日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ -170ページ目

衣を染めて心を染めず

皆様こんばんは🌙

あっという間に3月になりました。



ウクライナとロシアが大変な事態になっています。

陸続きの脅威を改めて感じ

また、世界中で平和を願う

気持ちが高まっているのを目にする日々です。



今回のタイトル

「衣を染めて心を染めず」とは


空海『秘蔵宝鑰』(巻中)

「然るに今、在らゆる僧尼、

頭を剃って欲を剃らず、

衣を染めて心を染めず」

と記されています。


つまり、僧侶や尼は、

髪を剃っても自分の欲望は

捨て去らないし、僧の衣は

身にまとっても心を涵養してない。


表面ばかりを整えて

内面を疎かにするという

意味です。



痛烈な内容ですが…

空海の言葉から


今日は、こちらの雲紋様の

お話しをさせていただきます。



以前の記事でも

雲紋様については、ご紹介していますが



↑↑↑

雲紋様とは、

雲は、その形や色を様々に 

変えることから 事が起こるきっかけ、

兆しを伝えるものとして 古くから

人々の関心を集めてきました。


 また、雲が繰り返し沸き立つ様から

輪廻転生の意味があるとも言われます。




🟥の雲海「乱」

 こちらは、この世に生まれ落ちた瞬間から

生きる生命力が多いに湧き上がる様を表現しています。



🟦の雲海「静」

 こちらは、悠久の時を経て輪廻転生を繰り返す様。

私たちの流転する生命だけではなく、宇宙に存在する一切の全ての事象を表現しています。



雲が悠久に湧き立つ様に

生きることへの感謝が湧き立つ

デザインとなります。


衣を染めるなら

心の音まで染めるほどの

真摯な気持ちで

何事とも向き合いなさいという

空海の言霊が聞こえるようです。










花筏〜はないかだ〜 触れる

春隣り

春を感じる日差しや暖かさですね。






桜といえば「花筏」🌸

「花筏」(はないかだ)とは

 水に流れゆく桜の花びらのことを言います。


なんとも風流な表現ですね。

日本語の多様さに驚かされます。


水に流れていってしまう

儚くも美しい桜を

なんとか、触れて感じてみたいと希い

デザインしたドアノブ




桜の花びらに触れることで

ドアを開くとともに

悠久の時を経て


日本の春を代表する花🌸にそう。




日本文化をコンセプトに

ドアノブのネーミングは

「久遠」意味は

  1. 長く久しいこと。遠い過去または未来。

ある事柄がいつまでも続くこと。永遠。



キラキラキラキラキラキラ永遠に続くことは何だろう。

万物流転が永遠ってことなんだろうか。


「万物流転」とはこの世に存在するあらゆるものは、常に移り変わっていくということ。



それこそが「久遠」


どんな関係性も

変わりゆく事が当たり前


でも、出来るなら良い形で変わりゆく事を望みます。


言葉は暗号

紋様は象徴

デザインは、それらを喚起させるもの





















言わぬが花 (牡丹の意地)

皆様こんばんは!

少しずつ昼間の暖かさが

上着の重ね着を一枚ずつ少なく

してくれます。


梅が咲き

桜が咲いて

それから牡丹の季節になります。


「牡丹」と言えば中国を代表する美女!

楊貴妃が思い出されますが

もうひとり牡丹と関わりが深い女性がいます。



歴史上で活躍した

中国の皇帝として君臨した女性🔥

「武則天」最近は「則天武后」と

表現されます。


彼女は、

非常に理知的で合理的であり、冷酷…

知性と持ってうまれた美貌と采配を日夜

磨き政権を握りました。


合格簡単に説明すると

とても有能な美女でありながら

傲慢でもありました。



その「則天武后」と「牡丹」に

面白い逸話「焼骨牡丹」があります。



則天武后の宮殿の庭は一面の雪景色

紅梅だけが鮮やかな紅を咲かせていました。


それを見た則天武后は

「全ての花が梅を見習わなければいけない」

と呟やきました。


その言葉を聴き花たちは、

恐怖に慄き翌朝までに花を咲かせました。


ですが牡丹だけは

「本来の開花時期に花を咲かせる」

と花開かず抵抗したのです。


則天武后は怒り、牡丹を焼き払い

洛陽の寂しい山に捨ててこいと命令しました。



その後、牡丹は洛陽の山に移され

春になると見事に芽吹き、

見事な紅の大輪を咲かせました。





↑↑↑


こちらのデザインは

焼き払われても「則天武后」に

従わず、捨てられた地で見事に

花を咲かせる「牡丹」の

強い意志(生命力)を表現しています。



「言わぬが花」という言葉を

体現しているような牡丹の逸話に

魅せられました。




「牡丹」の紋様は

「瑞花」(ずいか)ともいい

豊年の兆しとなる花です。

そう、おめでたい花

吉祥紋様として使われてきました。





でも、私❣️「牡丹」からは

美しさの裏側にある

不屈の精神を感じます!


例え、どんな状況になろうとも

与えられた環境で根を張る


そんなメッセージが秘められているようです。



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