花筏〜はないかだ〜 触れる
春隣り
春を感じる日差しや暖かさですね。

桜といえば「花筏」🌸
「花筏」(はないかだ)とは
水に流れゆく桜の花びらのことを言います。
なんとも風流な表現ですね。
日本語の多様さに驚かされます。
水に流れていってしまう
儚くも美しい桜を
なんとか、触れて感じてみたいと希い
デザインしたドアノブ

桜の花びらに触れることで
ドアを開くとともに
悠久の時を経て
日本の春を代表する花🌸にそう。
日本文化をコンセプトに
ドアノブのネーミングは
「久遠」意味は
長く久しいこと。遠い過去または未来。
ある事柄がいつまでも続くこと。永遠。
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永遠に続くことは何だろう。
万物流転が永遠ってことなんだろうか。
「万物流転」とはこの世に存在するあらゆるものは、常に移り変わっていくということ。
それこそが「久遠」
どんな関係性も
変わりゆく事が当たり前
でも、出来るなら良い形で変わりゆく事を望みます。
言葉は暗号
紋様は象徴
デザインは、それらを喚起させるもの
言わぬが花 (牡丹の意地)
皆様こんばんは!
少しずつ昼間の暖かさが
上着の重ね着を一枚ずつ少なく
してくれます。
梅が咲き
桜が咲いて
それから牡丹の季節になります。
「牡丹」と言えば中国を代表する美女!
楊貴妃が思い出されますが
もうひとり牡丹と関わりが深い女性がいます。
歴史上で活躍した
中国の皇帝として君臨した女性🔥
「武則天」最近は「則天武后」と
表現されます。
彼女は、
非常に理知的で合理的であり、冷酷…
知性と持ってうまれた美貌と采配を日夜
磨き政権を握りました。
簡単に説明すると
とても有能な美女でありながら
傲慢でもありました。
その「則天武后」と「牡丹」に
面白い逸話「焼骨牡丹」があります。
則天武后の宮殿の庭は一面の雪景色
紅梅だけが鮮やかな紅を咲かせていました。
それを見た則天武后は
「全ての花が梅を見習わなければいけない」
と呟やきました。
その言葉を聴き花たちは、
恐怖に慄き翌朝までに花を咲かせました。
ですが牡丹だけは
「本来の開花時期に花を咲かせる」
と花開かず抵抗したのです。
則天武后は怒り、牡丹を焼き払い
洛陽の寂しい山に捨ててこいと命令しました。
その後、牡丹は洛陽の山に移され
春になると見事に芽吹き、
見事な紅の大輪を咲かせました。
↑↑↑
こちらのデザインは
焼き払われても「則天武后」に
従わず、捨てられた地で見事に
花を咲かせる「牡丹」の
強い意志(生命力)を表現しています。
「言わぬが花」という言葉を
体現しているような牡丹の逸話に
魅せられました。
「牡丹」の紋様は
「瑞花」(ずいか)ともいい
豊年の兆しとなる花です。
そう、おめでたい花
吉祥紋様として使われてきました。
でも、私❣️「牡丹」からは
美しさの裏側にある
不屈の精神を感じます!
例え、どんな状況になろうとも
与えられた環境で根を張る
そんなメッセージが秘められているようです。

春の宵 朧夜に思いをのせて
皆様こんにちは、樹々の蕾も目を凝らすと
ふっくらし、ほんのりと紅く
色づき始めています。
早く、春がこないかとひたすら
待ち侘びています。
春!と言えば
朧月夜です。
かすんで見える夜の月のことです。
月の見え方は季節によって異なるため、
しばしば季語に用いられます。
源氏物語では、春の宵に
光源氏と出会ってしまい
契りを結んだ女性「朧月夜」
が有名ですね。
春宮へ入内することが
(入内とは天皇との結婚)
内定した身でありながら、
光源氏との一夜の逢瀬が
忘れられなくなっていました。
なんて、罪作りな人なんでしょう!
しかも、結婚が決まっている女性に
手を出すなんて💢
切ないながらも
一生、誰にも言えずに
大切にしていくであろう
朧月夜の思いをデザインに託しました。
朧月夜が源氏を恋い慕い
流せぬ涙を雲紋様で表現しています。
また、そんな彼女にしあわせに
なってほしいと願い
背景には、七宝紋様を使いました。
雲紋様
雲は、その形や色を様々に
変えることから 事が起こるきっかけ、
兆しを伝えるものとして 古くから
人々の関心を集めてきました。
雲が
繰り返し沸き立つ様から
輪廻転生の意味があると言われます。
七宝紋様
同じ円の円周1/4ずつを重ねて繋ぐ文様。
吉祥文様
(宝尽くし・円満・子孫繁栄)のひとつです。
どちらの方向にも限りなく
繋がり伸びていく文様であることから、
縁起が良いとされています。
言葉にだして表現できないけれど
デザインにのせたラブレターは
いつの世でも
雄弁に語りかけてくれます。
皆様は、どんな風に思いをデザインしますか🌟🌟



