何ということのない1日(2012年春)。
6時に起床。すぐに着替えてラン&ウォークへ。
派手なウェアにもすっかり慣れて恥ずかしくもなんともない。
自分が若干怖くなる。
走ると道ばたのオモシロ景色を見つけにくくなるので、
全コース歩きたくなる。写メとか撮りたい。
違う違う違う目的が違う。しっかりしろオレ。
8時半に仕事開始。
近々、税理士さんが来るので溜まった経理仕事に着手。
「ガギューーーーーーーーーーン」
「ゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン…」
また隣室の内装工事である。
今年に入ってからずっと続いている。
音質が低音中心に変わったので木工作業に入ったのだろう。
甲高い金工作業や腹に響く解体作業よりはずっと楽。
これだけ工期が長いと
職人たちの元が取れるのか心配だなぁ。
仕事中、向かいの奥さんと目が合う。
洗濯物を干すのは、奥さんとその父母(たぶん)で
分担しているらしい。今日は奥さんだった。
どうでもいい。
午後は制作サイドの打ち合わせで外出。
昼ごはんを食べ損ねたので、
途中の「富士そば」で軽く済ます。
ここのおばちゃんは、なぜいつも怒っているのか。
「そばで」「生卵で」だけの会話なのに。
長い打ち合わせから帰ったら、いろんなメールが届いている。
スケジュール出せ。インタビューの質問案出せ。
制作チームのプロフィール出せ。来週の空いている日出せ。
企画書出せ。基本「出せ系」。
「請求書出せ」はあまり来ないのが不思議だ。
これはすぐ出すのに。
SNSに付いたコメントで気分が上がる。とっても上がる。
このくらいのことでも、ずいぶん違うもんだ。
わっはっは。
ウェブとブログのアクセスログを見たら、
今週やたらと増えている。
「●者.tv」のテレアポ営業が活発化している様子。
声で聞けば同じ「エンジン」だもんな。
「間違って検索してきた会社が、
『これはイイ会社だ』とウチに発注して…」
なんていう夢を見る。昼寝してたらしい。
携帯に留守電が入ってた。
「オレです~。とっても面白いバーベキュー企画があるんだけど、
ついては女子を4人ほど…」
オレはオトナだ。
何ということのない1日だ。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を、
ようやく観ました。

メリル・ストリープを観るだけで十分に楽しめます。
ブルーのドレスがとても印象的でした。
彼女を最初に観たのがたぶん「ディア・ハンター」(1978年)。
年を重ねていくうちに、どんどん魅力が増している感じ。
「プラダを着た悪魔」(2006年ごろ?)でも
ぶっ飛んでると思ったけど、今回は圧巻です。
サッチャー女史に似てることではなく、
英国初の女性首相と現在の老女サッチャーを演じ分ける怪優です。
彼女(サッチャー女史)の台詞に、
「考えは言葉に、言葉は行動になり行動は習慣になる。
習慣は人格になり、人格は運命になる」(だったかな?)
のようなものがありました。
原典はイギリスの古い作家らしいです。
何か自己啓発のビジネス書のようで、
正直「?」と思ったのですが、ちょっと待てよ、と。
つまり、想いと結果までには
経るべきプロセスがあるということでしょうか。
今の自分に置き換えてみると、
体なんでしょうね、単純だけど。
体が絞れて軽くなると、姿勢が変わった気がします。
姿勢が変わると視点が変わるんですね、これがまた。
たとえば、これまで気にも留めなかった、
花なんかが目に留まるようになったりw。
外食したときにとても気になってイライラしていた
お店の人の対応が「まあ仕方ないかも」と思えたり。
こじつけかなぁ…
仕組みや理由はわかりませんが、
体を動かして絞れたことによって、
違うものが見えてきたような気がします。
今はその違いを楽しんでいるといったところです。
酔ったときの品の無さは
変わりないみたいですがw
とにかく。
メリル・ストリープの快演を含めて、
おもしろい映画でした。
「テレビ」の仕事。
テレビの仕事をしました。
企画構成ではなく、ハードウェアとしての
「テレビ受像器」の資料制作でした。
テレビという言葉が使われるとき、
今はネガティブな意味をもつことが多いですね。
電機メーカーの決算や番組批判、視聴率低下とか。
でも今回、ハードウェアとしての
テレビの仕事をして思ったのです。
「テレビの意味を、あいまいなまま話していないか?」
ハードウェアとしてのテレビ受像器。
許認可事業としてのテレビ局。
コンテンツとしてのテレビ番組。
儲ける仕組みとしてのテレビネットワーク。
み~んな勝手にまとめて「テレビ」。
たとえば、コンテンツとしてのテレビは
1980年代に放送作家だった景山民夫さんが
「極楽TV」を著したときから、
もう終わっていると言われていたわけで。
(それが事実かどうか知らないが、景山氏はそう書いた)
今になって「テレビは終わった」とか言われても
違和感があります。
たぶん、家庭における役割が変わったのでしょう。
学校や職場での「話題の中心」ではなくなっています。
もっとマニアックで少数に向けたコンテンツと、
それを実現する仕組みが必要だと思いました。
テレビ局員の給与は格段に下がるでしょうね。
それでも映像コンテンツを創りたいと思う人が集まればいい。
地方局のオリジナル番組なんかは面白そうだ。
放送禁止用語をバンバン使った
お笑い番組なんかは、ぜひとも観たい!
テレビを見て一緒に育ってきた昭和世代としては、
ただ叩くだけではやるせない気持ちになるのです。
志茂田景樹氏のエール on Twitter
常識
「常識がなぜ大切かはね、偉大な創意工夫もパーツに分けてしまうと
その1つ1つは常識から成り立っているからなの。
つまり、常識をユニークに組み立てていくと
常識を超えて賞賛されるものが生まれる。
だから、どの世界でも常識はちゃんと身に着けたほうがいいの。
その使いようで夢が実現するんだもの。」(5/9)
大切なもの
「今、大切にしているものはあるだろうか。
これから大切にしたいものはあるだろうか。
今はないけど、大切にしたいものを見つけたいだろうか。
この3つの気持ちのうちの1つでもあれば
あなたは自分を大切にする人です。
自信を持っていいですよ。」(4/29)
努力
「生かされている、って思いたくないか。
誰の力も借りず人一倍努力しているからちゃんと生きられる、と。
なるほど、素晴らしい考えだ。
でも、その努力が実を結ぶのは
生かされているからだって思ってごらんよ。
素晴らしい考えに謙虚な人間性が滲んで
素敵な生き方ができるよ。」(3/13)
夢
「足許を見てからね、遠くのでっかい夢を見ればいいのに、
たいていは遠くのでっかい夢をぼーっと見続けてから足許を見る。
実は足許にいいものがいっぱい転がっているのに、
ピントが合わないから見過ごすの。
それでまた遠くのでっかい夢を見るから
何も得られないんだよ。」(2/28)
安心感
「安心感はきっと誰かが見ていてくれる、
困ったときは手を差し延べてくれると信じることで生まれる。
安心感だから、5年10年なにごともなければそれでいいよね。
その安心感を揺るぎないものにするには
自分は誰かを見てあげているか、
その人が困ったときは手を差し延べられるか、なんだ。」(3/2)
(@kagekinekoより。順不同。タイトルは小島が付けました)