株式会社イプラ社長のブログ【タイツ社長のこちら販売促進課】 -268ページ目

右脳と左脳の打ち合わせ

ええっと・・・


出張に行っておりました。
新しいビジネスモデルを立ち上げるための打ち合わせです。


打ち合わせをするビジネスパートナーとはかれこれ3年近い付き合いになります。
このビジネスパートナーは私より4歳年上で、私の尊敬できる経営者でもあり良き兄貴分でもあり、心強い仲間でもあります。

この彼は一見不可能と思われることでも、細かく計算された計画を練り段階的に実現していく非常に論理的な左脳派タイプ
以前、酒の席で彼が学生時代に世界史年表を憶える際、100年毎の世界地図を書き、その地図の国の上に世界同時に史実を書き込んでいって憶えた、ということを聞いた時に

「この人は超・左脳派タイプだ…(・_・;)」

と思いました。
私は「イギリスで清教徒革命が起きた頃、日本では何が起こったか?」という類の問題が一番苦手でした・・・(^_^;)。


私は緻密な計画は苦手ですが、どちらかと言えば感覚・直感的ひらめきやアイデアが得意な右脳派タイプ

理由はわからないのですが、昔から知恵の輪がすぐに解けたりパズルやルービックキューブが得意だったりします。


以前のビジネスモデルが軌道に乗り、また新しいビジネスモデルを創出しよう!ということで丸1日、右脳左脳同士が汗をかきながらウンウンと打ち合わせをしておりました。
しかし、夜の8時になってもワクワクするようなアイデアが出てこない・・・。
ぶっ通しで8時間はゆうに打ち合わせをしております。


「ダメだな・・・。少し思考が固まっているね・・・。発想を変えないと。」


「そうですね・・・。う~ん・・・(-"-;A」

「今日はもう諦めて、飯でも食べに行こうか?」


彼がちょうどパソコンをしまおうとした時、ふと思いつきました。


「ちょっと待ってもらっていいですか?」


ネットで検索して、どこもまだ手掛けていないビジネス。これはイケるかも?


「どうですか?私はイケると思うんですが・・・(・_・;)?」


彼の眼が変わりました。


「これ、イケるね?やろう!」


8時間近く悩んで、最後の5分くらいで急に話がまとまりました。



そしてそのあと、心残りなく飲みに出かけました。
その居酒屋のメニューで・・・。パチリ。



<コリコリ豚ホルモンの塩痛め


「これ、どんだけ痛めてるんですかね?」


「料理がきた瞬間、塩で傷口を擦りつけられんじゃないの?」


二人で大笑いです。
こんなくだらないことで大笑いできるビジネスパートナーに出会えて感謝です。
そして、この市場に旋風を起こす新しいビジネスモデルの誕生です。


新人教育戦隊

ええっと・・・。
先週、新人スタッフが仲間入りしました。
まだ最初だから本人も緊張していて、「毎日が勉強」モードφ(.. ) です。


基本的に教育は先輩スタッフにお願いしています。


・経理のプロ

・出荷のプロ

・電話応対のプロ

・営業の先輩(セミプロ)

・営業のマネージャー


仕事の流れを教えるために各セクション5人のプロがチーム制で教育にあたります。



新人教育戦隊!んな事を教えんジャー!

*右から2番目は月島田さんではありません。

http://profile.ameba.jp/atashiteki/

もちろん皆さん中堅なので、仕事に関して教えることは完璧です。
ただ、礼儀作法に関わる部分や人とのコミニケーションに関わる部分は指導に少し遠慮があるのかな・・・?

と、先輩スタッフを見ていて思いました。


私は、嫌われても煙たがられても教育に手を抜かないタイプです。
嫌われることを恐れて言うべきことを言ってあげない、というのは教育ではないと思います。
その人を成長させたくない、と思うのならそれで構いません。

何も言わなければいいのです。

自分ひとりで「気付き」を生み出すことは不可能に近いですから・・・。


人は他人と絶えず関わりを持ちながら成長していきます。
逆を言えば、関わり合いなくして成長はありえません。


そして、それは心地よい関わり合いばかりではありません。
時には厳しい関わり合いもあります。
そしてどちらも同じくらい教育には必要です。


しかし、結局のところ


「あなたの成長にきっと繋がることだから、耳の痛い話だけどよく聞いてね」


という愛情がそこにあるかどうかにかかってきます。

それがあれば多少嫌われようが煙たがられようが、恐れずに教育していく。
それが本当の「優しさ」だと思います。


その思いは先輩スタッフにも改めて伝えました。


そうすると・・・




各セクションの先輩達から新人スタッフに向けてビッシリとコメントが( ̄□ ̄;)。

社内マナーから業務知識までの指導チェック項目シートを渡していたのですが、全ての項目において温かいコメントから厳しいコメントまで・・・。

教育は安心して任せることができそうです(^_^)v


そして新人さんにも


「うちの会社は仕事よりも礼儀作法に関して特に厳しい指導を受けると思うけど、へこんだ時は(少しでも成長してほしい)という思いがあるからこそ、と受け止めてほしい」


ということを伝えておきました。


新しい人が入るときは先輩スタッフも新人スタッフもお互いに試練です。
共に育っていって欲しいと願っています。

「千と千尋の神隠し」における考察

ええっと・・・。
先日、NHK番組「プロフェッショナル~仕事の流儀~」のDVDを見ました。
活躍されている「職業人」を取り上げ、仕事に対するこだわりや姿勢をクローズアップするドキュメンタリー番組です。

そして、特集はスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏です。


宮崎駿監督と鈴木敏夫氏が「千と千尋の神隠し」の主人公「千尋」のキャラクターを固めていく際に、こんなエピソードを語っていました。


『僕の友人にキャバクラというところが好きな人がいて、面白いことを教えてくれたんです。


「キャバクラで働く女の子ってね、日常的には引っ込み思案で、人としゃべるのが下手だったりする娘(こ)がじつは多いですよ」


って。

キャバクラでは、黙っていては仕事にならないから、仕事として話さなければならないわけですが、そうしているうちに自分を回復して元気になっていく、と。「千と千尋」をつくるとき、どういう話にするべきかで宮崎(駿)が悩んでいたので、この話をちょっとしてみたんですね。そうしたら僕の方を見てニコっと笑って


「鈴木さん、それだよ」


って笑ったんです。』


おぉ・・・。こんな話からストーリーはできていくんですね・・・。

というわけで改めて「千と千尋の神隠し」をDVDで見てみました。




千尋が「湯婆婆」の下で働くとき。
「あんた?お世話になります、くらい言えないのかい?」
*社会の常識や礼儀(マナー)を知らない新人に対する教育?




ハクが千尋に語りかけるシーン。
「ここに長くいてはいけないよ。長くいすぎると本当の名前を取られるんだ」
*夜の世界(仮想)が中心になっていくことに忠告する心優しいお店のお兄さん?



顔無しが千尋の欲しいものを何でも与えたがるシーン

「あ・・・。あ・・・。」

*金品を与えれば愛が手に入ると勘違いしている拝金主義のお客さん?



う~ん・・・。私のうがった見方かもしれませんが・・・。
改めて作品をもう一度見てみると、なかなか深いシーンが多々ありました。


時代背景は服装から推測して鎌倉時代あたりでしょうか?
物語に出てくるカエル妖怪?みたいなキャラクター達もその世界観を匂わせます。



鳥獣人物戯画(平安~鎌倉時代/作者不詳)


現代と異なる時代設定と異質な世界。
しかし、子供だけでなく若い人たち(女性を中心とした)に強い支持と共感を覚えさせるものは、まさに


無口で内向的な現代人が「そこ(非日常)」にいることによる癒しと成長


本当の名前ではないことによる「自我」の開放(匿名性による自己開示効果)


実社会では自分(リアル)を表現できない怖さ(ネットに引きこもる若者)


に対するメッセージ性を感じました。
宮崎駿監督は世相に深く切りこみ、それを全面に出さない(説教臭くない)表現技法に長けている方だと改めて思います。


ご覧になった方も、もう一度お勧めです。
きっと1回目とは違う印象を受けますよ。