構造動作トレーニング・東京教室の骨盤おこしトレーニングで嬉しいことがあった。それは、股割りの開脚前屈で次の段階へステップアップした参加者があったこと。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200921/17/eni4/92/72/j/o1080081014822891674.jpg?caw=800)
股割りの開脚前屈は、恥骨結節を床につけた状態で、股関節の外旋、外転、屈曲させ、開脚前屈をする。次の段階とは、開脚前屈の状態から、股関節を内旋、内転、伸展に切り替えるコントロールをする。構造動作トレーニングの股割りでは、この切り替えしをロールオーバーという。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200921/17/eni4/3b/a4/j/o1080081014822891680.jpg?caw=800)
ロールオーバーをコントロールするまでには、股関節の外旋をキープして恥骨結節を床につけることが必要だ。
彼の場合は、8年くらい前に大阪のセミナーに参加したのが始まりで、コツコツしかし着実に実力をつけていったと思う、昨年、治療院でみたときは、股関節の外旋をキープできるようになっていたので、そろそろロールオーバーにステップアップできる予感があった。そして今回、股関節を切り替える寸前のところで躊躇してしまう、というのを何度か繰り返していたが、それを皆で見守り応援した。周りの応援は力になるもので見事に乗り越えることができた。身体操作としては難易度が高いが、動作の世界観が変わるので身体、運動を追及するものとしては、更にその先へステップアップしてほしいと思う。