君といた日の続き 辻堂ゆめ著 新潮社 2022年10月20日発行 中央図書館
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第一章 雨、ときどき、女の子
第二章 似ているようで
第三章 父と娘と
第四章 ちい子、君は
第五章 ささやかな時の
第六章 だから、ここに
第七章 明日へ
2021年、新型コロナウイルス感染症のさなかで、待ちゆく人々はマスク着用。
譲は、雨の切れ目に外出した時に、女の子に遭遇。半袖Tシャツにスカート姿。肌は褐色。本人もマスクを着用しているが、駅前で、おばあさんに予備のマスクをもらったので付けているとのこと。室内でも基本的にマスク着用を続けていた。
好奇心旺盛で、スマホを不思議がる。一方で、阪神大震災や日航ジャンボ機墜落事故はしらない様子だが、マックナゲットやテレホンカードは知っていたので、譲と同じ学年にあたると推理。
譲の亡き娘との思い出を埋めるかのように1ヶ月間同居、彼女の捜し物を見つけ出して、元の場所へ送り届ける。
友永譲 1974年生まれで、自称・おじさん。9ヶ月前に離婚して、娘の遺品を手に家を出てアパートに移住。仕事は神奈川県内の自動車ディーラーの裏方で、テレワーカー。大卒時に就職留年した。
紗友里 元妻。旧姓・中井。会社の同僚だった。譲より娘の死を軽く受け止めているように思えて、娘の死後別れた。母親が幼少期に離婚したので、絶対に離婚しないとしていたが、譲からの離婚を受け入れた。
美玖 娘。脳腫瘍で1年前に病死。
元妻とは交際開始から8年目に結婚した。3年後の2010年に娘が生まれ、2020年に病死した。
和香子 4歳年上の姉。結婚している。
洋一 姉の夫。長身。
紬(つむぎ)、晴翔(はると)、悠翔(ゆうと) 姉夫婦の子。
父母 父は家庭菜園をしている。実家は厚木基地の近くの新興住宅地の外れ。
ちい子 謎の女の子。10歳、小学4年生
吉池千佳 小学生の時、ケンスケや譲たちと遊んだ日の夜連れ去られて数日後遺体で発見された。神奈川連続少女誘拐殺人事件として、他にも4人が殺害されたが、千佳が最年少だった。ほかは小学6年生一人、中高生3人であった。ロリコンや小児性愛という言葉が日本中に知れ渡った。
愛の家からきた小柄な女の子、木登りができる。
愛の家からきた背の高い女の子(150cm)
ケンスケ 小学校時代の友達
ヨウタ 小学校時代の友達