株式会社イプラ社長のブログ【タイツ社長のこちら販売促進課】 -288ページ目

鰹風味のコーヒー

先日、大切なお客様と当社で打合せをしていたときのことです。


「しかし本当に暑くなりましたね~。ビールが美味しい季節到来ですね。」


「いやはや本当です。今度、一杯ビアガーデンでもご一緒にどうですか?」


「いいですね~」


なんて話しているうちに事務員の子がアイスコーヒーを持ってきました。


「でね、先日も○○さんとこで面白い商材を見つけて、是非とも御社にも・・・。ん!?あのどうかしました?」


「んっ、え~っと、これ、何ですかね?むっ


「アイスコーヒーですが、アレ?もしかしたら麦茶出しちゃいましたか?あっちゃー、社長はコーヒー派だと従業員に言っているのに・・・。すみませんね。すぐにコーヒー持って来させますんで。」


「ん~・・・。何かお茶でも無いんですよね・・・。むっ


「えっ?もしかしってコーラでしたか?」


と言って私も一口飲みました。


瞬間、冷や汗と市川海老蔵の顔がドーっと出てきました。



ミーン ミーン ミーン ジージージー・・・

(麺ツユじゃん・・・)叫び



昨晩、お隣のクリーニング屋の親父さんがうちの会社に冷やしそうめんを差し入れしてくれました。


麺ツユは親父さんの自家製で、アイスコーヒーのペットボトルにツユを入れて持ってきてくれたのを、午前パートタイムの事務員さんはそのそうめんにありつけなかったのでした。


当然、自家製メンツユのことは知りません。


冷蔵庫からアイスコーヒーのボトルに入ったメンツユをガラスのコップに注いでいる姿が容易に想像できます。


二人の間に明け方のような静かな時間だけが流れています。


「ええっと・・・。あの・・・、もうすぐ・・・そうめん茹であがりますんで・・・。(^o^;)」


この切り替えしが精一杯でした。

反省

先日、以前勤めていた会社の同期と久しぶりに電話で話した。
電話で話すのはほぼ1年ぶりだったのだが、なんと大喧嘩をしてしまいました。 しょぼん


彼は今、大企業で色々な部署で仕事を横断的にこなす立場にいる。
その中でどうしても協力してくれない人達がいたり、理解してくれない人達がいてなかなかストレスのかかる環境にいる。


私はそんな環境を窮屈に感じ、不安定さのリスクと引き換えに自己責任の自由を手にした。
入り口は同じでも現在は別々の二人。


自分が若手の頃に上層部に対して感じたものを、彼から感じたように思えた。
ちょっぴり悲しかったが、そこから飛び出した私は何も言う資格は無いです。


ただ、彼のプレッシャーや苦しみ・立場を理解してあげられなかった私の了見の狭さに辟易してしまった。
自分もそこの部分は成長していないと反省することしきりでした。

「この子らが生まれた場所でこうも変わるのならば、今何をすればいい?」

先日、久しぶりに夜更かしをして深夜ドキュメンタリー番組

NHKスペシャル 激流中国「病人大行列~13億人の医療~」

を見た。【以下、番組表の抜粋】

「市場経済化が加速する中国で、いま、政府が最も取り組まねばならない課題としているのが「医療問題」である。かつて医療サービスは無料だったが、制度は一変し、しかも保険制度の整備が十分ではないため、高騰する医療費が患者に重くのしかかる・・・。」

番組では私の息子と同じくらいの子供が左目を失明し、また同じ病で右目も失明しようとしている。中国医療制度が変わり利用者負担が増え、しかも手術・治療費を前金で無いと治療を受けられないのだ。

温家宝が提唱した新しい農村医療制度は、農民が自主的に参加する医療保障(保険)システムである。
しかし、よくわからないままお金を払い、保障の権利を行使できていない人達がいる。どこの国でもあるが、「権利の上に眠るものは保護されない」のだ。

母親はお金を工面するために友人・親戚中を走り回るが、金策尽きてしまう。子供は光を失うことの不安よりも、母親の泣き叫ぶ姿を見て深い悲しみの色が唯一残された小さな瞳一杯に溢れて立ちすくむ。

もし日本がこれから国力を弱め、自分の子供が失明しようとする時に満足な医療を受けられないとしたら・・・。
海外メディアのカメラを通して自分の子供の現状が発信された時、遠い国のカメラの向こうで見ている「誰か」はきっと「私自身」だ。


「この子らが生まれた場所でこうも変わるのならば、今何をすればいい?」
             <「僕達の勝敗」より>


経営者としてできること・・・
市場経済を活性化して雇用を生み出し、市場に再還元していくことで微力ながら日本経済の牽引役を引き受けること。ただしそれは利己的ではなく、「志」の声に基づいて牽引すること。

個人としてできること・・・
自分の足元だけを見るのでなく、人の痛みを感じ、関心を持つこと。決して黙って下を向く人間にはならない。


NHKはいつも考えさせられる番組をやってる。NHK受信料払っている甲斐があります。