余命3000字 村崎羯諦著 小学館 2020年12月13日初版第1刷発行、2021年4月11日第8刷発行 上河内図書館所蔵 

 

「殺した夫が帰ってきました」の奥付で紹介されていたので予約。

 超短編集になるのかな。

 

12月26日受取

1月16日が延長含んでの返却期限だけど、予約者がいるようなので、

1月11日に読了

1月12日に返却。

 

・余命3000字 P3

 医師から、余命3000字を宣告された男性。最後は火事から子供を救って余命をまっとうする。

 

・彼氏がサバ缶になった  P17

 朝目覚めたら、隣りで寝ていた彼氏がサバ缶にSNSで呟いてから気持ちを切り替えて帰宅すると、サバ缶の隣にイワシ缶を見つけ、イワシ缶を放り投げて、サバ缶を美味しくいただくお話。

 

・心の洗濯やさん  P23

 ムーニ国の心の洗濯屋の子供「パニチャ」視点の物語。

 お店では、ママが店番して、汚れた心の持ち主が来店し、心を取り出して奥でパニチャとパパがゴシゴシ洗う。ある日国の偉い人が代金は弾むからと、カゴいっぱいの心と変な色の石鹸をもってきた。

 

・焼き殺せよ、恋心  P37

 恋心を抑えるために、火をつけた綿を飲み込む焼くことに。

 

・私は漢字が書けない  P43

 

・笑う橋  P53

 人を馬鹿にしたように橋が笑う。

 

・世界がそれを望んでいる  P61

 なぜか血の海ができて、不動産屋や警察が事情聴取にくる。私は1週間後に割腹自殺する前提で、物事は進んでいく。

 

・食べログ1.8のラーメン屋  P79

 くそまずいラーメン店のバイトと店長の会話。バイトは休憩時間に向かいの美味しいラーメン店へ向かったが。。。

 

・終末のそれから  P87

 オトートーと、そしてハチミツを感染症で亡くし、新しい出会いを求めて前へ進む。

 

・それはミミズクのせいだよ

 

・影  P107

 

・骸骨倶楽部  P113

 肉体を脱ぎ捨てたガイコツたちの会合。

 

・おはよう、ジョン・レノン  P123

 

・向日葵が聴こえる  P135

 

・パンクシュタット・スウィートオリオン・ハニーニー  P145

 

・幼馴染証明書  P161

 

・精神年齢10才児  P171

 内藤健司は、肉体年齢は35歳、精神年齢は10歳として小学校に入る。

 

・出産拒否  P181

 妊娠5年ともなれば、賢く会話もできる胎児のタクミだったが、

 

・不倫と花火  P189

 父の携帯から、不倫相手の橋本美香を突き止め直接接触して河川敷で線香花火をした。

 

・流れ星のお仕事  P205

 

・死人のお世話  P211

 一度は死んだ父の身の回りの世話を頼みたいという家政婦の募集に採用された。

 

・何だかんだ銀座  P221

 羽鳥祐介(ゆうすけ)は、幼少期に「お金持ち」という生物を捕獲して飼育していたが、食事は銀座で買ったもの、定期的に事務で運動させる必要があるなど飼育費用もかかり、家の事情で野生に帰す事になった。○年後、就職内定した会社の社長が直々に会いたいと呼び出された。

 

・大誤算  P239

 若くて富豪の後妻して結婚したが、富豪は200歳を超えても性欲も旺盛で、自身も120を超えて、ようやく余命半年の診断が出た。

 

・彼氏にスイッチ  P255

 

・顔に書いてある  P261

 

・↑の先 P267

 矢印のさす方向へ延々と歩いて向かった先は?

 

 

 

奥付では「あの日、君は何をした」「骨を弔う」「希望病棟」などが紹介されている