで知り合った夏野とは交流し、夏にカンボジアにボランティアに行く。

貴子は、カトレア荘に住む親子と知り合い、高校生をイメージした風俗店経営に乗り出す。カトレア荘の親子のうちの母親を事務役として雇い、弁護士の有馬の助言で子供も学校へ通えるようになった。

 

 

黒田摩周湖  29歳。透き通るような美しい心を持つようにと大学教授の父親が命名。母は救急病院勤務の救急医。

 

タミ  黒田家政婦。高級チーズなどをくすねていた。

麻美  中学入学までの家庭教師。事務的な対応をされた。

 

明日美  大学1年のときの同期、アルバイトに精を出しすぎて留年したが、眼科医になった。

清水百葉 大学の同期。明日美とは交流続いていた。

 

早坂ルミ子  先輩医師。33歳。

 

権藤   摩周湖の前任の医師。札幌へ栄転異動。

香織   先輩医師。童顔だが37歳。

笹田篤志 部長。摩周湖の母とは元同僚。AUROAと刻印された聴診器のことを知っている。

岩清水展(いわしみずひらく) 有名総合病院の御曹司でもある男性医師。33歳。

 

松坂マリ江  看護師。50歳ぐらいのふくよか。

 

小出桜子 患者の一人。児童養護施設で育った高校生。16歳。都立城南高校。

 

多田恵子 児童養護施設OG。高卒業料亭に就職して、幼い子を残して病死した先妻の後釜として、料亭の後妻に入った。現在は長尾景子として、児童養護施設に幾度も寄付している。

 

ユリ  児童養護施設で同室だった。桜子が小1に時に中学生。高卒後はクリーニング工場に就職したが、その後は派遣でコールセンターのオペレーターを経て風俗。現在24歳。

摩耶  児童養護施設で同室。中3。月イチで親のアパートへ帰っている。年中ダイエットしている。

武志  児童養護施設入居。高3

アキラ 児童養護施設入居。中3、酒やタバコを飲む。巨体。

亜矢  児童養護施設入居。中2

美咲  児童養護施設入居。小6。同室

憲治  児童養護施設入居。小。

茜   児童養護施設入居。小3。同室

マサ  児童養護施設入居。小1

 

由紀子  児童養護施設の指導員。30代前半

樋口  児童養護施設の指導員、裕福な家庭育ち、桜子に進学校の都立高校への進学を押し付けた

牧田和浩 児童養護施設の指導員。昨年に中途採用の20代前半。退院する桜子を迎えに来た。

桃山  児童養護施設の調理員。桜子が入院中に入職した。

 

 桜子入院期間に夏休みがあったのと、入院中の課題レポートを由紀子が歴史と地理、牧田が英語と国語、桃山が数学と生物と家庭科を分担してこなしていたため、留年はしなかった。

 

滝沢五郎 高校の担任教師。奨学金についての知識はなかった。

フライ  クラスメイト。水泳部のエースでバタフライから略されてフライに。奨学金での大学進学予定。

夏野琢磨 クラスメイト。父は会社経営。貴子の風俗店に客としてきて、桜子と話す。

 

谷村貴子  患者の一人。代議士の妻。36歳。銀座のキャバクラ「ローズの館」勤務でキャバクラの常連の代議士と結婚。17年前に熊本に子(男子)を捨てた。退院後に無戸籍児をみつけ、風俗店経営に乗り出す。

谷村清彦  貴子の夫、貴子が風俗店経営開始後に厚生労働大臣に就任。

 姑  夫の母。80歳超え。貴子と言い合いになり、成り行きでカトレア荘で1ヶ月暮らし、最後は住民とも貴子とも打ち解ける。

雅美  夫の弟の妻 貴子より10歳以上年上。

太郎  夫の弟の息子。できの悪さでエスカレーター進学できずに、高卒後アメリカに飛ばされた。 

笑里  夫の弟の娘で高校生

山田  かつての対抗馬

有馬俊樹 選挙での対抗馬。大学院生時代にローズの館でバーテンダーをしていた。子供のいない有馬家に養子入り前は、広瀬俊樹だった。

 

稲垣  3丁目在住。谷村の支援者の一人。

東条雅行 谷村清彦の同級生で弁護士。2階建てアパート「カトレア荘」を持つ。

 

唐沢七海 8歳、母と二人暮らし。無戸籍。

唐沢奈緒子  七海の母。パート掛け持ちしている。

 

大河内庄次郎 ルミ子担当の入院患者。政界のドン。

旅立ちの日に  清水晴木著 中央公論社 2022年8月25日初版発行  東図書館所蔵

 

新着一覧からの予約し10月14日受け取り。

油断していたら返却期限に間際になっていたので、

後半は、11月の病院の診察待ちのときに、ざっくり読むことに。

 

12月下旬に年末年始に、じっくり読もうと改めて予約して借りたら、再び同じ本が届いた。

(図書館2館と地区市民センター1館の計3冊所蔵)

予約配本は、地区市民センター所蔵本より、図書館所蔵本が優先されるのかな。

1月19日返却

 

個人的に感動するお話のトップスリー入り。

 

第一話『木蓮の涙と桜』

 

桜木浩は1992年4月から、フェリーターミナルで春風亭(はるかぜてい)という定食屋を営んでいたが、オープン1年目で妻で一緒に店をやっていた陽子が事故死(契約農家から野菜を仕入れた帰りの出来事)。この先どうするかというところから物語は始まる。

1990年に浩と陽子は出会った。当時浩が勤務していた柏の洋食店に陽子が大輔を連れ来店したのがきっかけ。その後結婚し、陽子が富津市金谷で飲食店をやりたいということもあり移住し開店。

 

浩は店を休業し、再会の当てもない日が続く。妻の連れ子の大輔は一人で街なかに出かけては、浩が連れ戻す日々が続いた。自分と居るのが嫌なのではないのか、浩は落ち込むが、大輔はあるものをさがしていた。そのさなか、浩は苦手としていた総合係と同い年と判明し、親近感が湧く。そして、春風亭は再開する。大輔が小学校入学までは昼飲みだが、陽子の母やフェリーサービスセンターの職員の手助けもあり、春風亭は営業再開する。

 

そして物語は、主に桜木大輔を主軸に年月は進んでいく。

 

桜木陽子  40歳で交通事故死

桜木浩   40歳。「聞いてないよォ」が持ちネタ。『サウンド・オブ・サイレンス』が最初に買ったレコード。

桜木大輔  5歳。陽子の連れ子

 

陽子の母  大輔を引き取ってもいいと提案してきた。

椿屋誠(つばきやまこと) 40歳。フェリーサービスセンターの総合案内係。くるくるのパーマ頭。みんなからは「案内係」と呼ばれるが、浩は「総合係」と呼ぶ。

 

サクラさん  浩が金谷に来て最初に知った人。街中に桜を植えているから、サクラさんと呼ばれる、

 

堂島佐代子 春風亭の常連女性。上品な雰囲気で50歳超えている。ぬるめのお茶を好む。書道教室を開いている

畑中  堂島の友達。熱いお茶を好む。

 

 

第二話『白鳥の海』

長野五輪から半年以上経過した頃。

立花真由美は、小学生~高校卒業まで、フェリーに乗って久里浜のバレエ教室まで通って習っていた。フェリーに乗る前後にフェリーターミナルで予習復習のために一人踊っていた。高校卒業後は東京へ行き、バイトしつつバレエ団の試験を受け、入団したが、怪我が続き、ついに28歳で夢を諦めて金谷に戻る。フェリーターミナル内で高校の同級生や元カレに遭遇しぷち同窓会に。

感傷にひたり、はぁとため息をつくと、ひふへほーと小学校くらいの男の子に続けて言われ、書道教室に誘われる。最初はその時だけだったが、大輔や佐代子に誘われ、毎週通う。

佐代子が書道教室始める切っ掛けは、フェリーターミナルで踊っていた真由美を何度かみていたためと聞かされた。

 

立花真由美 28歳→29歳。

河田  高校時代の元カレ

堂島佐代子 書道教室をしている。10年前から書道教室を始めた。金谷には10数年前に移り住んだ。アーケードゲームやテレビゲームもする。

桜木大輔 小学生、佐代子の書道教室に通う。

椿屋誠 フェリーサービスセンターの総合案内係。案内係になって7年目

 

 

 

第三話『さよなら、ちいさな恋のうた』

大輔が中学2年の時。

大輔の幼馴染の柏木は、梅野に恋心をいだいていたが。転校してしまうことになり、木更津へデートしに行く。映画館で猫の恩返しを鑑賞し、きみさらずタワーへ。後日、駆け落ちしようと夕方の電車で木更津を経由して千葉まで行ったが、変える決心をしてそのまま戻って帰宅したのは午後9時。そのまま別れさせられたように転校していった。クラスメイトの噂話は大輔が一蹴していた。

 

桜木大輔  小学校時代はスポーツ万能だったが、中学校からは園芸部に入り皆を驚かせた。部で育てた野菜を、家の食堂で使い地産地消ができるため。料理人を目指しており、ヤンチャグループとは仲いいが一緒にタバコを吸うことはしない。子供の頃の夢は、スーパーサイヤ人やポケモンマスターだった。

梅野達也  大輔の友達。放送部。1年前に転校してきたが家族の都合(転勤族)で夏休み前に広島へ転校予定

柏木美穂  放送部で、1年のときに梅野とともにお昼の放送を担当した時に、梅野から映画が好きだと聞かされてから梅野が気になるが、広島に転校することを告げられる。大輔とは小学校のときに同じクラスになったり、同じ書道教室に通う幼馴染であった。

椿屋誠  フェリーサービスの総合案内係。くるくるパーマ頭が特徴。

春風亭  金谷フェリーサービスセンターでの定食屋。大輔の父の店。

幸せの鐘 フェリーサービスセンター南側の駐車場のところに恋人の聖地と呼ばれる「幸せの鐘」が設置されている。

 

第四話『卒業写真』

卒業式まであと少しの日々、大輔は町田と仲良くなった。

木更津駅近くでマウンテンバイクに乗る町田を見かけて、時間があったのもあって密かについていった先は江川海岸だった。そこで会話して仲良くなり、金谷から館山ファミリーパークへ自転車ふたり旅(町田は木更津から金谷までの20kmを自転車で移動)。その日は桜木家に宿泊し翌日に木更津へ帰っていった。その後マザー牧場にも行った。

 

卒業式の日、廊下に貼り出された写真を見て、大輔は写真部の町田は同級生を記録していたことを知るが、町田は卒業式終了後すぐの電車で空港に向かいそのまま北海道に行くというので、急いで木更津駅へ向かう途中で、浩と案内係が車で来ていたので載せてもらいなんとか木更津駅について、別れの挨拶ができた。

 

桜木大輔 進路は、東京の調理師専門学校。

町田亨  写真家志望。進路は北海道大学。幼少期に両親を亡くし、祖父母に育てられた。

柏木美穂  大輔とは小学校からの腐れ縁。映画鑑賞が趣味に。

桜木浩  ダチョウ倶楽部のギャグで滑る

椿屋誠  桜木と同年代で、桜木のギャグを町田に解説した。

 

第五話『だいせんじがけだらなよさ』

先代の案内係の話。

案内係が勤務している場に、元妻がやってきた。余命僅かで、終の住処として金谷崎病院に入院するという。後日、金谷崎病院を目指して若い女性がやってきて、母を追いかけてきたと。病院の前で、元妻からこの人は案内係さんよと紹介され、なんどか街なかをエスコートしていたが、病室の会話で父親であるとバレた。

元妻を見送ってから、長い休みをもらい、世界を見てきた。

 

菊川茂  案内係 63歳。元妻と離婚後に金谷に移住した。

貴子   元妻

久美子  三年前に娘結婚して女児を産んだ。子は明日香

 

椿屋誠  フェリーターミナルにいつも来ていた青年。人間関係でいざこざがあり仕事の毎日にも疲れて、通勤とは逆方向の電車に乗ってここにたどり着いたという。菊川は、彼をスカウトした。

     僕のことは、サクラと呼んでくれといった。

 

第六話『旅立ちの日に』

2019年春

案内係が船に乗って旅に出かけると、街なかでは噂になっていた。実際は日帰りで(海外の人から渡されたサクラの絵を遺族に渡しに)神奈川まで行って帰ってくる予定だが、盛大な見送りまでされた。船から街を見ると、サクラが植えた桜の花が、打ち上げられた花火のように咲いていた。

 

椿屋誠 66歳。フェリーターミナルの案内係

サクラ 享年90。金谷の街なかに桜を植えていた先代の案内係。今年の春に大往生した。

 

町田亨  大卒後写真家に。フェリーターミナル内にも写真の展示している。

桜木大輔 31歳。専門学校卒業後、町田とともに世界を回って料理の研究をしている。

堂島佐代子 80歳くらいで書道教室の先生を続けている。バレエ教室開講後、椅子に座って書くスタイルに改めた。

立花真由美 堂島の書道教室の隣でバレエ教室を開く

 

柏木美穂  都内で梅野と同棲中

 

 

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奥付で紹介

『おまえなんかに会いたくない』→予約して読了

『52ヘルツのクジラたち』

『星を掬う』

同姓同名(文庫) 下村敦史著 幻冬舎 令和4年9月10日初版発行、令和4年9月30日2版発行 南図書館

 

新着一覧からの予約。

1月5日受取

1月12日読み始める

1月16日返却(予約が入ったので)

 

文庫化で、描き下ろし短編が追加された。

 

 

裏表紙のあらすじ

大山正紀はサッカー選手を夢見る高校生だったが、女児惨殺事件の犯人として大山正紀が捕まった。登場人物全員同姓同名の大胆不敵ミステリー

 

小学生の小学生女児が公園のトイレで惨殺され、しばらくして容疑者が逮捕されたが、16歳だったため、犯人像より少年法が話題となった。

 

 

・『同姓同名』 P8

 

2021年1月、大山正紀が大山正紀を転落死させた事件発生が報じられた。加害者は警察に出頭した

 

ダブりとかもあるだろうけど、大山正紀だらけの登場人物の特徴。

 

大山正紀 2013年時点で、サッカー選手を夢見る高校生3年生。部のエースで、スポーツ特待生で大学進学も決まっていたが、事件の直後にその話は流れて、ライバル校のエースが獲得された。

 

大山正紀 女友達のアパート選びに付き合ったあと、スマホゲームでお目当ての娘が出るまでバイト代3万円超をつぎ込む、SNSの趣味垢は「冬弥(とうや)」。別途リアル垢もあったが。。趣味垢でリアル垢の存在を匂わせて、炎上し両方とも削除することに。

 

大山正紀 コンビニのバイト SNS名は「しゃもじ」

大山正紀 被害者の会を立ち上げた

大山正紀 50代研究者

大山正紀 30代家庭教師

大山正紀 中学生

大山正紀 細目。犯人より年上。アパート101号室に忍び込むので窓ガラスを割る。

大山正紀 団子

大山正紀 茶髪

大山正紀 中肉中背

大山正紀 キャバクラの黒服

大山正紀 高校生に襲撃された

大山正紀 ある高校生 陰キャ マンション206号室に住む

大山正紀 ある高校生 陽キャ マンション405号室に住む

 

大山正紀 被害者の会での最初の自己紹介を(自分が)最後になるように仕向けた

大山正紀 アパート101号室に住む、保育士と同棲

大山正紀 小学校教師のとき、女子児童にわいせつ事件を起こした

大山正紀 愛美ちゃん事件を起こした。

愛美ちゃん 教室カースト上位の高校生の姉を持つ

 

・『もう一つの同姓同名』 P457

描き下ろし短編

 

冒頭に御木本雄大(24)殺害の犯人として、須藤夏生(24)会社員女性が逮捕されたとのニューズ。

 

 

須藤夏生(25歳)。女性。御木本雄大に殺害される。

 

須藤夏生オフ会参加者 セミロングで、そばかすのある女性。実は須藤夏生ではない。

須藤夏生オフ会参加者 男性、本名は御木本雄大

 

ざっくりネタバレ

須藤夏生は、中学時代御木本雄大をイジメていた

御木本雄大は、同姓同名を装ったが身体的特徴で本人と判明

 

須藤夏生は、ホストへ貢ぐ資金確保のため、デリバリー風俗もしていた。

 

御木本雄大は、復讐心を燃やすために、デリバリー風俗で同姓同名の須藤夏生を指名していたが

中学時代のイジメの体験を語ったあとは、身体を合わせられなくなった。一方御木本雄大へ好意を寄せていた須藤夏生は、その日を境に風俗店を辞める。

 

お互い本人と判明し。過去のイジメを封印するため、須藤夏生連続殺人犯への正当防衛として御木本雄大を見殺しにして、自首した。

余命3000字 村崎羯諦著 小学館 2020年12月13日初版第1刷発行、2021年4月11日第8刷発行 上河内図書館所蔵 

 

「殺した夫が帰ってきました」の奥付で紹介されていたので予約。

 超短編集になるのかな。

 

12月26日受取

1月16日が延長含んでの返却期限だけど、予約者がいるようなので、

1月11日に読了

1月12日に返却。

 

・余命3000字 P3

 医師から、余命3000字を宣告された男性。最後は火事から子供を救って余命をまっとうする。

 

・彼氏がサバ缶になった  P17

 朝目覚めたら、隣りで寝ていた彼氏がサバ缶にSNSで呟いてから気持ちを切り替えて帰宅すると、サバ缶の隣にイワシ缶を見つけ、イワシ缶を放り投げて、サバ缶を美味しくいただくお話。

 

・心の洗濯やさん  P23

 ムーニ国の心の洗濯屋の子供「パニチャ」視点の物語。

 お店では、ママが店番して、汚れた心の持ち主が来店し、心を取り出して奥でパニチャとパパがゴシゴシ洗う。ある日国の偉い人が代金は弾むからと、カゴいっぱいの心と変な色の石鹸をもってきた。

 

・焼き殺せよ、恋心  P37

 恋心を抑えるために、火をつけた綿を飲み込む焼くことに。

 

・私は漢字が書けない  P43

 

・笑う橋  P53

 人を馬鹿にしたように橋が笑う。

 

・世界がそれを望んでいる  P61

 なぜか血の海ができて、不動産屋や警察が事情聴取にくる。私は1週間後に割腹自殺する前提で、物事は進んでいく。

 

・食べログ1.8のラーメン屋  P79

 くそまずいラーメン店のバイトと店長の会話。バイトは休憩時間に向かいの美味しいラーメン店へ向かったが。。。

 

・終末のそれから  P87

 オトートーと、そしてハチミツを感染症で亡くし、新しい出会いを求めて前へ進む。

 

・それはミミズクのせいだよ

 

・影  P107

 

・骸骨倶楽部  P113

 肉体を脱ぎ捨てたガイコツたちの会合。

 

・おはよう、ジョン・レノン  P123

 

・向日葵が聴こえる  P135

 

・パンクシュタット・スウィートオリオン・ハニーニー  P145

 

・幼馴染証明書  P161

 

・精神年齢10才児  P171

 内藤健司は、肉体年齢は35歳、精神年齢は10歳として小学校に入る。

 

・出産拒否  P181

 妊娠5年ともなれば、賢く会話もできる胎児のタクミだったが、

 

・不倫と花火  P189

 父の携帯から、不倫相手の橋本美香を突き止め直接接触して河川敷で線香花火をした。

 

・流れ星のお仕事  P205

 

・死人のお世話  P211

 一度は死んだ父の身の回りの世話を頼みたいという家政婦の募集に採用された。

 

・何だかんだ銀座  P221

 羽鳥祐介(ゆうすけ)は、幼少期に「お金持ち」という生物を捕獲して飼育していたが、食事は銀座で買ったもの、定期的に事務で運動させる必要があるなど飼育費用もかかり、家の事情で野生に帰す事になった。○年後、就職内定した会社の社長が直々に会いたいと呼び出された。

 

・大誤算  P239

 若くて富豪の後妻して結婚したが、富豪は200歳を超えても性欲も旺盛で、自身も120を超えて、ようやく余命半年の診断が出た。

 

・彼氏にスイッチ  P255

 

・顔に書いてある  P261

 

・↑の先 P267

 矢印のさす方向へ延々と歩いて向かった先は?

 

 

 

奥付では「あの日、君は何をした」「骨を弔う」「希望病棟」などが紹介されている