いまのしゅんかん -3ページ目

バンのプロジェクト

この週末、わたしがドイツで二泊していた間、彼は彼でプロジェクトを進めていた。
今週末から出かけるノルウェー旅行で快適に車中泊するためのバンの荷室の天井の断熱作業である。
 
 
まず天井の形を測って図面を描き、それに合わせて板を切っていったが、バンは微妙にまっすぐではないので正確に測ることは無理で、実際に合わせながら切ったり削ったりする作業がとても大変だったらしい。しかも板は長さが2,4mもあって重いので持ち上げるのが負担だったと。
土曜日はぶっとおしで10時から23時まで12時間作業し続け、食事することも忘れて没頭していたという。
日曜日もわたしを空港でピックアップに来る23時まで作業したり買い物してたらしいが彼らしい。
 
まぁ彼にもドイツにいくか声はかけていたけど、作業する予定だったので断ってきたほどで。
せめて金曜日に空港に行く前になんちゃってすき焼きを作っておいてよかった。
 
月曜日も火曜日も当然作業。

 

 
昨日、少なくとも寝るスペースの天井部分は板が暫定取り付けでもつけられ、とりあえず空気断熱でもむき出しよりは熱放射を防ぎ、結露も改善できると思われる。
それに、もともと暖房エネルギーを節約するために、荷物を置く場所と寝るスペースとはカーテンで仕切りたいと話してて、そのための毛布というか薄いかけぶとんも買ったらしいので、荷室の天井は断熱する必要もそこまではなく。
 
彼は本当にすごい。。。
 
普段はバンを離れたところに置いているのだが、ここんとこずっと自宅の前にバンを置いて作業しているので、それをみた、お向かいに住んでいる娘の友達のお母さんが、
「クリスマス前に娘のソファをバンで運んでくれないか?」
と聞いてきて、
「いいですよー」
と快く引き受けた彼だった。
 
おとといの聖書の学びでちょうど学んだ「隣人愛」。
ちょっと違うけど、ご近所付き合いはよくしたい。
 
ちなみに、職場でもボスニア人のラボテクニシャンに頼まれて調べものをし、それを彼女から社長に話したら「いいアイデアだ」と言ってくれたそうで、とても嬉しそうだった。
よかったよかった。彼女の認めてほしいというきもちもだいぶわかってきた。
 
ちょうどラジオでも「Næstekærlighed」の話が流れてきた。

今年最後の聖書の学び -隣人愛

互いに愛し合うことのほかは、だれに対しても借りがあってはなりません。人を愛する者は、律法を全うしているのです。 「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。 愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。

更に、あなたがたは今がどんな時であるかを知っています。あなたがたが眠りから覚めるべき時が既に来ています。今や、わたしたちが信仰に入ったころよりも、救いは近づいているからです。 夜は更け、日は近づいた。だから、闇の行いを脱ぎ捨てて光の武具を身に着けましょう。 日中を歩むように、品位をもって歩もうではありませんか。酒宴と酩酊、淫乱と好色、争いとねたみを捨て、 主イエス・キリストを身にまといなさい。欲望を満足させようとして、肉に心を用いてはなりません。

(ローマ 13:8-14)

 

 

昨日は、デュッセルドルフの友達も含むメンバーとの聖書の学びがあった。

今年はなかなか全員の都合がつかなくて7回くらいしかできなかったが、わたしの新居で集まることもでき、充実した学びができたと思う。

 

しかも今年最後の学びが「隣人愛」。

 

今年1月にトランプがアメリカ大統領に就任し、世界情勢はさらに不安定になった一方で、一軒家の購入が現実味を帯び、仕事の不安でディスパレート気味だった私に彼は愛想を尽かし、あわや離婚という危機に陥った。

結局、一軒家購入の契約書にサインした直後に転職を決めて収入の安定化をはかり、また、ある出来事があってお互いに猛反省をし、相手を第一優先にすることを決め、さらに夫婦の絆は深まるに至ったが、今度は転職先でラボテクニシャンと衝突し、毎日毒を浴びストレスの大きい日々を送ることになり、関係改善のために身を削ることになった。

そして、夏に揉めて距離を置いていた友達に、先月解雇されたことを知らされ、デンマークのポストを紹介したり、知人につなげようとしたり。(解雇されてから数か月たって連絡してきたので、彼女なりに遠慮してて、やむをえず私に聞いてきたのだろう。)

 

社会情勢はどんどん悪化していく一方で、まさに「隣人愛」の試練が課せられた一年間だった。

 

でも、結果的には、新居には大満足しているし、彼とのアクティビティもさらに充実するようになったし、数々の知人たちが解雇されているのを目の当たりにして転職して本当によかったと思ったし、ボスニア人の彼女との衝突で人間の性について学べたし、困難を乗り越えることによってより大きなものを得られたと思っている。逆に、困難から逃げれば、ぐるぐると悪いループに嵌るかもしれないとも。

 

今年は、アメリカがグリーンランドを購入したいとデンマークを刺激するようなことをしてきたり、NATOの関係が危うくなったり、関税がふっかけられたり、ウクライナ情勢もイスラエル情勢も落ち着く気配がなかったり、石破おろしが起きて高市が総理大臣になったり、嫌なニュースに振り回されてきたけど、昨日の学びでは、今後世の中は悪くなっていく一方だろうとのこと、その中でわたしたちがどうふるまっていくべきなのか、さんざん話し合ったのだった。

 

来年もよくなる見込みはない。

1年前パニックになったわたしだけど、困難に耐えていくしかないのだな、と今は思っている。

オランダでクリスマス礼拝ーベツレヘムの星

 

イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、 言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」 これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。 王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。 彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。

『ユダの地、ベツレヘムよ、

お前はユダの指導者たちの中で

決していちばん小さいものではない。

お前から指導者が現れ、

わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」

そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。 そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。 彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。 学者たちはその星を見て喜びにあふれた。 家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。 ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。

(マタイ2:1-12)

 

 

日曜日は、友達夫妻とデュッセルドルフから車でオランダを目指し、買い物をし、ゴッホが「じゃがいもを食べる人々」を描いた場所であるニューネンを通り、アイントホーフェンで日本語教会のクリスマス礼拝に参加した。

 

2019年9月にも訪れた日本語教会だが、当時会場だった教会員のひとりの一軒家は売って引っ越されたので、地元教会の中にある一室で行われるようになり、そこでは初めての参加であった。

ついでに言うと、日本語での礼拝も、その6年前の礼拝以来だったのだが。2020年4月に修養会に参加するつもりだったのだが、COVID-19でキャンセルになり、コロナ禍で登山と山スキーを始めてアウトドアのアクティビティに振れたこともあり、対面での日本語集会はご無沙汰であった。

 

会場を提供されていた方は70代で、4000坪もある巨大敷地の一軒家だったので高齢の夫婦二人での管理が大変になっていたが、長年礼拝の会場として使われていたので、誰かを雇って作業してでも売ることは考えてなかったものの、たまたま信心深い人が3度も売ってくれないかと打診してきたため売る決心をされたという。

普通はそんな一軒家は固定資産税も高そうだし売りたくてもなかなか売れないのに、何の苦労もせず不動産屋を介さずにいいディールで売れたなんて奇跡のようである。

 

礼拝をしてくださったのは、日本から留学してきている改革派教会の牧師さんだったが、改革派教会が多いオランダで神学を学びにきているとのこと、同じプロテスタントでもデンマークとは違うことを初めて知ったのだった。

まぁ、デンマークはルター主義を徹底しすぎて、本当に教会が政治的な権威をもち、役所の一部として機能しており、デンマークのほうが変わっているといえるのかもしれないが。

 

ちなみに、オランダに住んでいる元義理弟がデンマークのクリスマスが恋しいと言っていたように、オランダのクリスマスはささやかで、飾りつけもそれほどなく、日本と同じようにスーパーで典型的なクリスマスソングが流れていた。

改めて、クリスマスの盛り上がりが宗教とは無関係であることを知った。

 

 

礼拝ではマタイ2章が取り上げられ、子供向けに牧師さんの一人劇が披露されたあと、大人向けに東方の博士に関するメッセージがされたが、デンマークでは公現祭がなく、wise menについてあまり知らなかったので興味深い内容だった。

牧師さんはすぐれた役者でもあり、一人でヘロデ王、召使、博士、祭司長を表情や声をすべて演じ分け、とてもわかりやすくストーリーを示してくれた。

 

なんでも、実際にイエスが生誕されたとされる紀元前7年に、木星と土星が重なった大合があり、それを見た占星術の学者が、土星はイスラエル、木星が支配者を示す星だったことから、ユダヤの王が生まれた知らせと認識したという論もあるという。

それにしても、ヘロデ王や祭司長がその知らせを恐れ、異邦人である賢者がイエスの誕生にひれ伏したというのも興味深い。

 

ちょうどわたしはデンマークから祝会のプレゼント交換にと星を作るための細長い紙のセットをもってきていたので、帰る直前に牧師さんに渡したのだった。

 

デンマークでは、11月末にデコレーションのために職場でグルッグを飲みながらこの星を作るのが定番だったりするが、実は結構難しい。ほぼ押し付けのように渡してきたが申し訳ない。ちなみにわたしが渡したのは金色の紙である。
 
クリスマスツリーはもともとゲルマン民族の冬至祭(ユール)が発祥となっていて樫の木が使われていたが、15世紀ころキリスト教に改宗しようと三位一体を彷彿とさせるような三角形のもみの木に替えられ、ベツレヘムの星として木のトップに星が飾られるようになったそうだ。
デンマークとドイツがやたらクリスマスで盛り上がるのも、キリスト教が入る前から冬至祭があったという文化的背景がある。
 
祝会は少しだけ参加して失礼したあとはまたドイツに戻り、デュッセルドルフでラーメンをごちそうになり、空港まで送ってもらい、最終便でコペンハーゲンに飛びデンマークに戻った。
 
家に帰って、オーストラリアの痛ましい事件について知った。
改めてユダヤ人の宿命について考えさせられた次第である。

デュッセルドルフ

明日のクリスマス礼拝が目的でデュッセルドルフ在住のクリスチャン友達夫妻宅訪問だったが、、、

 

お昼に、日本人のお寿司屋さんの美味しい海鮮丼をご馳走になり、、

 

 

夕方にはクリスマスマーケットに繰り出し、、、

 


 

しかしベルリンと違って電光が多く今ドキの雰囲気に、クラブか?と思うようなノリノリの音楽とあまりの人出にビビり、、、

 



郊外のお城のクリスマスマーケットに連れてもらって念願のグリューワインにありつくことができ、しっとりとした雰囲気にホッとしたのだった。

 

たくさん歩いたけど楽しかった。。

 

今、神学を学んでいるご夫妻で、その内容も興味深く、最初のアブラハムに関する講義ビデオを一緒に見て、アブラハムが生きていたとされる時代や場所(今のイラク)を調べてみたり、、

聖書の小説を大量に借りたので冬休み中に読もうと思う。

慌ただしい年の瀬

10年前からつきあいのある人がプロジェクトリーダーのアプリケーションが見事審査が通り、デンマークのエネルギー省からグラントをもらえることになり、来年早々から新しいプロジェクトが始まる見通しとなった。
新しい工場の仕事も来年の2月から、学生プロジェクトの提案も学生がいない、、など色々ペンディングしていたので、このニュースはうれしかった。うちの会社もあまり関わったことのないエレクトロニクス系のプロジェクトなので楽しみである。
 
クリスマスイベントがそれほどなくても年末はなんだかんだいつも慌ただしい。しかも今年は12月20日からクリスマス休暇で、わたしたちはノルウェーに行くので、特に今月は短いと感じる。
 
1 パスポートの申請
来年の5月でデンマークのパスポートが切れるので、旅行に行かないであろう来年頭にパスポートを申請するべく、オンラインで市役所の手続き予約をした。
帰化して初めてのパスポートの更新だが、市役所のサイトで個人IDでログインし、ブランケットに情報を入力し、希望日時を指定し、決済をして申請完了と、とても簡単。市役所にはパスポートをもっていくだけでよく、有料だが写真もとってもらえる。
 
2 歯医者
年末なのに歯痛が起きてしまい、慌てて歯医者に電話したら、5日後に予約してもらえてホッ。
火曜日の朝に行ってきてレントゲンをとってもらったら、虫歯ではないが、詰め物と神経がものすごく近くて、物理的な圧迫を感じやすいのと、冷たいものの神経過敏が起きているのだろうと。
この歯に歯磨き粉を塗ることでだいぶプロテクトされて痛みも緩和されるだろうとのこと。ただ、神経が細菌に侵されるリスクはあるので、気を付けて磨いてほしいと言われた。
 
3 乳がん検診の予約
大腸がん検査同様、50歳になってから二年ごとに案内が来るが、なんと12月29日の案内だったので、オンラインで日時を変更した。娘の退院のタイミングあたりなので微妙だが、何度でも変更可能なのでありがたい。
 
4 クリスマスクッキー作り 
 
先々週末にタネを作っていたにもかかわらず、オスロにスキー旅行に行くことになったため準備もあったりしてなかなか焼くタイミングがなかったが、今週末ドイツ在住の友達のところに泊まりにいくので、少し持っていきたいと、やっと重い腰をあげた。
 
引っ越して初めてクリスマスクッキーを焼いたので、オーブンはどんなものかと戦々恐々だったけど、前のアパートにあったオーブンよりも温度が均一で、一部が焦げるということもなく、きれいに焼けた。
アパートのときよりもスペースが小さいので最初は戸惑ったけど慣れてくればなんてこともなく。
 
いつもは、11月中に焼いて、余力があれば12月にも焼く、という感じだったけど、今回は11月に日本に行ったのでいつもに増してバタバタで、なかなか時間を確保できなかったものの、なんとか今年もクリスマスクッキーを焼けてホッとした。
 
5 バンの断熱作業(彼の仕事)
ノルウェーは暖かかったので、2泊とも車中泊で凍えずに快適に寝れたけど、結露がすごかったのと、年末はもっと寒くなるだろうし車中泊するのにやはりもっと断熱が必要だね、ということで、バンの荷室の天井部分の断熱の作業を彼が着手することになった。
 
断熱に必要な薄目の木の板がずっと在庫になかったのが、やっと入荷されるようになって作業できると思ったらしい。昨日Bauhausに行って、一緒に薄板を買いにいった。
 

アネックスの壁にBauhausで買った板が立てかけられてる。

すでに天井の梁作りには着手していたようだが。

 
あと、オスロのキャンプ場で、早朝に暖房のバッテリーが切れてしまい、エンジンをかけてしばらくしたら暖房も復活し事なきを得たのだが、暖房用バッテリーも5年たっているので寿命になってもおかしくないと彼はオンラインで購入した。でも最近はバッテリーを登録する必要があるらしく、ずっと調べていたらしい。
 
作業場を確保するために一軒家を買ったのに、日本に行くまで、なんだかんだずっと庭作業に忙殺されていたので、今やっとワークショップでの作業に専念できるようになった感じ。
ワークショップにしている離れのアネックスは防音がすごくて、わたしも全然音が聞こえないのだが、夜中に作業しても全然音が外に漏れないので本当にありがたいと。前のアパートでは、どんなに静かに作業しても文句言われ、週末も夕方以降も作業しにくかったので、いつでもパワーツールを使えるのはラクらしい。
 
というか、前のアパートは、近所の騒音もうるさく、近所で誰かがパーティするとなかなか寝れなかったが、この家は近くに小学校と高校があるのに、全然音が聞こえない。かなり頻繁にパーティもしているはずだが、、、その気配を感じたことは皆無である。
 
やっぱりこの家を買ってよかったとしみじみ思う年の瀬である。

初釜の準備稽古

 
1月にある社中だけの初釜は、私を除きほとんど初心者なのに茶事形式で行い、順番に懐石を出したあと、お茶はわたしの台子重ね茶碗濃茶のお点前のみにするそうで、最初で最後のお稽古を昨日やった。
 
それもあって、久しぶりに着物を着ることにしたのだが、、、、、

 

 
大失敗。
気を付けていたのに、おはしょりの仮紐の位置が高すぎて、裾がまとまらず、柄杓をもって台子の正面から点前座の間を座ったまま回るたびにはだけてきて大変だった。柄杓は酌立てからの扱いで、頻繁に動かなければならないのに。言い訳だけど、この度の激太りでお腹周りの肉がすごいことになっていて、もはやウェストという概念はなく腰の位置がわかりにくい。。
本番では絹の紋付の着物に、日本で購入したばかりの帯を着付ける予定なので、家であらかじめ着付けの練習をしておこう。。。
 
 
酷似している長板点前は何度か稽古したし、あらかじめ台子濃茶の動画も見ていたので大体の流れはわかっていたけど、重ね茶碗はほとんどお稽古したことがないので戸惑うことも多々。。。

 

 
家に帰ってから本を見ながら復習。。
今週末は明後日から2泊3日で出かけるし、来週末からはノルウェーにスキー旅行で年明けまでクリスマス休暇なので、意外に時間がない。まぁノルウェーでも勉強すればいいんだけど。

ホルモン問題

生後一か月半の赤ちゃんを見にいってきた。
 
子宮口全開から出産まで3時間もかかる難産だったそうで、体の回復に時間がかかり、産後一か月間は大変だったらしい。
母乳の出も悪く、がんばってみたはものの混合もあきらめたそうだ。
 
わたしは入院してから4時間のスピード出産で、体の負担は軽かったにもかかわらず、ほぼ孤独な子育てで産後鬱になってしまい、母乳の出も悪く、悪露も1か月で止まらず、それでも母乳にこだわり(というか母乳信仰を押し付けられた?)、その結果娘に哺乳瓶を拒否され、混合がこじれにこじれたので、その大変さをとても共感してしまった。
 
話しながら、26年前のことなのに生々しく思い出してしまい、ついついヒートアップしてしまった。
というか、今でもその苦しみを覚えている自分に驚いた。
まさかそんなに大変だとは、自分が経験するまで知らなかったと言われ、わたしも子供をもたないひとに積極的に自分の出産経験を語ることはしてこなかったけど、でもあの苦しみは語ってわかってもらうことも不可能だと思う。
 
自分が死にたい、と思ったのは、あとにも先にもこの一度きりである。
今となっては、ホルモンの仕業だったと認識できるけど、あの苦しみは筆舌に尽くしがたい。
 
****************
 
26年たった今は、別のホルモン問題に翻弄されている。
更年期による激太りである。
 
まぁ、転職して7月から新しい職場でフルタイムになり、夏休み明けの8月から、
 
- 早朝出勤による寝不足
- 職場での朝食(それまで5年以上朝食を抜いていた)
- サラダビュッフェがある食堂でのランチがなくなり、ご飯メインのお弁当か職場に残っているパンを食べるようになり野菜不足
- ラボテクニシャンとのいざこざによるストレス
- 勤務中はほぼ移動がなく歩かないし、帰宅してもエネルギー切れでジョギングをする余力もなく運動不足
- やたらお腹が空いて、帰宅してすぐにスナックを食べるだけでなく夕飯に毎回お茶碗二杯分のご飯を食べるなど、食べ過ぎ
 
で、8月頭にTMBから帰ってきたときに比べ、5kgも増えたのは心当たりありすぎて驚きはしないが。
幸いラボテクニシャンとの関係は落ち着いて、出勤時間を1時間遅くし、ストレスもだいぶ軽減はしたけど。
 
来年4000m超の登山をしたいわたしにとっては激太りは由々しき事態。
OMMも結構大変で、走って移動することが全然できずポイントをあまり稼げなかったけど、登山ではもっとクリティカルで、この体重だと登坂が厳しいし、下山で腰を痛めるリスクが高くなってしまう。
年末から雪山登山のトレーニングを始め、イースターでは雪山のGaldhøpiggenに登るつもりなのだが。
 
 
なので、日本から帰ってきてからも頻繁に走る習慣をつけるようにして、平日は2kmを、週末に長めにジョギングしているが、まぁ、、、、体重は全然減らない。
ジョギングで冬鬱対策になっているので、やることの意義は大きいが。
 

これを読むと、筋肉量が減るのと、女性ホルモンのエストロゲンの減少で脂肪がつきやすくなるのと空腹感が増大するので、有酸素運動で脂肪を燃焼させるだけでなく、筋トレで基礎代謝を上げる必要があるっぽい。。。

そして、繊維をとるのと、筋肉のためにタンパク質を増やすなど食事も変える必要があると。

 

昨日は、米は抜きで、じゃがいもとキャベツのポトフに、レタスとアボガドのサラダ、鶏肉のローストを食べ、今日は朝食は抜き、ランチはポトフの残りと蜜柑、夕飯は朝のうちに大根と卵を大量に入れたおでんを作っておいた。

今後はササミのメニューを増やしていこう。。

 

筋トレは、とりあえず自宅でスクワットをやってもいいそうだが、ずーっと興味がなくて渋っていたジムに入会することも考え始めた。

登山は全身運動なので、下半身だけでなく上半身も筋力をつけたいし、体幹を鍛えたいので。

 

なんとしてでも、登山ができるようにがんばりたい。

スキーシーズンスタート

スキーしにオスロに来ている。

今年の2月にオスロのスキー場の年間パスを買ったものの、その3週間後に一軒家を引き継ぐことになって来る余裕がなくなり、もったいないからとこのタイミングで来たが、暖かくて、スウェーデンノルウェー国境での車中泊もまったく凍えず快適に寝れたくらいで、まともなスキーはできないと思ってた、、、が、

 

雪が降ってる!!

 

 

下界は雨なのに、標高530mでこの違いとは。

 

 

表面に自然雪がついてて意外に悪くない。

ただ、まだ雪が少なすぎて短い上級コース一本しか開いてないため、最初はリセットされてて怖かったのと、だんだん人が増えてきて芋洗い状態になり、斜度のある斜面はこぶこぶに。

 

でも雪景色の中滑ることができて楽しかった。

 

去年は混んで入れなかったカフェテリアも空いてて楽々に席をとってランチを食べられた。

 

今回は初めてオスロのキャンプ場で宿泊。


 

ファシリティも綺麗で充実しててなんで今まで使わなかったのか、、、

2月にきた時はわざわざ国境までいって車中泊したのに。

なんでもたまたまGoogleマップに出てきてキャンプ場を見つけたらしい。


 

まさか冬でも開いてるとは思わなかったが、ここは年中開いてるっぽい。

アプリを入れてシャワーやトイレの建物にアクセスできるようになってて、清掃以外ほぼ無人で運営しているように見える。

ノルウェーのスキーリゾートもアプリを使うけど、こうして人を減らしてる。

 

 

そしてシーフードカレー。

暖房かけて車中泊したので、残念ながら保冷バッグに入れていた冷凍のシーフードミックスは保冷剤のかいもなく解凍されていたが、朝スキー場で保冷バッグに雪を詰めて保冷した。

一応バッグアップとしてツナ缶も持ってきてたけどやっぱりシーフードカレーは美味しい。

 

 

やっぱりバンの旅は楽しい。

クリスマスに1週間スキーリゾートで過ごすけど、その後の年末年始はバンで適当にキャンプ場を転々とする予定である。

高い生産効率性

今年、うちの会社はとても大きな売り上げを記録し、クリスマスランチで予告されていたように、先月ボーナスが急遽振り込まれた。

前職では18年間働いて一度だけ支給されたことがあるけど、それよりも多く、しかも入社して1年も経っていないのに運がいいと言えるのだろうか。

だいぶ毛色の異なる会社に転職し、アカデミア色の強かった前職に比べてだいぶ泥臭い業界に入ったとはいえ、実は色々学ばさせられることが多い。

 

コンサル業を営む前の会社では、エンジニアの時間がそのまま売り上げになったので基本どんなプロジェクトも受注していたけど、今の会社は商品を売っているので、利益に結びつくような時間の使い方をするべく、勝てる競争しかしないし、スケールの大きさによってエネルギーのかけ方も調整したりする。

前職では、私がやりたいことは大体やらせてもらえていたけど、今は釘を刺されることもものすごく多い。

 

面白そうだと思った化学工学系のプロジェクトは、私が勉強してまで参加しようがしまいが会社には1円のプラスにもならないことから参加させてもらえなくなり、来週招待されていたスウェーデンの会社でのインスペクションは、言語の障壁で得るものが小さいとして快く承認してもらえず見送ることに。多分、言語ではなく、あまりにもプロセスが違いすぎて参考にならないことが本当の理由だと思うけど。

そして、私が携わることになっていた、環境マネジメントの仕事は、別の人がガッツリやることになったので私は外された。

今は、私と2年後に定年退職を控えているボスニア人しかできないラボタスクに注力させられている。

 

もちろんだからといって、ただ受け身になってもダメなので、例えば昨日電子顕微鏡を使いにきたお客さんと話して、私が以前やっていたことに関連していることもあったので、社長に、もしそのお客さんの会社から受注されることになったら私も参加したい、とアピールしておいた。

 

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デンマークが、生産効率性(business efficiency = GDPと労働時間から算出)が5年連続1位で(日本は5年連続50位前後で今年は51位)、フルタイム週37時間という短い労働時間でも高いGDPであることから、デンマーク在住の日本人の人が記事を出したり、本を出したりしているのが見られるが、イマイチ的を得ていないなと感じる。

 

最近では、日本でジャーナリストとして働いていたデンマーク在住者の人が記事を上げていたが、合鍵を作ってもらっても使えない鍵になるなど決してデンマーク人の能力は高くないのに、なぜGDPが高いのか不思議、ということを書いていて、本当にジャーナリスト?と思ってしまった。

 

合鍵のサービスは、たかだか100krで作ってもらう精度の出ない切削機械で提供されるものなので、人のスキルに関係なく、子供コピーは良くても孫コピーは使えないリスクが高いものである。ちなみに私はいつも親鍵で合鍵を作っているので使えないという経験はない。

もし子供コピーから100%使える合鍵を求めるのだとしたら、もっと高額な精度の高い機械を使うしかなく、多分500krとかはかかるかもしれない。でも合鍵に500krも出すくらいだったら、鍵穴ごと変える方がいいので、需要もあまりないと思う。

デンマーク人の能力の低さを示す事象としても、高付加価値産業が多いデンマークの特徴を示すにしても、100krそこそこの合鍵サービスを例に出すのは全くふさわしくない。

 

うちの社長や次期社長の営業のやり方を見ても、競合相手がなく、単価を高くできる業界で需要があり、高付加価値を生む商品の営業にフォーカスしているように見える。

彼の会社は、ある事業で競合相手が現れたため、無理やり戦うのではなく、すっぱりと戦略を変えて新しいビジネスができたそうである。

 

人材の流動性が高いのもデンマークの強みだけど、やっぱり私は、デンマークがニッチな産業を選んで発展してきたことが大きいと思っている。自動車産業もかなり早々に諦め、家電も早々に撤退している。

レゴがものすごく苦しくなった時、思い切って大人でも遊べるおもちゃを作ることに舵を切り見事立て直したように、痩せ薬の模造品が出て売り上げが落ちてしまったノボも戦略を変えてくると思っている。

 

そのドラスティックな変化を受容するのもまた強みなのだろう。

黙想会

台天目を稽古し、唐物での茶筅の置き方が特徴的であることに気が付き、師匠にその旨伝えたところ、このような動画のリンクを送ってくれた。

 

 

この先生の動画はいろいろ見ているけど、ここまではっきりキリスト教との関係について語られるのを見るのは初めてで驚いた。

 

曲げの水指を水に濡らすのは、受洗する際に水に入るのに等しいことだと。

そして、柄杓と茶筅の置き方は、十字架を示すものだと。

 

 

奇しくも、曲げの水指を新しいカップボードに鎮座させたばかり。

水を通すのは清める意味があると思っていたけど、毎回新しい自分になるくらいのきもちになるべきだったのか。。。

 

大宗匠の本でも、躙り口がマタイの福音書で出てくる「狭い戸口」からアイデアを得たものではないか、と書かれていたが、大宗匠は同志社大学卒だし、奥様が渡辺和子シスターとご交流されていた関係で個人的にキリスト教に通じられているのかと思っていたが、千利休がキリシタン武士と交流しキリスト教に影響を受けていたことは、ほぼ一般的な認識になっているらしい。

 

まぁわたしのなかでも、茶道とキリスト教がなんら違和感なく調和しているのだけど。

  

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元牧師さん宅での黙想会に行ってきた。

テーマはアドベンツだった。

 

 

Under en stjernes lys over jorden

Til hvert et hjerte og hjem

Står vi i natten, stille mens håbet

Tændes i verden igen

Tag med din julefred

Som kun denne nat kan give dig med

og lad glæden række ind i året der kommer

Julen i hjertet 

Barnet i verden

Himlen der kommer til os

(地上のすべての心と家に星の輝きが注がれ

希望に満ちた光を静かに待つクリスマスの平安

この喜びは来る年にも届くよ

神の御子が来られる、心にクリスマス)

 

 

牧師さんが流してくれたこの歌をえらく気に入ってしまい、日本語の歌詞になるよう訳しながら、自分なりのjulefred(クリスマスの平安)を振り返ってみた。

 

デンマークに来て初めてのクリスマスは、冬鬱になりそうな暗い気候でのイベントに心が躍ったし、クリスマスにデンマークならではの文化がすべて詰まっているのではというほど盛沢山なのでひとつひとつ楽しんだけど、少しずつ重くなっていったというか、クリスマス期間はデンマーク全体で国をあげての大イベントになるので、逃げ場がなくストレスになっていったようにも思う。

 

転機になったのは、クリスマスを誰とも過ごすあてもなく、実家にも帰らせてもらえなくて闇落ちし、信仰を得て、娘と二人で静かにイブを過ごした2016年のクリスマスである。

それから真にクリスマスを楽しめるようになったと思う。

自分が寂しい人間と認めるのが嫌で参加していたクリスマスランチも、実は苦手なイベントであることを素直に認められるようになったし。

 

暗いからこそ、光を見出すことの喜びを知ったから、むしろ暗いのはどんと来いという感じ。

まぁ彼のおかげでウィンターアクティビティに嵌ったのも大きいけど。

今ジョギングも頻繁にやろうとしているが、フィジカルでも動いておかないとメンタルの助けにならないので。さすがに信仰だけで冬鬱は乗り越えられない。

 

12月にわざわざもっと暗いノルウェーにいくのも乙なものである。