「ガソリン入れたか?」 -3ページ目

ノマド。


いま時代はノマドですね(笑)。
カフェなど「どこでもオフィス」にしちゃう人たちを
ノマドワーカーなんて呼んだりして。

先週末は四角大輔さんのトークショウに参加しました。
ご存知の通り、四角さんはノマドスタイルの草分けと言われています。
定義ははっきりわかりませんが、
四角さんはノマドワーカーではない気がします。
ニュージーランドと東京に、ちゃんと拠点を持っているし。
何と言っても、スケールと歴史が違う。
彼は15年かけて、あのスタイルを創ってきましたから。

ノマドは、ワークスタイルじゃなくて生き方でしょう。
四角さん自身は「自分の在り方」という表現をしていましたが。

新しい概念やスタイルが生まれたり、注目を集めたりすると、
それを言語化=定義づけする人が出てきます。
インターネットやSNSが浸透したいまは、なおさらそうですね。
「それはノマドだ」「いや違う」。議論が活発化しています。

正直どうでもいい。
ノマドにしても、四角さんや友人の彼なんかは
その定義なんて気にしていないと思う。
好きで志向しているだけ。やったもん勝ち。
誰にでも応用できる最大公約数的な
コツやノウハウはあるのでしょうが、
基本は自分で身につけて積み上げていくしかありません。

「愛という言葉が生まれた瞬間から人間の不幸が始まった。
そこで“愛されていない”という概念が生まれたから」
こんな話を聞いたことがあります。
本当かどうかわかりませんが、腹落ちしました。

さてノマド。
定義や意味なんて、気にしない。
気に入った方法だけ取り入れてもいい。
自ら「わたしはノマドワーカーだ」と言う人の話は5割引で聞く。
好きなように好きなスタイルで働こう。
それが付加価値になるかどうかは、
本人の実力と仕事相手(お客さん)が決めることです。

確かになぁ。
スタバやTSUYATAあたりでPC開いて
仕事をしている人が増えているような。
あれ、守秘義務契約とかどうなってるんだろ?
最近は業務委託契約が厳しくなって、
PCや資料(データ)を外に持ち出すのもダメだったりしますが。
クラウドを最大限に活用しているのでしょうが、
私は怖くてできません。



ウチへの誘いのセリフは…


有楽町のニュートーキョーで昔、
皿洗いのアルバイトをしたことがあります。
忙しい時期になると、総料理長が調理場に降りてくる。
そこで彼がよく言っていたセリフが
「ガロニ、おいしくできたか?」
ニンジンやアスパラなどを使った料理の付け合わせ。
彼は、その味にこだわっていました。

ガロニって日本(和食)で言えば何ですかね。
メインじゃないけれど、必ず食卓にある料理。
その料理の善し悪しが全体の味を左右する料理。
漬け物? やっぱり、みそ汁でしょう!

最近よくつくるんですよ、みそ汁。
夜に小腹が空いたときに飲むとお腹が落ち着くし、
よく眠れる(ような気がする…)。
簡単だし美味しいし飽きないし。
酔ったときでも飲みたくなる。
減量できたのも、みそ汁のおかげかも。
塩っ気さえ気をつければ万能スープですな。

デートの帰りに、
「ウチに寄って、酔い冷ましにみそ汁飲んでいかない?」
なんていう誘いは、案外イケルんじゃないか?
「君のウチで、君のつくったみそ汁が飲みたいな」
こんな男はダメ。すぐに止めましょう。

みそ汁は母性の象徴なんかじゃありません。
日本人のSOUL FOODです。
「つくってほしい」なんていう甘ちゃんと一緒だと
後で苦労すること間違いなし。
いま流行の「男料理」を誇らしげに出すんじゃなくて、
SOUL FOODのみそ汁なところがまさに“みそ”。
自分がつくったみそ汁を、好きな人と2人で飲む夜更け。
これがいいんだべ~。

$「ガソリン入れたか?」

バンドやろうぜ!

$「ガソリン入れたか?」















ひょんなことからバンドをやることになりました。
野球でランナーを送るバントではなく、
日ハムにいたオバンドーでもなく、
お昼に食べるベントーでもなくバンド。
楽団です。

ギターをやるらしい。
歌も唄うらしい。
やったことがあるか、と問われれば「ある」。
できるのか、と問われれば「参加することに意義あり」
上手いのか、と問われれば「毅然としてNO」だ。

バンドは3人組。
ドラムはイーストウエスト(だったか?)で
地区大会を勝ち残った経験のある男。
ベースはアメリカで一時、それで食っていた男。
そしてオレ…

どのような状況なのか、おわかりだろうか。
四面楚歌。背水の陣。死なばもろとも。違うか。
1か月後に課題曲3曲がある程度できなければクビらしい。
バンドそのものが解散することもあり得ると。

楽しくやれればいいじゃん!と
開き直る手もありますが。
遊びだからこそ、本気でやらないと楽しくありません。
いまのところ夜は毎日練習です。
中学以来のギターですが、
当時と比べると頭でわかっているのに
指が動かない!
英語の歌詞が出てこない!(舌が回らない)

これからまた練習です。
まずはストラップの格好いい長さを決めなければ。




愛車遍歴。


♪クルマはあくまでも快適に暮らす道具~
 クルマに乗らないとイケナイわけではないぜイエ~
 だけど好きなんだいいだろ こんなにも愛しているよ~♪

奥田民生の「And I love Car」。
確かにそうですね。年代なのでしょうかw
愛車遍歴を見ると、その人の性格も見えてきたりして。
たとえば、わたしは…

①VWゴルフ1型(30歳あたりに友人から5万円で買った)
②ホンダアクティバン(これも5万円。バイクのトランポとして)
③MGミジェット(初のオープンカー)
④VW空冷ビートル(黒のグローリー)
⑤日産サニートラック(バイクのトランポとして)
⑥トヨタラウム(唯一の新車)
⑦VW空冷ビートル(2台目。03S)
⑧フィアットパンダ(旧型、メンテに車両価格の3倍かかった!)
⑨トヨタセプターワゴン(サーフィンに便利だった)
⑩日産ADMAXバン(これから乗る予定)

覚えているのは、このくらい。
ほとんど中古で安いものばかりです。
何か見えてくるものはありますか?

思い出深いのは、ビートルとサニトラ、
セプターワゴンあたりでしょうか。
ビートルは運転していて楽しいクルマ。
サニトラは壊れないでよく働いてくれました。
セプターは、ファンボードを中積みして海によく行きました。
どうやら、ビートルは別格として、
自分は働く車が好きなようです。

ちなみに、今度の愛車(日産ADMAXバン)はこれ。
「ガソリン入れたか?」

前から見ると、ただのライトバン。
後ろはワンボックス。
まるでエジプトのスフィンクスみたいw
とっても働いてくれそうで気に入ってます!




いつもの道、新しい景色。


夕方、息抜きに散歩に出かけました。
天現寺、古川橋、麻布十番、六本木、西麻布。
いつも朝に走っているコースです。

きれいなものですね、この辺り。
遠くの東京タワーと間近の六本木ヒルズ。
レストランやアパレルショップの凝ったディスプレイが目を惹きます。
朝にはわからなかったカフェもありました。
いやはや知らなかったなぁ。

朝歩くのは、体調管理のトレーニングのため。
今回は、ボーッと息抜きのため。
目的が違うと、見える景色も違うということでしょうか。

そういえば、吉行淳之介氏のエッセイ集に
「街角の煙草屋までの旅」なんていうのもありました。
さすが有名作家は、うまいことを言う。
ちょっと読んでみたくなるタイトルです。

オーストラリアをバイクでツーリングしたときは毎日、
「今日はどこでテントを張ろうか」「夕飯、何をつくろうか」
ぐらいしか考えられなかったなぁ。
余裕がなかったよなぁ、お金も心も。
いまなら違った景色が見えるかもしれません。
ビーチリゾートで遊んだりしてねw。

今週末は、以前に仕事でご一緒した四角大輔さんの
トークセッションを聞いてきます。
四角さんは元音楽プロデューサーで、
現在はニュージーランドと東京のデュアルライフを
実践している方。
http://www.LakeEdgeNomad.com

都会生活もツーリングもノマドも旅だとするなら、
共通する醍醐味や面白さはどこにあるのか。
そこで見える新しい景色を楽しみにしています。