なぜこの人は、ストレートに考えないのだろう?
こんな風に思うことがあります。
今でいうと消費税率の引き下げか給付かの話。
物価が高い、といっているのだから、物価に直接影響する消費税を引き下げればいいのに、なぜか、給付金という話をしている。
給付金を払っても、金額的に効果が同じなのかもしれないが、物価が高いと言っているのだから、給付金はその解決には何段階か説明が必要になる。
でも、わかっているのかいないのか知らないが、消費税率の引き下げはダメで給付金がよい、という説明に終始している人たちがいる。
消費税率の引き下げでも給付金でも、適切に金額が設定されていれば、国の本来の収支には同じ影響になる。
でも心理的な影響は、きっと問題に直接つながる消費税率引き下げの方がよい効果があると思う。
似たような話は仕事でもある。
問題があったら、それに真正面に取り組んで解決策を策定すればよいのに、なぜかそれとは離れたところで検討をして、何段階かの過程を経るとその解決になるというものを出してくる人がいる。
途中に何段階かの過程を経るのであれば、その過程のどこかに問題があれば、本来解決すべき問題の解決にならない場合もあるのに。
数理的なモデルを作っているときも、似たようなことがある。
素直に書けばすぐにわかるモデルができるのに、求めたいことから離れた数式が現れて、それを式展開すると元の問題のモデルになっている、というものを作る人がいて、そのモデルの理解に苦労する。
何事も、問題にストレートに考えるのが大事。
それで解けないときに、関連する情報を含めて違うアプローチをしていく。
こうしないと、人に伝わらない。
ただし、金融機関では、数字が出れば何でもいいという考えの人がたくさんいるので、こういう考えが伝わらないことも多いが(特に中小規模の金融機関では)
金融機関のアウトプットは数字のみで形がないから、理論とそれに基づくわかりやすいモデルが大事なのだが。