積み重なるタスク
忙しい、、、
18時前に会社を出て、自転車で帰る途中、初めてLetbaneが走るのを見た。
南半分はすでに開業しているが、ここでは8月末に開通するらしい。
契約が切れるギリギリ前だから、通勤で乗ることができるかもしれない。
8時過ぎに出勤して18時頃退勤。
週3日だから長時間になってしまうけど、パートタイムとは思えない仕事量である。
それは、某企業のスタートアップ施設内にあるコンテナラボで実験しているので、安全管理がものすごく厳重で、新しい実験をする前にミーティングとリスクアセスメントの書類作りと、資材集めで、やることが膨大にあるからである。
今日も休みだけど、タスクが追いつかず、自宅でひたすら調査の仕事。
前々職も前職も、フィルター付きの排気ガスベンチレーターと、薬品廃棄のスキーマが確立されているフルのファシリティで働けていたから、期間限定とはいえものすごく新鮮。
なんだったら、別のスタートアップ企業でやっぱり新しくラボを作ろうとしている会社と繋がっているから、この経験を売り込んでみるか。というか、売れるほどの経験を積まねば。
それにしても、デンマークでスタートアップを始めやすい環境も目の当たりにして、エンジニアリングで起業しやすい事実も改めて認識したり。
同時に、自宅ではこれまた庭仕事の膨大なタスクが。。。
ワークベンチの一例。
ずっと着手したいと思ってたドアの修復も、ワークベンチがないと難しいが、何しろ作業してもビクともしない頑丈なテーブルである必要があり、一枚板ではなく、木材を並べてボンドで固めて厚い板を作るらしい。
大掛かりな作業になっているようだけど、ワークベンチの完成は楽しみである。
ちなみに、昨日の仕事で、久しぶりにボール盤を使って作業したのだが、楽しかった。
タスクが山盛りの夏だが、それはそれで結構楽しいかも。
日本人研究者交流会
昨日は、日本人研究者交流会に参加してきた。
会場はなんと歴史的建物、医療博物館だった。
参加者の一人が館長と友人関係にあるとかで、博物館が厚意で無料で場所を提供してくださっただけでなく、館内ツアーもアレンジしてくださったのだった。
元々、18世紀に医学アカデミーとして建てられたそうだが、今はコペンハーゲン大学の管轄内にあり、パプリックへの情報提供の場としても用いられているとのこと。
ランチの後、パネルディスカッションがあり、パネラーとして参加した。
1週目終了
パートタイムと思えないほど濃い1週目が終わった。
昨日は実験を始める前のある書類作りをやってたのだが、関連した経験があるにも関わらず、非効率で滅茶苦茶時間がかかる、、、
自分が役に立ってない感がすごい。これで契約延長なんておこがましいと思うほど。
前職でも、思ってたよりラボに慣れるのに時間がかかったし、転職はエネルギーがいる。
失業中の友達と、やはり仕事探し中の日本人と繋がり、いずれもエンジニアで就職に苦戦しているのだが、つくづく思ったのは、自分の専門にかぶってててもこの有様なのに、ちょっとでも専門性が外れると歯が立たないのもさもありなんだよな、、、と。特にエンジニアは人件費が高いだけになおのこと。
友達は、半年以上仕事探ししていて、今は昔働いていたところで再就職する話が浮上、だいぶその可能性が見えてきているみたいだけど、やっぱりそれだけポジションと能力が合致していないと難しいのかな、、と。
だから、運も大きいし。
繋がったばかりの日本人の方とは、来週、我が家で彼とも一緒に3人でお話しする予定なのだが、デンマークでのエンジニアの職探しの難しさについて延々と語りそうである。
牧師さんとの最後の面談
10年近くお世話になった牧師さんが近々引っ越しをされるとかで、最後にお礼を兼ねて面談にお伺いしに行った。
引退されてからも、5年間ご自宅を解放して黙想会をアレンジしてくださっていたが、ご夫婦はもう高齢で、特にご主人にとって階段の上り下りが厳しくなってきたため、コペンハーゲンの割と新しいアパートを購入されたという。エレベーターもあって、買い物するところも近所にあり、しかし公園も近くにあって、環境はいいとか。
家を売る前にアパートを購入されたが、万が一アパートの引き継ぎ前に家が売れなくても、何の問題もないと銀行には保証されたそうだ。
解雇されて何度がお邪魔させてもらい、前回までまだいろんなことがゴタゴタしていたけれど、家は合法状態にし、弁護士と建築士への精算も済んで、これ以上大したことはないと思うが一応警察からの連絡待ち、仕事もパートタイムで3ヶ月契約だが、きちんとした採用プロトコルを経たことでオファーをもらうまでのプロセスがいい経験になったこと、新しくもらったタスクが楽しそうでまた新たな学びになるチャンスを得たことで、物事は全てポジティブに進んだ今、いい終わり方ができて本当によかった。
2016年秋に信仰を得て、デンマーク語のブラッシュアップをしたいと、その牧師さんが主催していた聖書の学びに参加するようになり、すぐに受洗をお願いし、2017年2月から準備して5月に洗礼を受けたが、クリスチャンになってから試練の連続だった。
2017年7月に彼と出会ったが、日本とデンマークの遠距離で連絡もままならずヤキモキしたこと、
2018年には彼の移住のためにデンマークでの就職について模索し始め、
2019年に彼がジョブオファーをもらってデンマークに移住、すぐさま家の購入を考え始めたが、
2020年にコロナ禍に入り、不動産購入を視野に入れて9月から結婚手続きを始めたが、ロックダウンとロギスティックの問題でなかなか進捗せず、
2021年3月にやっと結婚、不動産の値段はなぜか高騰、
2022年2月にウクライナの戦争が始まってエネルギー危機に陥り、一軒家の購入に躊躇し、
2024年秋にまた本格的に家探しを再開したが、直後に選挙でトランプが大統領に就任することになり、ますます将来を懸念して家の購入に渋ったことで夫婦喧嘩も頻繁に起き、結局買うことに決め、
2025年2月に契約書にサインしたものの、トランプの関税政策がじわじわデンマーク経済に影響していくのと同時に、コンサル会社で私自身のパイプラインが枯渇していることを懸念して転職を決意、引っ越しと転職とバタバタの3ヶ月だったが、転職先の環境に慣れずストレスになり、
2026年1月にコムーネから違法建築の通知がきて、2月に大腿骨頸部を骨折、2月末にホルムズ海峡が閉鎖されて、一層厳しいエネルギー危機に突入、それなのに3月末に解雇、4月にはコムーネから警察に通報されたと連絡があり、、、
常になんかしらある9年間だった。
でも、クリスチャンでよかったなと思う。
特に、彼との遠距離で苦しかった時、牧師さんに、「彼の気持ちも尊重しないとね」と言われた時にはハッとさせられた。
キリスト教でいう「愛」を知らなければ、乗り越えられなかったのでは、と思うほど。
もしクリスチャンでなければ、家を買ったことを後悔していたかもしれない。
今は、それら問題を含めて経験にもなっているし、学びにもなっているし、むしろ私たち夫婦の絆を深めることになってよかったと思っている。結果的に売らなければならなくなったとしても。
牧師さんに出会ったことは私の人生で大きな出来事だったけど、それは、具体的にこの道に導く手助けをしてくださったからである。
暗闇の中の光の存在を知ることは大きかった。
それまでは、闇に堕ちたらおしまいだと思ってた。だから逃げてたわけで。
特に今は、何が起きるかわからないし、何をどうやったって問題は出てくる。
それに対しいちいち恨んだって何も解決しない。
状況を受け入れ、自分を信じてやるべきことをコツコツやるしかない。
そう思えるようになってよかった。3か月後にはまた無職に戻って、自宅で悶々とするかもしれないし。
本当に、10年間お世話になったことに感謝申し上げたい。
初出勤日
今日、とりあえず三ヶ月契約したスタートアップの会社への初出勤日だった。
短期間で成果を出さなくては、と前日から緊張していたが、思っていたよりもリラックスモードでそこまで不安がることはなかった。
それに、何から何まで、前職とは違いすぎる、、、
- ほとんどデンマーク人しかいない会社でデンマーク語のみでコミュニケーション →ほとんど外国人で英語しか使わない
- 紙ベースで記録 →実験室にはノート持ち込み厳禁だし、ハードディスク保存も禁止。全てクラウドに保存
- 口頭での情報伝達が多く、メールもほとんど使われず、クラウドから情報収集するのが大変だし、クラウドに記録しても口頭で言わないと伝わらない →実験記録も小さなミーティングも全てドキュメント化されてて、情報がかなり管理されている
- ミーティングほとんどなし →かなり頻繁にミーティングすることで情報共有に熱心
- 弁当持参 →カンティーンでランチ
改めて前の会社は過酷だったな、、と。
ドキュメント化されないのに、情報を把握してないと「言ったのに、なんでわからないの!」と口で言われただけのことを覚えていないと怒られ、、、挙句にコミュニケーション能力の低さを責められたけど、コンサル会社で18年働いて、その問題はなかったのは、やはりきちんと情報共有の管理がされていたからだよな、と。
あまりにも前職で自己肯定感が地の底に落ち、今回のジョブインタビューでも滅茶苦茶緊張したけど、パーソナルチェックも技術面接も従業員との談話も全てスムーズにコミュニケーションできオファーももらえたので、やっぱり前の会社が私に合わなかっただけなんだな、と思った。
あと、変わったことといえば、通勤である。
デンマークで23年間働いてきてずっと自宅から北に向かって通勤していたが、今日初めて南に向かって通勤した。しかも電車で。デンマークで電車で通勤するのも初めてで新鮮だった。
でも数週間後に駐輪場が施錠されるようになったら、自転車で通勤しようかなとも考えているが。
覚えなければならないことも多いが、頑張ろう。。
娘の訪問
庭作業再開
その中で嬉しい発見。
盆点[炉]お稽古
第三次Mette Frederiksen政権組閣
国政選挙から70日にしてようやく成立した4党連立の第三次Mette Frederiksen政権。
今日、新内閣の大臣ポストが公表され、早速引き継ぎ式も順次行われた。
この組閣のポイントとしては、
- デンマーク史上初めて、女性大臣が男性大臣の数を上回った。
- 次期党首候補と言われているPeter HummelgaardとNicolai Wammenの大臣ポストが入れ替わり、より重いポストと言われる財務大臣に、旧法務大臣のPeter Hummelgaardが就任したことで、Hummelgaardが次期党首になるのではという憶測が沸いている。
- 無謀にも財務大臣ポストを狙っていた穏健党だったが、外務大臣はやはりLars Løkkeが再任。アンタしかおらん。
- 最もグリーンの政権にしたいと息巻いていたラディケーレ党首のMartin Lindegaard、気候変動や再生可能エネルギー系の大臣になるのではと言われていたが、本人の希望通り商務大臣に就任。
- 人気があり、2019年に社会民主党が与党になってから内閣の常連だったMattias Tesfaye。今回は入閣とならず、質問殺到したが、本人の希望の結果だと。最近、ヨーロッパの右傾化が進み、デンマークでも例外ではなく、その影響もあってか社会民主党は選挙で票を落としたが、その流れに立ち向かうべく、国会議員グループ会長として党内運営に専念したいそうだ。
- これまたかなり重いポスト、防衛大臣に就任したのはJeppe Bruus。誰ですか、、?今まで地味なポストしかついたことなく目立ってなかったが、熟練のMetteさんが選んだくらいだから適任なのではないか、とのこと。でも、私の素人憶測だけど、Mattias Tesfayeが入閣を拒まなければ指名されていたのでは?
- 初めて農業大臣という名前がなくなり、「自然、動物保護大臣」に業務は移行。
デンマークの農業は経済的効率を重視した結果、肥料の過剰使用がされてて、その結果、飲用水の汚染、また海が過剰リンで酸素濃度が下がるという、深刻な環境問題が発生しており、ここにメスを入れるという意味で農業省を廃止、自然省という名に変わったとされる。
コンサル会社で、まさに海洋の汚泥処理プロジェクトに携わっていたので感慨深い。
帰国
昨日、Lofotenからの帰途中、暫定首相が王様に接見するというニュースが入り、選挙後69日にしてようやく、社会民主党、社会国民党、穏健党、ラディケーレの4党連立政権が成立する見込みとなった。
しかし今のところ、明らかになっている基礎政策は、子供の公共輸送費無料、デンマーク人の歯科医療費無料、野菜と果物の消費税無料、富裕層のトップ税の廃止、祈祷日の復活、、などなど財政費負荷の内容ばかりで、具体的にどこから財源を持ってくるのかの施策が盛り込まれてなく、戦々恐々、、、
左派政権なので、医療や教育コストの削減は考えにくく、エネルギー税の増大しか思いつかない。
昨日は、一日2便しかない空港経由のバスの時間の都合で、小さい空港で3時間待ち、18時半の便に乗って、Bodøとオスロを短い時間で乗り継いでコペンハーゲンに帰ってきたが、懸念した通り、彼の預け荷物だけロストバゲージになり、今日荷物受け取りで待機した。




















