七夕ホタル
七夕は、息子の誕生日なので、ふと思い立って、昔のブログをたどると、そこには子供たちの姿がイキイキと描かれていて、もっと毎日、ずっと書いておけばよかったと悔やまれる。2010年7月6日のブログには、夜になって、父が大きな笹を持ってきてくれたので、手先が器用な長女(当時8歳)に、七夕飾りを作らせていると、びっくりするようなものを作ったと書かれている。いつもは、折り紙とか切り紙とか工作が大得意の、小学校教師の夫が、娘と作り、息子と私は、短冊を書いて吊るすだけなのだが、この日は夫が不在のため、娘ひとりにやらせたところ、天の川も、貝殻も、スイカも、星も、作ってくれず、飽きてすぐに終了したのだけど、なんとびっくり、オリジナルの「ホタル」登場!~当時のブログから転載~去年は、折り紙・切り紙・工作が得意な夫が、娘と一緒に創っていたので、かなりゴージャスだった。今日は帰りが遅いので、手伝ってもらえない。わたしは、こういうのは大の苦手。息子も同じだから、手を出さない。手先の器用な娘一人にまかせて、別室のパソコンの前に座っていると、小さな足が、廊下をバタバタと走ってきた。「まーち(最近、こんなふうに呼ばれている。おかあさん → ママ → ままちゃん → まーち)、見て見て!」……「何それ?」「ホタル!」なるほど、よく見れば、おしりが光っている。すごい。「自分で考えたの?」「うん!」ホタルなんて、いつ見たのだろう? 「黒じゃないの?」と聴くと、「私が観たのは、キミドリだった」と言いはる。七夕かざりにホタルが付いているのは、初めて見たが、なかなか、風情がある。~転載終了~元のデータが手元になく、画像が粗いけれど、折り紙を丸めて胴体と羽を模し、よく見ると、内側に黄色い折り紙を貼って、光源にしているのが、すごいと思う。しかも、写真に写っているだけで、3体。すっかり忘れていたので、驚いた。さらに、翌日、2010年7月7日は、藤木直人さんと綾瀬はるかさんのドラマ「ホタルノヒカリ2」がオンエアされた日だと、その日のブログに書かれている。「ホタルノヒカリ」が、放映されていたのは、2007年。~当時のブログから転載~三年前の夏、何をしていたのか、まったく覚えていない。でも、毎週、楽しみにドラマをみていた。どうして、あんなに、ハマってしまったんだろう。キッカケはなんだったんだろう?テレビなんて観るヒマもなかったのに。誰にも興味なんてなかったのに。韓国のドラマにハマったおばさまたちのように、毎回、ドキドキわくわくやきもきしていた。綾瀬はるかちゃんが扮する蛍は、ひたむきで、全力投球で、まっすぐで、かわいくて、素直に応援できたし、藤木直人さんが扮する「ぶちょお」は、かっこよくて、ダメで、もろくて、やんちゃで、とにかくスーツが似合ってた。スーツを着て職場に行くことも、おしゃれして職場に行くことも、ドキドキすることも、片思いすることも、せつなくなることも、約束がまちどおしいことも、嫉妬することも、だれかのことで翻弄されることも、なんにもなくなった、平穏すぎる日々のなかで、蛍とぶちょおを観ているのは、久々に胸キュンな時間だった。寝かしつけにいくのがめんどうだったから、夜の十時なのに、そばには、いつも娘がいた。せんたくものを一緒にたたませて、夫と息子のいない、女の子だけのリビング。わたしは、真剣に観ているから、娘の相手なんかしない。娘も、どうやら、真剣に観ているのだ。(わかってんのかなあ?)「このひと、好き!」「ぶちょお? えーーーっ このひとがいいの?」(五歳児にも、かっこよさがわかるのか?)「うん!」「どうして?」「おもしろいから」(……)「ホタルのヒカリ」は、ビデオのハードディスクに録画して、間違って消されないように「保護」までしているので、娘は、わたしが、あのドラマを好きなことを覚えている。「ホタルのヒカリ2」が放映されることを、教えてくれたのも、娘だった。「まーち、ホタルのヒカリ、テレビであるって」「え!!! いつ? いつ、いつ?」「七月って言ってたよ」「ほんま? ぜったいに、ぜったいに、ほんま? 今日じゃない?」「うん、七月って、何回も言ってた」さっそくネットで調べて、七夕にオンエアされることがわかった。すごい。また、観れるんだ!絶対に忘れないようにしなければ。わくわく!そして、7月7日。録画したものを再生しながら、ふと、思いあたった。七夕のかざりに、娘がどうして「ホタル」をつくったのか。娘の観た「きみどりのホタル」は、もしかすると、3年前の、このドラマの場面だったのかもしれない。ホタルが、発光しながら、庭先をすべる映像。その光の尾は、きみどりいろで、オーバルな残像を残す。夏の夜。ホタルが飛ぶ縁側。毎回のように出てくるシーン。3年前の夏は楽しかった。そして2010年の夏が始まる。第1話で、いきなり、プロポーズ。(えーーーっ)このさき、どんな、どんでん返しがあるんだろう。藤木直人さんが、ことさらに好きなわけではなく、「ぶちょお」が好きなのだが、あいかわらず、かっこよかった。今年の夏も、楽しく過ごせそうだ。ドラマが終わると秋。ああ、せつない。娘は、ぶちょおのこと、覚えてるかなあ。わたしは、母とは、友だちみたいには、なれなかった。娘とは、どうだろう。なれても、なれなくてもいいけど、でも、今だって、一緒に話していて、7歳の娘のほうが、ずっと、お姉さんみたいだ。なんでもわかってるみたいな気がする。すてきな恋をして、しあわせになってね。~転載終了~21歳の娘は、今、Hey! Say! JUMPの山田涼介くんが大好き。リアルな恋愛の話は、聴いたことがない。アイドルに夢中になるなんて、中学・高校のころに通過してほしかったよね、と、夫と話すけど、楽しそうなので、よし。私だって、1979年12月。中学2年のときに、浜田省吾さんの『君が人生の時…』というアルバムをFMで聴いて以来、今も大好き。2010年ごろのブログには、子どもたちのことがけっこう書いてあって、懐かしく読み返している。ブログは玉手箱のよう。七夕のことを読み返していて、「乞巧奠(きっこうでん)」という行事と、供えられている五色の布や意図を見ていると、突然、針仕事がしたくなる。針に通した糸を布にくぐらせるのは、広い海を泳いで進んでいるように感じるから。浜田えみな元のブログです。当時、子どもの名前は、仮名にしていたので、リクトとコツメになっています。リクトは、2人目が男の子だと思い込み、つけようと思っていた名前です。コツメというのは、当時、髪の毛も短かった娘の顔が、コツメカワウソというのに似ていて、すごくかわいかったので。2010年7月6日娘が七夕飾りにホタルを作ってくれたって、忘れていました!みみより日和… いつも前日あなたにつながる大きな力に気づいて。きっとたどりつける。emina21.blog9.fc2.com2011年7月7日息子は1枚の折り紙に、寄せ書きみたいな短冊を書いたようです。みみより日和… 十二歳あなたにつながる大きな力に気づいて。きっとたどりつける。emina21.blog9.fc2.com